まんがタイムスペシャル 2013年12月号より
以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)
●恋愛ラボ (宮原るり 先生)
トビラのリコ・・・ リコ?
いきなり違うマンガが始まった! と思ってしまうほど、可笑しい姿に(;´∀`)
前回、ナギが「調理部の子」とメールしているのがショックだったようで、この有様に。
思った以上に繊細ですなー、リコさん。
マキ曰く「発掘したての化石」=リコの焼いたクッキー・・・ って、ヒドイなオイ。
リコは、己の“女子力”のなさに悩んでいますけど、
真相を知る読者からすれば、笑い話なんですよねえ。
それでも、リコにとっては一大事なわけですが・・・
このリコのクッキーが、文化祭でのナギとの関わりに、重要な役割を果たしそうです。
マキのスパルタ教育が待っているのは、お気の毒(^∇^;
そして、エノによそよそしい生徒会の面々。
このへんは、まんがタイム今月号の『恋愛ラボ・特別編』を読んでいれば、
はは~んと察することができるわけです。
エノの誕生日が近いので、サプライズを準備する他の4名。
けれど、ちょっとわざとらしかったためか、エノにバレているような気配。
それでも、彼女の不意をついた見事なサプライズでしたよね。
ただ、特別編では読者にとっても不意打ちだった内容があって、
それについての補完が、今回の話でなされていたのは面白かった!
南中サイド。
文化祭の企画について悩むヤン。
そこへマキが、もってこいの資料を持参したものだから、非常に助かっています。
このあたり、いつもと違って謙虚なヤンが、ちょっと可愛いかも。
しかし、マキには狙いがあって、
交換条件にサプライズの手伝いを持ちかけているのは、なかなか愉快(´▽`;)
「協力は当然」と言いながら、「ギブ&テイク」なのが可笑しいわけです。
まあ、人に頼みごとをする際には、相応の対価を用意することもありますし、
礼儀でもありますから、おかしなことではないのですけどね。
ここで注目すべきは、ヤンがマキを評して「人のことでいつも必死だな」と考えている点。
リコとの過去を描いた特別編でみせたヤンの考え方をふまえると、
このあたり、マキへの印象がどのように映っているのか、気になってしまいますねえ。
まあマイナス評価ではないようですが・・・
そして、サプライズの仕上げ。
なるほど、ヤンを通じて“王子様”にお願いしたわけですね~。
ハル会長、相変わらずイイ人すぎて可笑しなことに(^^;
でも彼のおかげで、リコも喜ぶことができたのは、よかったじゃないですか。
喜び方が下品でしたけどね!
最後にヤン自身も巻き込まれつつ、ちょっとした失敗をして
笑いを提供していたのも、ご愛嬌でありました。
などなど、エノの誕生日サプライズ準備をめぐる今回のお話。
何と言うか、青春してるな~という雰囲気が、くすぐったくも面白かったですね。
それにしても、文化祭でのリコの「かわいい化計画」や、クッキーをめぐる騒動が、
どのように動いてゆくのか気にしつつ・・・ 今後も楽しみです!