五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイムジャンボ 感想

2013年04月14日 | ◆4コマ誌⑩ 不定期購読誌

2013年5月号

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 表紙は、『レーカン!』より、いちごケーキを作ったらしい天海さん。

 しずかさんはメロン、美々さんはレモンと、フルーツをテーマにしているようで、

 甘々な感じがステキ。 コミックスが5月7日発売予定の『サチウス』も載ってます~。

 

 

 今月の「いろんな先輩いるで賞」は、『レーカン!』より、天海さんたち!

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 「幾多の春を超えて」進級できた天海さんたち。

 そんなメタ発言に笑った冒頭でしたが、つまり2年生になったわけでして、

 今回は、後輩が入ってくる=先輩になるというお話でありました。

 天海さんの「レーカン先輩」っぷりが、物騒ながらも面白おかしかったですね。

 

 

 

【特別コラボ編】

●笑って!サチウス (水森みなも 先生)

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 5月7日にコミックスが発売の『サチウス』が、『笑って!外村さん』とコラボ!

 街中で、外村さんにぶつかってしまったサチさん。

 不良にからまれてしまったと思い込んだため、やたらと怯えていますが・・・

 

 まあ外村さんを知っていれば、怯える必要なんてないとわかるのですが、

 サチさんは初遭遇ですからね。 「カツアゲされるー!!」と勘違い。

 ところがそれとは逆に、外村さんに親切にされたことで、打ち解けてゆきます。

 サチさんの靴下がうさ丸プリントだったことで、喜ぶ外村さんが可愛かったけど、

 すぐ素に戻って自虐の笑みを浮かべるあたり、ちょっと怖かったりも(^^;

 

 そして、うまく笑えないことを悩む外村さんを、みごとに笑顔にしてしまうサチさん。

 そんな2人の交流が、短い時間ながらも濃密に楽しかった今回のお話。

 別々の作品の登場人物が、クロスオーバーで出会う物語は好きなので、

 サチさんと外村さん、またいつか会えたらイイですね~。

 『サチウス』コミックスは、5月7日発売。 楽しみです!

 

 

 

【コミックス1巻、6月7日発売!】

●乙女ほるもん (津々巳あや 先生)

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 嫁になりたい地底人との共同生活物語。

 コミックス1巻が6月発売予定とのことで楽しみですが、

 そんな今回、良介くんの妹・七生さんがやって来たー!

 

 良介くんを「アニキ」と呼ぶ、オトコ前な七生さん。

 兄が女子力高けりゃ、妹はオトコ力がありそうなタイプということですかね(^^;

 ミミさんを見て、兄が女を連れ込んでるとカン違い。

 やたらと、ミミさんに反抗的な七生さんは、イジワルな小姑っぽくて面白かった!

 兄を想う妹心が、いじらしいじゃありませんか~。

 

 けれどそれが行き過ぎて、こじれてしまい、良介くんに嫌われたと落ち込む七生さん。

 そんな彼女に、ミミさんが優しく接したことで、七生さんが心を開いていたのは、

 なかなか良かったですね。 ミミさんに抱きつく七生さんが可愛かった!

 けど最後は、オトコ前な笑顔を見せてくれて、カッコよくもありましたね(^◇^;)

 そいえばもう1人の“居候”が目立たなかったな・・・

 などなど、コミックス1巻が6月発売とのことで、今後も楽しみです!

 

 

 

【ゲスト作品】

●おとぎのシソン (春夏アキト 先生)

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 女子高生のご先祖さまは、かの有名な?

 3回連続ゲストの1回目!

 宇佐川樹美さんと居鶴日和さんは、幼なじみの仲良し女子高生。

 しかし2人は、有名なご先祖さまの影響で、ある秘密を抱えているのですが・・・

 

 宇佐川さんのご先祖は、なんと「うさぎ」!

 しかも、『うさぎとカメ』のうさぎだというから面白い。

 ところがそれが原因で、ある条件をきっかけに、うさ耳が出てきてしまうというから驚き。

 さらに性格まで変化してしまうというので、いろいろ厄介なようです。

 

 そして、もちろん日和さんも、あるご先祖さまのおかげで、似たような体質の持ち主。

 そんな2人の、事情をひた隠しにしながらの学校生活と、変身後のギャップ、

 助け合いする様子が楽しい4コマ作品になっています。

 いつも2人一緒だから、周囲からは何かと誤解を受けてもいるようですが(^∇^;

 これはアイデアも良いですし、内容も面白い! 今後が楽しみです!

 

 

 

●テイクアウト! (枕辺しょーま 先生)

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 カワイイもの好きなお嬢様と、美味しいものが大好きな少女のお話。

 連続ゲスト登場中の本作品。

 今回、楓さんの食事風景を眺めているこのみさん。

 自分で食べずに、他人が食べているのを見ているだけとは珍しい。

 

 戸惑う楓さんは、暗に自分が太ったことを、

 このみさんが伝えてくれているのだと勘違いしてますが、

 じつはこのみさん、食事マナーについて楓さんを参考にしていただけ(´▽`;)

 そんな食い違いが生み出す、2人の行動が楽しかった!

 ダイエットにはげむ楓さんと、マナーを気にするこのみさんと・・・

 

 けれど、マナーを注意されたことで落ち込んでしまったこのみさん。

 そこへ、楓さんがマナーについてのナイスアドバイスを実践することで、

 このみさんの元気を取り戻す流れが、最高に気持ちよかったですね。

 この2人の絆の再確認といいますか、仲良しっぷりを堪能させていただきました。

 などなど、まるで違うタイプの少女たち、そのやりとりが楽しい本作品。

 今後も楽しみです!

 

 

 

【その他の作品】

●花の任侠物語しずか (火ノ鹿たもん 先生)

 上物のハッパを使って、しずかさんがあやしげな物をつくっていますが、さくらもちィ~!?

 出来上がりがヒドイのはいつものことですが(ォィ、もみじくんに「ゴミ」と言われてしまい・・・

 謎の姐さん登場も面白いですが、ショックを受けたしずかさんが何気にヒドかったのは笑!

 

●おねがい朝倉さん (大乃元初奈 先生)

 やたらと運が良かった朝倉さん・・・でしたが、その反動なのか、風邪っぴきでお休み。

 神田さんはじめ、みんなでお見舞いに行きますが、次々に風邪がうつって、リレー状態(^^;

 栗原くんの様子が【フツーの男】すぎて面白かった! 神田さんは、さすがな大物っぷり!

 

●ちっこいんちょ (トイシキ 先生)

 今回2本立て! 進級したいいんちょですが、身体は相変わらず小さくて可愛らしい(^∇^;

 京子さんが始めた同好会に引っ張り出されて、水着モデルをやらされたりと大変でしたが、

 京子さんと木下さんの絆(つっこみだけど)や、後輩たちとの交流など、色々と楽しかった!

 

●桜乃さん迷走中! (えのきづ 先生)

 山本さんからセクハラされる桜乃さん! 早とちりしてますが、ベビーシッターの依頼です。

 娘・結衣ちゃん3歳のお世話をすることになった桜乃さん。 いきなり泣かれてますけども、

 何とかあやして仲良くなる過程が微笑ましかったですね。 いろんなポーズが面白かった!

 

●凪くんの不運な棚ぼた (かわのゆうすけ 先生)

 凪くんの部屋にやって来たギャル風の女性。 何者かと思ったら、座敷ちゃんのお母様!?

 まるで似てない母上ですが、福の力は本物・・・ イマイチ役に立たない福ですけども(´▽`;)

 娘と違って遠慮のないタイプで、その言動が面白かったわけですが、最後、まさかの事実!

 

●炊飯器少女コメコ (うず 先生)

 恋を知ってしまったために、人間になりたいコメコさん。 それは炊飯器失格を意味します。

 おじさんによって告げられたのは、コメコさんを手放すか、初期化で記憶をなくすかの2択。

 でもタケルくん、だいぶ鋭かったのね(;´∀`) そして彼の選ぶ道は・・・? 次回、最終回!

 

 


◆ まんがタイムきらら 感想

2013年04月11日 | ◆4コマ誌⑩ 不定期購読誌

2013年5月号

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 表紙は、アニメ放映も始まって絶好調『ゆゆ式』

 今月号には、茶菓山しん太先生によるアフレコレポート漫画も載っていますよ!

 

 

 今月の「ついに落ちてしまったで賞」は、『スマイル・スタイル』より、ゆめさん!

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 今回、ゆめさんが、百合さんの部屋にお泊り!

 その前には、百合さんに見とれたり、百合さんの身体に触りまくったり、

 なんかもう完全に百合さんの虜。 あんなに怖がっていたのに、もう落ちたよ、この娘!

 まあ、オチは落ち違いでしたけどね(^^;

 

 

 

【4月26日、コミックス5巻発売!】

●ゆゆ式 (三上小又 先生)

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 アニメ放映も始まりました本作品!

 今回も、いつも通りの3人組・・・ ですが、ゆずこさんが何やらおかしい。

 足首が「にゃん」となってしまったようで、保健室行きに。

 この「にゃん」という表現がイイですね~。 可愛いだけでなく、感覚的にわかる気がします。

 

 保健室へ行く道中、縁さんの方に手を置くゆずこさんの

 「縁ちゃんの肩は手が置きやすいね」という言葉も、絶妙なハマり具合。

 肩に手が置きやすいという表現も、あまり使わないけど、理解できてしまいますからね。

 まあしかし、からかい気味にあれこれ言ってくる2人に、

 ツッコミが冴える唯さんには笑いましたわ゜(*゜´∀`゜)゜ 早く、保健室行けよ、ゆずさん!

 

 足が痛い、けど楽しい。

 ゆず&縁の笑いあう姿に、こちらまで楽しさを感じさせられる、そんな面白さ。

 後半も、「元気と内面の美しさがウリだから」とか自分で言って、

 遠慮気味に肯定されたら、ちょっとだけ困ってしまうゆずこさんが可愛かった(^^;

 

 部室での3人も「親友」でしたし、

 ゆずこさんのシまらないシメも許せてしまうし、

 そんなゆるくも愛おしい空気が、たまらなく良いですね。

 アニメも放映開始で期待大。 今後も楽しみな作品です!

 

 

 

【4月26日、コミックス2巻発売!】

●箱入りドロップス (津留崎優 先生)

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 箱入り娘の優しくも楽しき日々。 待望の2巻が今月発売です!

 そんな今回、進級を迎えてバラバラになってしまった雫さんや陽一くん。

 箱入り娘・雫さんが心配な陽一くんだったものの、むしろ自分の方がボッチでピンチ!

 

 そこへ助け舟を出してきたのが、あの委員長だったのは面白いですね。

 イイ奴だな、委員長。 陽一くんにも言われて、照れているのが可愛いじゃないですか~。

 委員長のアドバイスは、クラスでもう1人のボッチ・関さんと仲良くなればよいというもの。

 関さんも陽一くんと同じく、イイ人なのに見た目が怖くて友達いないタイプ。

 ちょっと派手で不良っぽい感じですけど、よいじゃないですか、関さん。

 

 ところが、雫さんが2人の仲睦まじい(?)様子をみて、動揺してしまい・・・

 なんて展開にニヤニヤでした。 放心状態の雫さんには笑いましたわ。

 けれど、なぜ動揺してしまったのか、無自覚な箱入り娘が可愛いですね~。

 バレンタインの時の陽一くんといい、お互いに知らず知らず、距離を近づけているようで。

 

 そして、はじめ関さんを怖がっていた雫さんも、

 陽一くんの橋渡しで仲良くなっていて、そんな様子がまったり楽しかった。

 雫さんになでなでされている関さんの表情が、やわらいでいるのがステキでしたよ。

 最後は、陽一くんも癒されてましたし、雫さんの天然純粋ぶりは無敵ですな!

 などなど、進級してもいつも通りな箱入り娘と、友人一同。

 新たな友人も増えそうで、今後も楽しみです!

 

 

 

【新連載 3作品!】

●帰宅るまでが学校です! (オカモト 先生)

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 「帰宅部」で青春を謳歌する!? そんな少女たちのお話。

 ようやく4人そろった(?)帰宅部の活動が始まります!

 

 充実した学校生活を送りたい1年生・葵さん。

 そんな彼女に「帰宅部」設立を持ちかけた2年生・しおんさん。

 葵さんのクラスメートで孤高のクール少女・夏芽さん。

 完璧超人と思いきや、天邪鬼なツンデレ娘・カンナさん。

 そんな4人での、ちぐはぐながらも楽しい学校生活(家に帰るまで)が描かれます。

 

 今回は、屋上でお昼ご飯を食べたり、帰り道にプリを撮ったり、

 楽しそうではあるのだけれど、メンバーがメンバーだけに面白くなってしまいますね(´▽`;)

 友達と過ごしたことが少ないカンナさんは、プリを撮りに行くというだけで大緊張してますし、

 それでいてツンデレだし、クール夏芽さんは人ごみ嫌いでイライラがつのってますし、

 単に仲良くといかない4人組なため、飽きさせない組み合わせになっているのが良い。

 しおんさんなんて、おっとりしているわりに官能小説読むわ、とんでもない人ですし!

 

 などなど、家に帰るまでの学校生活を楽しむ帰宅部活動。

 カンナさんの嬉しさが伝わってくるラストも良い感じでしたし、今後が楽しみな作品です!

 

 

 

●ふぉりぼら (茹でピー 先生)

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 女子大生と、幽霊と、天使と、お隣さんと・・・

 くぬぎさんは1人暮らしを始めた女子大生。

 しかしナマケモノな性格で、ぐーたらしてたものの、住んでいる部屋には幽霊いるし、

 なんか天使がお迎えに来るし、お隣さんはしっかり者の大学生だしで、いろいろ騒がしい。

 

 そんなナマケモノ女子大生のぬるい日々が描かれた4コマ作品ですが、

 今回は、朝から目覚めないくぬぎさんの部屋で、他の3名(?)がおしゃべりしてすごします。

 白雪姫でもモチーフにしたのか、林檎を食べて目覚めないくぬぎさんに、

 「永遠の眠り」を示唆するお隣のたかねさん。

 それに応えるように、そうなったら自分が連れてゆくと、笑顔で言っちゃう天使・ナルシアノ。

 そして、タンスの中で眠るという幽霊・ときわさん。

 

 どうやって眠るのかという話題で盛り上がってましたけど、天使も眠るんですねえ。

 最後は、キスで目覚めるお姫様なんて感じで、トンチのきいたオチがついてましたけど、

 目覚めたくぬぎさんには何のことやらわからない。 そんな様子が面白かった!

 などなど、ゆる~く流れる時間が朗らかな本作品。 今後も楽しみです!

 

 

 

●女子大生生活様式 (オゲ 先生)

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 タイトル通り、女子大生たちの赤裸々(?)生活を描いた4コマ作品。

 「女子大生3人組、同じアパート違う部屋。」という説明が、簡潔で分かりやすい。

 ボケにこだり、ことねさん。 メガネで大きい、こよさん。 ファンシー、ねねさん。

 

 今回は、もう2年生になった3人組。

 桜咲く中、大学へやってきますが、そこでオープンキャンパスで出会った子を見かけ、

 ふたたび声をかけて仲良くなってしまうというお話でした。

 小清水柚さん。 3人の名前まで憶えていて、同じ学部というから、これは新密度UP!

 先輩顔したがることねさんだけど、あっという間に寝てしまったりと、なかなか(^^;

 

 それでも柚さん、気づかいできてイイ人だし、皆でまったり楽しいし、

 そんな大学風景が心地よくて落ち着きます。

 最後は、ちょっと面白い事実も発覚して、新生活に期待大。

 今後も楽しみです!

 

 

 

【その他の作品】

●チェリーブロッサム! (茶菓山しん太 先生)

 朝から、大倉山先輩と三葉さんにベッドへ潜り込まれる大咲くん、ハーレム主人公ですね。

 そんな今回、園芸部の合宿! ゆうさんの11番目の兄の屋敷を訪れる一行でしたが、

 兄のシスコンぶりがハンパなくて面白い。 大咲くんに目撃されても動じないとか、本物だ!

 

●うちのざしきわらしが (てっけんとう 先生)

 エイプリルフールに嘘ついたわらし。 ところが、その嘘が本当になってしまい、隕石落下!

 そこでわらしが見つけた小さな存在は、宇宙人? 皆が気づかない中、その交流が面白い。

 大福をめぐる感動話をふくめ、学くんへの嘘だった・・・ と思わせてのラストが見事でした!

 

●棺担ぎのクロ。~懐中旅話~ (きゆづきさとこ 先生)

 加減を知らぬコドモ・サンジュ。 かつて自分の腕を取ってしまい、博士を困らせた過去も。

 そんな彼女に、他の命ははかないものか? ニジュクが蝶を触らせないのも、やむなしか。

 街で出会った少女との交流が、はかなく終わる内容が寂しく、ラストの蝶がダメ押しでした。

 

●すいまさんといっしょ (みじんこうか 先生)

 ユウ君をつけ狙っていた(?)夢野さん、ついに彼の家へやって来て、目的が明らかに。

 すいまさんに会いたかったようですが、その理由というのが驚き! まさか夢野さんが・・・

 自分の存在に悩む夢野さんと、すいまさんとの会話が良く、ユウ君への態度が可愛かった。

 

●魔法少女Lv.0 (こるり 先生)

 連続ゲスト2回目! 魔法学校に入学した時雨こはるさん、その魔法生活を描く4コマ作品。

 今回は、クラスメイトのひすいさんが、まりか先輩と仲良くするこはるさんをストーキング!

 先輩が好きで1人必死なひすいさんが楽しかったけど、ここから仲良くなりそうで、楽しみ。

 

●ごめんね。夏目ちゃん (あんねこ 先生)

 “しゃべる”鉛筆を使う夏目ちゃん。 しえさんの物のようですが、壊してしまって、さあ大変。

 なにげに、ちよりさんがヒドイのだけど、謝らなければならないと悩む夏目ちゃんが面白い。

 しえさんに泣いて謝る夏目ちゃんと、それを見て触発されるちよりさん、2人とも良かった!

 

 


◆ まんがタイムきらら 感想

2012年10月15日 | ◆4コマ誌⑩ 不定期購読誌

2012年11月号

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 表紙は『あっちこっち』! メガネの3人娘が可愛らしいですの~。

 巻頭には、BD&DVD6巻(未放送第13話入り)の告知も載ってます。

 

 今回遅れましたが、非常に面白かったので、プチ感想気味に書いてみたくなりました。

 きらら本誌も毎月読みたくなる(感想は無理ッス!)くらいに楽しめましたよ!

 

 

 今月の「いつもクールなだけに可愛いで賞」は、『天然あるみにゅーむ!』より、彩さん!

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 幽霊話を怖がる彩さん、涙目。 理由が「物理攻撃が効かない」とは彼女らしい。

 にもかかわらず、拳法部の恒例行事がキモ試しなものだから、恐怖心が高まってしまい、

 ついに泣き出してしまって・・・ なんとも可愛らしいこと(ぇ。 ついでに、おもらしも(違

 

 

 

●チェリーブロッサム! (茶菓山しん太 先生)

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 つばきさんと大咲くんの初デート話・・・だと!?

 大咲くんと「デート」の約束をしたつばきさん、めっちゃ早起きしたうえに、

 2時間も待つとか恋する乙女すぎる! そわそわ待つ姿が可愛かった~。

 

 「もしかすると今日中にカップル成立なんてことも・・・!」などと意気込んでますが、

 まあそうそう上手く事は運ばない・・・ というか、「デート」と思ってたのが勘違い(^^;

 大咲くんと一緒に、従姉妹の三葉さんも来たものだから、混乱しまくるつばきさん。

 そこから始まるつばきさんのヤキモキっぷりが、面白いやらカワイソウなお話でした。

 

 三葉さんについては、登場回を読んでいたので知っていましたけど、

 これがつばきさんと初遭遇だったんですね~。

 彼女の存在だけでも、つばきさんは気になって仕方なくなるほどでしたが、

 そこへさらに火文さん母娘まで登場して、事態はややこしいことに!

 火文さんと大咲くんの関係についても、つばきさんはここで知ることになったわけですね。

 

 そんなつばきさんのオーバーヒート状態がニヤニヤ楽しかった・・・

 のだけれども、彼女自身はけっこうシリアスに落ち込んでしまっていて、

 そのあたりで少しフビンでした。 ぐしゅっと涙を隠すつばきさんの姿が、ちと哀しい。

 

 そんな感じで、ついにつばきさんの大咲くんをめぐる人間関係に、大きな進展。

 幼なじみという本来であれば有利なポジションも、それゆえ逆に哀しさが増す構造。

 今までは大咲くんの周辺にうとかった彼女も、危機感を覚えることになるんでしょうかね。

 さらに、ゆうさんにも動揺する出来事があって、ますます加速するハーレム修羅場模様。

 ここからどうなってしまうのか・・・ 今後も楽しみです!

 

 

 

●箱入りドロップス (津留崎優 先生)

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 今回は増量10ページで、クリスマス話!

 トビラの雫さんが冬の装いで可愛らしいですが、

 はじまりはサンタ・コスプレの男子2名・・・ ケーキ売りのバイトな陽一&相ノ木くん。

 家族連れにはやさしく「メリークリスマス」。

 しかしカップルには呪いを込めてとか大人げない(´▽`;)

 

 と、そこへやって来た美女が1人。

 読者であれば知っている女性ですが、陽一くんたちは初対面。

 彼女が陽一くんに「女の子が喜びそうな」ケーキを聞いているのは、

 やはり雫さんに対しての陽一くんの理解度=新密度をはかっていたから・・・でしょうか?

 最後に陽一くんの名前を口にして去って行く姿がカッコイイね!

 

 ということで、謎の美女の訪問にてんやわんやな陽一くん。

 雫さんの部屋に侵入者があるのを見て、おばさんの部屋に駆け込むや、

 そこにはサンタさんがー!!??Σ(゜Д゜;) ・・・いや、お、お似合いですよ?(なぜ疑問形)

 そして、侵入者の正体を知った陽一くんが、「・・・西森を連れ戻しに来たのか?」と

 真面目な顔して聞いているシーンが、なかなかよかった。

 落ち着いてはいるのだけど、どこか警戒しているというか、そんな雰囲気がイイ。

 まあ、相ノ木くんに茶化されてたのは笑ったけど゜(*゜´∀`゜)゜

 

 などなど、謎の女性到来で盛り上がったお話でしたが、

 最後はサンタを信じている雫さんを囲んでのクリスマスパーティ。

 いつもの5人で楽しむ姿があったかかったですね~。 とくにラストの雫さんの笑顔が素敵。

 いや~面白い。 もちろん今後も楽しみです!

 

 

 

●スマイル・スタイル (筋肉☆太郎 先生)

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 百合さんに迫る、アンチ百合同盟の魔の手の巻!

 いや~、今回めっさ面白かったです。 というか、こんな作風でしたっけ?この作品。

 1年C組を守る美しき盾「聖・天獄門!!」による、山咲百合さんの抑制計画が始動!

 そのために頼りにしたのは、“百合”が嫌いな風紀委員さん。

 はたして、百合さんの運命やいかに・・・?

 

 なんてお話だったわけですが、

 テンポ良し、ギャグ冴えまくり、可笑しさ満載で、すんごい楽しむことができました。

 百合さんたちの「大貧民」に始まり、母娘の虹談義をはさんでの展開が

 最後のシーンにかかってくる構成も見事ならば、内容も笑いまくりの素晴らしさ。

 

 百合嫌いの風紀委員さんが校内でながめる百合風景。

 そこかしこにあふれる百合が、妙な空気を創りあげていているうえに、

 「聖・天獄門!!」の2人までもが百合っぽいコンビネーションで面白いし、

 風紀委員さんは白馬の王子様を待ち焦がれているしで、なんともカオス!

 さらに罰ゲームな百合さんとゆめさんがシュールすぎて、もう・・・ たまらん!!

 

 風紀委員さんと百合さんたちとのやりとり、「聖・天獄門!!」の1人・横内さんのデレ、

 そして、まさかの芋けんぴネタ炸裂と、もう笑いっぱなし゜(*゜´∀`゜)゜

 さらにさらに、そこからラストまでの流れに至っては、もう最高! 神がかっていましたね。

 などなど、笑いまくりの今回。 コミックス買ってもよいかも?と考えるくらい面白かった!

 これから要注目ということで、今後も楽しみです!

 

 

 

・ゆゆ式 (三上小又 先生)

 冒頭のゆずこさんの問いかけが、信頼関係をはかっているのは面白いですね。

 「操られてる」って発想はなかったけど(^◇^;) そこから話題がポンポンと飛んでいって、

 先生の高校時代の話になり、質問に答える先生が、笑顔でいたのは“大人”な感じでした。

 

・きんいろモザイク (原悠衣 先生)

 きららMAXからゲスト登場。 いつも穏やかなシノさんの内面を知りたいアリスさん。

 みんなで探るシノさんの秘密・・・ ということで、1人1人がシノさんに挑むものの、

 次々に返り討ちにあっていたのは面白い。 少しだけ彼女のことも知れて、ますます仲良し。

 

・女子大生生活様式 (オゲ 先生)

 連続ゲスト! 今回はオープンキャンパスということで、高校生が大学を訪問中。

 そこで迷っていた少女を助けることねさん・・・ と思いきや、こよさんに止められたのは笑!

 ねねさんが話しかけ、大学案内。 ことねさんに気をつかう女子高生さんが面白かった(^^;

 

・ぱわーおぶすまいる。 (ウロ 先生)

 きららキャラットからゲスト登場。 部屋に押しかけるまゆさんに驚く宗馬くん・・・ エッチ(ぇ

 今回は2人でケーキバイキングだったわけですが、なんなのこの子たち、イチャラブすぎ!

 ケーキ⇒ステーキの流れに笑いつつ、2人の仲良しっぷりが楽しい。 最後の乙女心、イイ。

 

・さつきコンプレックス (シュガー 先生)

 家族でプールに来ている耕太くん。 いきなりお母・・・じゃなくてお父さんのパンツが脱げ!

 相変わらず男に見えないお父さんがヤバい。 それと、さつきさんもヤバい。 声、ヤバい。

 そんな家族の楽しげ?な風景がよろしかったのですが、変な扉開かないか心配ですよ(ォィ

 

・ごめんね。夏目ちゃん (あんねこ 先生)

 「夏目ちゃんを怒らせることに定評がある」ちよりちゃん。 今回も怒らせてますが、さて?

 交換日記が回ってこないことが理由で、なんとか挽回しようとあがくちよりちゃんが面白い。

 でも実は・・・ という展開と、夏目ちゃんの反応が珍しくて良かった。 仲直りの流れも素敵。

 

 


◆ 宮原るりコレクション 感想

2012年08月17日 | ◆4コマ誌⑩ 不定期購読誌

まんがタイム 2012年10月号増刊

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 表紙は、意外な5人組!?

 人気投票の結果をうけての表紙になってるわけですが、まあ妥当なんじゃないでしょうか。

 私としては、ミカや雅先生や大島さんがいないのは不満ですけども(ォィ

 

 ということで、宮原るりコレクション。

 前回と同様に、『恋愛ラボ』 『みそララ』の再録もありますが、

 「まんがタイムスペシャル」や「まんがタイム」の連載時に感想書いてますので、割愛。

 ※ 「まんがタイムスペシャル」2011年11月号2012年7月号までと、

 ※ 「まんがタイム」2011年12月号2012年6月号までですね。

 

 

 

以下、ちょいとネタバレありつつ、ざっくり感想 (未読の方はご注意ください)

 

 

 

 

●《恋愛ラボ特別編》 『彼女の1年と5ヵ月』

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 描き下ろしショートストーリーは、ミカを主役にした新聞同好会にまつわるエピソード。

 飽きっぽくて根気がない桐山ミカさん。

 親から藤女では部活に入ることを絶対条件にされていたらしく、

 それで入ったのが新聞部(当時)だった・・・ というお話。

 

 ナナが勧誘してる姿を見て、1年なのにもう勧誘する側になっていると驚くミカ。

 飽きっぽくて物事が続かない性格のミカは、同時に打ち込めるものがない、

 ということが暗示されていて、ゆえに、新聞部の活動を精一杯がんばっているナナの姿に、

 何かを感じているというシーンでもあるんですよね。 これが物語のキモでもありました。

 

 楽そうだから、という理由で入った新聞部。

 活動もピークを過ぎれば、めんどくさいと積極的に参加しないミカでしたが、

 モモ先輩の文才や、ナナの写真技術を知って驚いたりも・・・

 でもやはり、2人の打ち込む姿を眺めながらも、「自分とはタイプが違う」と考えるミカ。

 

 

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 さらに、本編でも謎だったコンテスト時の失敗についても描かれていました。

 なるほど、こーゆーことがあったんですねえ・・・

 ぜんぜんナナは悪くないんですけどね・・・ 真面目な娘や(´;ω;`)

 

 もちろん、ここでの内容も重要だったのですが、私が注目したのはミカの心の動き。

 細かいことを気にしない、サバサバ系キャラクターのミカではあるのですが、

 それは決して無神経を意味するわけではないことが、ここできちんと理解できました。

 

 ナナの涙を見て、なんとか励ましたいと考えるミカ。

 でも、真剣に新聞部の活動に取り組んでこなかった自分が、

 真摯に打ち込んできたナナのような人間に、言葉をかける資格があるのだろうか?

 と逡巡してしまう場面には、ミカの内面の誠実さを見た気がしますね。

 そういったことに気を回せることって、大切ですもの。

 

 

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 その後の経緯は、本編通り。

 2年時のリコとの会話、裏新聞企画への参加、花火大会での合流・・・

 

 そんな流れの中で、打ち込めるものがなく飽きっぽいはずのミカが、

 新聞同好会の活動に自然に溶け込んでゆく様子には、まっこと心躍りましたよ!

 だからこそミカは、夏コンの結果に関して、今度は2人に言葉をかけることができる。

 その喜び、いや、それ以上の喜びが、そこには待っていて、もうたまらんものがありました。

 「私達」の一言が、決定的な“スイッチ”だったんでしょうね~。 素晴らしかった!

 

 本編では、リコの友人として登場し、ちょいと現れては

 本人は知らずとはいえ、様々な“嵐”を呼び寄せてしまう発言をして去ってゆくという、

 なんとも面白い(ストーリー的には便利ともいう)立場のキャラクターだったミカ。

 

 生徒会の空気とは異質なタイプで、その「外側」にいる立ち位置のままなのかな~?

 と思っていたのですが、新聞同好会という要素が加わったことで、

 一気に輪の中に入ってくることになりました。

 12ページでポーズとってるのも、完全に空気に染まっていることの現れですし(^^;

 

 新聞同好会の存在は、「恋愛ラボ」にとっても重要。

 モモ&ナナの関係についても、ちょっとしたことが描かれてもいましたね。

 そんなわけで、今後の彼女たちの活躍に、ますます期待したくなるエピソードでありました。

 もちろん今後も、楽しみです! いや、まあ、ぶっちゃけ、ミカ好きなものでして・・・

 

 

 

●るり×むんこのマル秘交換日記

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 スペシャル企画ということで、宮原先生とむんこ先生の、交換日記風4コマ!

 関係ないけど、交換日記て打とうとしたら「好漢」日記て出てきて、どこの豪傑かと・・・

 

 「最近笑った or 驚いた身内の発言」では、お二方とも旦那さんのお話で、

 まあ何と言うか、ごちそうさま・・・と言ってよいのか何なのか、

 変わった方々ですね~、とだけ言っておきましょうか(ォィ

 そこから話が膨らんで、ペット話や壊れた物の話などを、お互いにやりとり。

 一瞬「あのキャラクターのモデルの人?」と思ってしまった、

 むんこ先生作品キャラクターの登場には驚きました(^∇^;

 

 ちなみに私、岐阜生まれですので、岐阜をけなされることに関しては、

 宮原先生とけっこうな確率でシンクロできるのではないかと思っております。

 ・・・うん、山の上のお城、思ったよりしょぼいッスよね~(ォィ

 

 あと、お二方ともサイン会で拝見したことがあるのですが、

 むんこ先生って、そんなにふくよかでいらっしゃいましたかね・・・?

 いや、やせ型とは言えなかったかもですが、あんなになるくらいまでとは(不穏・以下略)

 何はともあれ、お二方とも仲がよろしそうでありました!

 

 

 

●おはなしあやちゃん 後日談付きスペシャル編集!

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 「まんがホーム」の目次4コマ再録+後日談アリ!

 あやちゃんの可愛らしさはもちろん、その成長過程がうかがえるのが楽しい4コマ。

 この後の企画で、楯山ヒロコ先生もおっしゃられていますが、

 「読めば一同総親戚化」という心持になりますわな~。

 後日談のあやちゃんも、あやちゃんらしい様子で楽しかった!

 

 

 

●私の推しメン・コレクション (8名の作家先生)

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 豪華作家陣によるスペシャル企画!

 宮原先生作品のキャラクターで、誰が推しかを、それぞれ4コマにしているのは、

 水森みなも先生、杜康潤先生、佐藤両々先生、楯山ヒロコ先生、

 佐野妙先生、宮成樂先生、吉村佳先生、カザマアヤミ先生となっています。 豪華!

 皆さんそれぞれの推しに、「へ~」「ほ~」「そーなのかー」と興味津々。

 4コマ漫画としても楽しかった!

 

 

 

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 また、第1回「宮原るり作品ヒロイン総選挙」結果発表や、読者プレゼントもあります。

 総選挙の結果は、まあ上位に関しては表紙をご覧いただければ、

 ある程度わかりますけれども、注目だったのは「宮原るり先生」の参加でしたね~。

 さて、先生は何位だったのでしょう? ぜひとも本誌でご確認くださいませ~。

 

 ちなみに私は、「麦田美苑」「ミカ」「大島真理子」「杉原雅」「宮原るり先生」に入れました。

 なお、ヒーローの方は、「ダッキー」「松山宏」。

 前者は、あれでもマキの理想像なんだぜ?ということで。

 後者は、私の理想(の上司)像なんだぜ?ということで、です。

 

 

 などなど、これでもかというくらいに、宮原るり先生の魅力を感じられるコレクション。

 かなりお買い得な内容になっていると思いますよ~。

 『恋愛ラボ』にせよ、『みそララ』にせよ、新刊が待ち遠しい所。

 そしてもちろん、次のコレクションも楽しみにしております!

 

 


◆ まんがタイムきらら 感想

2012年02月12日 | ◆4コマ誌⑩ 不定期購読誌

2012年3月号

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 不定期購読4コマ誌の感想になります。

 

 今月号にて「きらら」100号とのことで、

 特別付録小冊子『まんがタイムきらら いちまるまる』がついてきます!

 100ページのボリュームで、「きらら」ゆかりの作家先生陣による漫画やイラストなど掲載。

 きららファンなら絶対買いな記念の1冊となっていますね。

 

 しかし私が毎月買っているのは「キャラット」「ミラク」の2誌でして、

 なおかつここ半年ほどはなかなか読めなかったこともあり、

 感想も中途半端なモノしか書けませんが、ご容赦いただけると幸いです。

 

 

 今月の「鬼コワイ・・・でも、こんな鬼なら大歓迎で賞」は、『あっちこっち』より、姫さん!

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 アニメ化も決定し、今月号には津留崎優先生による制作現場レポート漫画も載っています。

 そんな勢いあふれる4コマ作品『あっちこっち』の今回は、節分ネタでありました。

 はい、もう姫さん可愛いね! そんな姫さんに豆をぶつけるか否かで悩む一同が面白く、

 そしてラストでは、さらに可愛い「てれり」がデター!で、楽しいお話でありました(^^;

 

 

 

●棺担ぎのクロ。 ~懐中旅話~ (きゆづきさとこ 先生)

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 連載再開センターカラー! コミックス3巻、発売中です。

 再び幕を開ける“黒き旅人”の物語。

 大きな棺を担ぎ、相棒センと共に旅を続けるクロ。

 途中、白き双子との出会いを経て、魔女を探しあてどなく、そして深い闇の中へ・・・

 

 私は連載休止前のお話は読んでいたので、この場面からの再開に「?」となったものの、

 すぐに「状況」を理解できました・・・ なるほど。

 多くの人が集う鉄道駅にて、クロはただ独り、列車を待ち続けています。

 そこで出逢う人々。 教師をしていた老人、双子の姉妹、傷病兵の青年。

 それぞれの人生、その行く先、そして残してゆく物・・・

 

 “オチ”がわかっていても、そこに見出される人々の生き様とクロの言葉が、

 何とも言えない雰囲気をつくりだし、物語に引き込んでくれる素晴らしさがありました。

 どこか切ない。でも、あたたかい。

 

 本作品はいわゆるダークファンタジーであり、どこか暗めの空気に覆われています。

 実際、人の死やその予兆、不吉さを感じさせる要素も満載で、

 笑いよりは物語性に重点を置いた4コマ作品となっているのです。

 しかし、だからといって暗い一辺倒ではなく、「旅」というものを通じて描かれる

 世知辛いだけではない人の世のやさしさや、失われない人の心の輝きが、

 小さな希望として胸に残る心地よさも存在していているように感じます。

 

 さて、旅の再開。

 あそこから帰った後、クロたちの物語はどこへ続くのか・・・

 3巻でもそうでしたけど、今回もちらほら描かれていた「戦争」の影。

 このあたりが、これからの嵐の中心となってゆくのでしょうか。

 背負った棺が使われてしまう日は近いのか?

 暗い予感をはらみつつ、それでも気になるこの先のお話。 今後も楽しみです!

 

 

 

●ステルス×メイツ (ととねみぎ 先生)

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 新連載始動! 『ねこきっさ』のととみねぎ先生がキター!!

 百地鋼次くん、転校初日にいきなりナゾの軍団にねらわれていますが・・・

 

 と始まった本作品。

 転校初日ということで不安がる鋼次くんを、イトコのいすずさんが面倒見ようとしますが、

 ズレた作戦でむしろ不安に拍車をかけているような(^^;

 というか、いすずさんの方が鋼次くんに面倒見らているような・・・?

 そんな2人の関係が面白そうな予感であります。

 

 とそこへ、メガネの白峰真澄さんから部へのお誘いがあったのですが、

 なんだかあやしい部活動っぽいので拒否したところ、

 さらに先輩2人が現れて、鋼次くんを勧誘しようと追いかけてくるという展開!

 なにがなんだかわからないまま、はてさてどうなる鋼次くん!?

 

 いや~、これがなかなかにぎやかで楽しそうな始まりでした。

 ちょっと変わった部活の内容と“ライバル部”の存在が、これからの物語を

 いやでも期待させてくれますし、大勢のキャラクターが登場していますけど、

 いずれも個性的な人物ばかりで、こりゃ面白くなりそうですよ。

 「ステルスメイツ」というタイトルにも納得な本作品、今後が楽しみです!

 

 

 

●箱入りドロップス (津留崎優 先生)

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 今月号の『あっちこっち』アニメ制作現場レポートを描いておられる津留崎先生の作品!

 箱入り娘・雫さんと、隣に住んでいる陽一くん。

 そんな2人を中心に描かれる、箱入り娘の日常風景。

 

 今回は、2人一緒に登校するお話。

 学校行くのが楽しみだった、なんて言っちゃえる雫さん。

 陽一くんでなくとも「うらやましい」と思えますし、彼の言葉への反応もまた純粋でよいです。

 

 そして、時間も早いので「遠回り」してゆくことになりますが、その道草風景、

 公園で遊ぶ2人の何とも楽しそうな様子に、こちらまで高揚させられるのが良い感じ。

 まあ、いつも通りに「世間知らず」な箱入り娘の反応と、彼女への陽一くんの“レクチャー”が、

 笑える面白さとなっているのですけども(^◇^;) 鉄棒、知らんのか・・・

 

 それにしても、雫さんの可愛らしさが光っていましたね~。

 彼女がいろんな表情を見せてくれてよかったです。

 そして、今回は陽一くんと雫さん2人のお話だったのですが、萌さんの過去について

 気になる描写がありましたね。 これは今後何かあるという前ふりなのでしょうか・・・?

 

 などなど、いろいろ気になったり楽しかったりでしたが、

 コミックス1巻の情報もそろそろ出てきてもよさそうですよね。

 出たら私は買います! ということで、今後も楽しみです!

 

 

 

●けいおん! (かきふらい 先生)

 在校生編でも合宿してましたが、こちらも合宿! 大所帯なのでバス使ってますよ・・・

 しかも今回、メンバーシャッフルとか面白い試みがあり、メイン4人以外のキャラクターも

 それぞれの個性を発揮していた内容となっていました。 千代さん、いい“キャラ”してる!

 

●うちのざしきわらしが (てっけんとう 先生)

 ばーちゃんからの荷物に、わらへの贈り物である帽子が入っていて、わらご満悦。

 そこで帽子をかぶって雪遊びに興じていましたが・・・というお話で、わらの愛らしさが全開。

 いや、だいぶ作風がやわらかいというか、心温まる楽しさが心地よい冬の一幕でした。

 

●チェリーブロッサム! (茶菓山しん太 先生)

 綱島先輩の家にて、綱島母におびえる一同(^^; 綱島母様って、こんなお人だったのか!

 この人もお色気攻めで来るタイプとか、どんだけモテモテ(?)なんだ大咲くん!! うらやま(ぇ

 上級生の母親が相手とかレベル高すぎ! でも、何だかんだでにぎやかに楽しかったです。

 

●天然あるみにゅーむ! (こむそう 先生)

 部室の冷蔵庫にお肉を入れてたあるみさん。 みんなで、そのお肉を“処理”するお話・・・

 なんだけど、この感想書いてるの深夜なもんで、読みながら空腹に耐えるのがつらかった!!

 それだけ美味しそうで楽しい雰囲気でありました・・・ でも、マリーのお肉も“試食”してみ(略

 

●さつきコンプレックス (シュガー 先生)

 コミックス1巻が3月27日発売! そんな今回、バレンタインで暴走する兄!?

 いや、暴走しているのは耕太くんの妄想だった(´▽`;) でも兄からのチョコを気にするて・・・

 そんな男心の描き方もよかったのですが、黒須さんの女心もなかなか趣深いお話でした。