2011年10月号
今後、定期的に感想書けなくなるかもですが、
今の所は大丈夫なので、できるところまで何とか・・・
今月の「ホレなおしちまったで賞」は、『Aチャンネル』より、ユー子さん!
るんさんの身に起きた出来事に、ちょっと本気で怒っちゃったユー子さん。
いつもなら、あたふたするだけなのに、るんさんのため(そしてトオルさんのことも考え)、
きっちり怒っています・・・まあ、早とちりなんですけど(;´∀`) そんなとこも魅力だね。
●GA 芸術科アートデザインクラス (きゆづきさとこ 先生)
コミックス4巻、10月27日発売決定!!
そんな今回、みんなで花火大会へ行くのですが、ノダちゃんはわけあって(?)仮面姿。
しかし、これがこの話のキモとなるんだから面白い!
下駄に慣れないキサラギ殿というのも、ちょっとした伏線になってるし。
そして迷子になった仮面の少女を引き取りに、キサラギ・トモカネ・ナミコさんが駆けつける。
かき氷を買ったはいいが、お財布ないとかノダちゃんらしい(^◇^;)
もうここで、大した疑いも持たずに読み進めてしまうのだから、見事な展開のさせ方です。
その後は、わたあめや、かたぬきや、ヨーヨー釣りやらで、縁日を楽しむ面々。
いずれも面白いのだけど、ヨーヨー釣りで少し「おかしい」と気づかされ、
キサラギ殿と“ノダちゃん”の会話で、「あれ?」と感じさせらてしまう流れが絶妙。
それから、決定的におかしいと気づかされる、キサラギ殿の下駄修理(^^;
これらすべてが楽しい空気の中で進行して、しこたま笑わせられた後、
キサラギ殿がもらった「お返し」で、あったかい気持ちにさせられてしまうのだから、スゴイ!
「一夏一夜の不思議な出会い」。
最後に、きちんとお礼を言いに来るキサラギ殿の誠実さが、
なんとも心晴れやかで、微笑ましくて素晴らしかったです。 もう友達だよね~。
などなど、10月発売のコミックス共々、今後も楽しみです!
●アクアリウム (博 先生)
コミックス2巻、9月27日発売・・・ですが最終回!!
紆余曲折を経ながらも、仲良くなったゆうさんとさおりさん。
なのに、ゆうさんを家に誘いたくても、ウマく声をかけられないさおりさん。
ゆうさんから「行きたい」言われてようやく、ちょっともったいぶった様子でOKて・・・
そんなさおりさんが可愛らしい(●^o^●) 素直にな~れ。
しかしなぜか、ちほ&かよさんまでやって来て・・・
ナチュラルに物色しようとする、ちほ&かよの遠慮ないこと!(*゜´∀`゜)
でもこれって、さおりさんを「友達の輪」に加えたことの証明・・・ですよね。
男友達はいるけれど、女友達がいないのが悩みだったさおりさん。
周りからはクールとか思われていたみたいだけど、ここでの崩れ方が可愛らしい。
ちほ&かよの冗談を真に受けて、ゆうさんのことを考えて絶叫しちゃったり、
それを「まじめさん」とからかわれたり、そしたらゆうさんの胸に顔をうずめたり・・・面白ッ!
でも、そんなやりとりが、さおりさんに女友達ができたことを感じさせてくれて微笑ましい。
一方、最終回だってのに、男どもは蚊帳の外!
よしあきくんとゆうさんとの出会いからだいぶ経ちましたが、
さおりさんを含めた3人の関係というものが軸にあった本作品。
終盤の展開は、まさに「息がつまるほど青春」を感じさせてくれる素晴らしいもので、
正直はじめのころはそれほど注目していなかった私も、物語が進むごとにぐいぐいと
引き込まれていってしまうほどでした。 文化祭でのやりとりなんて、赤面モノでしたよッ!
さおりおさんにとっては少しツライことではありましたが、それでもゆうさんとの関係は親密。
それに、今後は苦労性のゆきおくんが何かと支えてくれるでしょうし・・・ねえ?
しかし最後は、ゆうさんとさおりさんの関係に焦点を当てての完結。
ゆうさんの純粋で一途でやさしい人柄と、さおりさんの素直でないけど可愛らしい性格、
アクアリウムというものを介しての2人の出会いと交流が、やがて実を結び、
親友としての関係を築いていく、そのような青春物語でした。 さおりさん、ツンツンしとった。
おそらくアクアリウムは、多感な少年少女にとっての青春という時期に
重なるメタファであったと私には感じられます。
ゆったりとたゆたうように美しく・・・しかし、時には「息がつまる」ような空間。
でも、楽しいんです。 そうした物語世界を、楽しく堪能させていただきましたー!
●もこもこBOX (☆画野朗 先生)
コミックス1巻、9月27日発売!!
そんなわけで、トビラは可愛いルーさん・・・なのだけど、今回登場しておりませんよ?(^^;
今回は、ラビ・カッチ・マメの3人が、なかなか起床できません・・・というお話。
うん、いつものことだけどね!
3人の中では一番しっかりしているラビが起きて、2人を起こそうとするものの、
また寝そうになってしまい・・・という状況がくりかえされる面白さ。
起きるのにも一苦労だな、この子たち(´▽`;)
いちばん小さなマメを起こすのが大変でしたが、いっしょに遊んでしまったり、
自由気ままなゆったり空気感が魅力で、なごまされながら楽しめてしまいます。
こうしたゆったり感と、ぬくぬくもふもふしたモノがいっぱいのふわふわ感。
そんなものが作品全体をやわらかく、そしてあたたかく彩っているのが魅力的ですね~。
大きな話の流れもなく、爆笑4コマ・ネタがあるわけでもないのですが、
そういった空気感にとらわれてしまうような作品。
コミックス1巻の発売もありますし、今後も楽しみです!
●アライバルサバイバルリバイバル (IMO 先生)
フレッシュ☆ゲスト!
以前、『びりけん。』でゲスト登場していたIMO先生ですね。
今回は、南国リゾートを満喫する少女たちの話・・・と思いきや、遭難してしまったようで(^^;
お金持ちのエリさん(ツインテール)のお誘いで、南の島へ向かいましたが、
なぜか嵐の中をいかだで・・・って、君たち頭おかしいのん?(ォィ
いや、アイさん(黒髪ロング)だけはまともな人なのだけど、他3名が楽観的すぎ!
楽観的というか何も考えてないというか、そんな様子が安心感にはつながってる・・・かな?
なので、他3名のボケに、アイさんがツッコミを入れるカタチが基本の4コマで、
なかなか面白いのだけれども、1人苦労をしょい込むアイさんが少しカワイソウかも(;´∀`)
最後はちょっとキレぎみに逃走してしまったけど、そんなこともうやむやになるような
ラスト・オチに脱力! アイさんでなくとも、「なんじゃそりゃあああ」って言いたくなるわな!
などなど、マジメなアイさんを中心に、悪くない感じの4コマ作品に仕上がっていますね。
終始、深刻にならない他3名の明るさが楽しい雰囲気でした。
1人1人のキャラクターを掘り下げていったら、さらに面白くなりそうなので、
そのあたりに期待です!