2017年2月号
表紙は、巫女さんな山下さん!
酉年ということで、ヒヨコを手に載せ、ヒヨコぐちが可愛らしい。
他、おみくじするらいかさんに、絵馬を書く小森さんと、新年模様!
今月の「すぐ泣く奴が嫌なのは・・・で賞」は、『たよスポ!』より、菊矢くん!
早織さんが辞めてしまうかも? という状況で・・・
五輪大会中、大忙しの記者さんたちですが、たよりさんは早織さんのことを考えて
泣いてばかりいるのが、菊矢くんには気に入らない様子。
菊矢くんは、「すぐ泣く奴が嫌なのは、気をつかうことを周囲に強制するからだ」
と考えていますが、たしかにその通りなのですよね。
いや、泣いちゃうのは仕方ないにしても、頻繁に泣かれると、対応に困りますし、
悪ければイラついてしまう時もあるやもしれませんから。
でも、たよりさんの場合、選手たちからはよく泣く人として知られているし、
ダメ出しされた時は泣かずに燃えるなど、気をつかおうと思わせない所が、
菊矢くんにとっては好感触だったようで、彼女への評価が高まっていたのはよかった。
そんなこんなで、早織さんの辞める話などが出たものの、どうも話が違うようで・・・?
と思ったら、なんと次回で最終回ー!?
【1月7日、コミックス30巻・発売!】
●ラディカル・ホスピタル (ひらのあゆ 先生)
予定は未定? ご予約は・・・?
退院後、実家に帰る黒川さん、年末年始の予定が難しいらしく、予約が取れてない
と悩んでいますけど、病院の予約ではなく、新幹線の切符のことらしくて納得。
そんなことから「予定」に関するあれこれが、今回のテーマになっていました。
予約で働くといえば、榊先生も含めて、お医者先生がそうですね。
ただ、検査などは臨機応変のようで、いろいろ大変そう。
患者さんの白井さんは、今頃は実家でゴロゴロしている予定だったようで、
入院になってその予定がくるってしまい、さらに個人的な悩みも重なっている様子。
5年で芽が出なかったら、実家へ帰って店を継ぐ約束をしており、
退院後はその“予定”が迫っているとのことで、それは悩みますよね。
でもそこに、黒川さんの一言で光明がさしていたのは、スッキリ爽快でした。
予定をうまく使うやり方と、心意気は見習いたいものです。
また、病気という「こんな予定じゃなかった」ものに遭遇する不幸はあるものの、
病気になってしまう予定を避けることの大切さも、感じられる咲坂師長の言葉には
うなずくことしきりでしたね。 実践は難しいですけども(^^;
などなど、予定の話が興味深く描かれていた今回。
なるべく良い方向へ行けるような予定を入れてゆきたいと考えつつ・・・
1月7日発売のコミックス30巻共々、今後も楽しみです!
【新作登場!】
●ゆとりの町長 (小坂俊史 先生)
故郷の町に戻ってきた女性でしたが・・・
町本ゆとりさん(24)は、東京から地元へ戻ってきた所。
しかし、こんな町からはすぐに出てやると考えていて、地元愛とは無縁の様子。
そんな彼女が、この町を変えようとするまでに至る4コマ物語・・・かな?
ゆとりさんの帰郷により、人口1万人台が回復したと喜ぶ役場の人たちに笑!
すぐに出てゆこうとしている彼女にとっては、【落胆が目にうかぶ】状況(^^;
それはともかく、町長はゆとりさんが町を出てからも変わっておらず、
無投票で3期やっているようで、それでは町もかわり映えしなさそう。
そんな中、ゆとりさんにとって憧れの先輩だった高城さんが、
町長選に出るという話になり、ゆとりさんも協力することになるのですが・・・
といった感じのお話になっていました。
多少天然っぽいというか、そそっかしさはあるものの、普通の人であるゆとりさんが、
選挙のお手伝いをする内容と思いきや、最後にとんでもない事態となって、
彼女が運命を切り拓こうとする展開になったのは、面白かった!
とくに、そそっかしさから思い込みを発動して、頭を抱えることになっていたのが(´▽`;)
何となく燃える場面だったはずなのに、そのオチのおかげで大笑いでしたよ!
などなど、帰郷した女性が、選挙のお手伝いをすることになりましたが、
そこから話が思わぬ方向へ飛び、どうなってゆくのか大いに気になる所。
ゆとりさんの個性が愉快ですし、これはぜひとも、つづきに期待です!
【その他】
●らいか・デイズ (むんこ 先生)
お餅つ大好き小西くんの巻。
ということで、餅つき機を買ってもらい、さっそく餅三昧。
はじめ美味しく食べていたご両親も、すぐにいっぱいいっぱいになるものの、
小西くんは底なしで、友人たちに配ることになり・・・
といった内容で、まなみさんに餅をふるまうも、あんこがあれば彼女も底なし!
みるみるうちに太ってゆく様子が愉快でしたね(´▽`;) 本人、気づいてないし。
どうせ、またダイエット話になるんだろうと思っていたら、まさかのオチで大笑!
小西くんの野望が達成される瞬間が、むしろ清々しかったですね(ぇ
●ここから風林火山 (柳原満月 先生)
晴信くん、謀反を決意!
父・信虎の国を顧みない横暴な姿勢に、業を煮やした晴信くん。
板垣信方さんなどは、はっきりとは言わないものの、反信虎派の様子。
しかし他の者は、禰々さんが嫁いだことで状況が変わるかもと期待しています。
ところが、信虎さんは変わらず戦ばかり。
そこで勘助の暗躍もあり、主だった家臣は晴信くんにつくという展開へ・・・
とにかく勘助の働きが大きく、とても頼もしかったですね。
晴信&勘助コンビ、良い!
●予行演習カノジョ (アジイチ 先生)
今回は、デートの練習をしようという話に・・・
恋香さん、晃二くんにデート練習を持ちかけてますが、さすがに彼、動揺してます。
告白もまだなのに、ということですけど、実は恋香さんが映画を観たいだけという
利己的な理由で笑゚(*゚´∀`゚)゚ でしたが、実はそこにも裏があって・・・
というお話で、ここで恋香さんの本心が明かされていたのは、なるほどでした。
恋香さんをからかうように、協力を申し出る姉2人も面白いキャラクターでしたし、
しかも、恋の予行演習をしている恋香さんが、実は彼氏いない歴=年齢とは(^^;
恋香さんの心情がわかったことで、がぜん楽しくなってきましたよ!
●小森さんは断れない! (クール教信者 先生)
コミックス5巻は、2月発売! そんな今回、海藤先生が面白い。
小森さんのクラス担任・海藤先生は、つかみどころがないものの、良い教師。
生徒の相談にはきちんと乗るし、面倒ごとを回避しようしたりするものの、
やるべきことはやる人で、何というか、“大人”ですよね。
また、「生徒のことをなんでも知れば管理を考え出してしまう」とか、
「本心なんて社交辞令だの丁寧口調でいくらでも隠せる」とか、しっかりした
大人である点に、感服してしまいました。 ラストの小森さんとの会話が良い感じ。
●部屋のマッチョの霊がいます (nev 先生/原案協力:大澤めぐみ 先生)
木葉さん、アニメを楽しんでいますが・・・
マッチョさんが、アニメのブルーレイとプロテイン1袋が同じ値段で驚いてて笑!
その分、食費を削っているようですが、これはまあ、わからなくもないですよね(ぇ
しかし、食事は筋肉づくりに不可欠と、怒られていたのは面白かった(^^;
そんな今回、木葉さんが苦手な年下バイトの三枝さんとのお話。
彼女を避けたがる木葉さんでしたけど、仕事の失敗で三枝さんにカバーしてもらい、
嫌われたと感じていたのものの、実は・・・という内容が、爽やかでよかったですね。
そして当然、筋トレで道は開けると、マッチョさんに諭される展開が愉快でした。
【まんがタイムオリジナル 新人まんが展】
・ (小舟結 先生)
“つまらん”お手伝いさんのお話。
お医者先生が、家政婦を求めていると知った母上が、娘さんを紹介。
その際、「つまらん娘」と言ったものだから、「つまらんお手伝いさん」などと
悪気もなく呼ばれる始末・・・
でしたけど、家政婦としての働きは立派なもので、お医者先生の娘さんも
元気になるくらい余裕が出てきていたのは、生活の安心感があってよかったですね。
そんな風に、つまらん家政婦さんの働く様子が、面白味になっている4コマ作品。
シンプルな絵柄・ネタが読みやすくもあり、ほのぼの感も出せそうな気がします。
そのあたりに期待したいかも。