五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイム 感想

2018年05月29日 | ◆4コマ誌② まんがタイム

2018年6月号

 

 表紙は、潮干狩りする部長代理さん!
 貝をとろうとして、逆に食いつかれて慌てているのが面白い。
 他、遥さんも、あみかさんも、貝殻に入ってヴィーナス状態!?

 

 

 今月の「人は見た目が9割でもないで賞」は、『らいか・デイズ』より、楽器屋さん!

 

 今回、子供の通学を見守るボランティアをする楽器屋のおにーさん。

 しかし、外見が外見だけに、子供たちに怖がられるわ、警察官に怪しまれるわと
 散々な様子が愉快だったりしましたけど、その人となりに触れるうちに打ち解け、
 むしろ尊敬され、愛されてゆく内容が楽しかったですね~。

 まあ、警察官さんには、陽子さんとの会話で呆れられてましたけど(^^;
 陽子さん、おにーさん大好きすぎるし・・・

 そんなこんなで、慕われるようになったおにーさんでしたが、
 人は見た目が9割と言われるのは、主に第一印象のことであって(それはそれで大事)、
 その人を知るには、やはり中身をじっくり見ていかないと、と感じさせられます。

 

 

【コミックス1巻、発売中!】

●見上げればいつも妹が。 (市川和馬 先生)

  

 妹に教わる兄・・・?

 何やら、遥さんが「先生」になって、兄・ツブテくんに授業をおこなっていますが、
 遥さんが塾講師のバイトを始めるための練習とのことで納得・・・とはいえ、
 律儀に制服姿なツブテくん(30)が可笑しい(^^;

 ツブテくんは、大学との両立ができるのかと述べつつ、学費は心配するなと
 兄貴風を吹かせていますけど、学生服姿では説得力が減少していて笑!

 そして、講師を始めた遥さんは、男子には好評の模様・・・主に胸が(ォィ
 おさげの女子さんも、分かりやすい授業だと考えて歓迎ムードでしたが・・・?

 あまりに遥さんが癒し系すぎたため、ちょっとしたトラブル(?)が発生。
 そのことをツブテくんに相談して、返ってきた助言をもとに自分で対抗策を考案。
 これが上手くハマっていたのは、問題解決の爽快さと相まって、心地よかったですね。

 などなど、遥さんがバイトを始めたお話でしたけど、
 妹を心配したツブテくんが、中学生に間違えられたりしたのも愉快でしたし、
 ついにコミックス1巻が発売したとのことで、ますます今後も、楽しみです!

 

 

【新作登場!】

●ハニトラなんか怖くない! (東屋めめ 先生)

  

 アプローチかけてくる女性がいることを気にする男性ですが・・・

 【主な登場人物】
 ・綾小路 : 平凡な会社員・・・のはずが、ハニトラをかけられている!?
 ・山田  : 派遣の女性。 綾小路くんのことを気にして色々聞いてくる。

 明るくて気が利く派遣社員の山田さんが、彼女がいるか聞いて来たり、
 休日の予定を知りたがることを、訝しいと感じる綾小路くんでしたが、
 彼女が自分にハニートラップを仕掛けてきているのでは? と疑い始め・・・

 と始まるお話ですが、どう考えても、綾小路くんのことを気にして声かけてるだけ
 のように見えますよね(^^;

 「美人に好かれる理由がまったくない」と述べる、彼の自己評価の低さが気の毒ですが、
 そこから「ハニートラップ」へ発想が跳ぶ所が可笑しかったり。

 ただ、大きない仕事を任されたタイミングや、上司さんからも「特に女性には注意」と
 釘を刺されていることが原因で、仕方ない面もありますね・・・
 まあ、上司さんの注意はハニトラでなく、セクハラ面なのですけども(´▽`;)

 そのため、そこから起きる日常のラッキースケベなハプニングすらも、
 すべてハニートラップだと考えて、過剰に反応してしまう綾小路くんが面白おかしい。
 おかげで、女性陣からは「紳士」を思われて人望を得てゆく所も・・・

 などなど、女性からのハニートラップを意識し過ぎる綾小路くんが、愉快な作品。
 彼に興味津々な山田さんも、何やらワケありっぽくて気になってしまいますし、
 連続登場とのことで、次回も楽しみです!

 

 

【ゲスト作品】

●茨城ってどこにあるんですか? (真枝アキ 先生)

  

 茨城の魅力を伝えてゆく(?)4コマ作品。

 【主な登場人物】
 ・伊佐木鈴子 : タウン誌をつくる会社の新人さん。 茨城初体験。
 ・一ノ瀬愛  : 茨城支社の先輩。 牛久出身。
 ・柊ミライ  : 茨城支社の先輩。 つくば出身。
 ・佐伯光   : 茨城支社のチーフ。 水戸出身。

 タウン関東の茨城支社へ、新入社員としてやって来た伊佐木鈴子さん。
 しかし、茨城は初めてらしく、それでやっていけるのかと先輩方は心配。
 そこで、茨城の魅力を伝えようと、あれこれ教えることに・・・

 といった感じに、先輩方それぞれの出身地を中心に、茨城のことを解説する内容が
 面白おかしく、かつ興味深いものとなっています。

 茨城にも、新幹線は走っている(線路だけ)とか、干し芋おいしいとか、
 県庁所在地の場所とか、水戸黄門が有名とか、茨城に関する様々な話が面白い。
 あと大事なのが、「いばらき」であること・・・「ぎ」じゃないのです。

 などなど、茨城初体験の鈴子さんが、どのように茨城を知ってゆくのか・・・
 先輩たちそれぞれの出身地域の特色も、色々あるるようですし、
 もっと茨城を知りたいので、つづきに期待です!

 

 

●お天気おねえさんの晴れ舞台 (きなこ 先生)

  

 ちょっと変わったお天気おねえさん・・・?

 【主な登場人物】
 ・大原琴音 : お天気おねえさん。 緊張すると、面白い行動をとってしまう。
 ・牧由香  : マネージャー。 台本にないことをする琴音さんにハラハラ。
 ・奥田   : ディレクター。

 広島で、お天気おねえさんをしている琴音さんと、そのマネージャーの由香さん。
 カメラの前で突拍子もないことを始める琴音さんに冷や冷やする由香さんですが、
 視聴者には好評らしく、人気者。

 そんなお天気おねえさんと、マネージャーさんのお話ですが、
 琴音さんは天然風味ながらも真面目で、緊張するとパフォーマンスのようなことを
 始めてしまうのだから面白い。

 オーディションの時も、突然リンボーダンスを始めたことが合格につながったようで、
 そうした琴音さんの行動が面白味になっている内容ですが、本人は真面目だし、
 癒し系の要素もあって、由香さんも振り回されつつなごんでいるのが良いですね。

 などなど、お天気おねえさんが何をやらかすのか、期待したくなる作品。
 癒しも感じる所に魅力がありますので、ぜひとも、つづきを~!

 

 

【その他】

●ラディカル・ホスピタル (ひらのあゆ 先生)

 医者の言葉は、神の言葉?
 ヤスじいは、榊先生の言葉は神妙に聞くというものの、先生の方は「説教係」は苦手。

 そんな所が榊先生らしいわけですが、それでも医者なので、時には患者さんに説教も?
 3パターンの患者さん、それぞれのご家族が話に来て、医者の言葉を必要としたり、
 医者の言葉で気付かされたりする様子に、色々と考えさせられてしまいますね。
 なかなか聞く耳持たない人への対処など、お医者先生も大変です。

 

●大家さんは思春期! (水瀬るるう 先生) 

 休暇に旅行でも行こうかと話す前田さんと、先輩さんたちでしたが・・・
 前田さんが旅行を特別イベントだと述べた所、先輩が怒りだしていますけど、
 確かに前田さんの場合、可愛い大家さんに隣の巨乳美女と、毎日がイベント模様(^^;
 灯台下暗しというか、身近な幸せには鈍感になってしまうのでしょうかね。
 そして、先輩から勧められたゲームをして寝不足になった前田さんが、アパートの
 皆から心配されたりする様子が、まさに「得がたい環境」で、心地よさを感じます。

 

●レーカン! (瀬田ヒナコ 先生)

 天海さんと一緒に写真に写った、脚だけのユーレイさん・・・
 声を出せない代わりに、脚の動きで感情を示す所が可愛く、かつ面白い。
 さらに、コギャル霊や代返侍の脚に、重なるように写る姿が愉快でしたね(^^;
 そんな美脚霊さん、短距離走が得意で、江角さんたちが挑んでも勝てないのですが、
 なぜ短距離走が得意なのか、その理由が判明する時が、お別れの時になる展開に
 しみじみしてしまいましたね・・・ エロ猫に遭遇しなくてよかったオチには笑!

 

●さわらせてっ!あみかさん (トフ子 先生) 

 シフォン先生と水着を買いに行くあみかさん・・・沙織さんでない所がミソ。
 どの水着にしようか迷うあみかさんに、ほめ上手な先生が言葉をかけると、
 どれも欲しくなってしまうから、そんな様子が心地よく感じられて面白かったですね。
 しかし、そこで沙織さんに遭遇してしまったものだから、予想通りの反応していて笑!
 そして、あみさかんのかわりに先生の水着を選ぶ沙織さんが、いつものテンションで
 可笑しかったものの、決める時はきちんとキメていたのが、カッコよかったかも。

 

●七瀬先輩のレキシスイッチ (高橋祐 先生)

 幽霊を怖がる七瀬先輩・・・と思いきや、それが落ち武者と知るや興味津々で笑!
 「落ち武者は別腹」とか面白すぎでしょ(´▽`;) でも、確かに当時の侍を見ることが
 できるのは、歴史好きにとっては貴重な体験ですからね、わからなくもない(ぇ
 そして、龍造寺の怪談話などしれましたが、5人いるのに四天王の話は有名ですけど、
 やっぱり気になりますよね。 他にも、松永久秀や大谷吉継なども興味深い所ですが、
 「過去と未来はずっとつながっている」という先輩の話には、しみじみでありました。

 

●そとバンド! (横道曲郎 先生) 

 ミイさんと砂原くんが話している所へ、現れたのは・・・?
 メガネをかけたC組の小須仁フミヒコくんは、バンドに加わりたいようで、
 ベースが空いているとのことで、参加の方向へ話が進みますが、路上だと聞いて
 やっぱりやめると言い出すフミヒコくんが、いけ好かない感じでしたねえ。
 そこで、曲を聴かせて驚かせようとするミイさんでしたが・・・という展開が熱い。
 はたして、ここからバンド結成となるのかどうか、4人そろって今後が楽しみです!

 

 

【まんがタイム 月間新人展】

・すしねこ与兵衛 (新井友規 先生)

 

 しゃべる猫と、ちょっと冷え性の少女と・・・

 【主な登場人物】
 ・与兵衛 : しゃべる猫。 今は亡き寿司職人と会話していた。
 ・少女  : ちょっと冷え性。 寿司職人さんの姪っ子で、与兵衛と話せる。

 かつて、ご主人と呼んでいた寿司職人さんと話していた猫・与兵衛。
 彼だけが特別だと思っていたものの、その姪である少女とも会話できて感激ですが、
 少女の方は混乱していて・・・

 といった感じのお話で、猫と少女のやりとりに面白味ある4コマ作品になっています。
 与兵衛が愉快なリアクションをとる様子に、楽しさを感じますし、もっと読んでみたい!

 

コメント

◆ まんがホーム 感想

2018年05月26日 | ◆4コマ誌① まんがホーム

2018年6月号

 

 表紙は、GWにショッピング、らいかさん!
 ちょっと大人っぽい装いが、見返り姿と相まって麗しい。
 他、太一くん兄妹や、駒井先輩も、オシャレ雰囲気で素敵です。

 

 

 今月の「まさかの継続ネタで賞」は、『座敷童子あんこ』

 

 あんこが池に落ちた~!?

 ということで、池の精が現れて、落としたのは「金の座敷童子」か「銀の座敷童子」か
 尋ねてきますけど、幸太くんが「潰れたモチみたいなの」と答えていたのは笑!

 おかげで戻ってきたあんこさんではありましたが、まさか次のネタにまで
 金あんこと銀あんこが出張って来ていたのは愉快でありました。
 ちゃんと動いてるし(^^;

 そのため、あんこさんが“対処”してましたけど、かなり物騒だったうえに、
 その後は登場していないので、あまりに闇の案件すぎるんですが・・・
 他にも唐突にUFOにさらわれるなど、奇抜なネタがけっこうあった印象で、面白かった!

 

 

【新作登場!】

●菓子男リノベーション (胡桃ちの 先生)

  

 和菓子屋みたいな洋菓子屋さんと、お客の女性と・・・

 【主な登場人物】
 ・赤井糸 : 前パッツンな会社員さん。 出社中、遅刻ぎみなのにお菓子屋へ。
 ・岡司  : 「岡菓子舗」の店員さん。 お菓子作りもしている様子。

 出社中、お腹がすいた赤井さん。
 そこで近くにあったお菓子屋さんに寄りますが、和菓子屋っぽい店なのに
 売っているのは洋菓子で・・・と始まるお話。

 赤井さんは、ロールケーキを頼んでいますが、その場で手づかみして、
 すぐさま食べているのが豪快で、リアクションも美味しそうにしているのが好感触。
 店員の岡くんも、若干嬉しそう?

 そんな2人の出逢いが描かれた今回でしたけど、赤井さんはお菓子のリサーチしている様子?
 岡くんはお菓子作りをしていて、お店を不動産屋に狙われているようで、気になります。

 2人の名前も、「赤い糸」「おかし」とシャレている点が面白く、
 ここからどのような交流を経て、お菓子をクローズアップしてゆくのか・・・
 新作登場とのことで、期待です!

 

 

【コミックス7巻、発売中!】

●天国のススメ! (宮成樂 先生)

  

 橘くんが跳んできた!?

 太一くんが歩いていると、突然“跳んで”きた橘くん。
 ポーズをキメながら「御相談があります」と言っている姿が可笑しい(^^;

 どうも、呪いの靴(スリッパ)を履いてしまったらしく、踊り続ける・・・
 かと思いきや、会いたい人の所へ何としても行こうとするようで、
 とにかく人に会うため走り続けることになるから、厄介ですね。

 そこで、靴のことを父上に聞きに行った橘くんでしたけど、
 意外な情報が手に入り、太一くんと2人で靴のことを知る人物のもとへ・・・

 なんてお話でしたが、その靴には、ある人に会いたいという想いが込められていて、
 なおかつその人は亡くなっているため、もう会うことができないという、
 何とも切なさ漂う雰囲気でありました。

 しかし太一くんが、会えなくなった人に“会える”ようにしたことで、
 「会いたい」想いが遂げられて、心が救われていたのはよかった。
 あと、スリッパが脱げていたのも(´▽`;)

 などなど、会いたい想いが人を走らせるお話でしたけど、
 そのことが未来への道を切り拓いていたことが、素敵な内容でしたね。
 橘くんがつないだ“再会”の物語に、しみじみ感じ入りつつ・・・今後も楽しみです!

 

 

【最終回!】

●もっと!夫婦な生活 (おーはしるい 先生)

  

 コミックスは、今夏発売! ・・・ですが、最終回!!

 4年の結婚生活も、まだまだ夫婦2人で続いてゆくと思っていましたが、
 ここでもう1人、新しい家族が加わることに・・・

 みえこさんそっくりな女の子で、ダンナさんも母上も呆気にとられていましたが、
 さっそくダンナさんが「ヨメにはやらない」と言い出していたは、可笑しかった。

 けれど、母上から「しっかりね!!」と、みえこさんが釘を刺されていたのは、
 これから全く異なる生活が始まるのだと、感じさせる緊張感がありましたね。
 親の自覚は、これから身に着けていくものなのでしょう。

 そして、みえこさんは1ヵ月は実家で暮らすことになるとのことで、心強い。
 こういう時の実家の安心感は、頼もしい限りです。

 その前に、自宅にも戻ることになりましたが、そこには知人一同が顔をそろえて
 「おかえり」と待ち構えていたのが、これまた大きな安心を感じられる一幕でした。

 実家にせよ、友人知人にせよ、子育てにおいて周囲のサポートは重要なもの。
 みえこさんたちが、これだけの人たちに支えられていることは幸せですし、
 それをもたらしているのも、みえこさん夫婦の積み重ねなのだなと感じられますね。

 などなど、新たな家族が加わった夫婦生活は、次のステージへ・・・
 最後も、相変わらずみえこさんはドジでしたけど、それでも、こんな感じで
 家族の生活は続いてゆくのだと思わせるシメが、ほのぼの素敵でありました。

 本作は、みえこさんの明るさと、ダンナさんのしっかり具合が、絶妙なバランスで
 夫婦生活に面白味を感じさせてくれる作品でした。

 みえこさんの元気に、こちらもどれだけ元気づけられたことか・・・
 なんて感じつつ、21年間もの連載終了、まことにお疲れ様でありました。
 私はおよそ10年ほどの読者でしたが、それでも存分に、楽しませていただきましたー!

 

 

【その他】

●らいか・デイズ (むんこ 先生)

 小西くんがお弁当を忘れて、まなみさんが届けるよう頼まれます。
 蕨谷小にて、小西くんがサッカーをしていますけど、そこにイケメン男子が1人。
 小西くんをライバル視(?)する井出くん、爽やか美少年と思いきや、
 「サッカーじゃ小西に勝てないから」彼女を横取りしたいとか言っていて笑!
 実際、まなみさんに接近してくるも、ここで小西くんが怒っていたのが面白かった。
 のですが、まなみさんは彼氏面されて怒っていたのが、これまた愉快!
 井出くんのおバカさ加減も、妙な安心感ありましたね(^^;

 

●孔明のヨメ。 (杜康潤 先生) 

 劉表さんに戦の報告をする劉備さん・・・
 でしたが、劉表さんが苦しみだしてしまい、即座に寝所へ劉備さんが運んでいます。
 これ、劉備さんと2人の時に万が一のことがあれば、いらぬ疑いを受けますからね。
 そして、劉備さんが凶星を見つけると同時に、孔明さんも同じ星を眺めていたのが運命的。
 また、己の現場での才覚に自信のない孔明さんに、月英さんがそんなことないと諭していて、
 このあたり、良い夫婦関係を見せつけられた感あります・・・が、不吉な影が徐兄さんに迫り、
 このまま母上を巻き込む方向へ進んでしまうのか、気になります!

 

●河原課長とギャル部下ちゃん (おりがみちよこ 先生)

 連休を前にソワソワする職場の人々・・・
 ということで、お仕事を終わらせようと張り切っているようですが、レナさんも
 色んな人たちに仕事を頼まれて、引き受けているうちに大事な仕事を忘れてしまい・・・
 なんてお話でしたけど、残って仕事を片付けようとするレナさんに気付いた課長さんが、
 力を貸しているのはもちろん、その後、レナさんが珍しく殊勝な態度を見せていて、
 微笑ましかったですね~。 まあ、一言多い所が相変わらずでしたけど(^^;

 

●シロクマはシェーカーを振れません (佐倉色 先生) 

 沖縄のイトコ・空さんから、花さんに電話がありましたが・・・
 そこで、初恋の人の話や、今好きな人の話題が出ていましたけど、それを聞いた空さん、
 動揺しまくりで、まさか店までやって来るとは(´▽`;) 沖縄からはるばる~。
 「恋路をジャマしに」来たとのことで、相手がオーナーらしいと判明して大騒ぎ!

 花さんを帰らせたい空さんに、花さんが作ったカクテルが、透き通った素敵さでよかった。
 そして、空さんの口から明らかとなった驚愕の事実! 花さん知らなかったのか~。

 

●ちっちゃい先輩が可愛すぎる。 (あきばるいき 先生)

 いつも通り、可愛い駒井先輩の笑顔に迎えられる高瀬くん。
 そこで、椎名先輩から合コンに誘われていますが、駒井先輩にまで声がかけられています。
 彼女にとっては「憧れの大人の(?)集会」らしく、笑顔で参加を承諾していますが、
 高瀬くんの同期の池田くんが狙っているようで、高瀬くんは不安を募らせることに・・・
 「小さいからすぐお持ち帰りされそう」みたいに考えている所が、わかるけど面白かった。
 確かにピュアな駒井先輩がどうなるのか、気になりますね・・・次回が楽しみです!

 

コメント

◆ ヤングキングアワーズ 感想

2018年05月23日 | ◆[不定期] ヤングキング・アワーズ

2018年6月号

 

 今月の『蒼き鋼のアルペジオ』感想はこちら
 今月の『僕らはみんな河合荘』感想はこちら
 今月の『ナポレオン -覇道進撃-』感想はこちら

 表紙は、TVアニメが今夏放送開始となる『プラネット・ウィズ』
 それでいて今回が、第1話・2話同時掲載の連載スタートなのだから驚きです。
 何やら仮面を持った少年を中心に、巨大ロボ、メイド、メガネ少女と、興味惹かれます。
 

 

 『絶滅酒場』 (黒丸 先生)

 今回は、常連であるカリコテリウム先生のお話。

 「街」のお医者さんとのことで、温和でやさしい植物食哺乳類。
 ぶりっ子ルーシーさんの蕁麻疹を診て、メイクをやめるよう勧めたり、
 スミロドンくんやディアトリマくんの隠しておきたい病気のことなど、様々な症状を
 知っていながらヒミツにしておく、プロフェッショナルぶりが好感持てました。

 各患者さんの症状に合わせた処方をして、彼らの悩みを聞きながら、
 ヒミツをしっかり守ることで、それぞれの関係を保つようにしている所も、
 “街のお医者さん”といった趣で、よかったですね~。

 

 『鬼を飼う』 (吉川景都 先生)

 コミックス4巻は、5月30日発売! そんな今回、アリスの正体を知る鷹名くん。

 なるほど、アリスの正体はあの奇獣だったわけですねえ・・・
 それでも気にしない鷹名くんがさすがですし、司くんもまた同様。
 そして、三条さんまでいて「飛頭蛮」の毒について懸念を示していたのは、同感でした。
 アリスに入った毒がどのような性質のものなのか、気になりますよね。

 そして、鷹名くんが連れてきた“百鬼夜行”な奇獣たちを、返しに行く作業が面白かった。
 それぞれの奇獣を必要とする人たち、もしくはもう要らないという人たちなど、
 様々な所で奇獣が人の生活に溶け込んでいる所が見えたのは、興味深い内容でありました。
 しかし、やはり“上”の方では、奇獣の軍事利用について話し合われていて不吉ですね・・・

 

 『ますらお 秘本義経記』 (北崎拓 先生)

 屋島の戦い、追いつめられる義経!?

 といった展開に緊迫感が高まりますが、義経はひるまずに「運がいい」なんて言い出し、
 ついてきた武士たちに発破をかけていたのが、さすがといった所。 指揮官の才が抜群です。
 梶原景時の援軍は、明日か明後日にしか来ないというのに、肝っ玉の据わった御仁であります。

 そして、士気をあげて平家軍を迎え撃ちつつ、伊勢三郎や常陸坊に的確な指示を与え、
 敵の上陸を阻止するよう命じるなど、義経の軍才が余すことなく描かれている印象です。
 それから、三郎が日々子さんと遭遇する場面には手に汗握りましたけど、三郎の人情味には
 感服でしたね・・・とはいえ、その行動が正解か否かは、また別問題でしたけど。

 

 『アラサークエスト』 (天野シロ 先生)

 恋にお金をかけ過ぎて、金欠状態のベアさん・・・

 そこで、圧縮箪笥に入っている品でも売ろうという話になり、箪笥の中へ入りますが、
 本はあるし、新品の服や靴はあるしで、お金になりそうだと思いきや、ベアさんが
 「何かで着るかもしれないし」と執着していたのは、あるあるな感じでしたね(^^;

 しかし、ベアさんの望み通りな金額にはならず、さらなるお宝を探して潜りますが、
 卒アルを見つけたりするのはよかったものの、その奥には恐るべき“モンスター”が!?
 いや、これはキツイ・・・ 私はこの“モンスター”、まったくダメなので厳しかった。
 けれど、おかげで踏ん切りついたのか、大物を売ることになって大金ゲットしていたのは
 ケガの功名とでもいうべきなのでしょうかね・・・そして、卒アルに載っていたアノ人。
 これは、面白くなりそうな気配ですね。

 

 『カグラ舞う!』 (佐藤両々 先生)

 舞いの練習を始めたものの、前途多難?

 鹿島さんが緊張のあまり、息ができなくなるほどとは、気の毒ながらも可笑しい(^^;
 神楽さんを通訳にしないと先輩たちと話せない所も、可愛いやら面白いやらですが、
 面をつけた途端に背筋伸びたり、会話できるようになっていたのには、笑うしかなかった!

 神楽さんが天照、昴くんが天宇津女命と、配役も興味深い所ですけど、
 練習が終わった後で、鹿島さんが仮面をつけたままで帰ろうとしていたのは、大笑!
 でも、そんな鹿島さんを見て、自分も前向きになろうと、一歩踏み出す神楽さん。
 彼女の先行きがどうなることか・・・ 今後も楽しみです!

 

 『ミズハコセカイ』 (七竈アンノ 先生)

 今回は、大学敷地で行われる区民祭りに来た流くんと杏優さん。

 2人は金魚すくいのお手伝いをして、金魚の飼い方を書いた紙を渡したり、
 ケアできなければ店に持ってくるよう言ったりと、なかなか手厚い金魚すくいで面白い。
 かつて外来種の亀の例を引きながら、生き物を飼うことの責任について語っていたのは
 興味深い内容でしたね。

 その後、流くんの友人ら(大地・あずき・チリコ)がやって来て、金魚すくいしてましたが、
 熱帯魚と金魚を一緒の水槽に入れられるかどうかについて、話していたのも面白かった。
 「調和が大事」ということなのですねえ・・・ 友人関係も同じなのかも。
 そして、杏優さんの存在が、流くんにとって大事な調和をもたらしたことも。

  

 
 
 【新連載!】
●プラネット・ウィズ (水上悟志 先生)

 

 2話一挙掲載! 謎の巨大飛行物体に、立ち向かうは7人の・・・?

 幼き頃、巨大なモンスター(?)へ立ち向かう父親の姿を見た少年・黒井宗矢くん。
 今は、メイド姿の銀子さんと、「先生」と呼ばれる猫の着ぐるみのような人物と
 共に暮らしているようで・・・

 と始まるお話。
 学校では、メガネ委員長・高天原さんと話している宗矢くんですが、
 最近転校してきて他に友達らしき人はいないらしく、さらに転校前の記憶もないとか。

 なんて感じに、主人公・宗矢くんの置かれた状況が描かれますが、
 そこへ突然、謎の巨大飛行物体が太平洋上に出現し、宗矢くんたちのいる宙見坂市へ
 接近しているとのお知らせが流れます。

 そして、この巨大飛行物体に立ち向かう謎の7人。
 彼らはまるでヒーローのように飛び立ち、巨大飛行物体の接近を阻止しようとします。

 しかし、巨大飛行物体は、自衛隊機の攻撃も謎の力で無力化(ミサイルを綿化)し、
 さらにパイロットに幻影をみせることで闘争心を削り、戦闘を回避するような存在で、
 なんだか平和的に見える所が面白かったりしましたね。

 宗矢くんはそれをニュースで見ているだけの傍観者・・・と思いきや、
 銀子さんから連絡を受けて「出番」だと言われていますが、
 ここで意外な言葉を告げられていたのには、驚かされました。

 はたして巨大飛行物体は何者なのか? 7人のヒーロー(?)は何者か?
 そして宗矢くんのとるべき行動は? と、かなり気になる第1話となっていました。

 2話目は、巨大飛行物体と7人のヒーロー(?)の戦いが描かれていましたけど、
 その中の1人・虎居英雄さんに焦点をあて、元消防士の彼がいかに善人であるか、
 「地球を守る」ために戦っているかが、わかる内容になっていました。

 その後、宗矢くんの出番となるのですが、先生と“合体”して戦う所は面白く、
 かつ燃える展開でありましたね。

 はじめ、戦いに乗り気でなかった宗矢くんが、何らかの記憶を思い出し、
 それによって、なぜ「敵」をはっきりと認識し、やる気になっていたのかは
 気になる所でした・・・ やはり父親のことが関係しているのでしょうか。

 などなど、記憶をなくしている少年・宗矢くんの戦いが描かれる本作品。
 謎の巨大飛行物体や7人のヒーロー(?)の存在も気になりつつ、
 ひねった展開に引き込まれましたので、新連載、今後も楽しみです!

 

 

【コミックス3巻、発売中!】
●夜鳴きのシィレエヌ (今村陽子 先生)

 

 花鶏と黒鵐の任務は・・・

 領主の影武者が、闇の精霊に乗っ取られて、領民の影を奪っている。
 その解決のため2人が選ばれたわけですが、他の面々も同行したいと言い出し、
 黒鵐がオトリに使うので許可していたのは笑!

 そして、闇の精霊が出現するや、ヴァローナ総長を守ろうとする男性陣でしたけど、
 花鶏と黒鵐は、総長の強さ(物理)を知っているので、今回の相手が実体のない
 精霊でよかったと考えていたのは可笑しかった(´▽`;) 物理だと無双するので。

 ただその分、自分たちが頑張らねばと、闇の精霊相手に戦いを挑みますが・・・
 といった内容の今回でしたが、黒鵐が精霊の影に潜ったことで、事態は思わぬ方向へ。

 事件の奇妙さ、領主と影武者の関係、闇の精霊トロールの出現と、
 不可解な事が多く、黒鵐の身にも危機が迫り、一気に緊迫した状況となっていました。

 などなど、闇の精霊による一件にかかわる花鶏と黒鵐。
 さらに、もう1人のシィレエヌが関与している気配もありつつ、謎を深める事件ですが、
 はたして何が起きているのか? どうなってしまうのか? 今後も楽しみです!

 

コメント

◆ 今月のナポレオン

2018年05月22日 | ◆[不定期] ヤングキング・アワーズ

ヤングキングアワーズ 2018年6月号より

 今月の『蒼き鋼のアルペジオ』感想はこちら
 今月の『僕らはみんな河合荘』感想はこちら
 
 
 
 

以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)

 
 
 
 
 

●ナポレオン -覇道進撃- (長谷川哲也 先生)

 

 ボロディノの戦いも佳境!

 ついに、大量の死を降り注いでいた大角面堡を占領することに成功。
 しかしその際、オーギュストさんが戦死してしまい、損失は大きいものに・・・

 兄のコランクールさんは、堪えるような表情を見せ、ナポレオンから
 「戦場から離れたいか?」と尋ねられるも、涙を流しつつ「いえ」と答えているのが
 たまりませんでしたね。 その胸中いかばかりか。

 ナポレオンはオーギュストさんの突撃が勝負を決めたと考えているようですが、
 実際にはそうでもなかったらしい? という説もあって、難しい所です。

 

 

 

 泥沼の戦い・・・

 大角面堡を確保したからといって勝利を得たわけではなく、戦いは続いています。
 ウジェーヌはこの機を逃すべきではないと考え、近衛軍の投入を進言するも、
 モスクワへ入る前に戦闘があるかもしれないと、ナポレオンは温存を決定。

 この決定の是非を判断することはできませんが、戦闘は決定的打撃を与えられぬまま泥沼へ。
 互いに撃ち合い、またも死の山を築いてゆくことの繰り返しで、ウジェーヌさんも
 「いつまで続くんだ」「この地獄は」と、焦燥から絶望の中へ・・・

 誰もがこの殺し合いの終了を、日が暮れることを願っているのが印象的。
 そして夜が来ることで、ロシア軍が撤退を始め、フランス軍も追撃の余力はなく、
 ここに来て、ようやく戦闘が終わりを迎えることに。

 何とも、締まりのない終わり方といいますか、時間が来たから終わりましょう
 といった雰囲気が、もどかしさを感じさせますね。

 

 

 

 たった1人の連隊・・・

 戦いが終わった後、戦場を見て回るナポレオンの前に、1人の兵士が。
 「自分の連隊に戻れ」と言われても、自分はこの場所を守るように命令されているので
 動けないと、ナポレオンに告げますが、再び「戻れ」と命じられても動かず、不可解。

 そこへ、ビクトルさんが現れて、媚びた笑顔で「わたしから説明を」と申し出ます。
 ナポレオンは彼の顔を覚えていて、何度も戦場で見たはずなのに「未だに伍長!?」と
 驚いていたのが、妙にズレていて面白かったり(^^;

 ただ、ビクトルさんの口から説明される“1人だけの連隊”の話は深刻で、
 これにはさすがのナポレオンも気圧された風でしたし、ビクトルさんも媚びた笑顔から
 やや皮肉めいた表情に変わって解説していたのが、頼もしい風格でありました。

 説明を受けたナポレオンが、力なく「よくやった」「再編まで休め」と
 兵士に声をかける姿が、より小さく感じられましたね。

 

 

 

 大きな損失。

 ボロディノの戦いは、フランス・ロシア両軍に甚大な被害を出し、
 兵士の戦死者はロシア軍が4万4千、フランス軍が3~5万人と、とんでもない数。
 それでいて決定的な勝利は得られなかったというから、あまりに虚しいものです。

 「第一次世界大戦より前では最も悲惨な戦いだったと言われている」
 という説明からも、その壮絶さが伝わってきますね。
 第一次大戦は、技術の進歩によって戦死者が大幅に増加したわけですから・・・

 そして、大陸軍では歴戦の指揮官たちが大勢亡くなったとのことで、
 これはナポレオンにとって、手足を構成する要素が削られたことを意味するわけで、
 これからの戦いに大きく影響を与えることになるのではないでしょうか。

 ナポレオンの勝利は、1人の軍才によるものだけではなく、
 こうした兵士・将校に支えられている部分もあるのですから、この結果は不吉です。

 

 

 

 死にたかった男は、死ねなかった男に・・・

 ロシア軍兵士・セルゲイさん、あれだけ死にたがり、死を覚悟すらしていたのに、
 戦いが終わってみれば死ぬことができなかったというから、皮肉なもの。

 そういえば、フランス軍兵士・ルカくんと至近距離で撃ち合ったのは彼だったのですね。
 気付かなかった(^^;

 そして、拾った命を抱えながら、ひとり歩くセルゲイさんでしたが、そこで思わぬ再会。
 寝取られたはずの奥方・エレーナさんが鬼の形相で迫って来て、棒で滅多打ちにし始め、
 自分が愛人に捨てられたことを告げつつ、それをセルゲイさんのせいにするという状況。

 結局、あの時、セルゲイさんは2人を殺さずにいたのですね。
 さらに理不尽な仕打ちを受けながらも、奥方を憎むこともなく、逆に自分を殺すよう
 銃を手渡していたのが、彼の達観ぶりを見せつけてくれます。

 その後、奥方とも和解へ向かってハッピーエンド・・・と思いきや、ここで衝撃展開。
 セルゲイさんに訪れる運命のいたずらに、人生の無情を感じずにはいられませんでした。

 「俺は死にたいと言いながら何度も生き残った」
 その一方で、安心を得たことで死んでしまう者もいる。

 セルゲイさんが、自分は本当は死にたくなかったのかもしれないという話に、
 「他人の心は量れんよ、自分の心すらわからん」と答える通りすがりのおじさんの言葉が
 重く響く一幕でありました・・・ 人間って何なのだろう?と考えさせられましたよ。

 

 

 

 モスクワ入城。

 ロシア軍撤退の間は軍隊の安全を保障する条件により、無血開城を果たすナポレオン。
 ロシアの首都に入ったナポレオンは誇らしげでありましが、街はほぼ無人で、
 何かしら不吉なものも感じられます。

 ナポレオンは、ロシア皇帝アレクサンドル1世が、すぐにでも和平を請いたいはずと
 考えているようですが、果たしてどうなのか・・・

 ボロディノの戦いでの大損害も忘れたかのように、勝ち誇るナポレオンが
 危うく見えてしまいますね。

 そして、夜のモスクワで起こる事件。
 ついにナポレオン落日の幕は、切って落とされたと言ってもよいのでしょうか。
 闇から立ち上がる不穏な炎に照らされつつ・・・ 今後も楽しみです!

 

◆ ヤングキングアワーズ 感想

 

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◆ 今月の河合荘

2018年05月18日 | ◆[不定期] ヤングキング・アワーズ

ヤングキングアワーズ 2018年6月号より

 今月の『蒼き鋼のアルペジオ』感想はこちら
 
 
 
 

以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)

 
 
 
 
 

●僕らはみんな河合荘 (宮原るり 先生)

 

 コミックス10巻は6月30日発売! 3ヵ月連続刊行とのことで、楽しみです。

 そんな今回、愛美さんが河合荘へやって来て・・・のつづき。
 愛美さんと言い合う麻弓さんが、お酒の勢いでシロさんを呼びだしてしまい、
 それに愛美さんが戸惑っている状況。

 いつも麻弓さんが飲みの時に話す「シロ」さんについて、愛美さんは麻弓さんの
 「大事な人」だと思っているようで、こんな状態で彼が来てしまったら、
 2人の関係が終わってしまうと心配しているようですが・・・?

 なんて感じに始まりましたけど、意外と愛美さんが麻弓さんのことを真面目に
 心配しているのが、親友といった趣で好感触でしたね。

 

 

 

 いつも通りの河合荘。

 麻弓さんが寝落ちしてしまい、ひとりオタオタする愛美さんを横に、
 律さんと宇佐くんは、全く麻弓さんを心配していないのが面白い。

 ただ、いつもよりも早めに寝落ちしたらしく、度数の高い焼酎が原因だと
 判明するや、これを飲ませておけば悩まされずにすむとばかりに、
 通販検索を始めていたのは笑!

 こんな風景が、いつも通りの河合荘っぽくてよかったですね。
 愛美さんには慣れない場面かもしれませんけど(^^;

 

 

 

 やって来たシロさん。

 そして、シロさんが本当に来てしまったため、慌てる愛美さん。
 今の麻弓さんの(寝落ちしてヒドイことになってる)姿を見られたら大変だと
 気にしていたようですが・・・

 麻弓さんを見たシロさんの反応が「またかー」だったことに、
 愛美さんが「……えっ?」となっていたのが愉快でしたし、後ろでは
 宇佐くんたちが呆れ顔、住子さんは笑顔でいるのも楽しかった。

 シロさんは親戚の結婚式でこちらにいて、もともと寄るつもりだったというから、
 その点は納得でしたものの、いつも麻弓さんから呼び出されては、浜松から新幹線で
 やって来て、無駄足だったとドMの快感にひたるというから、相変わらずです。

 また、話の流れで彩花さんの話も出てましたが、ベテランのマタギみたいになってる
 というのは、彼女らしくて可笑しかった。

 

 

 

 愛美さんから見た2人の関係。

 呼び出されて遠方からやって来て、その割に呼び出した本人は寝落ち。
 どう考えても理不尽な麻弓さんの対応ですが、それでもシロさんは気にしてない。
 さすがに愛美さんも「よく愛想が尽きませんね」と尋ねますが・・・

 ここでシロさんが、「こんな人、他にいない」と答えていたのには、思わず口笛。
 これってつまり、麻弓さんがかけがえのない人であると言っているのも同様ですよね。
 まあ、「こんな面白い人」と付け加えてはいましたけど(^^;

 それでも愛美さんは、2人の関係を正確に把握していたのが、興味深かった。
 「今まで一番タチの悪い男に捕まったんじゃ・・・」

 この視点には、正直、唸らされてしまいましたね。
 麻弓さんがシロさんを振り回しているようにみえる関係を、むしろ逆に
 シロさんに麻弓さんが「泳がされている」と表現していたのが、面白い所。

 これって、いわゆるSMの関係性と似ているのですよね・・・いや、真面目に。
 「S」が「M」を従えているように思われますが、見方を変えると
 「M」が「S」に“奉仕させている”ともいえる、互恵関係になっているわけです。

 ゆえに、麻弓さんとシロさんは、まさにかけがえのない絆で結ばれている
 と言えるのかもしれません。

 

 

 

 時には吐き出すことも必要という話。

 麻弓さんとシロさんの関係を眺めつつ、うらやましそうにする愛美さん。
 けれど、ここで麻弓さんが「…うらやましいなんて思ってねーくせに」と言いながら、
 愛美さんという人の内面について言及していたのは、面白かったですね。

 愛美さんは、みっともない自分や、それを受け入れられることを許せない性格ゆえに、
 シロさんにダメさを受け入れられている麻弓さんを、うらやむことはないだろうと。
 そうしたことをわかっている麻弓さんは、やはり愛美さんの親友なのでしょう。

 それでも愛美さんは、「麻弓みたいにヒッドイ部分をゴリ押しできれば楽よねぇ」
 なんて述べつつ、自分は腹立ってわめきたくてもできないし、したくないと語っていますが・・・

 そこに麻弓さんは「わめけよ」と、一言。
 愛美さんが置かれた状況は、スペック高い彼女にとってもカバーし切れないものだから、
 吐き出すことも必要だと麻弓さんが助言していたのは、意外な感じでしたけど良かった。

 そこから、律さんや宇佐くん、シロさんまで、愛美さんが吐き出せるように
 お膳立てするような言葉をかけていたのが、これぞ河合荘といった空気感あって、
 見ていて、とても楽しかったですね~。

 おかげで、これまで腹の底にためていた言葉を、一気に吐き出せた愛美さん。
 言い切った後、憑き物が落ちたようにスッキリした顔をしていたのが、清々しい。
 それもこれも麻弓さんが促したからと考えると、やはり2人は親友なのだと感じさせられます。

 

 

 

 “仮宿”にて休息を得た愛美さん。

 河合荘で吐き出せた影響なのか、愛美さんは会社でも、課長さんに反論しています。
 その行動に、愛美さん自身は自己嫌悪を感じてしまっているようでしたけど、
 これがきっかけで、状況が好転していたのはよかったですね。

 言葉にしなければ伝わらないこともある・・・
 自分の心中を明かしたことで、部下さんも心配してくれたり、課長さんも遠慮したりと、
 愛美さんを慮って良い方向へ進んでいたのが、爽快でありました。

 そのことを、河合荘で報告する愛美さん。
 「思ってたより人って優しいのね」という言葉が素敵です。

 住子さんも、「それは今までの愛美ちゃんが築いてきたものが返ってきたのよ」と
 言っていましたが、きっとその通りなのでしょうね。

 そして、河合荘が「ホント居心地よくて」「弱さもいいやって思えて」「許せそうで」
 なんて考える愛美さんでしたけど、これこそが河合荘の本質であり、
 “仮宿”たる所以なのだと感じさせられました。

 だからこそ「これ以上は甘えていたくない」と、河合荘を出ることを決めていたのは、
 愛美さんらしいと言えるのかな。

 「私、やっぱり理想が高いみたい」「知ってた」という愛美さんと麻弓さんのやりとりが、
 分かり合っている雰囲気があって、この2人もかけがえのない関係なのだと思えます。

 などなど、愛美さん視点で見た麻弓さんとシロさん、そして河合荘という場所。
 見事なまでに、河合荘の“仮宿”という本質を、彼女自身が体験することで
 表現しきったエピソードだったのではないでしょうか。

 孤独感を漂わせていた愛美さんが、今はひとりであっても孤独ではないと思わせる
 ラストのモノローグと笑顔に、大きな安堵感を覚えますね・・・なんて感じつつ、
 いよいよ次回が番外編のラストとのことで、寂しいけれども、楽しみです!
 

◆ ヤングキングアワーズ 感想

 

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