五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがライフオリジナル 感想

2018年04月30日 | ◆4コマ誌③ まんがライフオリジナル

2018年5月号

 

 表紙は、試作ピザを食すちぃちゃん!
 新メニューの模索に余念がないということでしょうかね。
 他、あつみさん・さゆりさんのお姉さんコンビや、ゲスト作品も!

 

 

 今月の「ANZEN漫才で賞」は、『出没!アダチック天国』

 

 今回、ANZEN漫才みやぞんさん&あらぽんさんが登場!

 お二人とも足立区出身とのことで、足立区トークが盛り上がります。
 そんな中、ノット足立区民の緑時先生が、編集I島さんも含めた対談内容に、
 まるで異世界の話を聞いているような立場になっているのが可笑しかったり。

 また、緑時先生はANZEN漫才さんのファンという点も面白かったのですが、
 やはり足立区の実情話が、想像を超えていて楽しめましたね。

 恋愛話における「足立区民は恋愛の規模が狭い」だとか、
 彼氏とケンカしたI島さんの経験談だとか、カルチャーギャップなのか何なのか、
 足立区の「普通」に驚かされることしきりでありました。

 そうした内容が愉快でしたけど、これ、足立区の宣伝になっているのだろうか・・・
 なんて気にしつつ、今後も楽しみです!

 

 

【コミックス13巻、発売中!】

●リコーダーとランドセル (東屋めめ 先生)

  

 今回は、遠足でイチゴ狩り!

 入場の際、小学生料金か疑われるあつし君に笑!
 先生がきちんと対応しているのも、慣れっこといった感じでしょうかね。

 しかし、あつし君が後ろからイチゴをとってゆくと、可愛い悲鳴を上げたりするのは、
 まだまだ男性に慣れてない感があって、先生らしかったりも(^^;
 案内のお姉さんが、おっさん発言を我慢していたのも愉快。

 また、ヒナちゃんが美味しそうなイチゴを見つけても、「それはいまいち」と
 テンションの低いあつし君でしたが、面白い形のイチゴにはテンション上がるあたり、
 小学生男子っぽさあって、よかったですね。

 一方、あつみさんは、沙夜さんに誘われて「イチゴ狩り」へ。
 と言っても、スイーツコーナーでのイチゴ狩りということで、こじゃれた感じ。
 沙夜さんの発想で、美味しさ増し増しの豪華いちごスイーツが出来上がっていたのも楽し。

 などなど、イチゴ狩りでワクワクな今回でしたけど、これだけ美味しそうにイチゴを
 食べている姿を見せられると、イチゴ食べたくなってきますね・・・なんて、
 よだれを垂らしつつ、今後も楽しみです!

 

 

【コミックス14巻、発売中!】

●ちぃちゃんのおしながき (大井昌和 先生)

  

 イカを侮ってはイカンです(ォィ

 おいしいものいっぱいな季節、何をおススメしていいのか分からない、ちぃちゃん。
 先生にまで相談していたのは笑いましたけど、さすがに先生も専門外ですから(^^;

 そして、三葉さんの食事に何を出そうか尋ねた所、「イカ」という答えをもらい、
 さらに「イカをバカにしちゃダメだよ」と言われて、イカ料理をおススメにしようと
 考えていたのは面白かった。

 最初、様々な種類のイカの見分けもつかないと、テンション低めの常連さんたち
 だったものの、食べるうちに「イカ優秀じゃなイカ」となっていたのもよかったですね。

 イカって地味な雰囲気ありますけど、こうして色んな料理として出されると、
 どれも美味しそうで、イカ食べたくなってきちゃいましたよ。
 そりゃ、ちぃちゃんもおススメ品をたくさん出すわけだ。

 などなど、イカづくしの今回でしたが、最後に最高の母の日プレゼントまで飛び出して、
 三葉さんも感激でしたね・・・と、母娘をあたたかく眺めつつ、今後も楽しみです!

 

 

【ゲスト作品】

●渡くんはお姉さんたちに愛されすぎています。 (ぷらぱ 先生)

  

 長男くんの姉たちに愛されすぎる日常風景。

 【主な登場人物】
 ・音羽渡   :長男8歳(小学3年生) 3人の姉に囲まれて幸せな日々。
 ・音羽都麦  :長女24歳(幼稚園の先生) ハグ好きなのか、抱きつきたいのか。
 ・音羽杜百加 :次女19歳(大学生) 渡くんの好きなゲームを買ったり、甘々。
 ・音羽秋帆  :三女8歳(小学3年生) 渡くんと双子、ややツンながらもデレデレ。

 渡くんは、お姉ちゃんとケンカしたことないと言う弟くん。
 一緒にお風呂にまで入っているというから、なんてうらやま・・・もとい、けしからん。
 そんな彼の姉3人との生活、幸せ満載の甘々な日々を描く4コマ作品です。

 学校では、一緒に帰れないと告げに来る双子の姉・秋帆さんですけど、
 裏を返せば、いつも一緒に帰っているということで、けっこうベタベタっぽい。

 帰宅すると、次女・杜百加さんが出迎えてくれて、ゲーム買ってきたことを話すと、
 渡くんが喜んで、その顔を見て嬉しそうにするあたり、甘々です。

 また、長女・都麦さんが帰って来ると、渡くんをハグして「成長を感じる」のが面白い。
 食事の用意もしていますが、その際、渡くんのほっぺにキスしているのには驚きました。

 そんな感じで、渡くんを中心に、甘々ワールドを展開している姉3人。
 着替えを見られた秋帆さんが、責任とって結婚してもらわないとなんて言っていて、
 どうにも姉弟をこえた愛情を感じてしまう所が、面白味になっています。

 姉に愛され過ぎて危うさを覚えつつも、どこか幸福感に満たされた雰囲気が魅力的。
 ちょっとうらやましい(?)と思いつつ・・・ つづきに期待です!

 

 

【その他】

●クレオパトラな日々 (柳原満月 先生)

 何やら、女性同士で怪しい行為をしているクレオパトラさんでしたが・・・
 そこへカエサルさんが飛び込んできて驚いてましたけど、脱毛をしていたようで、
 エジプトにおける脱毛文化の片鱗を知ることができて、興味深かったですね。
 それはともかく、毛の話といえば、カエサルは頭髪の薄さで有名でして、
 そのあたりのネタが豊富だったのには、申し訳ないけど笑ってしまいました。
 「生え際が後退しているのではない」ネタは懐かしかったし、ラストは大笑゚(*゚´∀`゚)゚

 

●銀子の窓口 (唐草ミチル 先生) 

 音々子さん、己の存在意義に悩むの巻。
 完璧な窓口対応だけでなく、お客様との会話で利益を生み出す銀子さん。
 他の先輩たちも、スペイン語で対応したり、手話ができたりするのを見て、
 自分には何もないと悩みだしてしまったから、雰囲気が暗くなってしまい・・・
 といったお話でしたけど、こうした悩みをもつことは、ありがちですよね。
 でも、そこを先輩方がフォローしていたのが、爽やかに良い感じでありました。

 

●よっけ家族 (宇仁田ゆみ 先生)

 コミックス5巻は5月発売! そんな今回、健くんが友人たちとお出かけ。
 花桃町のシスコにまで自転車で行くとのことですが、けっこう遠いらしく、
 明憲くんの母上は心配しているものの、地元の人々は何も気にしていなくて面白い。
 しかも、お店自体には用事がなく、そこへ行くことや、色々と食べたりすることが
 楽しみという点が、いかにも10代男子っぽい行動で、納得してしまいましたよ。
 そして、実際そんな風に楽しんで、自転車で変える姿に、清々しいものを感じました。

 

●エデンの東北 (深谷かほる 先生) 

 コミックス14巻は5月発売! そんな今回、この世界は弱肉強食?
 さゆりさんがお父さんに、「この世界ってさ弱肉強食だよね」と言っています。
 いいことある人はいいことばかりで、苦労する人は苦労ばかり・・・なんて話に、

 何となく共鳴してしまいたくなりますが、苦労の末に“いいこと”があったと言う
 お義父さんの話が、よどんだ気持ちに少しだけ爽やかな風を吹き込むような、
 そんな雰囲気を感じられて、よかったですね。

 

●ふくよかさん (井村瑛 先生)

 今回、スポーツ大会で裏方をがんばるふくよかさん・・・と思いきや?
 事務チームは助っ人参加することになり、ふくよかさんも綱引きしたり、
 借り物競争に駆り出されたり、二人三脚をしたりと、大活躍(?)しています。
 綱引き後、綱を1人で運ぶふくよかさんに、注意してきた大河内さんですけど、
 実は心配していたことがわかって、か弱い扱いされて感激するふくよかさんが可愛い。
 そして、二人三脚で他の男性と組んだふくよかさんを気にする大河内さんに注目ですね。
 彼の方の気持ちが出てきたのは、興味深いですよ。

 

コメント

◆ まんがタイム 感想

2018年04月27日 | ◆4コマ誌② まんがタイム

2018年5月号

 

 表紙は、旅館のお出迎えな部長代理さん!
 移籍新連載の攻勢で「楽しい仲間が増えたー!」と、はしゃいでます。
 そんな新連載作品が、いっぱいでありますね。

 

 

 今月の「受け継ぐもので賞」は、『ラディカル・ホスピタル』より、瀬尾先生!

 

 榊先生と「名師弟コンビ」として知られるようになった瀬尾先生。

 そんな弟子話から、医師の研修話になって、研修先を自由に選べるのは良いものの、
 それだけに事故や訴訟のリスクがない、当直なし・週休2日などの条件の良さが
 選ばれる条件となり、結果、地方病院はつぶれるなんて話が出ていたのは世知辛い。

 師匠と弟子、その存在の重要性に榊先生が気付ていたのは興味深い流れでしたが、
 榊先生は外科、瀬尾先生は内科と、師弟関係としてはふさわしくない立場のはず・・・

 と思っていたら、上迫先生から「榊先生譲り」な所を指摘されて、
 自分は内科だからそんな事ないと瀬尾先生は述べていましたけど、
 そこで上迫先生が語っていた言葉が、“師弟関係”を強く印象付けてくれました。

 なるほど、師から受け継ぐものって、知識や技術だけじゃないですからね。
 そういう点では、瀬尾先生は間違いなく、榊先生の“弟子”なのでしょう。
 「継承」って、とても大事なものだと感じられるお話でした。

  

 

【移籍新連載!】

●レーカン! (瀬田ヒナコ 先生)

  

 霊感少女の日常。

 【主な登場人物】
 ・天海響  : 霊感女子。 謙虚で礼儀正しい。
 ・井上成美 : ツインテール女子。 霊の話が苦手なツンデレ。
 ・上原佳菜 : サイドテール女子。 携帯ブログ(心霊写真)が趣味。
 ・江角京子 : 元ヤン女子。 たまに地が出る。
 ・小川真琴 : ショートカット女子。 ゾンビ好き。
 ・山田健太 : グループ内唯一の男子。 テンション高め。
 ・霊たち  : 多種多様、様々な霊たち。

 アニメにもなった作品なので、有名ですね。
 霊感少女・天海さんによる霊のいる日常が、周囲を巻き込みつつ、
 面白おかしく、ときにハートフルに描かれる4コマ作品です。

 今回は、小川さんがおにぎりの練習をするお話。
 ゾンビ好きの彼女は、おにぎりの形もそんな風なので、弟くんに怒られてしまい、
 ちゃんとしたおにぎりを作る練習をしているのだとか・・・

 そこで、みんな(霊含む)が作ったおにぎりを持ち寄ったりしていますが、
 その内容が様々で面白かった。

 そして、そのおにぎりをもとに自分で作ってみたものの、
 やはり弟くんに不評だったのは、まあ、仕方ないというか(^^;
 おにぎり以前の問題でしたからね。

 などなど、霊感少女と周囲の人たち(霊含む)の日常4コマ。
 移籍連載開始とのことで、人気作でもありますし、今後も楽しみです!

 

 

●軍神ちゃんとよばないで (柳原満月 先生)

  

 上杉謙信は引きこもりの少女だった!?

 かの有名な上杉謙信を描く4コマ作品・・・ですが、謙信は少女で、かつ引きこもり。
 そんな彼女が、あれよという間に担ぎ上げられ、“上杉謙信”として生きてゆくお話です。

 今回は、第3次川中島の戦い。
 武田信玄との戦いとして知られる有名な戦いですが、その3回目。
 中でも、柿崎景家の活躍に焦点を当てた内容になっていました。

 武田軍が影武者を使っているため、どの陣から襲うべきか思案していますが、
 「近いから」とか「男らしい」という理由で決めていたのは、さすが筋肉野郎・景家さん。

 しかし、その陣にいたのは、影武者の自称「槍弾正」保科正俊!
 武に長けた男であるので、景家さんと真っ向勝負の一騎打ちが、盛り上がりました。
 まあ、報告を受けた宇佐美定満さんは、今時一騎打ち!?と驚いてましたけど(^^;

 そんな戦闘が面白かった今回でしたけど、川中島の戦いは第4回が苛烈なのですよね。
 とはいえ、ここは第3回ということで、はたしてどのような展開となるのか?
 移籍連載スタートで、今後も楽しみです!

 

 

●銭湯の女神さま (えのきづ 先生)

  

 銭湯で身も心もリラックスする先生のお話。

 銀座小学校の月岡恵先生は、緊張し過ぎて生徒と上手く接する事ができなかったものの、
 銭湯でリラックスすることにより救われたようで、そんな先生の銭湯愛あふれる(?)
 4コマ作品です。

 今回は、合唱コンクールへ向けた練習をする先生と生徒たち。
 曲目は「銭湯サンバ」とのことで、あまりの迷曲っぷりに生徒たちも戸惑い(^^;
 でも、月岡先生には名曲のようで、そのギャップが可笑しかったり・・・

 しかし、放課後の生徒たちは忙しく、なかなか全員で練習できない状況。
 そんな中、エリカさんに誘われて、昔ながらの銭湯「燕湯」にて朝風呂することに。

 何でも登録有形文化財らしく、レトロ感あふれる雰囲気の中、
 様々なお風呂をテンション高めに楽しむ様子が、興味深かったですね。

 そして、何かしらのヒントをつかんだ月岡先生。
 ここから生徒たちをどう指導してゆくのか? 移籍連載スタート、今後も楽しみです!

 

 

●おねがい朝倉さん (大乃元初奈 先生)

  

 優秀だけど天然鈍感!? そんな朝倉さんの職場な日常4コマ。

 【主な登場人物】
 ・朝倉カオル : 仕事は優秀、気配りもできる・・・けど、天然で恋愛には鈍感。
 ・神田さくら : 朝倉さんの元同級生。 仕事のできるちゃっかり者。
 ・栗原歩   : 神田さんの営業パートナー。 朝倉さんのことを想っている。
 ・東匡和   : 行動派の問題児。 神田さんとよくやり合ってる。
 ・西薙勇   : 朝倉さんの営業補佐。 童顔でかわいいけど本人には悩み。

 まんがタイムオリジナルで連載中『社外秘!神田さん』は、本作のスピンオフですね。
 今回のお話は、恋の季節・春にチャンスをつかみたい神田さんと、職場の癒し朝倉さん。

 朝倉さんも彼氏が欲しいと思っていはいるものの、割と夢見がちで可愛らしい。
 「いつか気に合う歩調のあった人と出会えて~」なんて、考えることはありますけどね(ぇ
 まあ、神田さんに現実を突きつけられてますけど(^^;

 そして、営業成績を誇る東くんに、頭ぽんぽんしてあげる朝倉さん。
 まるで尻尾を振る犬のようになつく東くんでしたけど、それを見た西薙くんが自分たちも
 同じくらいの成績だと述べた所、彼の頭もぽんぽんして、なごませていたのは愉快。

 さらに、栗原くんはそんなに良い成績ではなかったけれど、やはりぽんぽんされて、
 癒しがふりまかれていたのは楽しい一幕でありました。

 などなど、いつも通りな職場風景でありましたが、これから移籍連載スタート!
 栗原くんの朝倉さんへの想いは、いつか届くのか? いや、なかなか届かないだろうな、
 と考えつつ・・・ 今後も楽しみです!

 

 

●モンスターだってうまい飯が食べたい! (ぼく 先生)

  

 モンスターが集う食堂を描く4コマ作品。

 【主な登場人物】
 ・成瀬藍   : 料理好きな女子高生。 モンスター食堂でバイト。
 ・涼風楓   : 藍さんの同級生。 バイトに反対でしたが、自分も働くことに。
 ・マスター  : モンスター食堂の経営者。 金髪でチャラい。
 ・テルマー  : 凶暴なイエティの子供。 餌付けでなついている。

 料理が大好きな少女・藍さんが、バイトすることになったのはモンスター食堂。
 はじめ戸惑いもあったけど、今では慣れて、凶暴なテルマーとも仲良くなり、
 同級生の楓さんと一緒に頑張っています。

 今回は、モンスター界の食材に飽きてしまった美食家のグーロさんが、
 モンスター食堂を取材に来るお話。

 グーロは人間に狩られていたため、人間である藍さんがいるだけで恐れてしまう
 ようですが、それでも藍さんおススメの一品が気に入ったようで、ご満悦・・・
 だったものの、テルマーにおびえてしまって大変なことに!

 でも、取材の方はさすがプロフェッショナルといった貫禄で、
 きちんと「評価」してくれていたのは、よかったですね。

 などなど、モンスターの集う食堂を描く4コマ作品ですが、
 藍さん>楓さん>マスターみたいな力関係が存在しているのが面白かったり、
 食事もモンスターに合わせたもので、美味しそうだったりと、興味深い所。

 そんな本作も、移籍連載スタートとのことで、
 今後どのようなお客様(モンスター)がやって来るのか・・・楽しみです!

 

 

【5月7日、コミックス発売応援ゲスト!】

●江戸の蔦屋さん (桐丸ゆい 先生)

  

 蔦屋重三郎の成功物語!

 コミックス完結2巻は、5月7日に発売! ということで、ゲスト登場。
 江戸の書店経営者である蔦屋重三郎は、歌麿・写楽・京伝・馬琴といった人々の
 才能を見抜き、売り出すことで大活躍! そんな様子を描いた4コマ作品です。

 今回は、まだ蔦屋が吉原で商いを始めた頃のお話。
 太田南畝さんの紹介にて、狂歌会に参加する蔦屋さんと歌麿さん。
 そこで、狂歌を競う内容となっていました。

 これは、蔦屋さんが今は無名の歌麿さんを売り込むための行動ですが、
 「蔦唐丸(つたのからまる)」だの「筆綾丸(ふでのあやまる)」だの
 シャレのきいた狂名で参加していたのは、愉快でありました。

 そして、狂歌を競わせ「面白い方が勝つ」というシステムも、遊びとして楽しく、
 蔦屋さんたちの奮闘ぶりが、盛り上がりましたね。

 結果、思ったような評価は得られなかったものの、そこはさすが蔦谷さん。
 商売の面で上手いことやっていたのは、なかなか痛快でしたよ。

 そんなこんなで、蔦屋重三郎の成功物語を描きつつ、江戸の風俗などの話題も
 興味深い本作品は、完結巻が5月7日発売とのことで、大いに注目です!

 

 

【ゲスト作品】

●七瀬先輩のレキシスイッチ (高橋祐 先生)

  

 戦国時代好きの先輩に指導を受ける日々。

 【主な登場人物】
 ・三里  : 新入社員。 教育係の七瀬先輩から学ぶ日々・・・ですが?
 ・七瀬  : 三里くんの教育係。 武将や故事来歴にたとえて教えるのがクセ。

 まんがタイムファミリーに掲載されていた作品が、移籍ゲストとのこと。
 今回は、名刺のお話で、名刺の整理をしていた七瀬先輩に三里くんが声をかけた所、
 名刺の裏に特徴を書いていたから、覗いてみると・・・

 と始まりましたけど、名刺の裏に書かれていたのは、いわゆる「能力値」。
 歴史シミュレーションゲームなどで使われる「武力」「知力」「魅力」を
 各名刺に書き込む七瀬先輩に大笑いでした゚(*゚´∀`゚)゚

 そして、名刺交換の話から、侍同士の「名乗り」の話題になり、
 そこで塙団右衛門の名前が出ていたのは、面白かったですね。
 一昨年の大河ドラマにも出てきて、名前を書いた木札をばらまいた逸話やってました。

 そんなこんなで、社会人における名刺の位置づけが、武将の名乗りにまで及んだ
 今回のお話でしたけど、自分を覚えてもらうのって案外むずかしいですからね・・・

 なんて感じつつ、移籍ゲスト登場とのことですが、歴史好きの私には興味深い作品。
 なので、続行期待であります!

 

 

●乙女たちの花筋 (都築真澄 先生)

  

 日常の中で体力をつける運動をする女性のお話。

 【主な登場人物】
 ・佐倉美月 : 体力不足に悩むOLさん。 生活の中で運動を模索。
 ・伊達有  : パワフル女子。 佐倉さんにアドバイスしている。

 まんがタイムジャンボに掲載されていた作品が、移籍ゲスト!
 少し虚弱なOL・佐倉さん、アドバイスをもらいつつ、日常できる運動で
 体力づくりをしていますが・・・

 今回、仕事で疲れて運動をサボってしまう佐倉さん。
 そこを伊達さんに見つかって、図星を突かれていたのは笑!

 でも、伊達さんから出た言葉は「いいよ、サボっても」。
 ガチガチになっていたら楽しめない、長い目で見て継続する方が力になる・・・
 というのは、確かにその通りですよね。 無理してダメになったら元も子もない。

 また、食事にもアドバイスをくれる伊達さんですが、大雑把な所が逆に安心で、
 固くならないような大らかさが感じられて、好感触でありました。

 だからこそ、肩の力を抜いて色々と楽しもうとすることができたのかなと感じます。
 などなど、生活の中でできる運動を頑張るOLさんのお話でしたが、
 ゲスト掲載1回目とのことで、今後も注目です!

 

 

【その他】

●らいか・デイズ (むんこ 先生)

 特別ゲスト! 今回は、公園に新しい遊具ができるので、ワクワクらいかさん。
 12歳らしからぬ感覚かもですが、それでも何より楽しみにしているのは面白い。
 児童会をビシッと仕切るらいかさんがカッコイイのだけど、早く終わらせたいという
 動機には微かに笑ってしまったり(´▽`;) でも、新しい物だけでなく、古い遊具にも
 愛着をもつあたり、らいかさんらしくてよかったですね・・・
 そして、新しい遊具で楽しく遊ぶ様子が、童心に帰らせてくれるような面白さでした。

 

●コスプレ先生の絵画教室 (東屋めめ 先生) 

 特別ゲスト! 今回、美大進学をめざすガチ勢が体験教室に!
 デッサン力のある生徒さんで、教えることがなさそうでしたが、ななみ先生は
 「受験生に合わせた題材にしようね」と言いながら、普通にコスプレしてきたのは笑!
 しかし、実はななみ先生、きちんと考えてのことらしく、そこに気付く生徒さんがさすが。
 まあ、本当に狙っていたのかどうかはわかりませんけど、ななみ先生のように「楽しむ」
 ことは大事だと感じさせてくれましたね。

 

●きっと愛され女子になる! (瀬戸口みづき 先生)

 コミックス1巻、6月発売・特別ゲスト! 総菜屋さんとキャバ嬢の女子力向上活動!
 料理できるけど恋愛さっぱりな30歳さゆりさんと、恋愛体質で料理ダメな24歳の志摩さん。
 そんな2人が互いの足りない部分を学ぼうと、交流している様子が愉快な4コマ作品です。
 今回は、そんな2人の姿を描くお話でしたが、志摩さんの思い出から、桜エビに合うクッキー
 なんてものを考えようとするさゆりさんが面白かった・・・ものの、出来上がったのが
 お馴染みのアレだったのは笑! でも、志摩さんのために色々できるさゆりさん、イイ人。

 

 

【まんがタイム 月間新人展】

・獅子乃宮サプライズ魂 (郁魅デストロイ 先生)

 

 突如現れたのは、謎のフィアンセ!?

 【主な登場人物】
 ・山田のり夫  : 就職面接に落ちまくりな22歳。 落ち込んでいると・・・
 ・獅子乃宮朋  : 落ち込む山田くんの前に現れた謎のフィアンセ?

 就職活動が上手くいかず落ち込む山田くんの前に現れた、フィアンセを名乗る女性。
 彼女、獅子乃宮朋さんはサプライズ好きで、次から次へとサプライズを繰り出しつつ、
 それに振り回される山田くんの様子が、面白おかしい内容になっています。

 何だかんだで良い目を見ている感もありますが、ジェットコースターのように
 続々サプライズが起きるものだから、心身ともに疲れ果ててしまうのは仕方ない(^^;
 そうした勢いのある作風が魅力ですので、つづきに期待したい所です!

 

コメント

◆ まんがホーム 感想

2018年04月24日 | ◆4コマ誌① まんがホーム

2018年5月号

 

 表紙は、頭ぼさぼさのらいかさん!
 寝起きでしょうか、春眠暁を何とやら・・・ですかね?
 他、休刊誌からの移籍新連載4作品なども!

 

 

 今月の「ひとくぎりで賞」は、『ワカレバ』

 

 今回のお客様は、明るい女性2人・・・

 ですが、はじめて店に来た頃は暗かったようで、それも原因は旦那さん。
 酒・女・ギャンブル・DV・モラハラに、家にお金を入れないという
 絵に描いたようなダメ男なのだから、そりゃ暗くもなりますわな(^^;

 しかしそんな状況も、リコさんのアドバイスによって大きく変化して、
 彼女たちも今のように明るくなったというから、さすが「ワカレバ」といった所。

 要するに分かれられる方向への助言だったわけですが、リコさん自身は
 無職無収入の男性と一緒にいるのだから、面白いですよね。
 まあ、嵐くんの場合、ひどい所はないので当然でしょうけども。

 そんな別れに関するお話が、楽しかった(?)本作品ですが、
 今月号にて「ひとくぎり」とのこと。

 新連載がたくさん出てきて、誌面も一新ということですかね。
 胡桃ちの先生の新作も、次号よりスタートらしいので、そちらにも期待しつつ・・・
 楽しませていただきましたー!

 

 

【移籍新連載!】

●ちっちゃい先輩が可愛すぎる。 (あきばるいき 先生)

  

 タイトル通りの先輩がいる職場。 (こちらで数話読めます:要登録)

 高瀬初くんは、不動産会社の新人営業マン。
 その先輩である駒井紗和さんは、小さくて可愛い女性で、
 そんな彼女の存在に癒される日々が描かれる4コマ作品です。

 以前、まんがタイムスペシャルにゲスト登場していましたね
 今回は、雨の日に髪の毛がうねる高瀬くんに、セットしてあげると言う駒井先輩。
 けれど、いくら整えても跳ね上がってしまう髪の毛が愉快でした(^^;

 そんな感じに、雨の日の職場が描かれていましたけど、
 コワモテの課長さんや、やはり駒井さんに癒される椎名くん、メガネの中野さん、
 仕事のデキる野見山チーフなど、様々な人たちがいて、にぎやか楽しい。

 そんな中、高瀬くんも仕事を頑張っていて、そうした様子が面白い内容でしたね。
 などなど、小さくて可愛い先輩に癒されつつ、仕事も頑張る日々・・・
 どのような日常を見せてくれるのか、今後も楽しみです!

 

 

●ふみのさんちの大黒柱 (池田乾 先生)

  

 文野さん一家は仲良し5人家族(+ペット)・・・ですが、何か変?

 【主な登場人物】
 ・おとうちゃん  : 小説家で一家の大黒柱・・・ですが?
 ・りりさん    : しっかり者の長女。
 ・にあ      : うっかり者の次女。
 ・みい      : クールな3女。
 ・りーち     : 家族のアイドル的存在な長男(保育園児)。
 ・ゆき      : 謎のペット。

 そんな5人+ペットの家族模様が、面白おかしい4コマ作品です。
 が、少しだけ変わった事情がおありのようで・・・

 朝、起きたら口から液体を垂れ流して寝ているおとうちゃん。
 しかし、前にも同じようなことがあったらしく、にあさんは動じずに対処してて笑!
 そんな風に、頼りなさげなおとうちゃんの様子が、可笑しい内容でありました。

 その後、家族みんなで食事しつつ、家庭事情が明かされていましたけど、
 なるほど、「おとうちゃん」は実は叔父さんで、現在不在の姉夫婦にかわって
 娘3人・息子1人のお世話をしている(されている)わけですね。

 また、ペットのゆきも謎すぎて、イヌかネコかもわからない所がミステリアス。
 などなど、一家の暮らしが楽しい作品ということで、今後も楽しみです!

 ちなみに第1話と今回、ほぼ同じ構成になっているのはお見事ですね。
 (こちらで第1話も読めます

 

 

●シロクマはシェーカーを振れません (佐倉色 先生)

  

 シロクマさんがマスターをしているBARのお話。 (こちらで数話、読めます

 【主な登場人物】
 ・小田倉花 : 見た目子供なバーテンダー。 腕は確か。
 ・マスター : シロクマなマスターさん。 カクテルも作れない。
 ・芳    : 口が悪いけど、マスターの弟でオーナー。
 ・清良   : 大人の女性(?)な常連さん。
 ・肇まし子 : BAR初体験の新社会人さん。

 以前、まんがタイムスペシャルにゲスト登場してましたね
 BAR「ウルス・ブラン」に勤めるバーテンダーの花さん。
 マスターはシロクマでカクテルを作れないため、店の存続は彼女にかかっている!?
 オーナー(マスターの弟)は人格に問題あるしで、前途多難なBAR模様が描かれます。

 今回は、新社会人の女性がBAR初体験にやって来るお話。
 シロクマが現れて恐怖しているのを、BARが怖いイメージだからと思っている
 マスターと花さんに笑゚(*゚´∀`゚)゚ まあ、敷居が高そうとは思っちゃいますけども。

 常連の清良さんの助言を受けながら、BARを知ってゆく肇さん。
 結局は花さんに丸投げする清良さんに笑いつつも、手際よくカクテルを作り、
 解説する花さんは、さすがバーテンダーといった趣で、雰囲気ありましたね。

 まあ、清良さんたちに笑われて、なごやかムードにはなっていましたが(^^;
 マスターも、肇さんに声をかけて安心させていたのが心地よかったけれど、
 オチには苦笑せざるを得ないラストが愉快でした。 

 なごみつつ、にぎやかに、カクテル知識も楽しめる本作品。
 移籍新連載とのことで、今後も楽しみです!

 

 

●広島さん、友達になってください (こみちまい 先生)

  

 各地を転々として広島へ来た少女が、この地を故郷にしたいと思い・・・

 【主な登場人物】
 ・キミ    : 女子高生。 引っ込み思案だったものの、友達も増え明るく。
 ・霞晴子   : ネガティブな性格のクラスメイト。

 父親の仕事の都合で、各地を転々として来た少女・キミさん。
 そしてたどり着いた広島を定住の地と定め(父上は単身赴任で宮崎へ)、
 友達も増え、広島を故郷にしたいと思って、広島について知ることを目指します。

 今回は、「やさいを食べんさい」という広島弁のダジャレに大ウケするキミさん。
 陽気な県民性が出ているなんて言っていたら、ネガティブな霞さんに
 自分のように陽気でない人間は広島県民ではないと返されて、困っています(^^;

 そこから、友人2人を含めたやりとりで始まる、ダジャレの応酬が可笑しかった。
 そんな様子が楽しいお話でしたけど、私、最近は「ファミリー」をほとんど
 読めていなかったので、あまり存じ上げない作品なのですよね・・・

 ゆえに、ここから読み始めますけど、期待したい所。
 といった感じに、今後も楽しみです!

 

 

【最終回!】

●マチ姉さんの妄想アワー (安堂友子 先生)

  

 空想おとぎ話4コマも・・・ 最終回!

 最後は、ヒナさんとイチ兄さんが結婚という、衝撃の話題で始まっていて笑!
 トシくんの心の声(非難)と実際の声(祝福)が、逆になっていたのは愉快でした(^^;

 【ギスギス王国】裸の王様で、愚か者には見えない服を勧める商人でしたが、
 そこへ大臣が現れて、正論を放ちながら商人を怪しんでいたのが面白かった・・・
 ものの、深読みが過ぎて面倒くさい人らしく、王様に嫌われていたのは笑!

 【子ども達へ】ウサギとカメで、もしウサギを起こしていたらどうなっていたか?
 当然、ウサギが圧勝して、カメはバカ正直だとバカにされ・・・という悲しい話に。
 ゆえに、ウサギは涙を呑んで耐えたというのは、本当なのだろうか?

 【おいてかれた】泉の女神様、ハデな女性用水着と女性用水着を用意してますが、
 男性が落としたのは「男性用の普段着」で、なぜ錯誤が生じていたのか気になりますが、
 女神さまがファッションで時代遅れになっていた、というのは可笑しかった! 斬新!

 【暇をもて余した女王の遊び2】鑑に女王が問いかけたのは「世界で一番心が美しい」人。
 それが誰かを知り、ま~たイジワルでもするのかと思っていたら、普通に褒めてて意外。
 でしたけど、自分の心が美しくない自覚はあるらしく納得・・・でも、最後の一言で大笑!

 などなど、数々のマチ姉さんによる妄想おとぎ話も、これにておしまい。
 内容の面白さはもちろんでしたけど、有名なおとぎ話を別視点で眺める構図の興味深さは、
 かなりのものでしたので、終了は大変残念ですね。

 コミックスにまとめてほしかった気もしますけど、「本当に笑える話Pinky」に
 掲載されているとのことで、まだまだ期待は持てそう・・・かな?
 などと考えつつも、本誌では完結、楽しませていただきましたー!

 

 

【その他】

●らいか・デイズ (むんこ 先生)

 来太くん、趣味を持とうとするの巻。
 親の趣味に振り回されないようにするため、という動機はさすがだし、
 無難に「のりもの」
を選んでいるあたり計算高く、子供っぽくない感じでしたけど、
 らいかさんや小太郎くんと遊ぶうちに「のりもの」にハマってゆく様子が、
 愉快で楽しく盛り上がっていました・・・らいかさんも「のりもの」に喜んでるし(^^;
 そして、ラストの「夢オチ」が見事でしたね~。 こんなに楽しい夢オチとは。

 

●孔明のヨメ。 (杜康潤 先生) 

 戦後処理で元直さん、お疲れ中・・・
 そんな時、劉備さんが襄陽へ行くことになり、元直さんもついてゆくことにしますが、
 郭嘉の密偵も動いていて、不穏な展開が水面下で進行しているのは気になる所でしたね。
 そして、まずは孔明さんの所へ顔を出す元直さん、相談事を持ち掛けていますけど、
 的確に答える孔明さんや、アイデアを出す月英さんに驚いていたのが面白かった・・・
 ものの、ついに密偵に元直さんのウィークポイントを知られていたのは、不吉でした。
 ここから「演義」のようなことになってしまうのか? 注目です。

 

●転生したら蘭丸でした (真田寿庵 先生)

 気付いてしまった蘭丸くん・・・
 そう、本能寺の変を回避などしなくとも、自分だけ逃げてしまえばいいのだと!
 ということで、織田家を去るべく、辞表を書く蘭丸くんでしたけど、
 仙千代センパイに助言を求めた所、忠誠心厚い彼には辞めるなんて言えなくて笑!
 けれど、会話の流れで上司である彼に期待されていると知って、感激してしまう
 元サラリーマン魂が愉快でありました。 でも結局、本能寺は回避できないままでは?

 

●もっと!夫婦な生活 (おーはしるい 先生) 

 出産予定日まで1週間となったみえこさん・・・
 つわりなどは大したことなかったものの、体重制限で食事を抑えていたのが辛いとは
 みえこさんらしい(´▽`;) そして、陣痛が起き、周囲がドタバタし始めますが、
 母上が頼もし過ぎて、さすが経験者といった風格が素敵でしたね。
 いよいよ分娩室へ向かったと連絡を受けたダンナさんが、「父親」になることを
 自覚するシーンもよかったですし、次号、ついに最終回とのことで寂しいけど、楽しみ!

 

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◆ ヤングキングアワーズ 感想

2018年04月19日 | ◆[不定期] ヤングキング・アワーズ

2018年5月号

 

 今月の『蒼き鋼のアルペジオ』感想はこちら
 今月の『僕らはみんな河合荘』感想はこちら
 今月の『ナポレオン -覇道進撃-』感想はこちら
 今月の『ドリフターズ』感想はこちら

 表紙は、『無尽』より、伊庭八郎!
 ・・・ですが、いつもと装いが違っていますね。
 これが未来の姿と思うと、晴れやかであると同時に寂しい気分かも。

 また、ネットでは『僕らはみんな河合荘』の聖地巡礼の話題なども。
 「僕らはみんな河合荘」モデルとなった岐阜市が聖地巡礼マップを作成・配布
 

  

 『ますらお 秘本義経記』 (北崎拓 先生)

 知盛の計略による罠にかかった義経たち・・・

 ということで、攻勢から一転ピンチになり、さすが知盛といった周到さで、
 少数の義経軍は、多数の平家軍の前になすすべなし・・・ではあるものの、
 知盛にも焦る理由があるようで、このあたり気になる所でありました。

 そして、指揮官・教経の狙うは義経の首。
 菊王丸は義経の顔を知らないとのことで、その特徴を伝えられていましたけど、
 なるほど、これが誤認を生んで、別の悲劇へつながる布石になるわけですねえ・・・
 一方、捨て石とされた那須家ですが、それでも神器を届けようとする日々子さんも、
 どうなることかと気になります。

 

 『MUJIN』 (岡田屋鉄蔵 先生)

 伊庭八郎 vs 山岡鉄舟!

 こんな剣豪同士の勝負が拝めるとは・・・ということで、緊迫ムードが漂います。
 しかし、2人とも微動だにせず、互いに出方をうかがっていると思いきや、
 三橋先生によると、動かないまま戦いをイメージして“戦っている”状態だとか。

 ゆえに消耗激しく、山岡さんは汗をかき、八郎さんは汗をかかないものの限界近い。
 そして、鳥の鳴き声をきっかけに緊張状態は解け、一気に打ち合いを始める2人。
 その激しさにはすさまじい迫力がありましたけど、ついに決着!
 そんな試合の強烈さが印象深い内容でしたね・・・名勝負でありました。

 

 『鬼を飼う』 (吉川景都 先生)

 百鬼夜行、その行方は・・・

 アリスを傷つけた者を許さないという想いで、理性を失う鷹名くん。
 彼の血に惹かれてきた奇獣たちを、四王天さんたちが捕らえるなどしてますが、
 司くんは鷹名くんの止血を頼まれ、彼のもとへ向かうことに・・・

 その頃、鷹名くんは孤独にさいなまれ、呪われた身であることに悩んでいるようで、
 そこを奇獣に付け込まれていましたが、司くんがあっさり払ってくれたのは象徴的。
 鷹名くんが自分の身の上話をしようとしても、そんなこと関係ないと言わんばかりに
 許容してしまう司くんの友情には感服でしたよ! そして「試験」も面白かった。
 鷹名くんの優秀さと、彼の決意が、痛快かつ爽快に響きます。

 

 『アラサークエスト』 (天野シロ 先生)

 相変わらず、ハイライトさんの所に通うベアさん・・・

 まるでダメ男にハマるように彼をお世話しながら、充実している様子。
 彼を見ていると「私が支えてあげなくちゃ」って思うらしく、パーティメンバーは
 恋する彼女を見守りモードになっているのが可笑しかった。

 しかし、ハイライトさんの所には別に親しい(意味深)女性もいて、
 1度は彼を諦めるも、占いで挽回を示唆されただけで戻ってゆくベアさんが(^^;
 占いの言葉に執着してしまうのも、それだけ愛に飢えているというか、
 焦りもあるのでしょうかね・・・ そう考えると悲哀を感じずにいられません。
 まあ、結局は泣くことになりましたけど、これはこれで結果オーライでしょう。

 

 『絶滅酒場』 (黒丸 先生)

 今回のお客様は、地下アイドルでセンターしていたルーシーさん。

 「ルーシー」ってどこかで聞いた記憶があったのですが、最後まで思い出せず、
 ネタ明かしで「あ~」と納得でした(´▽`;) だって外見が人間そのものでしたし。
 そんな彼女が何者なのか? 気になる内容でしたね。

 無銭飲食を歌で解決しようとしたり、注文取りでは客との距離が近かったり、
 ママさんへの微妙な対抗心があったりと、厚かましいルーシーさんのキャラが
 面白味になっていましたけど、まさかここから、住み込み展開になるとは・・・
 それにも驚きましたが、やはりラストページのインパクトがすごかった!

 

 『マーチャンダイス』 (大石まさる 先生)

 今回は、車いすの老人エモンさんのお話。

 実は、宇宙海賊していた彼、今は娘さんのダンナに警戒されているのだとか。
 そんな中、孫娘エイラが誘拐されて、昔のツテを頼って情報収集することに・・・
 そしてラーテルさんも加わって、犯人襲撃! これで万事解決と思いきや?

 エモン&ラーテルの大活躍に燃えましたが、事件に裏があっての騒動には、
 やや心を痛める気分にさせられましたね・・・とはいえ、真犯人の前に
 まさかあの人が現れたのには、驚きつつも痛快すぎて、面白すぎでしたよ!
 自由を手に入れた真犯人の末路と、自由を失っても家族がいるエモンさん。
 その対比がお見事でありました。

 

 

 
 【最終回!】
●師匠シリーズ (原作:ウニ 先生/漫画:片山愁 先生)

 

 師匠がいなくなって・・・

 大学3回生の春、うに君の周囲にも変化があり、卒業した人たちの多くが就職して、
 オカルトフォーラムから足が遠のく中、うに君は変わらず大学で過ごしています。
 そこへ、なんと音響さんが1回生として現れ、「おばけの話」を相談しているのが面白い。

 音響さんによれば「夜の書」と呼ばれる本があり、夜に読むと奇妙なことが起きる
 ということらしく、暗闇の中でも読めるという点が、さらに不可解で引き込まれます。

 最初、関心の薄かったうに君でしたけど、音響さんが実際に読んだことを聞くと、
 少しずつ関心を示すような態度をみせていたのは彼らしいというか、良い感じでしたね。

 そして、「夜の書」対策を相談してくる音響さんに戸惑いつつも、
 師匠ならどうするかを考え、そのうえで、自分は違うやり方でもって対策を講じる所が
 彼の大きな成長を感じさせますし、何より、様になっているのが頼もしかった。

 その対策が正解か否かはわかりませんが、説得力がありましたし、音響さんも
 笑顔でお礼を言っていたのが清々しい・・・のですが、彼女の口から出た一言に、
 うに君が動揺していたのは、「師匠」の存在の大きさを思わせるものでした。

 それを感じさせる終盤の場面。
 メガネを外して眺める街の風景に、追ってしまう師匠の姿・・・

 メガネをかけることで「この世」に“戻って来る”うに君の心中に去来する切なさが、
 ラストの言葉に込められているようで、グッときちゃいましたね。

 などなど、師匠がいなくなってからのうに君の日常が描かれての最終回。
 まさに日常と非日常、その境目を平均台に乗るような危ういバランスで行き来する、
 そんな緊張感を伴うエピソードの数々が、毎回、引き込んでくれた作品でした。

 うに君の新しい物語など、いつか見てみたい気もしますけど、これにて完結。
 それにしても、歩くさんから受け取った「本当に危ない時に開け」るべき封書が
 とても気になりつつ・・・ 楽しませていただきましたー!

 

 

【最終回!】
●ゼロ エンジェル (麻宮騎亜 先生)

 

 完結4巻&「愛華が奔る」、4月28日・発売! ということで、最終回!!

 最後は、偽のゼロエンジェルとの戦い・・・ですが、
 愛華さんは公道を走ることを嫌がっていて、勝負も始まらない状態。

 しかし、そこで偽エンジェルは、愛華さんの車に対して卑劣な挑発をおこない、
 勝負を煽っている態度が、ドライバーの風上にも置けない人間であることを
 強く印象付けますね。

 なんて思っていたら、偽エンジェルのことを知る人間がやって来て、
 彼女のことを「天使の爪痕」と呼んでいましたが、それがおっちゃんだったのは
 何の因縁なのか・・・しかも、次元のおっちゃんと偽エンジェルは知り合いだったと。

 そんな流れの中、勝負を受けることになった愛華さん。
 おっちゃんも同乗して、結局、公道での戦いに挑むことに。

 といった内容でしたけど、愛華さんとしては偽エンジェルの戦意を喪失させるような
 走りを見せねばならず、かなり困難な目的にも思えて、より緊張感が高まります。

 しかも偽エンジェルは、公道を荒らすような危険な走りで愛華さんを挑発し、
 一歩間違えれば死すらあり得る状況での、万能感ゆえの愚かさを見せつけるかのよう。
 死を意識していないというか、見えていない視野の狭さが、もどかしいですね。

 そして、極限状況での決着が、とんでもない形でついていて、
 愛華さんの凄味と怖さを感じさせる流れになっていたのは、むしろ痛快でありました。
 身を挺した教訓を、偽エンジェルに与えていたのは効果的でしたけど、恐ろしかった。

 などなど、偽エンジェルとの公道勝負が描かれた最終回。
 本作は、公道でのレースを描きつつ、その危険性から目をそらさず、
 時にスピード以外の勝負方法で、楽しく走る様子を見せてくれたのはよかったですね。

 今後、愛華さんはどうするのかわかりませんけど、やはり公道から離れるのでしょうか。
 それでも、どこかで走る彼女を見てみたい・・・と感じつつ、楽しませていただきました!

 

 

【コミックス6巻、発売中!】
●聖骸の魔女 (田中ほさな 先生)

 

 牙をむく敵の正体は・・・

 「師父」ベルビデロさんらと共に、石棺開けに挑む二コラくん。
 しかし、魔女の聖骸を入れた石棺は見つからず、途方に暮れています。

 ベルビデロさんによれば、浄皇さんは負けず嫌いで、
 「遊戯の相手としては厄介だった」とのことですが、それは裏を返せば
 浄皇さんは手ごわいということで、むしろ良い事のようにも思えますね。

 そのため、ここに「正解」はないのでは? なんて疑惑も出てきますが、
 全ての石棺を開けたことで地下墳墓の仕掛けが作動し、ついに浄皇が
 姿を現すことになりますが・・・?

 彼女が待っていたのは二コラくんだけ。
 ベルビデロさんの登場には、意表を突かれたようで、はたして誰が敵なのか?
 と気になる展開となっていました。

 結局の所、二コラくんがピンチに陥ることで、敵はハッキリしましたけども、
 そこで見られた浄皇の人間味は、エゼルさんも「かわいい」と評するもので、
 なかなかよろしかったですね。

 そして、二コラくんのピンチに動くエゼルさんの機転が痛快!
 これには敵もしてやられたようで、エゼルさんグッジョブでありました。

 それにしても、敵はなぜ二コラくんを欲していたのでしょうね。
 「調停者」としての役割を担わせたいようですが、はてさて・・・
 と気になりつつ、ここから反撃ということで、今後も楽しみです!

 

 

【4月23日、コミックス3巻・発売!】
●真・一騎当千 (塩崎雄二 先生)

 

 大和武尊(やまとたける)・・・

 冒頭、手を鎖でつながれ、裸になっている人物が何やら薬を打たれていますが、
 まさかそれが大和武尊だとは。

 伊勢神宮で舞っている姿は静かで、どこか凄味を感じさせはするものの、
 「華奢な女性」であり、「これだけ知られ恐れられている」とは思えないほど。

 ところが、鎖につながれていたのは「残虐性ゆえ」と言いますし、
 薬で意識を朦朧とさせているというから、徹底しています。
 それだけ恐るべき存在ということでしょうが・・・

 卑弥呼の刺客としてやって来ていた伐折羅さんでしたが、
 大和武尊の力を見せつけられ、はたしてどうなることか、気になる展開。

 一方、卑弥呼の要請を受けた鞍馬山では、弁慶さんが要請を拒否。
 と思いきや、義経さんは卑弥呼はどうでもいいけれど、曹操への執着ゆえに
 参加を考えていたのは、曹操との再戦を期待させる要素でした。

 が、ここでまさかの襲撃!?
 弁慶の前に現れたのは・・・ え?もう来たの?? と驚かされましたね。
 はたして、彼の目的は何なのか? 嵐の予感におののきつつ、今後も楽しみです!

 

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◆ 今月のドリフ

2018年04月17日 | ◆[不定期] ヤングキング・アワーズ

ヤングキングアワーズ 2018年5月号より

 今月の『蒼き鋼のアルペジオ』感想はこちら
 今月の『僕らはみんな河合荘』感想はこちら
 今月の『ナポレオン -覇道進撃-』感想はこちら
 
 
 
 

以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)

 
 
 
 
 

●ドリフターズ (平野耕太 先生)

 

 決死の殿。

 敗色濃厚となる中、殿(しんがり)を務めることとなった総大将・島津豊久。
 彼に従うは、命知らずのドワーフたち・・・という状況でしたね。

 敵陣ど真ん中への突撃を、笑顔で宣言する豊久。
 「(殿が)前へ!?突進すんのか」と驚くドワーフたち。
 それでいて、豊久と同じように笑っているのは、頼もしい。

 黒王軍は、軍の大きさの割に、侍大将(一軍を率いる指揮官)の数が少ない。
 ゆえに、総大将である黒王を狙えば、全軍が自分たちに集中して攻撃してくる。
 そのスキに、自軍の主力である信長たちを逃すことができる・・・

 と述べる豊久の戦い方は、理にかなっていて納得できる凄味があります。
 島津の軍法は今際の際までやけは無い、とも言っており、単なるやけくそ突撃とは
 わけが違うというのも、狂気の中の理を感じさせますね。

 

 

 

 己の死すら、高らかに・・・

 自分たちは死ぬことを分かりきっている殿部隊。
 それでも豊久は、信長が逃げた後で勝ってくれるから問題ない、
 百代末まで語り継がれるだろう、なんて言っているのが面白い。

 ドワーフたちは、吟遊詩人が自分たちの歌を格好よく作るかのうと述べ、
 やはり嬉しそうな所に、悲壮感など微塵も感じさせない“前向きさ”がうかがえます。

 そして、突撃!
 鋒矢の陣を組み、黒王の本営めざして突進を始める豊久たち。

 「鋒矢」は矢印型で、強力な突破力を持ちますが、防御力に難のある陣形ですね。
 すなわち、ただ突撃するためだけに組んだ陣形で、守ることは考えない。
 まさに決死の覚悟で放つ最期の一撃を思わせます。

 だからこそ、凄まじい威力を発揮!
 側面にも後方にも目を向けず、次々と敵を討ち倒し、ただただ前へ突撃あるのみ。
 それを「晴れ舞台」と言ってのける豊久の笑顔の、なんと痛快なことか!

 続くドワーフたちも、若干引き気味ながら、豊久の狂気に引っ張られるように
 大笑いしてますが、「なんでおめえドワーフに生まれなんだ」とか言っているのには、
 声を出して笑ってしまいましたよ。

 

 

 

 土方歳三が見るものは・・・

 そして、そんな豊久たちの突撃を眺める土方さん。
 彼が思い浮かべるのは、彼にとって最期の地である函館での戦いの風景・・・

 負け戦となり、脱走兵が出る状況、怖じ気づく面々に、発破をかける場面。
 逃げ場などない、ここを死に場所と思うべしと語る土方に対する反応は、
 「ついていけない」「戦さ狂い」「お前に殺される義理など無い」といったもの。

 「いつまで新選組気分だ」とまで言われ、彼について来る者のなかったことが
 描かれていて、土方歳三の無念を思わせます。

 ゆえに、敗軍の将であるはずの島津豊久、その決死の突撃について来る者がいる
 という事実だけでも、彼にとっては大きな衝撃だったのではないでしょうか。

 ラストの言葉に、敵である豊久に対する真っすぐな想いを感じてしまいます。
 それは、武士への憧憬の念と重なっているようにも見えて、切なくなりますね。

 などなど、ついに始まった豊久による決死の突撃。
 これで信長たちは逃れらるのか? 豊久たちは黒王に迫れるのか?
 そして、その命運や如何に? ・・・と気になりつつ、今後も楽しみです!

 

◆ ヤングキングアワーズ 感想

 

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