五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ 今月のアルペジオ

2012年05月31日 | ◆[不定期] ヤングキング・アワーズ

ヤングキングアワーズ 2012年7月号より

 

 

 

以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)

 

 

 

 

●蒼き鋼のアルペジオ (Ark Performance 先生)

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 謎のドクロ・メットが陸軍相手に大奮闘・・・!?

 すごいすごい、何なのこの娘! プロの軍隊相手に渡り合ってるよ!

 まさに「手玉にとる」という表現がぴったりの大活躍。

 次々に制圧される401クルーたちの中でただ1人、反撃する姿がカッコ良すぎです。

 

 

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 1人の少女に翻弄される陸軍の大人たち。

 ここでの戦闘シーンが、なかなかに迫力満点で見ごたえアリでした!

 でも、この人たちにとっては悪夢だよな、これェ・・・

 まあ、指揮官さんも言ってましたけど、実戦経験がないというのが大きいのでしょうねえ。

 そんな中、陸軍の別部隊はすでに401へと乗り込み、ブリッジまで確保。

 もはや完全に制圧されたかに見えましたが・・・?

 

 

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 そんな中、陸軍から401クルー制圧の報告を得て、涙ぐんでる北先生なのですが・・・

 ヤバい、ここ、笑っちゃいけないのに、( ´,_ゝ`)プププッ ってなっちゃいましたよ!

 

 群像の父・千早翔像とは、旧知の仲である北先生。

 その息子を「制圧」したという報を受け、翔像氏に対して申し訳ないという

 気持ちがこみ上げている場面なわけで、北先生の誠実さがよく感じられる

 素晴らしいシーン・・・のはずなんです。

 

 ところが、「401クルー制圧の真相」をわかっていると、

 これがとても滑稽にうつってしまうのだから、何とも言えない気分に(´▽`;)

 「真相」に関しては、先々月号である程度予想し、先月号で確信していたので、

 もう、ここの北先生が気の毒で気の毒で仕方なかったです。

 先生、真相を知ったら激怒すんじゃないの?

 

 

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 そして、タカオさんが可愛かったァァァァァー!!!!!!!

 うはー、髪型がツインテだったり、部屋になぜか艦長服があったり、

 あの群像抱き枕もあったり、いろいろ可愛いポイント満載だったのですが、

 何より「ありがとう」と言われた時の反応が、オ・ト・メ・す・ぎ・る・ダ・ロ!!!

 

 もじょもじょしてる姿も、赤面しながら名前呼びを望んだりしている表情も、破壊力満点!

 ああ、今月のタカオ分摂取が、ぜいたくすぎて不安になるくらいですよ。

 

 ただ、不安と言えば、今後の彼女の行動ですね。

 なぜならば、気になるのはゾルダンの動き。

 「任務」とはいえ、401と離れて行動するとなると、

 タカオはU-2501に襲撃される可能性が高くなります。 (ゾルダンはタカオを狙っている)

 妙なことが起きなければよいのですが・・・ 起きるんだろうなあ・・・・・・

 

 

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 一方、401。

 このシーンのイオナ、なかなか興味深い「ふり返り」でした。

 珍しく、あの彼の感情をむき出しにしたような表情が見られたこともですが、

 ここでのイオナの視線も、彼女の内面を垣間見れたような気がして面白かったですね。

 

 つまり、彼の行動に違和感を覚えている、ということを示しているのでしょうから。

 その違和感は、彼の幼なじみでなければ気づけないほどの小さなもの。

 それをイオナも察していたということは、彼女の彼に対する距離感を感じさせてくれます。

 逆に、彼の方は遠ざかっている感じでしたけどね・・・

 

 

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 さあ、ついに動き出す翔像&ムサシ!

 甲板に並ぶクルーたち。

 これだけの人間が、「人類の敵」とまで言われている翔像についていっているのをみると、

 彼の人物の大きさがわかるというものですね。 あの群像の父親ですし・・・

 

 ムサシの夏服姿もなかなかでありました。

 ビスマルクと一緒にいたはずなので、北海orバルト海に停留中かと思われるのですが、

 そこからの彼らの動きを考えますと、大西洋方面へ出てゆく可能性が高い?

 アドミラリティ・コードをさがすという目的からすると、日本方面へ出てくるなんてことは・・・

 ありうるんでしょうか?

 

 ただ、彼らの“霧”での立ち位置もよくわからないので、

 イギリス海域から大西洋・地中海方面をおさえているであろう“霧”の出方も気になる所。

 何かが動き出しそうな展開にワクワクしつつ、今後も楽しみです!

 

 

 そして、今回の「アドミラリティ・コードを探せ!!」のコーナーは・・・

 総旗艦コエェェェ~((((;=д=.)))) の巻でした。

 実際、タチ悪いよね、あーゆータイプの上役って(ォィ

 あと、のっけから私が先月に疑問に思ってたことが出てきたのには笑いました(^^;

 

 ん? しかし、あれだ、本編の方で1つ気になることがありました。

 それはタカオさんのこと。

 あれだけ精巧な〇〇を作る事が出来るのであれば、もう抱き枕必要ないんじゃ(禁句!)

 

 

◆ ヤングキングアワーズ感想

 


◆ まんがタイムきららキャラット 感想②

2012年05月30日 | ◆4コマ誌⑨ 不定期 きららキャラット

2012年7月号 のつづきです。

 ①は、『はるみね-しょん』 『ベイビードール』

     『先輩には頭が上がらない!』 『コズミックレンズ』 『どくのぬまち』です。

 

 次号、『けいおん!』がグランドフィナーレ!

 表紙・巻頭は『Aチャンネル』で、引き続きゲスト登場の作品もいろいろ・・・ 楽しみです。

 

 

●キルミーベイベー (カヅホ 先生)

 6月6日発売のBD&DVD宣伝とともに、プレイバックなども載ってます。 なつかしいな(ぇ

 そんな今回、ソーニャにチャンバラを挑むやすな。 当然、返り討ち⇒挑発⇒泥沼バトル!

 何だかんだで仲良く?遊ぶ2人が面白い。 終盤の鯉のぼりネタの連打は、勢いあるな~。

 

●Aチャンネル (黒田bb 先生) 

 休日、るん&ナギ組と、トオル&ユー子組に分かれていたら、それぞれ先生たちに遭遇!

 鎌手先生のあとをつけるユー子たちが、先生の謎の行動に翻弄される様子が楽しかった。

 一方、るんさん達が追いかけた佐藤先生のデコ・ネタには笑い! 2人の“合流”には驚き!

 

●ラッキー・ブレイク (平つくね 先生)

 コミックス2巻、6月27日発売! そんな今回、無気力な陸さんと、なぜか傷心のデイさん。

 2人を元気づけようと動くキシモンさん、さすがです。 その流れでまさかの温泉回に突入!

 1人気をつかうキシモンさんの優しさが光ってたうえに、陸&デイの絆が深まってよかった。

 

●けいおん! (かきふらい 先生) 

 学園祭が近づく中、菫さんだけがウマく仕上がらない状態。 何度やっても失敗ばかり・・・

 先輩風吹かす梓さんも面白かったけど、今回は菫&直のお話。 先輩たちにお返ししたい、

 という菫さんの気持ちをくみ、元気づける直さんが微笑まし。 さわちゃん先生もさすがだ!

 

●ひだまりスケッチ (蒼樹うめ 先生)

 夏目さんがひだまり荘にご招待される話! ・・・最近、アニメとの整合性をとってきますね。

 クリスマスイブのパーティに呼ばれ、緊張しまくり夏目さん。 皆が“カボチャ”になってるし!

 人見知りな彼女も包み込むひだまり荘のあたたかさ。 最後の沙英さんとの会話たまらん!

 

●ぱわーおぶすまいる。 (ウロ 先生) 

 佐々島くん(誰?)に呼び止められるまゆさん。 一緒に帰ろうと言われてますが・・・?

 と始まった今回、2人を追う一同。 動揺していないと思ったら、意外と気にしてた宗馬くん。

 佐々島くんが悪いヤツでなくてよかったけど、珍しく宗馬⇒まゆという関係を見られて楽し!

 

●インプロ! (真田一輝 先生)

 コミックス1巻、6月27日発売! そんな今回、文化祭の反響でモテモテ優希さん!?

 ラブレターの山に困り果てる姿が可愛らしい。 帷さんが気にしているのも面白かったけど、

 最後に、今まで高みで楽しんでいた部長が「窮地」に陥る姿が最高でした。 因果応報!

 

●さくらティーブレイク! (都桜和 先生) 

 少し変わった茶道部へ、見学に来ている桜&菊華さん。 七紀先輩のもてなしを受けます。

 しかしそんな中、謎のツボ入り少女・犬山理子さんが登場! 極度の照れ屋さんで面白い。

 彼女の着ている着物に魅せられ、着物を堪能する一同が可愛かった! つづきが楽しみ。

 

●ネガ→ポジ (森名尚 先生)

 朝から三国先生に呼び止められて、綾乃さんが逃げ出してしまうとか、人見知りすぎ(´▽`;)

 さらに教室に入ろうとするも、自分の席に人がいるからと入れない彼女は可愛らしいなあ。

 席替えとか脅威でしょうねえ(^^; そうした綾乃さんの人見知りっぷりが面白かったです。

 

●ぷらいまりィずむ! (パルプピロシ 先生) 

 ゲスト2回目! 小学生5人組の集団登校を描く作品ですが、これがなかなか面白い。

 ニコさんを大好きなしずのさんは変態だし、双子はクラスの友達が少ないしで、色々大変。

 でも、そんな彼女たちを気にかけ、世話焼いてくれるのがニコさん。 良いリーダーですよ。

 

●かためで! (shige 先生) 

 さやかさんの誕生日にサプライズを企むみづき&まの。 プレゼントをどうするか悩むの巻。

 コソコソ相談する2人をみて疑問を持つさやかさんですが、とくに気にもせず拍子抜け(^^;

 2人のことをよほど信用しているのがわかります・・・ いや、天然? 妖刀が好きなのか~。

 

 


◆ まんがタイムきららキャラット 感想①

2012年05月29日 | ◆4コマ誌⑨ 不定期 きららキャラット

2012年7月号

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 表紙はなんと、『キルミーベイベー』『はるみねーしょん』!!

 UFOから舞い降りるはるみ軍団に、殺し屋とおバカが立ち向かう! これは\やべえ/

 そいえば、キルミーのアニメOPでも、なんか宇宙船とか出てましたっけ・・・

 

 

 今月の「え、もう終わっちゃうの??で賞」は、『けいおん!』

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 なんと次回で最終回!? きらら本誌での大学編も終わりらしいとか・・・ 早くないですか?

 在校生編は、学園祭を前に練習にはげむ「わかばガールズ」でしたけど、

 とくに菫&直のコンビに焦点を当てた話になっていました。 このシーンでの直さんが(;;)

 それにしても、めっちゃ楽しく読んでいたもので、終了が信じられない気分。

 1つの区切りではありますが、物足りないなあ・・・ と感じてしまいますね~。

 

 

 

【今月のピックアップ!】

●はるみねーしょん (大沖 先生)

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 コミックス3巻、発売中!

 トビラがこれまた美しひ今回、「大人」について語り合う女子高生3人組。

 うん、語り合うっつっても、言葉遊び・ダジャレの領域ではありますが(^^;

 

 ユキさんがブラックコーヒー飲むのを大人っぽいというのなら、

 はるみさんのダジャレはオヤジっぽい! 大人とオヤジ、似て非なるもの・・・なのか?

 いちばん心に響いたネタは、子供の話し方(あったことをとにかく並べていくだけ)と、

 大人の話し方(話をうまく組み立てて最後に上手ことオチを用意したりする)の対比と、

 はるみさんドヤ顔の4コマ目のオチでした。 こんな感じ⇒ ?(・。・ )

 

 そんな感じにgdgdトークが楽しいわけですが、

 まあよくもネタが尽きないものだと感服する毎月でございます。

 こんな良きマンネリのゆったり感にとらわれるのも、なかなか悪くないですよね。

 今後も楽しみです!

 

 

 

【ゲスト作品】

●ベイビードール (あまか 先生)

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 シスコン姉と、可愛い妹さんのお話。

 幼稚園にかよう妹・由奈ちゃんを、溺愛している姉・真奈さん。

 これが周囲から変質者と間違われるほどのシスコンぶり(^^;

 そんな可笑しな姉・真奈さんを中心に描かれる、妹溺愛4コマ作品です。

 

 幼稚園に送って行っても、「離れたくない!」と由奈ちゃんに抱きつくほどに妹大好き。

 そんな彼女を見かねた友人・結衣さんも、妹離れを勧めていますが、そんなの無理(^◇^;)

 学校でも妹のことばかり考えていて、クラスメイトがひくほどだったりと、

 真奈さんのシスコンぶりが面白い内容になっています。

 

 また、友人・結衣さんと真奈さんの関係(まわりから夫婦と囃し立てられるほど仲良し)や、

 結衣さんの妹・奏ちゃんの存在も、話を盛り立ててくれる要素。

 1つだけ難点を述べるなら、姉妹の髪の色は統一した方がわかりやすかったのでは?

 ということでしょうか・・・ 結衣さんと由奈ちゃんの方が姉妹に見えるぞな(´▽`;)

 などなど、楽しいシスコン物語。 妹ちゃん達も可愛らしいので、つづき期待です!

 

 

 

●先輩には頭が上がらない! (榊 先生)

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 榊先生の新作! 新入社員くんと先輩さんによる職場物語・・・?

 いきなり居眠りしている新入社員・時任くんと、彼を起こしてくれた先輩・迎さん。

 そんな2人の職場を舞台にしたお話になりそうですね。

 

 いわゆるオタク趣味をもっている時任くん。

 職場ではそのことは秘密にしているようですが、

 深夜アニメ関連で寝不足になったりと、まだまだ社員としての自覚が足りない?

 でも、周囲の人たちはやさしく接してくれていますよね~。 いいな~(ぇ

 先輩・迎さんはもちろん、看板デザイナー・野乃さんなどなど、

 榊先生が描く人々の輪が、本当に楽しそうな雰囲気を醸し出しています。

 

 しかし、「新人なのだから仕事が遅い」ということを、はっきりと指摘してクギを刺したり、

 迎さんはきちんと先輩らしいところを見せつけています。

 とはいえ、その後のフォローもしていますし、感じは悪くない。

 むしろイイ人という印象で・・・ こんな先輩ほしかったー!(本音出た)

 時任くんの方も、キツイこと言われたのに、それをちゃんと受け止めているのが好感。

 この先輩・後輩コンビ、いいですね~。

 

 そして2人は、ある「秘密」を共有することになり、今後の展開が気になりまくりという

 見事なシメでございました。 なのでぜひとも、つづき期待です!

 

 

 

●コズミックレンズ (えむけー 先生)

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 謎の少女と生物と・・・ なんとも不思議な物語。

 新しい町に引っ越してきた空さんが、出逢った少女・レンズさん。

 頭に謎の毛を生やし、奇妙な行動をとったりしてますが、

 2人が同じクラスになったことから始まる、不思議な“日常”風景。

 

 とにかく、レンズさんの意味不明な不思議っぷりが可笑しいのだけど、

 それが日常になっている世界らしく、空さんだけが戸惑ってばかり。

 街にはUFOらしきものもあるし、レンズさんの「ネコ」は謎の生物だしで、

 もはや日常とは呼べない状況・・・ のはずなのに、平穏な時間が過ぎてゆくから面白い。

 

 空さんが迷い込んだオカシナ世界。

 この非常識が「常識」としてくりひろげられる空間にて、空さんの常識が侵食されていく。

 そんな様子に楽しさを感じますし、何よりそれがゆったり描かれている点が、

 奇妙に穏やかな雰囲気を創りだしていて、とても良い感じなのですね。

 これはちょっと期待したい作品になりそうなので、つづきを楽しみにしております!

 

 

 

●どくのぬまち (あたげ 先生)

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 ダメ人間度がバカ高い兄妹たちのお話。

 25歳兄はニートさん。 働きもせずゲームばかりしてますが、悪びれる様子もなし(´▽`;)

 真ん中の14歳妹は、学校に行ってない少女。

 そして、末っ子・りんごちゃんがいちばんマトモな人という、とんでもない兄妹たち。

 

 のっけらひもじい思いをしている兄と妹。

 けど、りんごちゃんだけは自分で稼いだお金(10歳なのに)で、何か食べてます。

 なので、兄妹は末っ子からお金を借りて生活を・・・ って、なんじゃそらー!Σ(゜Д゜;)

 もう何と言いますか、終始、兄のダメっぷりとそれに引きずられる妹の姿が描かれていて、

 ある意味シュールな作品になっていますね。 りんごちゃんも半ばあきらめ気味だし。

 

 妹のスク水写真でブログのアクセス数を稼いで儲けようとする兄とか、ダメダメすぎ(;´Д`)

 そんなダメさ満開のお話ですが、妙な味わいがあって面白い・・・ かもしれない。

 なので一応、つづき期待しておきます!

 

 

②へつづきます。

 


◆ まんがタイムオリジナル 感想②

2012年05月28日 | ◆4コマ誌⑧ まんがタイムオリジナル

2012年7月号 のつづきです。

 ①は、『そこぬけRPG』 『おゑど恋愛帳』

     『小森さんは断れない!』 『アサヒ!~動物園へ行こう~』です。

 

 次号、30周年特別記念号!

 何やら特別企画もあるようで、楽しみです。

 

 

●ラディカル・ホスピタル (ひらのあゆ 先生)

 吉田さんが祖母を見舞ったという話から、「思い出」という話題につながる流れの今回。

 祖母様が「忘れっぽく」なっている現実に、老いの辛さと、「思い出」の大切さを知る内容が

 胸に響きますけど、最後の落ち込む榊先生と、励ます滝沢先生の会話がとてもよかった!

 

●満開!Sister (東屋めめ 先生) 

 お立ち台とか全然知らない。 お母様は、世代ドンピシャなんですねえ・・・ あの格好(^^;

 でもって今回、さつきさんがいい味出してましたね~。 見た目しとやか美人、中身がさつ。

 そんな彼女の正体を武士くんが知るのはいつの日か(;´`) 最後の「姉」攻勢も楽しかった!

 

●よゆう酌々 (辻灯子 先生)

 定休日に調理場を借りたがる戸田くん、そのワケは・・・? ま~た兄嫁がらみ、ヘタレ(ォィ

 表向きには「新作考える」とか言っちゃって、そんなとこが可愛いっちゃ可愛いよね、彼(ぇ。

 税理士先生の方向音痴っぷりも楽しかったけど、最後、大人たちの“妥協”な空気が面白い。

 

●らいか・デイズ (むんこ 先生) 

 コミックス14巻、6月7日発売! そんな今回、縦割り活動で「宝探し」をするらいかさん組。

 あっさり地図の謎を解くらいかさんがさすがですけど、皆からの不意打ちが粋でしたね~。

 竹田くんもよいけど、実くんの贈り物がナイスすぎ(´▽`;) 会長のことをよくわかってるな。

 

●おかん (小坂俊史 先生)

 梅雨の季節、雨降りを的中させてしまうおかんのカンの鋭さもだけど、そのたくましさに笑!

 カサ、意味ないじゃん?みたいな(^◇^;) 野球やサッカーなども得意だし、おかんスゲー。

 けど、歯医者が致命的にダメだったり、仕事選択がズボラ基本だったり、そこがバランスか。

 

●ゆらゆら薬局プラリネ (松田円 先生) 

 妹大好きお兄ちゃん・山内崇くん、家ではなかなかメガネをかけない理由にも納得です(ぇ

 それはともかく、薬局に近寄るなと警告する崇くん。 危険だからというものの、何か怪しい。

 そんな展開を楽しみつつ、新登場イケメン君のさわやかさに気分スッキリ。 今後楽しみ!

 

●オトメシュラン (王嶋環 先生) 

 やはり登場した男性は噂の彼、一成くんでしたが、長髪に無精ひげと、ワイルド系・・・?

 でも中身は優しい好青年。 ヨウさんのことも素で女性扱いするのだから、こりゃあスゴイ。

 動揺するヨウさんが可愛らしくて楽しかったけど、ラストの一成くんには驚愕でした(^◇^;)

 

 そして今回は2本立て! 仕事が終わった後に、カラオケに行く瑤さん・エリさん・慎太くん。

 一成くんの帰還で浮かれているヨウさんだけど、歌はアレなのか(´▽`;) 慎太くんも面白!

 なお、ホームで連載していた『紫乃 先生〆切前!』2巻〔完結〕が、6月7日に発売です!

 

●恋は地獄車 (瀬戸口みづき 先生)

 カズ君に元カノからメールがきて、落ち込む万里子さんの陰湿さに震えた(((( ;゜д゜)))

 「元カノとの友情」を語る滝くんに手厳しい女性陣ですが、まあこれは女性陣が正しいかと。

 そして、2人っきりで夜の会社に残る滝&万里子を、誤解する後藤さんの横顔にしびれた!

 

●うわさのユーレイちゃん (平井ケンジロウ 先生) 

 夜のユーレイちゃんは校舎に1人・・・ ではなくて、ヒトダマさんと一緒なので寂しくない。

 それと、残業のある時は先生もいるけど、だいぶお疲れのご様子で、珍しく余裕がない。

 そんな先生の疲労から来る言動が面白かった今回ですが、最後は笑顔になって温かい。

 

●先生のたまご (みなづき忍 先生)

 トビラでウェディングドレスのたまこ先生が犯罪臭(ォィ。 結婚するのは、幼なじみの友人。

 他の先生たちからアドバイスを受け、式の準備をするたまこ先生。 おめかし姿が可愛らし。

 そんな風に「祭りの前」な空気が楽しかったけど、最後ブーケトスでの「活躍」が最高でした。

 

●女子校生かんさつ日記 (風良まり 先生) 

 女子校生に振り回される男性教師・・・ って、この作品、名前が出てこないのもスゴイよね。

 今回は梅雨を舞台に、濡れる教師と女子校生。 下着が透けてるせくしー?さんが美しひ。

 そんな中、着替えネタ色々。 傘借りた娘の照れ方が可愛いし、もしや彼女、先生のこと?

 

●ひよスタ! (松嶋でぇご 先生)

 バイトが決まったアイドルの卵たち。 しかし、海さんはメイド喫茶で働くことに消極的。

 「少女趣味は性に合わん」なんて言う彼女を引き入れるべく、空&陸が説得を試みるお話。

 海さんの少女趣味を避ける理由が、彼女の魅力を際立たせていましたね。 面白かった!

 

 


◆ まんがタイムオリジナル 感想①

2012年05月27日 | ◆4コマ誌⑧ まんがタイムオリジナル

2012年7月号

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 表紙は、『ラディカル・ホスピタル』の山下さんをはじめ、水着ゾーンとなっておりますが、

 ヨウさんジャージだし、なんか江〇さんみたいな人いるしで面白いです(^^;

 

 

 今月の「女子高生のお着替えで賞」は、『女子校生かんさつ日記』

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 女子校に赴任した男性教師の前で、平然と着替えする女子校生たち!

 いやー、ここまでたくましいんですねえ、最近の女子校生は・・・ と思ったら違って残念(ォィ

 この作品、女子校生と男性教師のかかわり方を、楽しく描いた良作ですね。 期待です。

 

 

 さらに、「今月の後藤さん」!(『恋は地獄車』より)

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 元カノからのメールで、カズ君との仲がこじれる万里子さんの話でしたが、

 後藤さんなんかも元カノが原因で揉めそうなタイプ・・・ と思いきや、

 揉める揉めない以前の問題で笑った! さすが我らが後藤さん、しびれるぜ(ぇ

 

 

 

【今月のピックアップ!】

●そこぬけRPG (佐藤両々 先生)

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 初夏となり、女子の服装が変わる時期。

 そんなことから服装の話題で、ゲボくんのタイツの話やら、

 寺端さんが遭遇した「トレンチの下が裸のおじさん」の話やらが出ています(´▽`;)

 

 しかし、なぜかカナさんが「白いフワフワ」の服装にクレームつけているという話。

 そこから一斉に、ゲボくんを後押しする開発の面々が面白かった!

 白いフワフワの服装=ウェディングドレスってことなのね・・・

 ゲボくんが「まだまだ」とか言っているのを聞いて、

 「あれ、お前“そう”なの?」と言っている小鳥遊さんがよかったですねえ。

 

 そんな風に、なぜかお怒りのカナさん。

 でも、そこには理由があり・・・ って、なつかしいな、この設定!

 忘れてましたよ、カナさんの苦手なもの。 そういえば、そうでした。

 彼女の弱点が目立つ季節になっていたんですね~。

 なもので、驚いて涙目になったり、ゲボくんに支えられて赤面したり、

 弱気になった横顔を見せたりと、可愛らしいカナさんを拝むことができました! 眼福!!

 

 そこでゲボくん、カナさんの「ナイト」となって大活躍!

 と思いきや・・・ なラストもさすがでしたが、

 全体的にカナ&ゲボの良い雰囲気が楽しいお話。

 とても面白かったー! ということで、今後も楽しみです!

 

 

 

●おゑど恋愛帳 (江茂タツキ 先生)

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 汁粉屋で働くことになった上様!

 そこへ、奥州の独眼竜さんやらが遊びに来るんだから、なんかスゴイ(^^;

 

 しかし今回、お目付け役の十兵衛がいないということで、何やってるんだ奴は・・・?

 といったお話でしたけど、十兵衛の父、すなわち柳生宗矩さんや、

 弟・友矩くんまで登場するなど、柳生一族の人たちがいろいろと出てきました。

 宗矩さんが変な人で面白かったけど、それ以上に気になるのが友矩くん!

 いや、この時代にセーラー服て(^◇^;) 「きゃあっ」とか言ってるし!

 そりゃ、お兄さんも心配になりますわ。 思いっきり慌ててる様子には笑った゜(*゜´∀`゜)゜

 

 などなど楽しかったのですが、十兵衛さんはこの「里帰り」で一つの答えを得たようで、

 今まで上様とおキヌさんのことを、あまり快く思っていなかったのが、

 ここでちょっと変化していたのは、なかなか良い感じでしたね~。

 しかし、上様もずいぶん汁粉屋で働くようになってから、良い方向へお変わりになられた。

 そんな感じに、何だかますます楽しくなってきたお江戸模様。

 柳生一族の、とくに友矩くんの再登場に期待しつつ・・・ 今後も楽しみです!

 

 

 

【新連載!】

●小森さんは断れない! (クール教信者 先生)

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  ゲストを経ての新連載スタート!

 人の頼みを断れない少女・小森さんのお話。

 

 背が高くて力持ち、頼りになるだけに人から頼られてしまう小森さん。

 その頼みを断ることもないので、ある種「便利屋」のように使われてしまうところもありそう?

 なので、友人からは心配されたりしています。

 西鳥めぐみさんは「断る勇気を持て」と言ってますが、さて・・・

 

 そんな中、友人2人と家でおしゃべり&宿題。

 友人トークがなかなかよろしい感じで、もう1人の友人・まき子さんが

 「友達」の大切さを語る件は感慨深げでありました。

 

 そして面白かったのが、ラストの2ネタ。

 始まりの2ネタに対応したそれは、1つ目と同じようで違う内容・展開に。

 めぐみさんが1つ目と違って動揺していないのは、

 やはり小森さんたちとのやりとりがあったからなんでしょうね。

 

 最後の小森さんの行動も、「断る」ことができないゆえの対応で、

 これも友達に言われたことがきかっけとなっているんだろうと思えると、

 小森さんたちにとっての「友達」の重要性が感じられるというものです。

 ただ単に、断れない少女を面白おかしく・・・ というだけでなく、

 このような女子中学生の友情っぽい雰囲気も悪くない本作品。

 期待作でありますので、今後が楽しみです!

 

 

 

【最終回!】

●アサヒ!~動物園に行こう~ (吉田仲良 先生)

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 動物園の飼育員をつとめるアサヒさんの、動物たちと語らう日々も完結!

 いや、日々は続いてゆくんでしょうけど、物語としてはシメとなってしまいました。

 

 最後は、それぞれの動物たちのネタが、1つ1つ描かれての最終回。

 ライオン・太郎は物騒やし、キリン・四郎は美人好きだし、カバ・次郎は食いしん坊。

 フラミンゴ奥さんズは最後に亀裂の危機だし、象さん家族はついに父帰るだし、

 パンダ・竹之助とコアラ・三郎は最後まで一緒だったし、

 カンガルー・知世は大好きな太郎から素敵なプレゼント(?)をもらえたしで、楽しかった!

 

 月子さんネタもきちんとあって、そこから最後の「アサヒさんの夢」へとつながる流れ。

 これがラストに良い余韻を残してくれましたね。

 本作品は、アサヒさんが言葉を教えた動物たちと語らいつつ、

 それぞれの個性を活かしたネタが楽しいお話でした。

 動物だけでなく、月子さんなど人間キャラクターも個性が強くて、そんな所も面白かった。

 

 そして、様々な動物たちが、さほどデフォルメされずに存在感を放っているという点では、

 珍しいタイプの作品だったのではないかな? と感じます。

 そんな面白味のある作品が終わりとは残念ではありますが、楽しませていただきましたー!

 

 

②へつづきます。