五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイムきららキャラット 感想

2011年01月31日 | ◆4コマ誌⑨ 不定期 きららキャラット

2011年3月号

 今月号も、ほぼ全作品の感想書きたいくらい楽しかったー!・・・書けないけど。

 

 でも、次号で「ひよぴよ」終わり・・・だと・・・!? う、うそだと言ってくれ!キャラットちゃーん!!

 まあ、それはともかく(ぉぃ、4月よりアニメ開始の『Aチャンネル』追加キャストなどが掲載!

 しかも次号では、カヅホ先生によるアフレコレポート漫画が公開! 悲しいけど楽しみ。

 

 

●Aチャンネル (黒田bb 先生)

 コミックス2巻も3月26日発売決定! そんな今回、チョコで甘々バレンタイン。

 るんさんの佐藤先生へのチョコに、トオルさんが仕込む“爆弾”が「大当たり」で楽しいね~。

 でもトビラ絵で、鬼頭先生話を期待した私は涙目( ;∀;) 下駄箱とか・・・可愛いな先生(ぇ

 

●GA 芸術科アートデザインクラス (きゆづきさとこ 先生)

 ブチさん、奥部屋に閉じ込められるの巻。 そこで遭遇したリアル日本人形=キョージュ殿。

 あまり接点がない2人の交流は楽しい。 会話がキャッチボールにならないところが(^∇^;

 「キョージュ」のあだ名のわけや、意外な弱点を知れて面白かったし、友情があたたかい。

 

●ラッキー・ブレイク (平つくね 先生)

 コミックス1巻が、3月26日発売決定!! そんな今回、社員旅行を前にウキウキな一同。

 ダイビング練習な陸さんを【キャッチ】なデイさん、面白(^◇^;) あと、エロイちゃこさん(ぇ

 それにしても陸さん、色んな人のあしらい方が上手くなってるな~。 旅行が楽しみですね。

 

●九十九神いりませんか? (高遠のね 先生)

 連載スタート! 骨董屋に連れてこられた九十九神ちゃん(とネズミ)と、姉妹の物語。

 九十九神とネズ坊は可愛いし、ほんわか系としっかり系な姉妹のバランスも良いし、

 ゲスト登場時に楽しかったもので期待しておりました。 これは、今後楽しみな作品です!

 

●ひだまりスケッチ (蒼樹うめ 先生)

 校長、魔王にでもなるつもりか!? 私立、マジぱねぇッス!!Σ(゜Д゜;) そんな今回、避難訓練。

 2年生・3年生・1年生、それぞれペアの訓練風景が面白かった~! 宮子さんセクスィ~。

 ヒロ&沙英の「通じ合い」もよかったけど、なずな&乃莉の「サポート」も好きだな(o^∇^o)

 

●キルミーベイベー (カヅホ 先生)

 コミックス3巻、2月26日発売! ということで、気合い入って空手道のやすな&ソーニャ。

 「瓦」を軸に、2人だけでおもろいかけ合いするところが、さすがだな~。 でも瓦は食えん!!

 瓦を割るために四苦八苦するやすなの努力の数々が、ムダと思えるラストの残酷さに(;;)

 

●ごきチャ (るい・たまち 先生)

 スペシャルゲスト!・・・ですけど、たわし先生はどこ行ったー!!(ぉぃ。 なぜ、Gなのだァ!!!

 まさかのゴキさん主役4コマ。 もとは同人作品で、携帯でのアニメ化もされるらしいとか。

 純心だし可愛いしで、その報われなさが読者に、憐憫と庇護欲に似た感情を抱かせる?

 

●Felice (門瀬粗 先生)

 コミックス1巻発売記念☆カラー! 水着回なのは、カラーに合わせてきた戦略ですね!(ぁ

 「Felice(フェリーチェ)」お休みなのでプールに行こう、という流れが強引な気もしますが、

 水着が見れて・・・もとい楽しいからイイやー! でも、大地くんの災難が哀れすぎて(。´Д⊂)

 

●かためで! (shige 先生)

 「こぎつねとKATANA」が観てみたい。 そんな今回、みづきさん家でDVD鑑賞会!

 私も、家に来た友達に「そこの刀置き、適当に使ってね」とか言ってみたいかも(^^;

 ほか2名の無軌道ぶりを、おさえた感じにできているみづきさんの存在は、貴重だな~。

 

●うらバン! 浦和泉高等学校 吹奏楽部 (都桜和 先生)

 なんと今回、新入部員がやって来たー! ポニーテールにリボンな、本内ほたるさん。

 浦高吹奏楽部が名門と信じてやまない彼女のまっすぐさは、どんな影響をもたらすのか?

 コハルさんにはちょっとだけキビシイけども、明るくマジメでいい娘っぽい。 今後楽しみ!

 

●ひよぴよえにっき。 (琴久花央 先生)

 ちあきさん、はるを保育園へ行かせるべく奮闘努力。 でも、はるも以前とはちがう感じ?

 これが成長だと言うけれど、そこには少しだけ寂しい想いも含まれて、でも喜ばしくて・・・

 そんな心持ちな姉・ちあきを、両側から抱きこむ友人2人がよかったな~。 次号、最終回!!

 

 


◆ まんがタイムオリジナル 感想

2011年01月30日 | ◆4コマ誌⑧ まんがタイムオリジナル

2011年3月号

 次号、新連載3作品スタート!

 王嶋環先生は新作で登場するのでしょうか? 「紫乃先生」が評判良いみたいですが・・・

 関係ない話ですけど、大好き作品『バッカーノ!』のBD-BOXが欲しいです・・・ど~しよ~。

 

 

●ラディカル・ホスピタル (ひらのあゆ 先生)

 芸能ニュースがトップで日本平和ボケすぎ、と苦言を呈する榊先生ですが・・・たしかに。

 でも、水野さんの「こーいう事に興味失うと枯れる」の言葉にも納得できて、良いバランス。

 そして、有名人の来院に対する山下&水野両名の対応がお見事。 榊先生も含めプロ!

 

●明日もひまわり荘! (松田円 先生)

 バレンタイン、みずきさんはキューピッドになるらしい・・・女子向け守銭奴天使ですが(^^;

 それはともかく、彼女の本命は誰なのか? 笠井さんとチョコ買いに行ったりしてますけど、

 この2人あやしいかも?な展開が、じわじわ楽しい。 最後の笠井さんの“誤解”も・・・ねえ?

 

●らいか・デイズ (むんこ 先生)

 節分マッキー、どこぞの【鬼娘】に変身ですが、紺太先生の反応は相変わらずで(^∇^;

 でも、漆野センセにインスピレーション与えていたのは笑った! 竹田くんのツッコミも!!

 そして麻実先生の所へ襲来した姑さんの、デレ⇒ツンっぷりが面白すぎ! ノリノリやん!!

 

●タマさん (森ゆきなつ 先生)

 3回連続ゲスト3回目! ペンションでバイトする杏&楓さん。 しかし、吹雪で客は来ず。

 そんな中での、おやぶ・・・オーナーさんとタマさんの絆が熱い! オーナー、面白い人だな。

 しかし、キノコの化け物出てきましたけど、何だかヒワイっすよね(ぉぃ。 そして陽太( ;∀;)

 

●満開!Sister (東屋めめ 先生)

 バレンタイン! 姉妹がチョコを渡す相手は、もちろん武士くんですが、甘いモノは苦手?

 女性から「美味しい?」と聞かれて退路断たれる男のツラさ、武士くん見てるとわかります。

 それでも嬉しかったんだ・・・とわかるラストは、何だかよかったな~。 声出して笑った!

 

●ハルコの晴れの日 (星里もちる 先生)

 「※ただしイケメンに限る」なお話。 同窓会で再会した憧れの先輩に、勧められたエステ。

 まあアヤシイことはわかっていたけど、面白かったのは「何人かは泣き落しに折れた」という

 点でしたね・・・人は見た目がうんたら。 「イケメンは罪」「女も罪」か。ムジナ先輩、がんば!!

 

●恋は地獄車 (瀬戸口みづき 先生)

 万里子さんのバレンタインと言えば、仏像チョコ。 一木造りか寄木造か・・・悩みますね(ぇ

 そして、後藤さんのバレンタイン批判に同意! でも、万里子さんのツッコミも正しいと思う。

 なのに後藤さん、「で?」とか催促するし(^^; あと、千歳さんの“恋の病”が面白すぎる!!

 

●そこぬけRPG (佐藤両々 先生)

 バレンタイン、キャラ宛て・社員宛てに届いたチョコを配るリンリン、「男の娘」姿がビミョ~。

 でも、化粧したゲボ君と並ぶと面白ッ!! なんぞコレ!?(*゜´∀`゜) 藤崎さんも変わったな~。

 そして最後に、サラっと“爆弾”投下な千花さん。 ゲボ君がどう「返す」のか・・・楽しみ!

 

●ハコぺけ (高尾じんぐ 先生)

 3回連続ゲスト3回目。 子供演劇鑑賞会「浦島太郎」開演!・・・ちゃんと劇やるのか(ぉぃ

 いつも皆を引っ張る(?)てんこさんが、プレッシャーに押し潰されそうな様子が可愛い(ぇ

 子供相手にもアドリブ全開ですけど・・・も少し喜ばせてやれよ~。 連載になるのかな?

 

●チア☆リカ (神楽つな 先生)

 3回連続掲載第1回! 高校初日のリカさん、母上の教え通りに「チアリー道」守ります!

 チアリーダー目指している純粋少女リカさんの一筋っぷりが、私は楽しくて好きだな~。

 はじめ「変なマンガ」と思ったけど、設定やキャラクターが期待できそう。 今後楽しみです!

 

●お茶の間クエスト (まがりひろあき 先生)

 遊さん、バレンタインの思い出=彼女がゲーマーになったわけ・・・というお話。

 予備校の事を忘れるくらいのゲーム好きな彼女も、昔は優等生だったとか意外な過去。

 そしていつも通りに楽しいネタいろいろで笑ったけれど、少し甘酸っぱい余韻がよかった。

 

●ひよりすと (魔神ぐり子 先生)

 干してある下着を撮影する変態が登場! それがなんと、ひよりさん達のお父上とな?

 昆虫好きのぼんやり系な男性だけど、変態ではないので一安心。 これ以上増えちゃね(ぇ

 なつめさんのチョコ凄かった! あと、変態生徒たちをきちんと指導する先生に涙(。´Д⊂)

 

●うわさのユーレイちゃん (平井ケンジロウ 先生)

 夜の校舎で鳴るラジオ。 「夜の学校は・・・サミシイ・・・」なんて、普通にコワイぞー!

 でも、ユーレイちゃんは喜んでいるようで何よりです(^◇^;) 深夜ラジオ、聴いてたな~。

 それに触発された先生が、電気店に寄る⇒寝不足の流れと、ラスト2コマが穏やかに良い。

 

 


◆ 『GANTZ〔ガンツ〕』30巻 つれづれ・・・

2011年01月28日 | ◆マンガ 感想

『GANTZ〔ガンツ〕』30巻 (奥浩哉 先生)

を読んでの感想めいたものをつれづれ・・・ (29巻感想はこちら

Gantz_30

 

ついに実写映画も公開されます本作品。

原作マンガは最終段階を一歩一歩確実に、そしてダッシュで駆け抜けるような

そんな盛り上がりを見せてくれています!

 

 

以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)

 

ちなみに私はコミックス派であり、カタストロフィ発生以降は連載を全く読んでおりません。

なので、見当違いなことを書いていることがあるやもしれませんが、

そうであったとしても、ご容赦いただければ幸いです。 駄文猛省。

 

 

 

【大まかな流れ】

 巨人軍団に連れ去られた人々。

 その尊厳は文字通り“はがされて”、男女問わず全裸に。

 しかし、そんなことを気にする暇もなく、自分たちのおかれた状況は最悪なのだと、

 無慈悲に思い知らされるだけでした。

 

 圧倒的に、一方的に、作業的に、ただただ家畜のごとく殺されるだけの人類。

 まるで食糧にでもされるかのように、吊るされて血を抜かれる人々の群れ。

 そんな人々の中にいたタエは、ロリコンを自称する男の助けを借りながら、

 この絶望的状況から逃れるべく、ひたすらもがき、走る。

 そして、逃れた先は巨人の街。

 そこに人類にとっての安息などあろうはずもなく、タエは幾度もの絶望を味わうことに・・・

 

 一方、彼女を追う玄野もまた、多くの人々を救いながら巨人の街へと至るのだが、

 タエとはすれ違ったあげく、かつての知り合いと遭遇することに。

 さらに地獄はつづく。 それでも玄野は戦い続ける。 タエを救いたいという一心で・・・

 

 

 

【感想語り】

・ロリコン親父

 まず、ロリコン親父が最高でした! 善いロリコンだ(T_T)

 タエを助けるのも下心があってのことかと思いきや、その態度はどこか紳士的にも思え、

 イヤらしい心持ちで行動している感じではなかったのが、何だかよかったですね~。

 

 流される中、上流から脱出をはかろうとするところや、

 虫のような生物からタエを守ろうとしたり、自分のピンチにもタエを逃がそうとするところは、

 かなりカッコよかったです・・・ロリコンなのに(ぉぃ

 

 その真意を知ると、いっそうこの親父さんに愛着がわいてしまうのですが、

 そんな彼も、この絶望的状況下でのほんの1つの悲劇で終わってしまうのが、悲しかった。

 

 

・巨人の街

 巨人にとっての人類などは、小動物どころか虫ケラ扱いっぽいのが、

 両者の段違いな力の差を感じさせている印象。

 必死に逃げる人類を見ている一般の巨人たちも、余裕で笑っているくらいですからねえ。

 

 タエを捕えた巨人の少女も、小鳥か何かを捕まえた女の子のような、

 そんな感じで無邪気にタエに接していますし。 この描き方は見事だな~。

 人類と変わらぬ、ごくごく普通の「生活」をしている巨人たちの風景。

 これは巨人たちが人類と、そう変わらぬ存在であることを示しているかのよう。

 しかし、そのSFチックな高度文明の描写は、圧巻でした。

 

 

・動物園?

 玄野たちが逃げ込んだ動物園のようなエリア。

 ここにいる生物(人類含む)は、やはり他の惑星などから集められた存在なのか?

 奇妙な巨大生物が多いけれど、今までの「星人」と比べると動物的すぎる気もします。

 「星人」の存在は、こうした生物とは異なるものなのか?

 はたまた、やはり巨人と同じような異星人だったのか・・・気になるところですね。

 

 そして、ここで猛者級の登場。

 玄野が孤軍奮闘していますが、ここで面白いと感じたのは、亮の言葉。

 「なんだよ これ・・・・・・・・・ 地獄・・・・・・・・・ じゃねえか・・・・・・」

 

 慣れてしまっていて忘れがちになるのだけど、

 「GANTZ」の世界は普通の人間からすれば、まさにその言葉通り「地獄」。

 玄野にとっては幾度もくぐりぬけてきた戦場でも、亮から見れば地獄絵図に他ならない。

 そんなことを再確認させてくれるような、そうした描き方に感服でした。

 

 

 

【以下、妄想語り】

・巨人≒人類

 巨人が人類を抑圧する様子は、そのまま人類が他の生物を抑圧するのと同様のモノ。

 作中では、巨人を“反面教師”とでもするかのように、人類の性のようなものが

 見事に描かれているように感じます。

 

 もし人類が、巨人と同等の科学文明を有していたとすると、

 人類もまた巨人と同じように、他の星々へと侵攻していたのではないか?

 そのように感じさせる描き方ということですね。

 

 今までの星人たちの中では、オニ星人あたりが人っぽい感じでしたが、

 彼らは人の姿をとって社会に溶け込んでいただけで、

 やはり人類とは少し違う「種」だったように思います。

 

 しかし巨人は、その「外見」と「巨体」、そして「高度な文明」以外は、

 「種」として人にそっくりなのではないか? と私は感じます。

 

 

・だとすると?

 だとすると、その社会形態なども人類と相似している可能性が考えられます。

 そして同時に、このような侵略行為そのものを快く思っていない穏健派な勢力が、

 巨人の中には存在するのではないか?ということも。

 

 そうした勢力は、大勢に抗しきれないマイノリティではあろうけれども、

 玄野たちが、そうした穏健派の巨人たちとコンタクトをとることに、なんてこともありえそう?

 

 というのも、巨人の街に暮らす人々が、あまりに「普通」すぎるため、

 このまま、ただ殺し合う相手でありつづけるとも思えないのですよね。

 何より、GANTZの存在が謎すぎて、巨人が最終的な“敵”であるとも考えにくい・・・

 なんて妄想しているためでもあるのですが。

 

 

・戦争状態

 ただ、巨人が今までの星人と異なって人類に似ている存在であることは、

 作品のテーマとして「戦争」を描きたいということもあるのかな、と思ったりもしています。

 

 「曖昧になる加虐と被虐。 人はそれを戦争と呼ぶ。」

 と次巻予告にあるように、状況はそうした展開を見せています。

 巨人が一方的に人類を抑圧するのではなく、人類もGANTZの力によって反攻し、

 そしてじわじわ善戦しながら、その戦線を巨人側へと押しやっていくようにも思える雰囲気。

 

 そうなると、あの巨人の街に暮らす一般の巨人たちも、

 やがてGANTZ軍団によって殺戮される。 そんな光景が、くり広げられるのではないか?

 それはまさに凄惨なる「戦争」であり、単純に人類の反撃バンザイ!とは言えない展開に

 なるのかもしれないと、そんな気がしています。 

 人類としては反攻以外に選択の余地などないわけですけども、

 加藤なんかは、巨人といえども一般人に対する殺戮を、快くは思わないでしょうね。

 

 

・人と神と

 そこで、やはり出てくるのは「神」の存在でしょうか。

 

 人類と巨人が戦争状態。

 本来であれば巨人側の圧勝で終わっていたであろう戦いも、

 GANTZの力によって人類側にも反撃のチャンスがあるわけで、

 GANTZの存在は人類にとっての救いとなっています。

 やはりGANTZは、「神」が人類に与えたものなのか?

 

 しかし、GANTZが何であるのかは、まだまだわからないことばかり。

 巨人に対抗するための力を与えることが目的の1つであろうことは察せられるのですが、

 その背景にあるのは、善意か悪意か偶然かは見えてこない。

 

 善意であるなら、GANTZを与えた「神」は弱き者の味方となってくれる?

 悪意であるなら、その目的は何であるのか? 「神」がこの「戦争」を仕組んだ可能性は?

 それとも、GANTZが存在しているのは単なる偶然なのか?・・・などなど。

 そもそも、「神」が何を指すのかも、全くわかっていませんし。

 

 玄野などは「神」の存在など考えずに、人としてあがくことを選択していますし、

 「神」の善意が降りてくるような展開は考えにくいと思うのですけど・・・

 そして、巨人たちもまた「神」の存在に翻弄される可能性もあるでしょうね。

 その先に在るのは、巨人襲来を上回る絶望だったりするのでしょうか・・・・・・?

 

 

 また、それ以外にも、星人とは何だったのか? セバスチャンは何者なのか?

 “ブラックボール”を制御する男たちの最終目的は何なのか?

 GANTZの中の人はどこへ行き、何をなさんとしているのか?

 などなど、わからないことは尽きません。

 

 29巻感想で、考察(というか妄想)記事書きたいと言ったのですけど、

 書く余裕がなかったため達成できませんでしたが、今度こそ書いてみたいです。

 ・・・・・・書けたら(ォィ

 

 予告では、タエさんピンチだったり、桜井くんがヤバそうだったり、

 「他のチームに呼びかけられる」と言っていたりと、まだまだ混乱はつづきそうな気配。

 次巻は4月発売予定ということで、楽しみです!

 

31巻感想はこちら。

 


【雑記】 「姫ため」11-10が、すんごいイイ!

2011年01月27日 | 【雑記】

まずは関係ない話ですけど、

まんがタイムWAVEにて、いろんな作品を試し読みできるみたいです。

『ラディカル・ホスピタル』 『となりのなにげさん』 『恋は地獄車』 『ラブマニ』などなど、

私も購読したコミックス作品がそろっているようで、これはうれしい。

(まんがタイムWAVEは終了しています)

 

 

・『姫のためなら死ねる』「11-10」が素晴らしい!!

それはともかく本題。

まんがライフWIN連載中、『姫のためなら死ねる』(くずしろ 先生)の「11-10」が

あまりに素晴らしすぎたので、それについてちょこっと書きたくなりました。

 

この4コマ漫画は、清少納言による宮中ジゴロ物語(マテ)なのですが、

これがなかなか面白い作品でして、ワタシ的「お気に入り」になっております。

まんがライフ 2011年2月号」でもゲスト登場していました。

 

そして今回、本作品「11ー10」にて清少納言は、敬慕する中宮・定子様に

自らの“日記”を読まれるという辱しめを受け・・・もとい光栄に浴しているのですが、

誰もが知るように清少納言の“日記”となると、後世『枕草子』として知られる随筆そのもの。

 

 

それを定子様が読まれるシーン。

これが・・・・・・素晴らしい。

一読していただければ、その素晴らしさは一目瞭然。 言葉で語るは無粋。

 

それでも語るならば、1コマ目を大ゴマにして「四季」を表現している一枚絵が素晴らしい。

その中心にいる読み手たる定子様の、虚を突かれたかの如き表情が素晴らしい。

その両脇をはさむようにいる、弁官および紅式部の向き・表情が素晴らしい。

 

そして何より、清少納言のコトバそのものが、それらの情景を包み込み

かつ支配するかのように流れゆく様子、さらにそのコトバに何かを想う定子様の

感極まりつつある御姿に、情緒と感動があふれてくるかのような、

そんな得も言われぬ趣がここにはあります。

 

それによって、これまで宮中ジゴロ(?)でしかなかった清少納言のスゴさと、

『枕草子』という随筆の素晴らしさが、じっくりと伝わってくるのが何ともお見事!

まあ、きちんとオチついてるのが、さすがなんですけどね(^◇^;)

 

定子様バンザイ! 清少納言バンザイ! くずしろ先生バンザイ!

思わず、そんなことを心の中で叫んでしまいたくなる素晴らしさがありました。

『姫のためなら死ねる』、今後も楽しみです!

 

(追記)

 1月29日あたりに、[8-9]「わろし」が作品ランキング1位になっていたのですけど、

 何かあったのでしょうか? どこかで話題になっていたんでしょうかね。

 

(追記)

 「11-13」の弁官さんも・・・イイ(;_⊂)

 

 


【小ネタ】 「キャラメイクファクトリー」で遊んでみた

2011年01月26日 | 【雑記】

キャラメイクファクトリー -きせかえFlash-」というのが面白かったので・・・

(追記) ミラーサイト・リンクページです。 どうやらサーバ落ちちゃったみたいですね。

 

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『恋愛ラボ』 リコ&マキのつもりで作ろうとしたのですが・・・・・・ごらんのありさまだよッ!!

色も変だし、時間もないし(言い訳)

もっとセンスのある方に任せたー! ← 人これを丸投げと言う。

 

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リコの髪型は難しいです。

こっちの方が似ているかな・・・? いや、これだと落ち着きすぎな感じですかね。

 

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他の3人・・・もはや似てるとか似てないとか、そーゆー次元の話じゃなくなってますけど(^^;

もっと遊んでいたいのですが、時間がないものでこのあたりで・・・