五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイムオリジナル 感想

2010年03月30日 | ◆4コマ誌⑧ まんがタイムオリジナル

2010年5月号

 次号、『ヤング松島喜久治』最終回て、マジですかー?!

 もちろん、今後は「主任編」「係長編」ときて、いずれは「社長 松島喜久治」に昇格

 とかはないですよねえ・・・派遣社員になるし(;´`)

 

●ラディカル・ホスピタル (ひらのあゆ 先生)

 昇進できずに傷心・・・なんて冗談はともかく、昇格の季節。 近藤さんが「主任心得」に!

 榊先生、「松平容保・長谷川平蔵」・・・シブいッスね。「小栗忠順」がお似合いだけど(^◇^;)

 しかし、山下・マッキーの将来像(モデル有)がリアルすぎ! そして米澤先生~!!(≧∇≦)

 

●よゆう酌々 (辻灯子 先生)

 辻先生の新作連載! 半年前に離婚、不況下での失職、そんな境遇の三森優さん。

 実家の小料理屋に戻ってはみたけれど休業中。 マイペースなお母さんに持ち上げられ、

 様子がおかしいと気付いてみても時遅し! これは面白くなりそうな作品、期待です!!

 

●らいか・デイズ (むんこ 先生)

 昆虫大好き昆虫学者のおじさん再び! 表情の変化ほぼ無しなのが、おもろい人です。

 【高速で拘束に】のタイトルが面白すぎ!「便利なもの」が可笑しすぎ!!゜(*゜´∀`゜)゜

 しかし、小学生の想像力、舐めちゃいけませんぜ。 らいかさんの「優しさ」がよくわかる。

 

●明日もひまわり荘! (松田円 先生)

 ひまわり荘のみんなで、お花見~!・・・て、1年以上たっての歓迎会、みずきさんの(^^;

 そして何と、あの超シャイボーイ速方さんも参加~!! “スゴイ姿”なもので、笑ってしまった。

 でもって、「桜の下」は「梶井基次郎」ですよね~。昔、「坂口安吾」と誤解してまして・・・恥。

 

●ヤング松島喜久治 (ふじのはるか 先生)

 澄香さんの家出! 経理部長・副部長の問い詰めをかわしたと思いきや、話が進んでる?

 副部長が意外と「押し」てくるのがイヤらしい感じだなあ・・・でも、こーゆーのはありますね。

 しかし、喜久治くんの「人生を変えてしまう衝動」は、あの人のもとにアリ。 次号、最終回?!

 

●ひよりすと (魔神ぐり子 先生)

 さっそく現われました、早乙女熊吾郎! ゴツい名前に反した(?)美少年!!

 トビラ見たときは、「名前は勘違いで美少女だったのか」・・・などと考えましたが(^∇^;

 ヘンタイ・ワールド拡大中! にしても、「M」「S」が表裏一体という描き方はさすがです(ぇ

 

●そこぬけRPG (佐藤両々 先生)

 コミックス4巻、4月7日発売! 今回、「昇〇拳」やら「彼女がゲームの中にいる」やら、

 ゲーム・ネタがふんだんに盛り込まれていましたね。「舐め壊した」はさすがに引いたけど。

 あと、志村さんもコワかったよお(((( ;゜Д゜))) でも、彼女のゲーム作り魂は好きだなあ。

 

●恋は地獄車 (瀬戸口みづき 先生)

 今回、恋に目覚めた千歳さん、高橋くんの苦悩、昔の万里子さん・後藤くんと面白さ満載!

 この作品、万里子&カズ・ペア以外の人って、片想いの糸でもつれているんですよね~。

 欄外「ヒモだけにひっかかったら大惨事!?」はお見事だけど、片想いの糸よりは・・・マシ?

 

●ハッピーエンドではじめよう (本山理咲 先生)

 今回、猫になったのは、26歳「自由人」の青年。 猫になって自由を満喫はよいけれど、

 自分の「自由」が“逃げ”の言い訳だったことに気づき、気づいたからこそ“前進”できた物語。

 関西弁の猫魂もよかったけど、やっぱり両親の「誤解」をといたシーンからの流れが最高。

 

●花咲だより (高原けんじ 先生)

 梅ちゃんのお引越し。 お姉ちゃんに相談するとか、破滅願望でもおありなのか?(ぉぃ

 物件選びが、不動産屋さん(ボケ役)のおかげで面白かったな~。 しれっとボケとる!

 しれっとと言えば、お姉ちゃんも日記とか勝手に読むな~(;´`) ハートマーク付ですか・・・

 

●SPさん (袖山リキ 先生)

 マチさんのお隣に引っ越してきたのは、カッコイイ(マチさん評)青年・桜井守くん。

 でも、「恋愛は自由」と言っていたSPさんが、「守ってもらえる」と言うマチさんの一言で

 態度を一変させていたのは笑った。 守くんの登場で、SPさんの動向が面白くなりそう!

 

 


◇ アニメつれづれ・・・

2010年03月29日 | ◇アニメ 感想

 

2010年4月期開始のアニメ作品つれづれ・・・

確実に視聴・・・できるといいなリスト。

 

(続編作品)

真・恋姫無双~乙女大乱~』 おおきく振りかぶって~夏の大会編~

けいおん!!』 スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ シーズン2

 

 いずれも楽しみな作品です。

 「恋姫」2期については、“キャラもの”としての特徴を前面に押し出していたためか、

 今一つ物語にのめりこめない感があったので、今回どうなるのか不安と期待・・・

 

 「おお振り」や「けいおん!!」は大人気作品ですね。

 私にとって、原作も読んでいた『けいおん!』の人気爆発は予想外でした。

 ただ、アニメ・オープニングを視聴した時に、「これはスゴイかも」という予感はありました。

 “可愛らしさ”だけではなく“カッコよさ”が感じられたのが、他作品と一線を画していたのかな。

 

 「スターウォーズ」は、なかなか面白いと思うんですけど、評判聞かないですねえ・・・

 私は好きなんですけども。

 

 

(新規作品)

三国演義』 『HEROMAN』 『ジャイアントキリング』 『WORKING!!

荒川アンダー ザ ブリッジ』 『閃光のナイトレイド

RAINBOW 二舎六房の七人』 さらい屋五葉』 『四畳半神話大系

 

 「三国演義」は、オーソドックスな三国志物語なので観たかったんですけど、

 『ワンピース』とかぶるんですよね・・・放送局の人、何考えてんだろ(ぉぃ

 もろもろの事情でダブ録できないので、観れそうにないのが残念です。

 

 「HEROMAN」は、原作がスタン・リーということで期待せざるをえない。

 スタン・リーの描いた『X-MEN』、大好きなもので・・・

 「ジャイキリ」は、原作大好き作品なので楽しみなんですけど・・・アニメ大丈夫かな。

 「四畳半」は原作未読ですが、PVなど観てみたら面白そうだったので、期待です!

 

 

デュラララ!!は視聴続行ですね。

次は〈罪歌〉編かな? 葛原さんも登場するみたい。

私はもちろん「デュラ」のクズも好きだけど、「越佐大橋」のクズも大好きなんですね~。

いつかアニメで観てみたい「越佐大橋」シリーズ。

 

刀語も、もちろん楽しみです。

うみねこのなく頃にも、ふたたび視聴しつつ思考をめぐらせています。

 

 

●終了作品つれづれ・・・

 なんだか、どんどん終了していきますね・・・さびし(;;)

 

 まだ全部は観れていないのですが、

 『銀魂』 『ひだまりスケッチ×☆☆☆』 『のだめカンタービレ フィナーレ』 『こばと。』

 『花咲ける青少年』 『とある科学の超電磁砲』 『クロスゲーム』 『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』

 『はなまる幼稚園』 『天体戦士サンレッド』 『COBRA THE ANIMATION』などなど・・・

 

 「銀魂」が終了というのは、個人的にそーとー痛手だったりします(T_T)

 「ひだまり」は、やっぱいいですね~・・・和み空間最高級。 4期も期待しております!

 

 「こばと。」「花咲ける青少年」などは、地上波放送もあるみたいですね。

 どちらも楽しめる作品です・・・まだ最後まで観ていないけど(^^;

 

 「レールガン」は、木山先生(途中、寮監サマ)に首ったけ状態で視聴。

 中盤の日常物語も、終盤の緊迫した物語も、双方おもろかったですね。

 ベアトリーチェ様もといテレスティーナ様のキレっぷりもお見事でした。

 

 「サンレッド」は、BSフジなどで再放送あるみたいですね~。

 【ヴァンプ将軍のさっと一品】は、もう1度観直して復習したいなあ。

 あと、2期のエンディングは、今シーズン最強の曲でした・・・個人的に。

 

 

 『戦う司書 The Book of Bantorra』 『君に届け』 『犬夜叉 完結編』

 もうすぐ終了ですか・・・とくに「戦う司書」は、長文感想書いた回もあるほど楽しみました。

 他にも観てみたかった作品あるんですけどね・・・ムリ(;´`)

 

 できれば、きちんと感想書きたいんですけど・・・力不足(-_-;)

 さて、次シーズンも視聴がんばるぞぉ~!

 


◆ 「お気に入り」 プチ感想62

2010年03月26日 | ◆「お気に入り」 (旧プチ感想)

端っこの「お気に入り」プチ感想です。 (前回

 

・『鉄風』1~2巻

・『純潔のマリア』1巻

・『地雷震 ディアブロ』1巻

 

 遅れていても、気にしなーい・・・というか、いったん休止しようかと考え中です。

 コミック誌『Good! アフタヌーン』の1巻作品いろいろです。

 

話の内容に触れる部分があります。

 

 

『鉄風』1~2巻

(太田アモレ 先生)

 身体感覚の“天才”であるがゆえ、日常に「退屈」する女子高生・石堂夏央(182cm)。

 そんな日常の中、格闘技部・馬渡ゆず子との出会いが、彼女に「目標」を持たせる。

 「私は充実している人間を・・・許さない!」 石堂夏央の闘いが、ここに始まる・・・・・・

 

 以前も語りましたが、『Good! アフタヌーン』創刊号を読んで、いちばん引き込まれた作品。

 本来なら、ハツラツとしたゆず子の方が主役っぽいのに、不吉に鬱屈した夏央が主人公。

 友人からも「性格悪い」と言われてしまうのだけど、同時に「根は良い子」とも評されたり。

 ベースは総合格闘技を中心とする格闘モノでありながら、1人の少女の青春物語でもある。

 ただし、“闇”を抱えた青春。そんな夏央の闘いはどこへ行きつくのか・・・期待大作品です!

 

 

『純潔のマリア』1巻

(石川雅之 先生)

 舞台は中世ヨーロッパ、「英仏百年戦争」の時代。 主人公は、魔女マリア。

 純潔のタイトルどーりな彼女が、使い魔のサキュバスと共に、戦争にちょっかい出しまくる。

 騎士・傭兵・聖職者・民衆に、ドラゴン・ゴーレム・天使も入り乱れ、しっちゃかめっちゃか!

 

 「百年戦争」の有名人と言えば、〈黒太子〉エドワードや〈聖女〉ジャンヌ・ダルクですが、

 ラ・ピュセルは火あぶりになったと語られている本作品は、おそらくジャンヌ没後の時代。

 この時代、けっこう憂鬱な気分になったりもするのだけど、本作品はそこそこコミカル風味。

 それでも「戦争」へのアプローチを是とするか否かといった、シリアスな問いかけもある。

 ところで、ふと思いついたけど、ミカエル・コミカル・小ミカエルって、語呂良くないですか?

 

 

『地雷震 ディアブロ』1巻

(高橋ツトム 先生)

 『地雷震』の続編作品。 あの飯田響也が帰ってくる。

 石川県天座島が“全滅”したナゾの事件を解決すべく、刑事・小暮が響也を呼び起こす。

 国家規模の「闇」をふくみながら、事件はさらなる展開を迎えることになるのだが・・・

 

 前作を読んでいなくとも楽しめるかと思いますが、なんというか基本ダークな作品です。

 日本を舞台としながら、雰囲気が日本ぽくない殺伐とした世界観。

 やたらと銃撃があって、その結果よく人が死にます。 常時そんな緊張感が張りつめます。

 そんな中、寡黙な飯田響也が微動だにせず事件を追う姿を、ふたたび拝めるとは・・・

 冷たく乾いた荒涼とした世界でくり広げられるハードボイルド物語。 つづきが楽しみです。

 

 


◆ まんがくらぶオリジナル 感想③

2010年03月25日 | ◆4コマ誌⑥ まんがくらぶオリジナル

2010年5月号  のつづきです。

 ①は、『つくねちゃん+30』 『こうかふこうか』

 ②は、『がんばれ!メメ子ちゃん』 『ショーコさん主婦選業中!』の感想です。

 

 ぐぉぉぉ・・・久方ぶりに親しい知人と会って、飲みすぎたあぁ~。

 奥さん同伴とか、聞いてねぇー!

 

●荒澤教授と静川さん (野広実由 先生)

 『うちの姉様』2巻発売記念スペシャルショート!! 荒澤教授にふり回される静川さん、哀れ。

 でも、静川さんの好きなティーを用意する荒澤教授は、静川さんが好きなんだと思うなあ。

 愛情表現がズレてるタイプなのかと。だからこそ静川さんの一言にとり乱したり、可愛いな。

 

●リコーダーとランドセル (東屋めめ 先生)

 いつもどーりの女性警官vsあつし君。 マーブルって、ブルマーの隠語だったのか!(誤解)

 私は、先パイ女性警官さんにがんばってほしいです。応援してます、旧世代バンザ~イ!! 

 今回、女性警官・木島さんの誤解が解けてましたが、沙夜さんといい、色々動いてますね。

 

●いとをかし (楠見らんま 先生)

 新連載スタート! 駄菓子屋店主のあおいさんは、評判の可愛らしい・・・男の子ぉ~??!!

 外見のみならず内面まで可愛らしいためか、やたらモテモテ(^^;) 結婚申し込まれてるし!

 隣のカフェ店員みどりさんが、ツッコミ以上の存在感で作品全体を安定させている雰囲気。

 

●ものぐさ委員長 (さと 先生)

 スペシャルゲスト! 面堂可奈さん17歳は、めんどくさがりの学級委員長。

 メガネの副委員長がフォローに苦労。 委員長の座をねらう伊集院蝶子さん、おもろいな。

 けど根っこのところが、他誌の委員長モノとモロかぶりな気がしないでもないような・・・?

 

●あにメカ (よしむらなつき 先生)

 トビラの妹さんに「履いてない疑惑」が浮上中! ・・・って、知人が言ってた。

 それはともかく、ブルーベリーのサプリで透視力がつく兄さんて・・・メカとかじゃないよね?

 そして、妹さんと科学部部長ネネさんの一悟くんをはさんだ関係が、面白くなりそう!

 

●ほんわかぱっぱ (古川紀子 先生)

 祝・連載再開! お休みの理由は、作者様ブログで拝見しました。おめでとうございます!

 ばあちゃんもわかばさんもお変わりなく、大衆食堂・わかばのゆったり日常風景。

 さっそく、【ばあちゃんのおつかい】連打に笑わされましたよ! 「酢・油」でそーなるのか!

 

●シュレディンガーの妻は元気か (中島沙帆子 先生)

 顧客のニーズを的確につかむ保険のおばちゃんが見事すぎ・・・修平さんを理解しとる!

 今回は久々に夫婦のやり取りオンリーでしたが、修平さんの過去話。 修平姉、ヒドっ(;´`)

 「もっと早く会いたかったね」と言う修平さん(!)と、それに答えるちかさんが面白かった。

 

●ももかすいっち (田川ちょこ 先生)

 今回、おもろかった~。この時期ならではの最重要任務をまかされた桃花さん&理沙さん。

 椎名くんと同期くんも合流してのやりとりが、いつもと少し違った雰囲気でしたね~。

 従来の観察者(理沙さん)以外の視点(同期くん)の見方が、“新鮮さ”を提供したのかも。

 

●ねこまんが (こいずみまり 先生)

 「マニュアル車でGO!! の巻」 ダンナさんからマニュアル車をもらった先生が悪戦苦闘!

 コレ、わかりますね~(^o^;) 私もオートマに慣れているんで、マニュアルには不安あり。

 マニュアルで坂道発進とか、もう忘れたー! 乗る時は、ペーパー講習とか行かなきゃ・・・

 

●モトリョ。 (幌倉さと 先生)

 前回、浩樹くんの友人2人に存在を目撃されてしまったモトリョ! 「コロポックル」て(^^;

 でも友人2人、佐々木くんと後藤くんは「良い奴ら」。 後藤くんの“博識”ぶりが面白いなあ。

 ところで「妖怪研究同好会」って、もっと民俗学的なアプローチするとこじゃないの?(^◇^;)

 

 


◆ まんがくらぶオリジナル 感想②

2010年03月23日 | ◆4コマ誌⑥ まんがくらぶオリジナル

2010年5月号 のつづきです。

 ①は、『つくねちゃん+30』 『こうかふこうか』の感想です。

 

以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)

 

 

●がんばれ!メメ子ちゃん (むんこ 先生)

 最終話! ラストは、メメ子ちゃんのウェディング!!

 メメ子ちゃん・亮さん共に、晴れの姿が似合っていますね~。

 そんな2人に祝福を・・・・・・

 

 でもこの作品の核となっていたのは、メメ子&岸田コンビ。

 披露宴でのスピーチと最後の「別れ」が、この作品のシメにふさわしい。

 

 

 「会社員になる 与えられた仕事をする 社会に出て友達を作る

 俺がどこかつまらない わずらわしいと思ってた事に 柏葉は必死でした」 

 

 人づきあいがニガテな岸田くんが、メメ子ちゃんと過ごした日々の中で得たものは

 相当大きいはず。 仕事面では先輩・上司としてリードしつつも、プライベート面では

 メメ子ちゃんに助けられることが多かった岸田くん。

 

 職場での人間関係の広がりをはじめ、沢子さんとのつながり、兄・京介氏との和解(?)は、

 メメ子ちゃんの存在がまさに「キューピッド」でしたし、そう考えるとこの物語は岸田くん中心

 の『がんばれ!岸田くん』という一面を持っていた・・・と言っても過言ではないでしょう。

 

 そんな岸田くんが、メメ子ちゃんの晴れの日に感謝のスピーチを述べる。

 そしてその時のタイトルが、【がんばれ!メメ子ちゃん】。

 本作品が終了に向かう「階段」を、少しずつ登りつつづけていたこの数カ月が、

 ここで一気にクライマックスを迎えたわけで、もう感慨無量というか何というか・・・

 

 

 そしてもちろん、そんな空気の中でも「笑い」の要素あり!

 岸田兄が【なにげにマブダチ】として登場とか、メチャメチャ笑った!゜(*゜´∀`゜)゜

 あと、メメ子ストーカーな乾さんが最後に報われて(?)、【我が人生悔い無し】なのも!!

 「笑い」といえば、「めでたいあまりに笑みがこぼれる」的な笑いもありましたね~。

 

 メメ子ちゃんと岸田くん。 お互い、支えたり支えられたりの見事なコンビ。

 そんな2人の物語が、コミカルな笑いに彩られたすばらしい作品でした!

 

 私が「くらオリ」を毎月購読し始めたころ、雑誌の表紙を飾っていた作品だけに、

 単純に大好きというだけではない「特別」な想いを感じるもので、

 この作品の終了にともなう喪失感がハンパないです(T_T)

 サイン貰ったのも本作品なら、描いていただけたキャラクターも「メメ子ちゃん」でしたし・・・

 

 次号、「特別編」ということで、そちらが「本当の終わり」ではあろうと思いますが、

 今回が最終話・・・寂しいけどれど、これで区切りです。

 とにもかくにも、本当に本当に、楽しませていただきました!

 

 

 

●ショーコさん主婦選業中! (松山花子 先生)

 コミックス2巻が発売しましたけど・・・最終回!

 20年前失踪した父が、オーストラリアにいるとわかった誠さん。

 さあ、どーする?!

 

 ・・・うん、でも、誠さんって、ショーコさんの夫であるにも関わらず、

 あまり目立ってませんでしたよね、途中から。

 小田くんをはじめとして、何だか色んな男たち(一部姑付)が集まって来て、

 誠さんの存在感がどんどん埋もれていたような気が・・・・・・

 

 

 そんなだったけど、最後に誠さん関連の話でシメたのは、

 ショーコさんが「主婦」であることをしっかり思い出させるためだったのかあ・・・と。

 

 ラスト1ページの【面接】【主婦】の両ネタは、「主婦」というものについて述べられたもの。

 近年では何かと評価を貶められがちなこの立場を、むしろ肯定的にとらえるような内容

 だったのには、思いもかけず「おっ!」と少し驚きの感覚。

 

 面接官が言うように、「専業主婦」を本格的におこなうのであれば、

 それは相当な能力と労力を必要とするもの・・・でしょうからね~。

 そして、最後に誠さんがおっしゃるように、「主婦」のカタチはどうであれ、

 どのような目的・心構えをもった「主婦」であるのかが重要・・・ということなのでしょう。

 これは、男性側も同様だけど。

 

 

 シメである誠さんのセリフ。

 これを言うことによって、ショーコさんの夫である誠さんの存在感がぐーんとアップ!

 それは、「夫側の理解」というものを明示しているからかな~・・・なんて思います。

 

 このラスト1ページを描くために、これまでの話があったのかどうかは定かでないものの、

 私にはこのラスト、とても好印象でした。

 

 正直言うと途中からカオスすぎて、今一つ話についていけてないところがあったのですが、

 そんな感覚でシメれたのはよかった。

 そうした感じで、楽しませていただきました!

 

 

③へつづきます。