ヤングキングアワーズ 2012年10月号より
以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)
●蒼き鋼のアルペジオ (Ark Performance 先生)
コミックス6巻、10月30日発売!!
そんな今回、世界が動き始めるの巻・・・ でしたね。
イギリスでの千早翔像による会見に注目が集まる中、
優雅にお茶しているのは、ハルナ&ヨタロー(キリシマ)・・・ て、「味覚」インプット済み?
2人は陸軍による401制圧に関して会話を交わしていますが、
まあ彼女たちの交戦経験からいって、401がそう易々と屈するはずがないと
分析しているのは、さすがというか何と言うか・・・
そして、タカオなどと同様に、彼女たちにも変化が見えています。
人類を完全なる「敵」として認識できない状態になってきている・・・ 感じでしょうかね?
相手方を知ることで、相手方に理解を示せるようになる、といった風に。
また、マヤも含めた彼女たちの行く先も、これまた気になる所。 どーなるんでしょうね~。
イギリスでの会見を視聴すべく集う、分散首都・東京のトップメンバー。
北先生の姿も見えますし、もちろん上陰次官補や、楓首相も列席。
彼らが固唾をのんで見守る中、イギリス首相(※)と思われる人物による重大発表が!
(※) 冒頭、アーチャー卿と共に登場し、ダウニングナンバー10にいる所から推察。
イギリス首相(と思われる人物)の言葉によって、首脳陣に衝撃が走る!
北先生や上陰次官補は落ち着いているものの、他の人々は動揺し、慌てふためくばかり。
そこを一喝し、場を鎮静化させたのは、楓首相!!
この場面、イイですね。 首相のリーダーとしての資質を見た気がします。
これまでは、北先生や上陰次官補に働きかけられることで
存在感を示していたような首相でしたが、このシーンで一気に株が上がりましたよ。
千早翔像による会見。
多くの人の前にメンタルモデルの姿をさらし、衝撃の発表をおこない、
いわばある種の“宣戦布告”までに至った彼の真意やいかに・・・?
彼は新たな世界秩序を創り出そうとしているようですね。
世界の変動以来、あちこちで争いをおこしたり、衰退の兆しを見せている人類。
しかし人々はバラバラなまま、まとまろうとしない。
そこで、より大きな力をもって平和をもたらす・・・ そんなところが建前っぽいですが、
これによって世界が大転換を迎えるのは間違いなさそう。
そして、ヨーロッパの“霧”の大戦艦・ビスマルクの存在も、クローズアップされてきました。
「アドミラリティ・コード」に関する重要なカギを握っているらしく、
かつ、翔像たちに協力する姿勢を見せているっぽい・・・?
さらに、ビスマルクのメンタルモデルも2人1組のようですね~。
トップクラスの艦艇のメンタルモデルは2人でなければいけない決まりでもあるのか、
もしくは2人の方が何かと便利ということなんでしょうかね?
ビスマルク・コンビは、対になってる(太陽と月のモチーフ)雰囲気です。
ただねえ、私はビスマルクを、キツ目の厳格美女だとイメージしていたんですよ。
いや、何となくですけどね・・・ それがあなた、可愛い御嬢さん方でね・・・
まあ、べつにいーんですけどね。(口をとがらせつつ)
世界の動きに対する各所の反応は・・・
イオナは白衣さんに「どうします?」と問われ、微笑みながら明確な1つの答えを返します。
感情をこめたような表情のイオナさん、珍しいですね。 それだけ“本心”ということかな・・・
さらに、それに対する白衣さんの返事もよかった! 面白い関係だな~。
そして、コンゴウはムサシについて、ナガトはヤマトについて考えていますが、
ここで気になったのは、「もう1人のヤマト」という言葉。
そのヤマトは甲板にて、400&402に指示を出しているんですが・・・
1人はいつものお嬢様風、もう1人はラフに植物のお世話をしています。
これ、もしかすると「もう1人のヤマト」って、天羽琴乃本人ということなんだろうか?
彼女はメンタルモデルではなく、人間・・・? 普通に生きていた可能性が濃厚に。
だとすると、どういった経緯でヤマトと知り合い、何を目的としているのかが気になりますね。
そして、次回はついにタカオ無双クルー!? とても楽しみです!
今回の「アド探」~!
4コマ目で笑ったのはもちろんなのですが、400&402の上司(ヤマト)への愚痴が!!!
400「ああ見えてドS」って・・・ アカン、あんたは本コーナーの良心なんやで~!
そっかー、400もヤマトさんには困ってるんですねえ(´▽`;)
あとマヤが可愛いね。 姿だけでなく、行動・しぐさも。
それと社名は、「株式会社キリノン」もしくは「五里霧中」がいいと思いま~す!(テキトー)