五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイムオリジナル 感想②

2015年04月30日 | ◆4コマ誌⑧ まんがタイムオリジナル

2015年6月号 のつづきです。

 ①は、『よゆう酌々』 『リドルゲーム』です。
 
 

ラディカル・ホスピタル (ひらのあゆ 先生)

 榊先生、理事長になるの巻!?

 ・・・といっても、マンションの管理組合における理事長ということらしく、大変そう。
 「向いてない」なんて言われてますけど、向いてなくともやらなければならない時もある・・・
 というわけで今回は、「向いている」「向いてない」がテーマのお話でした。

 二郷先生が議長に向いてないのは笑いましたが、先生の語る「向いてない時」の対処法は、
 まあ、そうですよね~といった感じですよね~・・・ 「逃げる」のも難しいこと多いですけど(^^;
 そして、関口さんに叱咤され、目が覚めた榊先生の「形から入った」姿が愉快でした!

 

●小森さんは断れない! (クール教信者 先生) 

 大掃除、大谷くんと2人きりで掃除することになった小森さん。

 でしたけど、大谷くんも怖がるほど、小森さんの様子がおかしかったのは笑!
 「2人きり」という所を意識しまくっていたり、部屋の扉をガチャリと閉めたり・・・
 まあ、掃除後にツヤツヤしていたので、内心嬉しかったのでしょうね(^^;

 大谷くんも、小森さんを意識しまくる場面もあったりして、微笑ましいというか何と言うか。
 最後の大掃除ということもあり、色々と考える小森さんたちでしたけど、
 思い出という言葉を使わずに、思い出となる時間をすごす様子が、しっとり感ありました。

 

●らいか・デイズ (むんこ 先生)

 悠美さん、不運の日。

 裁縫でケガをしたり、箱をしめる際に指を挟んだり、ピアノに遅れると急げばゲリラ豪雨と、
 とにかく、やることなすこと上手くいかない時って、ありますよねえ(^^;

 その後も不運続きで、心折れそうになってしまった悠美さんが気の毒でしたけど、
 ずぶ濡れ・泥まみれのマッキーをはじめ、様々な不運に遭遇しつつも平然としている
 友人たちと出会ったことで、【こんどは私が励ます番】と、心機一転していたのは楽しかった!
 たくましさが自分だけでなく、他人も救っているのかも? という状況が、心強く感じられますね。

 

●かでん屋さんの基礎知識 (風良まり 先生) 

 何やら元気がないさんちゃんを気にする一花さんでしたが・・・

 さんちゃんが疲れているのかも、と考えて、家電屋らしく「低周波治療器」をマッサージ代わりに
 使っていたのは面白かったのですが、むしろ怒られていたのは当然でしょうね(´▽`;)

 そんなわけで、ヘルス機器を用いたさんちゃん回復作戦が実行されつつ、
 機器の説明が興味深い内容となっていた今回のお話でしたけど、
 さんちゃんのために、と思ってやっていたのに、叱られて泣いてしまう一花さん、可愛かった。
 でも、さんちゃんの悩みは別の所にあって・・・ というのは、次回への伏線なのでしょうかね?

 

●迷想乙女の文学会議 (吉村琉香 先生)

 今回の文学作品は、森鴎外『舞姫』!

 【豊太郎とエリス】という2人の登場人物を軸に、簡単なあらすじが語られてましたが、
 「豊太郎は鬼畜?」という松島さんの感想は、当然のものでしょうねえ(ぇ

 そこで、情にほだされたエリスに自分を、やさしくしてくれる豊太郎に松島さんを重ねる
 倉野さんが面白おかしかったりしましたが、豊太郎も単に鬼畜だったわけじゃなかったかも?
 とわかったのは良かったですね。 部長さんには、松島さん=鬼畜と誤解されたかもですが(^^;

 

●たよスポ! (王嶋環 先生) 

 スポーツ記者として、早織さんに憧れるたよりさん。

 早織さんの書いた記事をクラップしたり、いつか早織さんのようになりたいと思ったり、
 かなり傾倒している様子が、可愛らしいといえば、可愛らしいかも(^^;

 そんな今回、たよりさんがつないだ柔道日本代表との交流で、早織さんと既婚の選手の関係が
 誤解さて広まってしまい・・・ という展開に、ハラハラ感がありましたけれど、
 たよりさんの自己犠牲(?)による解決が、愉快なお話になっていましたね~。
 しかし、たよりさんはそれでいいのか!?(´▽`;)

 

●トリセツなカテキョ (山東ユカ 先生)

 剣道の大会も順調に進み・・・

 と思っていたら、あっという間に話が進んで驚いたというか、拍子抜けしたというか。
 進路も決まり、色々と人間関係も落ち着いたりしながら、いよいよセンパイとの再会か・・・?

 なんて感じのお話でしたけど、センパイと会えるかどうか、不安を抱く春吉くんからは、
 “本気”を感じられてよかったですね・・・ センパイが変わっていないか心配したり、
 考え過ぎてしまうあたり、あるあるな感じでもありましたし(^^;
 【ここまで来たよ】のタイトルが清々しい今回でしたが、ついに次回、最終回です!

 

●脳内フェスタ (松永みやこ 先生) 

 「秋田犬には飽きた件」とか言っちゃう親父ギャグ・・・ 私は嫌いじゃないよ(ぇ

 【新入社員】 「消せるボールペン型」とか評している向きもあるようですが、
 本当にボールペンを消せる新入社員の存在までは、考慮しているはずもなく(^^;
 まあ、そんなレッテル貼っている方を、消してしまいたいですけどね、私は(ォィ

 【帰らないで】 花見で帰る男性に、「帰らないで」と声をかける女性。
 ロマンスの始まりか・・・ と思いきや、4コマ目で判明する理由に笑゜(*゜´∀`゜)゜
 そりゃ、帰ってほしくないですよねえ。

 【利用してました】 男女の別れ話、「僕を利用してたってことか?」と言う男性に、
 「本当に好きだった」「でも・・・」と言葉を続ける女性の、別れの理由が、
 結局、利用してたんじゃねーか! とツッコミ入れたくなる内容だったのは愉快でした!

 


◆ まんがタイムオリジナル 感想①

2015年04月29日 | ◆4コマ誌⑧ まんがタイムオリジナル

2015年6月号

 

 表紙は、チアリーダーな山下さん!
 いつも通り、元気いっぱい笑顔ですけども、より躍動感が増している印象。
 水野さん、柚月ちゃんもいますね~・・・ そして、小森さんと応援団らいかさんも!
 
 

 今月の「本をつくるのも大変で賞」は、『北斎のむすめ。』

 

 今回、お栄さんの墨選びに始まり、版元さんとの打ち合わせから、
 歌川一門の制作風景、検閲などなど、本を出版するまでの過程が描かれていました。

 江戸時代の本というものが、どのようにつくられているのか、興味深いのはもちろん、
 その1つ1つが面白おかしく4コマ漫画しているのも楽しかったわけですが、
 検閲を受けるお栄さんが、いちいち指摘に対して、斬新なアイデアで誤魔化していたのは笑!

 こうやって、お上や世間の目から、作品を守って来たのでしょうね(ぇ
 本をつくるという作業に関わる人々の仕事ぶりが垣間見れた気がした今回。
 最後の【絵師に必要なもの】は愉快でしたけど、間違ってはいないですよねえ(^^;
 いや、物理的な意味以外でも・・・

 

 

【最終回!】
●よゆう酌々 (辻灯子 先生)

  

 コミックス4巻、6月5日発売! ・・・ですが、最終回!!

 最後は、「みもり」に元・旦那さんがやって来て、ひと騒動・・・?
 元・旦那の阿藤さん、店の中で優さんの悪口を言い始めて、不穏な空気に。

 まあ、それでも優さんは、いつも通りにマイペースな所が面白いわけですが、
 粧子さんにはっぱをかけられて、ようやく反論していると思いきや、
 どこかズレた反論内容と、粧子さんたちの反応に笑!

 
 と、そこへかばいに入ったのは、戸田くん!
 その後ろから、元・旦那へ悪口をかぶせようとする優さんが愉快でしたね(^^;

 しかし、元・旦那を追い払った後、彼の名刺を嬉しそうに眺める優さん。
 もしや未練が・・・ というのも気になりましたが、そんな彼女を見て、
 戸田くんがイラッとしていたのは、おやおやおや~な感じ・・・

 でしたけど、優さんが嬉しそうにしていた理由が見当違いで、
 拍子抜けなオチになっていたのは面白かったですね~。

 
 さらに、「末永く宜しくお願いします」の言葉。
 何と言うか、そこまでの流れが流だけに、ちっともロマンチックじゃないどころか、
 オチまでついてしまうのだから、あきれつつも笑っちゃいましたよ!

 まあ、元・旦那さんの狙いやら、粧子さんたちのやりとりやらと、諸々が楽しく、
 なおかつ【何度目かの正直】で、シメとなっていたのは、とりあえずハッピーEND・・・かな?

 なんて感じの最終回!
 最後まで、おとぼけマイペースな女将・優さんでしたけど、むしろ、そこが魅力でしたね。
 

 ロマンスは皆無ながらも、面白おかしく繰り広げられてきた人間模様を、
 安心して眺められることができたのは、良い感じでありました!

 いや実際、こうしたことはドラマチックには進まないことも多いでしょうし、
 そういった意味では、ある種の“リアル”が感じられたかもしれません(^^;

 などなど、バツイチ女将を中心とした本作品。
 色々な事柄を抱えながらも、マイペースに生きる姿は、見習い所だったかも?
 なんて感じつつ、6月5日にコミックス完結4巻が発売されるとのことで、
 楽しませていただきましたー! 私にとっては、好き作品でありました!!
 
 
 
 

【ストーリーゲスト】
●リドルゲーム ~沖島くんのキャンパス事件簿~ (秋月カイネ 先生)

  

 本を開くと広がる世界・・・

 沖島作太郎くん(18)は、大学生。
 しかし、老けた外見のためか、「オッサン」だの言われてすごすキャンパスライフは、孤独。
 そんな中、図書室で見つけた謎のメモから、彼の世界は広がり始め・・・

 といった感じのお話。
 メモに書かれた場所をさがす途中、作太郎くんが出会った若竹月姫子(かぐやこ)さんや、
 旧館でサークル活動をしている暮居輝くんなど、様々な人々と関わりながら、
 やがて「謎解き」という要素を加えた物語となってゆきます。

 本好きで、本を開けば、輝く世界で遊ぶことができた作太郎くん。
 彼の想像力は、みえる世界を変化させ、そこで広がる幻想的なイメージが、何とも心地よい。

 けれど、彼の描いたちょっとしたラクガキが、ちょっとした問題になり、
 月姫子さんに問い詰められてピンチになりますが・・・?

 そこから、さらなる「謎」が舞い込んで、物語はミステリアスな方向へ!
 これは、なかなか引き込まれるラストになっていましたね~。

 想像力ゆたかな作太郎くんに、洞察力のある月姫子さんというコンビで、面白くなりそうな予感。
 大学内で行われる「謎解きゲーム」の行方やいかに?
 かなり気になりますので、次回も楽しみです!
 
  


 

【新人ギャグまんが展】
・ (ねぎすけ 先生)

 

 新婚さん夫婦の仲良しな日常。

 ひろまくんとひとみさん、新婚夫婦な2人の日々が楽しげです。
 裁縫・料理とこなす旦那のひろまくん、可愛くたくましい奥方のひとみさん。
 それぞれ明るい人柄で、そのやりとりが面白い4コマ作品になっています。

 ひろまくんが寝言で「肩車」してほしいと言えば、本当にやってしまうひとみさん、けなげ(^^;
 そんな夫婦2人の姿に、なごんだり笑ったりの面白さ・・・ 期待したいですね。
 
 

②へつづきます。
 


◆ まんがタイムスペシャル 感想②

2015年04月26日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

2015年6月号 のつづきです。

 ①は、『光れ!メシスタント』 『可愛い上司を困らせたい』 『リビングにGペン』です。
 
 

●ピンポン☆ブー (藤島じゅん 先生)

 クイズ対決、ついに決勝戦へ・・・

 景二くんと世一くん、2人の一騎打ちとなってきましたが、わりと真面目なクイズ勝負。
 「世界で最も長い駅名」など、クイズの内容も興味深く、引き込まれるほど白熱します。
 アナウンサーのプライベートに関わる問題と、それへのツッコミには笑いましたけど(^^;

 そして、ひとりで戦ってきた世一くんの異変によって、クイズ勝負はクライマックスへ!?
 まなぶくんの“気づかい”はありがたくも、世一くんにとっては逆鱗に触れることのようで・・・
 世一くんの一撃に笑いつつも、いよいよ最後の一問、ラスト4コマ目で驚き!
 そのタイミングで、いったい誰が、解答権を得たのか・・・ 気になりつつ、次回、最終回!

 

●ローカル女子の遠吠え (瀬戸口みづき 先生) 

 茶摘み休暇は、都市伝説じゃなかった!?

 静岡の名産といえばお茶ということで、茶摘み休暇というものが存在するらしく、
 今回、そのことについて描かれていましたが、「都会のブラック企業じゃ通らない理屈」と、
 りん子さんが述べていたのは可笑しくも、うなずけてしまうのは、いやはやといった所(´▽`;)

 そして、雲春くんが見学に行く牧之原大茶園、乗り気でなかったりん子さんも一緒でしたが、
 何だかんだで、満喫している様子だったのは、楽しかったですね~。
 ラスト、雲春くんの男の1人暮らしあるあるは、いや、1人暮らしでも持ってる人いますよね?

 

うぶコメ! (枕辺しょーま 先生)

 先輩さんが風邪ひきで、力斗くんが看病へ・・・

 彼が部屋へ来るというので、慌てる先輩さん、風邪っぴきでも可愛らしい。
 また、薬を持ってきただけで帰ろうとする彼を引きとめようとしたり、ベッドの中から
 彼をじーっと眺めていたり、先輩さんの可愛らしさが光ってましたね~。

 「風邪ひいた時に誰かがそばにいてくれるのが こんなに安心する事だったなんて」
 という先輩の言葉には共感しちゃいましたけど、彼の帰り際にとった行動には驚き!
 最近、力斗くんにとって、先輩の存在が大きくなってきているような気がして、ドッキドキ?

 

●いごどころ (近衛桜月 先生) 

 碁会所の手伝いをすることになった、プロ棋士志望の大学生・石黒くん。

 今回は、碁会所にやって来た子供のお相手をすることになりましたが、
 真白さん曰く、石黒くんと同じくらい強いのだとか・・・ プロ志望の石黒くんと同レベル!?

 なんて驚きましたけど、そのあたりは真白さんの勘違いで、そそっかしい(^^;
 だけど、少年が格下とはいえ、彼のアグレッシブな打ち方に、色々と考えさせられたりと、
 石黒くんにとってもムダではなかった勝負が、清々しかったですね~。

 

●笑って!外村さん (水森みなも 先生)

 春野さん家に泊まりに来ている外村さん、つづき。

 春野さんとコンビニへ行くことになりましたが、もの珍しそうにしている外村さんが
 可愛らしくも、周囲からは面白がられている様子が、面白おかしい(^^;

 そして、就寝時間に、恋バナしようとする春野さんでしたけど、狸寝入りする外村さんに笑!
 また、夜、トイレに起きた所、春野さんの母上を怖がらせていたのには大笑いでした゜(*゜´∀`゜)゜
 結局、春野さんの家族には誤解されたままだったぽいので、次に機会にリベンジを!

 

●アテナの初恋 (縞はるひ 先生)

 朝読書コンに参加するアテナ様の巻。

 ヴィーナスさんのススメで参加した、好きな本を持ち寄って話をする集まり。
 本好きのアテナ様にはもってこいの合コンということで、楽しみにしていたようですが、
 本選びに苦労したりするのは、わかるわかる~といった感じで(^^;

 アテナ様は無難な本をチョイスしてましたけど、まあ最初はこんな感じでよろしいかと・・・
 しかし、知識の豊富さゆえ、近寄りがたく思われてしまうあたり、ちょっと寂しい立場でした。
 恋愛小説を勧めていた男性と、なんだか良い雰囲気・・・と思いきや、いつも通りなのは、
 まあアテナ様らしいっちゃ、らしいですかね(´▽`;)

 

●メェ~探偵フワロ (ナントカ 先生) 

 ヨシュアくんからもらったリボンを喜ぶリラさん、可愛い。

 ラウールさんにリボンをほめられても、ツーンとしていたリラさんでしたが、
 そこへ彼が、ひとこと付け足しただけで、彼女の心をほぐしていたのは、
 ラウールさんの【手練れ】っぷりを感じさせてくれて、面白かった!

 しかし、そのリボンをリラさんがなくしてしまい、ちょっとした騒動に・・・
 色々と大変でしたけど、ラウールさんが大きな被害に遭っていたのは、気の毒ながらも笑!
 ラスト、フワロさんの“指導”が物騒でしたけど、まあ、わからなくもないですね(ぇ

 


◆ まんがタイムスペシャル 感想①

2015年04月25日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

2015年6月号

 

 今月の『恋愛ラボ』感想はこちら
 表紙は、リコ&ナギ!
 男女での登場は初でしたかね?
 もはや恋人同士か! ・・・なんて思える距離感が、絶妙な2人であります。
 
 

 今月の「クールの裏には何があるで賞」は、『BONSAIガール』より、柏原亜弓さん!

 

 梅山さんにバイトの後輩が登場!

 クールな外見、的確な仕事っぷり、これで高校生というから驚きなのですが、
 いつも平然としていて、どことなく冷たいような印象を与えています・・・

 と思っていたら、おじさんのお客様がニガテらしく、何だか様子がおかしい。
 いや、それ以上に、言動が異常になってしまう所が、愉快すぎでありました!

 ふだんのクールさと比較して、おじさんへの彼女の態度がギャップありすぎ~!
 変質者といっても過言ではない姿に、せっかくのクール美少女が・・・と思いつつ、
 あまりにも面白おかしすぎて、大笑いでしたよ゜(*゜´∀`゜)゜  良いキャラクターです。

 

 

【今月のピックアップ!】
●光れ!メシスタント (310 先生)

  

 食べ過ぎ飲み過ぎには気を付けませうの巻。

 単行本が発売されて、大盤振る舞いの先生。
 豪華な海鮮料理の数々が、カラーに映えてまことに美味しそう。

 そんなわけで、アシスタント一同、ごちになってますけども、
 檜山くんと中辻さんの2人が、意気投合していて珍しい。
 それだけ、美味な料理が偉大だということなのでしょうね・・・ 美味で人類も平和(ぇ

 
 しかし翌日、お酒が入っていたこともあり、2日酔いやら胃もたれやらで体調不良が続出!
 遠野くん以外の面々が、のきなみ機能停止で仕事にならないという危機的状況に・・・

 そこで遠野くん、「胃に優しいもの作りますね」と、食材の買い出しへ。
 途中、書店へ寄って、発売された単行本を眺めて、自分の手伝ったものが本になっていると
 感激している様子は、ちょっと微笑ましかったかも。

 けれど、最後の1冊になったところで、他のお客さんと取り合いの形になってしまい、
 快く譲っていたのは好印象でありました・・・ まあ、すでに1冊持っているからですが(^^;

 ただ、この笑顔が素敵なお客さん(男性)、何者なんでしょうね?
 単なる通りすがりとは思えませんが、さて。
 遠野くんも見とれてしまう(ぇ)謎の男性、気になる所です。

 
 そして帰宅後、お粥をつくる遠野くんでしたが、
 お粥一品であっても、丁寧でしっかりした調理風景が、
 できあがった品をいっそう美味しく感じさせてくれる気がして、よかったですね~。

 おかげで皆も回復して、めでたしめでたし・・・ではありましたけど、
 ますます飯スタントとしての評判ばかりが上がる、遠野くんの明日はどっちだ!?
 謎の男性共々気にしつつ、今後も楽しみです!
 
 
 
 

【ゲスト作品】
●可愛い上司を困らせたい (タチバナロク 先生)

  

 仕事に生きてきた女性が、上司をからかう部下に振り回されて・・・?

 井羅恵さん(31)、「女を捨て仕事にすべてをささげて来た」と言う女性。
 若手のエースで次長、結婚なんて考えていない・・・はずだったのに、
 ある日起きると、なぜか裸で、男性と一緒にベッドの中に!?

 なんて始まるお話で、ちょいと大人なムード。
 恵さんの隣で寝ていたのは、生意気な新入社員・青木俊くん。

 社内で恐れられている次長相手にも物怖じせず、マイペースに相対する彼は、
 挨拶も適当で、いつもブラブラしているような人物なため、恵さんには悩みの種。

 けれど、彼から「可愛い」と言われて、免疫なさそうな彼女は動揺しまくりで、
 そんな様子が可愛らしかったりもするのですが、そんな彼となぜかベッドイン・・・?

 記憶がなく、新入社員歓迎会で何かあったらしいとは思いつくのですが、さて。
 といった感じの物語4コマになっていて、恵さんと俊くんの関係が気になる内容。
 彼女と彼の間に何があったのか・・・ この大人なムードが珍しいので、つづきが楽しみです!
 
 
 
 

【ストーリー第1話】
●リビングにGペン (四ツ原フリコ 先生)

  

 ルームシェアする女性たち・・・

 ゆうみさんを含めて、ルームシェアして暮らしていた4人の女性。
 しかし、そのうちの1人が結婚を機に出てゆくことになったため、
 新たな住人を探すことになるのですが・・・ といったお話。

 一緒に暮らす4人の女性の中で、ゆうみさんは一番年下。
 しっかり者でメガネの鈴木さんに、マイペースな佳代子さん、
 そして今回、出てゆく優しくて料理のうまい茜さんと、それぞれ特徴的。

 しかも、茜さん以外の3人は、漫画を描いて暮らしている人たちで、
 そんな条件で一緒に生活する人なんて、そうそういるはずもなく・・・

 なんて感じでしたが、鈴木さんの知人である「hiromi」さんに白羽の矢が立ち、
 ソーシャルネットワークで、その人柄を知っていたゆうみさんも、快く承諾する流れに。
 ところが、鈴木さんは、その「hiromi」さんについて何か隠しているようで・・・?

 まあ、何となく想像はしてましたけど、ゆうみさんが思い浮かべる「hiromi」さん像と、
 実際のイメージには、やや隔たりがあるようにも思えるのですが、このあたりが
 どのように描かれてゆくかなど、気になる所。

 新たな共同生活スタートで、個性の異なる面々が、どんな物語を紡いでくれるのか・・・
 第1話とありましたので、2話目も楽しみです!
 
 

 
 

【新人賞@まんがタイムスペシャル】
・ゆめゆめスイート! (吉緒まさお 先生)

 

 ちょっぴりふくよか少女が恋をして・・・

 熊野ゆめさん、高校2年生。
 同じクラスのハヅキくんに恋してますが、彼のタイプはスマートな子。
 しかし、ゆめさんはふくよかで、ダイエットを志しますが・・・

 なんて感じのお話で、ゆめさんの恋する姿や、ダイエットする様子が
 面白味になっている4コマ作品のようですね~。

 キャラクターや、行動の動機もわかりやすく、かつ絵柄もしっかりしていて
 読みやすさが魅力になっていると感じられますので、つづきを読んでみたい所です!
 
 

②へつづきます。
 


◆ 今月の『恋愛ラボ』

2015年04月24日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

まんがタイムスペシャル 2015年6月号より
 
 
 
 

以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)

 
 
 
 
 

●恋愛ラボ (宮原るり 先生)

 

 今回、男子サイド!

 南中、ナギ・ヤン・ハル会長といった男子たちを軸に、話が進みます。
 ナギはクラスの演劇練習、ヤンとハル会長は生徒会のお仕事と、
 文化祭へ向けて忙しいのは、藤女と同様なのですが・・・

 そこで、疲労をためこんでしまったヤンを中心に、ハル会長のがんばりや、
 ナギの可愛らしさが描かれるお話でしたね(ぇ

 

 

  

 疲れ切ったヤン・・・

 もともと寝不足なうえ、ミス修正で徹夜までしてしまったヤンは、疲労のピークに。
 そんな彼を心配したナギが声をかけてますけど、着ている衣装のせいで、
 サマにならないのは笑ってしまった゜(*゜´∀`゜)゜

 しかし、生徒会室でうたた寝してしまうほど、ヤンは疲れていたようで、
 そこへ現れたハル会長も心配・・・ するのは良いのですけど、
 「うたた寝姿なんて見たことないから」なんて、初めて目にした彼の姿にドキドキ
 みたいなシチュエーションになっているのは、ちょっと、何と言うか、アレでしたよ(何?)

 ここで珍しく、ハル会長がお冠。
 ミス修正でヤンが無理していることに気付いたハル会長。
 ヤンを気づかって、その無理している姿勢を厳しく叱っている所が、良い感じでしたね~。

 いつもは、朗らかすぎて頼りない印象のハル会長ですけども、
 他人のためを思って厳しくできるあたり、ただ優しいだけの人ではないということですから・・・
 いや、その厳しさこそが、本当の優しさとも言えるのでしょう。

 

 

  

 ヒロイン・ナギ・・・!?

 「キレイとか かわいいとか 言われたくないの・・・」
 どこのヒロインさんですか、ナギさん!!

 と思ってしまったワンシーン・・・ ジャージ着ているのに、この可愛さとか。
 もちろん、演劇の練習をしているわけですが、もう本当、ヒロイン力強くて、
 これじゃあ、本作におけるリコの立場を奪いかねないなって(ぇ

 けれど、あれだけ嫌がっていたお妃役を、きちんとこなすあたり、
 クラスのことを考えて行動するけなげさが見て取れますね~、さすが“イイ奴”。

 そして、ヤンがクラスの手伝いできないことを、皆にきちんと説明していたりもして、
 ナギらしいな~と思っていましたけど、それと同じくらいに、ハル会長がヤンを気づかい、
 “ザビエル”になっていたことも、また微笑ましいことでした。

 そのハル会長、ヤンがいない状況で、工藤くんに色々言われつつも頑張ってますが、
 ヤンにあれだけ言っておいて、自分が無理しちゃイカンですよね(´▽`;)
 まあ結局は、ちょうどよい所に落ち着けて、めでたしでしたけど・・・

  

 

 

 そして、リコ・・・

 こちらも文化祭の準備で忙しい+ナギの好きな人が気になって仕方ないことで、
 疲労しまくっておりますが、ここで重大な出来事が・・・?

 リコ母が用意していた昔の写真。
 そこに写っていたのは、もちろんリコとナギ。
 けれど、ナギの姿がちょっと変わっていて・・・

 と、そこから手繰り寄せられるリコの記憶。
 いよいよ、リコとナギの過去が明らかになるのか!?

 なんて感じに、南中男子たちの友情が描かれた今回ですけども、リコにも重大な転機が!
 これは気になりまくりですね~、ここから道は切り拓かれるのか?
 はたまた、これをきっかけに、ますます距離をとってしまうのか?

 いったい過去に何があり、どうしてナギが心を頑なにしてしまったのか、
 リコは何を彼に言ったのか・・・ がぜん気になりつつ、今後も楽しみです!
 
 

◆ まんがタイムスペシャル 感想①