五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイムきららキャラット 感想➁

2015年10月31日 | ◆4コマ誌⑨ 不定期 きららキャラット

2015年12月号 のつづきです。

 ①は、『NEW GAME!』 『ジューンフレンド』です。
 
 

●まちカドまぞく (伊藤いづも 先生)

 コミックス1巻、11月発売! そんな今回、シャミ子、ゆるキャラになる!?

 商工会のお手伝いに誘われて、杏里さんの策謀により、着ぐるみを着せられることになった
 シャミ子さんでしたけど、子供たちの相手は大変そうで、そんな様子が面白い(^^;

 のですが、そこへ現れ、シャミ子さんを助けてくれる少女が1人・・・
 しかし、その恰好がどう見ても魔法少女だったことから、シャミ子さんは戦々恐々。
 何とか正体を隠そうと必死に頑張る姿が、これまた愉快でありました。
 もう1人の魔法少女・陽夏木ミカンさんの登場で、ここからどうなるのか、楽しみです!

 

●すわっぷ⇔すわっぷ (とめきち 先生) 

 こちらも、コミックス1巻が11月発売! そんな今回、楽しいお菓子づくり。

 五月さんがつくってきたお菓子を食べる一同・・・と思いきや、冬美さんだけ食べない?
 何でも、太りやすい体質だからとのことで、食べれず悔しそうにしているのが可愛らしい。
 けれど、秋穂さんは食べても太らない体質で、入れ替われば食べ放題というから(^^;

 そこで、秋穂さんの家へ行きますが、秋穂さんの母上が友達いっぱい来て感激して、
 それを見た五月さんが「また来てあげよう」と考えていたのは、微笑ましかった~。
 さらに、五月さんと一緒に、秋穂さんと夏子さんがお菓子作りに挑戦する様子も楽しいです。

 

●キルミーベイベー (カヅホ 先生)

 連載通算第100話! そんな今回も、いつも通りなソーニャ&やすな(^^;

 唐突に、我慢比べ大会を始めるやすなに、付き合わされるソーニャ。
 というか、付き合ってあげるあたり、やっぱり仲良し!?
 なんて考えつつも、やすなにイラつくソーニャという、安定の関係が面白い。

 2人の我慢比べは、1分間怒らずにいられるか勝負になりますが、
 とうぜんソーニャがやすなに対して、怒りをこらえられるはずもなく、
 あっさり手を出していたのは笑゜(*゜´∀`゜)゜ その後も様々な我慢比べが面白く、
 自業自得オチとなるやすなも、相変わらずでありました!

 

●ひだまりスケッチ (蒼樹うめ 先生) 

 修学旅行編、最終話!

 最終日の朝食時、大阪の思い出を振り返るゆのっちたち・・・でしたが、
 そのことごとくが、食べ物に関するものとは、さすが食い倒れの街(^^;
 それから、通天閣やビリケンさんなどを見て回る、ゆのっちたちも楽しかった。

 一方、ひだまり荘では、なずなさんの発案で、ゆのっちたちを賑やかに出迎えようと
 何やら準備を整えているようですが、これが最高のお出迎えにつながっていたのは、
 素晴らしかったですね~。 でも最後、修学旅行の感想には笑゜(*゜´∀`゜)゜
 まあ、天然コンビらしいといいますか、人それぞれなのでしょうね。

 

●Aチャンネル (黒田bb 先生)

 るん&トオルが子供の頃、ショッピングモールで出逢った少女は・・・?

 2人で遊んでいた所、るんさんが渚という少女を“ナンパ”して、トオルさん焦っていたのは笑!
 そして、何だかんだで一緒に遊ぶこととなりますけど、どう考えても渚さん=ナギというのが、
 面白い所でありましたね。

 現在の3人は、その話をしても当人だとは、本人すら気づいておらず、
 むしろナギは、お嬢様な渚さんをうらやましがったりしているのが、愉快。
 子供の頃の記憶なんてそんなものですし、その頃の恵まれた自分を自覚できていないのも、
 父親の愛情が深かったゆえなのでしょうね~。

 

●カスタムメイド! (たちつてつこ 先生) 

 なぜか、いきなり「赤ずきん」になっているユウ様・・・

 おばあちゃんはマサキさん、おもてなしの準備をしっかり整えて、病人じゃないっぽい(^^;
 しかも、道草したうえに迷子で遅れている赤ずきんユウ様を、迎えるべく外出までするとか!

 そんな「赤ずきん」な寸劇が愉快な今回でしたけど、狼役はモトキさん、猟師役はアサヒさん、
 それぞれ楽しく、何の演劇なんだろうな~なんて考えていたら、まさかのオチで大笑!
 さすがはマサキさん、でしたね(´▽`;)

 

●ぱわーおぶすまいる。 (ウロ 先生)

 昔の宗馬くんは、グレていた!?

 まゆさんが見つけた昔の写真に映る宗馬くんは、メガネをせずに金髪で、目つきも鋭い、
 今とは別人のような姿で、それを見た一同が驚くほどだったのは、面白かった!
 でも、父上がいなくなった後の時期で、授業もサボりがちだったとか・・・

 根はやさしい宗馬くんのままでしたけど、勉強はダメになってしまい、進路にも問題が。
 そんな彼を変えたのがまゆさんだったのは、想像はしていたけれど、納得のいくものでした。
 そうした2人の絆が感じられるエピソードに、安心感がありましたね。

 

●癒さレクチャー! (みにまる 先生) 

 お弁当を忘れた麗さんでしたが・・・

 学食でパンを買うお金もないのに、「もやシス」を使わない所が、いつもと違って変。
 と思ったら、なぜ自分はもやもやしてしまうのだろう? と考えた結果、
 物事に妥協することで、もやもやを消し去ろうという結論に至ったのだとか(^^;

 このあたりの思考は、なかなか興味深いものでしたけれど、
 それで「もやもや」ではなく「ゆるゆる」しようと実践するのは、なかなか難しそうでした。
 ゆるシスには笑いましたが、何事もほどほどに(´▽`;) 逆にストレス貯めちゃ意味がない!

 


◆ まんがタイムきららキャラット 感想①

2015年10月30日 | ◆4コマ誌⑨ 不定期 きららキャラット

2015年12月号

 

 表紙は、アニメ化決定『NEW GAME!』
 青葉さんを中心に、コウさんとひふみさんを脇にして、
 主要メンバー勢ぞろいなあたり、めでたい感ありますね~。
 
 

 今月の「好きなものでも諦めが過るときはあるで賞」は、『GA 芸術科アートデザインクラス』

 

 今回、宇佐美先生が考える「好き」なことへの姿勢。

 美術なんて、将来役に立つかどうかわからない。
 そう語った友人の言葉が、宇佐美先生を現在の立場へ後押ししたという話。

 彼女が教師になった理由は、「好き」だったからと語っていましたが、
 これらはどうつながるのか、非常に興味深い内容となっていました。

 まだ新人だった頃、注意されてばかりで悩んでいた宇佐美先生。
 笹本先生に相談するような形になりつつ、そこで語られていた言葉が、
 「好き」なことへの姿勢として、とても大事なものだったと感じます。

 「好き」であれば「楽しい」ことでも、やがてどこかで壁にぶつかり、
 「挫折」や「諦め」というものが意識されるようになってくる・・・
 そのとき、何が支えになるのか? という話には、目頭が熱くなっちゃいましたね。

 好きなことを仕事にすると、好きなことが嫌いになってしまうから、勧められない・・・
 なんて話は耳にしますけど、ここでの話は、そうしたネガティブな方向ではなく、
 何かしらの希望を感じさせる内容だったことが、きわめて素晴らしいものでありました。

 「あなた達は“美術”が好き?」
 そう尋ねた宇佐美先生の笑顔も、素敵でしたよ。

 

 

【アニメ化決定!2本立て
●NEW GAME! (得能正太郎 先生)

  

 ゲーム会社で働く少女のお話。

 「がんばるぞい」で有名になった感ありますが、
 コミックス1巻の感想など書いたときには、まだその現象は起きていなかったのですよね。
 そこまでキャッチーな言葉だとは、まるで想像していませんでしたよ(^^;

 
 今回は、それぞれクリスマスをすごす一同。
 青葉さんは、キャラデザの仕事がひと段落して、その仕事が「クリスマスプレゼント」
 と言っていましたが、夜は友人ねねっちと食事に。

 コウさんは、別に何もせずに帰る予定と言っていますが、ディレクターの葉月さんから、
 「日頃お世話になっている人に感謝を述べる」ことを、暗に勧められています。

 はじめさんは、ゆんさん家のクリスマス会に呼ばれたりしていて、
 それぞれのクリスマス事情が、なかなか面白く感じられましたね。

 
 そして、会社に残ったコウさんとりんさん。
 ADとしての仕事に、物足りなさを感じつつ、しっかりできているかと考えるコウさんに、
 りんさんがしっかりした言葉をかけていたのは、さすがでした。

 そこから、りんさんの協力があったからこそ、自分はやっていけていると語るコウさん。
 りんさんへの感謝の言葉を述べようとしていたようですが・・・?

 なんてお話が、素敵に楽しかったですね~。
 コウ&りんのクリスマス、よきパートナーとしての感謝の姿勢が爽やかでありました。

 が、ホワイトクリスマスの美しさでシメかと思いきや、
 ラストはやっぱり、コウさんはコウさんだというオチで、愉快愉快(´▽`;)
 いやはや、それでこそコウさん・・・でしたね!

 

 

  

 2本目は、メイドになっちゃう青葉さんたち・・・?

 トビラのメイド姿が可愛い青葉さんと、はじめさんと、ゆんさん。
 ですが、メイドになるのではなく、忘年会の幹事を任されています。

 「上手くこなせたかどうかで来年の評価も変わってくるという・・・」
 なんて、はじめさんが言ってますけど、失敗すれば「空気読めない社員」認定され、
 成功しすぎると来年以降も押し付けられるという難しさ(^^;

 
 けれど、青葉さんは「(無難にすませて)記憶に残らない」よりも、
 「空気の読めない社員」として記憶に残った方が良いのでは?
 と述べていて、うむ一理あるなと思ってしまいました(ぇ

 ゆんさんは、だいぶ前向きなことを語っていましたが、それが正解なのでしょうね。
 いいお店を選び、上手く立ち回れば、喜んでもらえて、仕事がデキるイメージもつく。
 「頑張って損なんてない」とか、いいこと言う~。

 そこから、お店選びが始まりつつ、ハンバーグ屋を推したいものの、
 大人の飲み会のため、お酒の美味しい店を選ばねばと葛藤する青葉さんが面白かったり、
 葉月さんの助言で、なぜかメイド喫茶のメイドを演じる3人が可愛かったりでありました。

 
 まあ、ひふみさんの冷たい視線には、ひるんでしまいましたけど(´▽`;)
 などなど、忘年会の幹事の難しさが、よ~く伝わってくる話でしたが(ぇ、
 この時期、予約がなかなか入れられないというのも、あるあるでしたね~。

 それにしても、「今月号から・・・毎月2本立て」と書いてある気がするのですが、
 得能先生、大丈夫なのでしょうか(ォィ

 でも、もしそうであれば、毎月楽しさ2倍!
 一読者としては嬉しい限りですので、アニメ化共々、ますます今後も楽しみです!


 
 
 

【ゲスト作品】
●ジューンフレンド (徳之ゆいか 先生)

  

 恋をしたい編入生と、友達いない少女のお話。

 神奈ゆずきさんは、お嬢様学校からの編入生。
 何やら、恋をするため編入してきたと述べていますが、
 平山はるさんの隣の席になったことで、2人の交流が始まります。

 平山さんは、性格がきつそうというイメージを持たれたらしく、
 友達のいない少女ですが、内面は多少内気なくらいで普通な感じ。

 そんな彼女に、天然風味の神奈(ゆず)さんは、グイグイ迫って来て、
 平山(はる)さんがつくってしまっていた壁なんて関係ないとばかりに、
 仲良くなってゆく様子が、ゆずさんの変さと相まって、楽しかったですね。

 お弁当を、ほぼ墨状態にしてしまうゆずさんの料理ベタ(^^;
 そこで、料理のできるはるさんに、教えを請うことになりますが、
 それもこれも、恋をするため、花嫁修業のためというあたりが、ゆずさんの個性っぽい。

 そして、友達いなかったはるさんにも、ゆずさんという友達ができて、
 ウィンウィンな関係になっている所が、安心感あってよろしいのではないでしょうか。

 ただ、恋をしたいというゆずさんの姿勢が、はるさんとの交流の中で、
 どのように活かされてゆくのか気になりますし、もちろん、つづきに期待です!
  

②へつづきます。
 


◆ まんがタイムオリジナル 感想➁

2015年10月29日 | ◆4コマ誌⑧ まんがタイムオリジナル

2015年12月号 のつづきです。

 ①は、『秘書の仕事じゃありません』 『迷想乙女の文学会議』です。
 
 

●ラディカル・ホスピタル (ひらのあゆ 先生)

 今回のテーマは「詰め」。

 野菜の詰め放大という話から、点滴の詰め込み、電車内のギュウギュウ詰めなど、
 いろんな「詰め」が興味深かったり、面白かったり。

 そして、あるあると思ったのは、入院時にカバンに詰め込んだ荷物が、
 退院時に、なぜか詰められなくなっている現象ですかね(´▽`;) あれ不思議。
 また、スケジュールを詰め込む患者さんの娘さんが言っていた、信用に関する話には、
 考えさせられるものがありましたね。

 

●小森さんは断れない! (クール教信者 先生) 

 高校では、学食も楽しみ小森さん。

 昼食時、バイトの話になりますが、小森さんが「お金の為に」やっているわけではない
 と言われて、「彼氏」の話になっていたのは笑゜(*゜´∀`゜)゜ シキさんの驚きよう。

 そのシキさん、食事のお釣りを少しずつ貯めようと考えていた所、指摘されるや悩むほど、
 小心者っぷりが個性になっていて、なかなか楽しい。
 小森さんとのお弁当おかず交換も、厚かましくないかと気にしたり、根がイイ人っぽいですし。
 そんな彼女を加えて、4人組になった小森さんたち、どのような高校生活を送るのか、楽しみ!

 

●スズちゃんでしょ! (辻灯子 先生)

 スズさん、呉服屋へできた着物をもってゆくの巻。

 そこで、髪の毛を染めたことが知られるとマズイかも? なんて話が出てましたが、
 営業さんに助言を受けてひと安心・・・と思っていたら、営業さんに失礼なこと言ってて笑!
 営業さんだから機転が利くとか言えばよいのに、「口がうまい」とか(^^;

 若社長さんも愉快なキャラクターで、女性陣をドン引きさせるウサギのリンゴで、大笑!
 スズさんと彼の関係も気になりましたが、スズさんは、姪の梨乃ちゃんに首ったけ。
 お家にお邪魔して、食事を作ってあげたり、それでお金が吹き飛んだり、良い伯母っぷりです。

 

●たよスポ! (王嶋環 先生) 

 たよりさんの取り合いが始まる・・・!?

 豹番の欠員補充に、たよりさんが推されている状況で、小川さんは手放したくない様子?
 ただ問題は、たよりさん自身がどう考えているかで、その点が気になる所・・・

 「伝説の豹番デスク」似鳥さんは、たよりさんを「デキる子」と思っているらしく、
 欲しがっていましたが、ついに本人が欠員補充の件を知ることとなり、
 複雑な思いを抱えていたのは、よかったですね・・・
 前回の自分の言葉と矛盾する心情に、どう向き合うのか? 楽しみです!

 

●ばってん×バーテン! (山東ユカ 先生)

 イケメンは、仮装してもイケメン。

 ハロウィンということで、吸血鬼に扮した小津さんですが、あまりのイケメンぶりに、
 女性客は感激の嵐で、そんな様子が愉快でありました(´▽`;)

 そして、深作さんも来店しますが、彼女は黒猫。
 その姿で店まで来たとか、剛の者すぎますわ・・・ 平然としてましたし(^^;
 さらに、黒澤くんが「イケメンと仮装がかぶって」しまい、嘆く気持ちもわかります(ぇ

 

●歌詠みもみじ (オオトリキノト 先生) 

 母とケンカするときも、川柳の応酬を繰り広げるもみじさん。

 そんな今回、家族のお話が色々でしたが、母上が父上をぞんざいに扱うあたり、
 娘・もみじさんの教育にはよろしくないかもですね(´▽`;) アップデートとは酷!

 まあ、父上はギャル語に詳しかったり、もみじさんの親孝行で「普段の勤務態度」が
 あらわになったり、威厳を感じさせない点が、問題なのかもしれませんけども(^^;
 そうした家族の風景が楽しく、最後は娘・もみじさんが2人をたしなめるシメだったのも良い。

 

●神崎さんに見つかりたい! (のらじゃ 先生)

 寒くなる季節、佐渡さんもこもりたい!?

 かくれんぼする姿が、冬ごもりにしか見えない佐渡さんでしたが、
 今回は、神崎さんの妹・ココちゃんが部屋にこもってしまったのを、
 「かくれるプロ」として、様子を見に行くことになりますが・・・

 と思ったら、神崎さんの部屋を物色したりして、頼りにならない(^^;
 けれど、その行動のおかげで、ココちゃんが神崎さんを心配するなど、状況が好転・・・
 したはずなのに、「魔法使い」になったココちゃんは手ごわかった!

 


◆ まんがタイムオリジナル 感想①

2015年10月28日 | ◆4コマ誌⑧ まんがタイムオリジナル

2015年12月号

 

 表紙は、ハロウィン山下さん!
 吸血鬼コスプレでしょうか、「血を吸う」という点ではお似合いかも(^^;
 他、やはり吸血鬼っ子ならいかさんや、魔女っ子な小森さんなども!
 
 

 今月の「疑似家族で賞?」は、『らいか・デイズ』

 

 塾帰りの竹田くんが、公園で焼き芋を食べていた所・・・

 見知らぬ少年が寄って来て、お芋を分けてもらいつつ、竹田くんに懐いている様子。
 そこへ、らいかさんもやって来て・・・ といった展開でしたけど、
 この3人、何となく親子といった趣で、“家族”しちゃっている内容が面白かった!

 少年に振り回されつつも、何だかんだと面倒をみるらいかさん&竹田くんが、
 将来の予行演習とでもいうかのように、息の合った“夫婦”っぷり。

 そうした光景が微笑ましいな~・・・なんて思っていたら、
 驚きの展開が待っていて、ちょっと不思議な話になっていたのは、素敵でしたね~。

 それにしても、小説を書くネタにしようとした竹田くんが、己の妄想に照れていて可愛らしい。
 そして、漆野先生はさすがでした(´▽`;)

 

 

【11月7日、コミックス2巻・発売!】
●秘書の仕事じゃありません (東屋めめ 先生)

  

 はかせさんの助手をすることになった中田さん・・・

 ですが、その間、社長の相手はどうするのかと思ったら、
 はかせさんが作った「万年社長椅子」のおかげで、お世話は安心!?
 拘束具がついているので、万全でしたね(^^;

 
 ということで、さっそく中田さん、博士を手伝うことになりますが、
 「デリバリー秘書」と言われて、過剰反応したものの、
 はかせさんは天然なので、「いかがわしい響き」がわかっていなくて笑!

 しかし、手伝うといっても、だいたいは自動化されているため、
 人がやることなどほとんどない・・・と思ったら、新製品の稼働実験が!

 「衝撃実験」だの「耐久実験」だの、人でやろうとするあたり、
 天然が行き過ぎてて、可笑しすぎます。
 とはいえ、唯一、美肌マッサージ器のみは、中田さんもお気に入り(´▽`;)

 
 また、移動手段に1人乗りヘリを用意してますが、
 中田さんの装いでは、見上げられると“危険”というのは、どうしようもないですね~。

 次いで用意したキャンピングカーは、快適だったものの、
 中田さん、大事なことを忘れていて、無意味になっていたのは愉快でありました!

 などなど、博士の助手となった中田さんの奮闘記。
 結局、社長さんに振り回されるのと、あまり変わらない日常な気も・・・
 なんて感じつつ、コミックス2巻が11月7日発売とのことで、今後も楽しみです!
 
 
 
 

【今月のピックアップ!】
●迷想乙女の文学会議 (吉村琉香 先生)

  

 今回のテーマは、「枕草子」の清少納言!

 仕事でドジしてしまう倉野さん。
 てきぱき仕事する松島さんを見ながら、かっこいいと思いつつ、
 自分もいつか・・・なんて考えている様子。

 そんなことを松島さんに相談する倉野さんでしたが、
 ここで話は「新人OLが経験を積んで成長していく話」として、『枕草子』へ。

 
 清少納言が「できる人」という印象をもった松島さん。
 たしかに才女で、機転がきき、センスもあって、などなど納得でありますが、
 実は、仕え始めは、周囲になじめず悩んでいた一面も・・・

 そんな様子が、現代劇風に再現されていましたけど、
 定子様が、先輩OLという立場なのは、なんだか妙におかしくも、親しみありましたね。

 人前に出るのも恥ずかしがっていた清少納言が、やがて堂々とした才女っぷりを発揮する。
 なんて話に、希望を抱く倉野さんでしたが、紫式部という“敵”も同時に生み出している以上、
 たやすい道でもないのかもしれませんねえ(^^;

 
 などなど、清少納言と己を重ねる倉野さん。
 松島さんも、かつては慣れない仕事に失敗していたこともあったと知って、
 驚いていたのは、気持ちはわかるけど、松島さんも人ですし(´▽`;)

 堂々と仕事がうまくいくようになると、敵ができるというのも、さもありなんですが、
 それでも動じないほど経験積んだ松島さんの頼もしさ、素敵・・・でしたね?(なぜ疑問形)
 なんて考えつつ、次はどのような文学作品が語られるのか、今後も楽しみです!

 

  

【新人ギャグまんが展】
・ (桜那えいか 先生)

 

 記憶力がよい少女のお話。

 めぐさんは、記憶力がよく、1度見聞きしたことは絶対に忘れないのだとか。
 その記憶力で、暗記ものの勉強は、常に満点!・・・ではあるものの、
 思考力を試される勉強は苦手というから、ちょっと残念(^^;

 そんな記憶力少女を中心とする4コマ作品ですが、
 記憶力がよいことで、プラスにもマイナスにもなってしまうあたりを、
 面白おかしく描いているのが、よかったですね~。

 怖い話を聞くと忘れられないとか、けっこう真面目に大変そうです。
 また、遥さんという「面倒な友達」が、めぐさんの記憶力を試そうと、
 様々なアプローチをしてくる所も面白味になっていました。

 記憶力を軸にしたキャラクターやネタが、かなり楽しい作品になっていますので、
 ぜひとも、つづきに期待です!
 
 

②へつづきます。
 


◆ まんがタイムスペシャル 感想➁

2015年10月26日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

2015年12月号 のつづきです。

 ①は、『ざしきわらしと僕』 『ヒロインになれません』 『ロッキング少女なんですの』です。
 (今月の『恋愛ラボ』感想はこちら
 
 

●だけど温田さんはひとりでデキない (町田すみ 先生)

 富崎くん、よそよそしくなるの巻。

 社員旅行で大変なことになり、温田さんとの関係が噂になった富崎くん。
 誤解ではあるものの、噂になってしまった以上、気が休まらない状態になってしまい、
 そのため、ちょっと厳しめな態度で、温田さんに接することに・・・

 といった感じでしたが、富崎くんが、目を合わせない、構わないよう告げるなどしても、
 体調が悪いのかな、と解釈する温田さんのほんわか具合が、なごめる雰囲気でよかった(^^;

 その後、誤解を解きつつ温田さんに、誤解されては困るでしょうと述べる富崎くんでしたが、
 温田さんの内心は、彼の思うような感じでなかったことが、何とも微笑ましい所でありました。
 まあ、温田さんに自覚はないようでしたけども(´▽`;)

 

●ローカル女子の遠吠え (瀬戸口みづき 先生) 

 りん子さん、雲春くんと東京本社の勉強会に参加!

 しかし、東京駅へ着いたところ、東京出身の雲春くんが、ヘバっていたのはわかりますわ~。
 「動線ぐちゃぐちゃ」と述べているように、人の流れが混沌としてますよね、あの駅(^^;

 そして本社では、雲春くんの同期・名々伏くんが登場。(このネタ笑いました
 埼玉在住でありながらも、東京にこだわるあたりが面白い人でしたけど、
 東京の人間よりも東京に詳しいというのは、あるある~といった感じ。
 それでいて、埼玉をバカにされたと思うと怒るというのが、可愛らしい(ぇ

 そんな名々伏くんが面白かった今回でしたが、東京に複雑な思いを抱いているのは、
 りん子さんもまた同様で、そうした内面も興味深い所でありました。
 にしても、ハッチさんの語る本社での勉強会・・・ ヤバすぎー(´▽`;)

 

●前略、パリは甘くて苦いです。 (にしうら染 先生)

 バカンスで、水着!

 長期の休みとなり、“パリのビーチ”へ誘われる洋平くん。
 パリにビーチなんてないはず・・・と思ったら、「パリ・プラージュ(パリの砂浜)」
 という人口の砂浜があるのですね~。

 しかし、一応街中なのに、そこで水着姿になるマルティーヌさんには驚いた。
 とはいえ、それが普通のことのようで、ミシェルさんたちも来て、水着姿になるとは・・・
 洋平くん、目のやり場に困ってますけど、確かにこれは困りそう(^^;
 また、皆が持ち寄ったお菓子も、すべて美味しそうでした!

 

●BONSAIガール (ミツナナエ 先生) 

 受験対策のため、バイトをやめることになった亜弓さん。

 まるで今生の別れのように大げさにふるまう、ももこさんが面白かったりでしたが、
 亜弓さんの穴を埋めようと頑張りつつも、マネージャーと2人きりの時間が増えたためか、
 やたらと意識しまくってしまうあたり、可愛らしかったかも(^^;

 一方、亜弓さんも、バイトから離れたことで、おじさま成分を摂取できなくなって、
 調子をくるわせていたのは可笑しかった! となると、あとは・・・なんて感じでしたけど、
 亜弓さんが30代を「赤子」と言っていたのには、大笑゜(*゜´∀`゜)゜ オイ、受験生!

 

●笑って!外村さん (水森みなも 先生)

 朝起きて、体のだるい外村さんでしたが・・・

 どう見ても熱があるのに、春野さんとのレッスンがあるからと、学校へ向かいます。
 そんな風邪っぴきで登校した外村さんと、周囲の人々のやりとりが面白おかしい今回。

 三雲くんには、「(風邪だから)近寄らないでくれ」と言うものの誤解され、
 佐藤さんには、震えているところを見られて、とんでもない誤解をされ・・・
 といった感じに、風邪っぴき外村さんをめぐる誤解が楽しくも、やはり風邪は一大事。
 いつもと違った春野さんの厳しい言葉と優しい言葉に、感激する外村さん、よかった。

 

●課長と私のおかず道 (梨尾 先生) 

 またも、課長さんに注意される保志さん・・・と思いきや?

 休日の朝に見た夢で、ひと安心(^^;
 そこで、休日を有意義に過ごそうと志しますが、何だかんだで、まったりしすぎて、
 夕方になっていたのは、まあ、ありがちですよね~。

 そして、エボダイの干物を買おうと出かけたところで、課長さんと遭遇し、
 干物の奥深さについてレクチャー受けていたのは、愉快でありました。
 課長さんのアドバイス通りに焼いてみたエボダイの干物、パリッとふっくらしていて、
 美味しそうで、たまりませんでしたよ! それで「有意義」なのだから、素敵ですね。

 

●うぶコメ! (枕辺しょーま 先生)

 つばさ先輩、ついに略奪愛宣言!?

 と思ったら、ヒロタカくんのプラン妄想でしたか・・・
 でも、その中でヒロタカくんが、かなでさんを横取りしている風だったのは、ふむふむ。
 それはともかく、「みんな笑顔で略奪愛」には笑いましたわ゜(*゜´∀`゜)゜

 けれど、ヒロタカくんに話をすることで、吹っ切る方向へ進もうとするつばさん。
 だったものの、力斗くんと話すうちに、やはり諦めきれないと考えていて、苦笑(^^;
 ただ、ここでついに、一部プラン通りの行動に出ていたのは、ちょっと驚きましたね~。
 正々堂々、勝負ということになるのでしょうか? 「みんな笑顔」でいてほしい!

 

●アテナの初恋 (縞はるひ 先生) 

 恋愛活動中のアテナ様、たまには1人でお酒飲み・・・

 そこへ、争いの神エリスの子孫という男性が現れ、彼女いない歴500年というので、
 アテナ様、シンパシー抱いてしまっているのは、可笑しかった(´▽`;)

 ここで、彼が語る「争い」の大切さという解釈には、うならされるものがありましたね。
 平和を願う人間たちには感謝されずとも、争いの心は向上心や成長を促すという話は納得。
 そして、2人が意気投合する様子は、楽しかった! 焦る気持ちは、私もわかります(ぇ