2015年7月号
表紙は、『GA 芸術科アートデザインクラス』!
如月殿とあーさん、今では珍しくない組み合わせですね。
生い茂る草花、木々の緑の中で、手紙を書き、本を楽しむ・・・
何とものどかで、素敵な時間を過ごす2人が、まぶしいです。
今月の「カラーで温泉で賞」は、『NEW GAME!』!
これはもう、今月号を購入しとかないと、コミックスでは色なくなりますよ!
・・・と思ってしまうほど、麗しの温泉回でありました(ォィ
極楽気分の青葉さんと、上品にお酒を嗜むひふみさん。
2人の“裸の付き合い”が楽しい内容でしたよ。
一方、コウさん、りんさん、うみこさんのオトナ組の飲み模様や、
ひとり酒を楽しむ葉月さんも楽しかった。
とくに、葉月さんが青葉さんたちを眺めつつ、月の下でまったり過ごす様子が、
あえて部下たちと距離をとりつつ、しっかり見守る良き上司といった趣で、
何となく素敵な印象を残していました。
【連載スタート!】
●おちこぼれフルーツタルト (浜弓場双 先生)
アイドル4人組の少女たち・・・ ですが、色々と問題アリ!?
ゲストを経ての連載スタート。
新人アイドルとして上京してきた桜衣乃さん(15)。
「ネズミ荘」という寮に入った彼女、他3人の少女とユニットを組むことに・・・
と始まったお話。
少女たちは、子役であったり、ミュージシャンであったり、モデルであったり、
様々な分野から集められているのですが、全員に共通しているのは
「売れない」ということ!
しかも、取り壊しが決まっている寮を守るため、お金を稼がねばならないから、
色々と大変なスタートになってしまっています(^^;
そんな今回、4人+マネージャーの生活が描かれますが、
ロコ&ニナが一緒のベッドで寝ていたり、それにイノさんが嫉妬(?)したり、
はゆさんが朝に弱かったり、何かと大変そうで楽しかった!
さらに、登校することになる4人でしたけど、
2組でそれぞれ学校が違うのは、ちょっと面白いかもしれないですね~。
高校1年生がイノさんとはゆさん、2年生がロコさんとニナさん。
このあたりの関係や、どのような学校生活+アイドル活動が描かれるのかも、
気になってくる所です。
などなど、いよいよ新生活とアイドル活動が本格化し始めたイノさん。
4人の少女の個性はもちろん、彼女たちがこれからどうやって輝いてゆくのか、
日々をすごすのか・・・ 連載スタート、今後も楽しみです!
【ゲスト作品】
●アイドル声優☆上村とまり17歳 (ぷらぱ 先生)
アイドル声優を目指してがんばる少女のお話。
コミックス1巻が発売中で、きららMAXからゲスト登場!
アイドル声優に憧れる上村とまりさんの日々を描いた4コマ作品です。
実は母親がアイドル声優「大内ゆりえ」のとまりさん。
今回も、養成所へ特別講師(?)としてやって来て、娘の様子をうかがう母。
娘がいる年齢であるにもかかわらず、それを隠して「17歳」を自称するとか、
お茶目な方ですが、まさにアイドル声優といった貫録・・・ かも。
そんなゆりえさんの(適当な)指導で、真面目に取り組む養成所の生徒たち。
もちろん、とまりさんも真剣に頑張っていて、その様子を眺める母上が、
お気楽で面白かったですね(^^;
他、まゆりさんや、綾乃さんなども、頑張っていたり、
そうした声優さんの訓練風景や、指摘の内容が興味深かったお話でした。
やはり声優さんを描くということで、どういった指導があるのか、
どのようなことをしているのかについて、描写があるのは面白い所です。
そんな本作は、きららMAXにて連載中!
コミックス1巻も発売中とのことで、今後も注目です!
●ミソニノミコト (PAPA 先生)
サバの味噌煮の神様が、受験合格の応援に!?
きららミラクにて連載中、コミックス1巻は7月発売!
大学受験を控えた女子高生・塚原瑞穂さんが出会った神様は、
サバの味噌煮の神でありながら、彼女の受験を手助けしてくるとか・・・?
まあ、とくに何をするでもなく、まったりすごす神様なのですが(^^;
そんな妙な神様と、瑞穂さんの同居生活が面白おかしい4コマ作品です。
今回は、夕食の買い物に行く瑞穂さんとミソニさん。
おまんじゅうをねだったり、アイスを買ってもらったり、コドモ状態の神様が、
愛嬌あるというか、安心感あるというか・・・
ところが、神様の本分(?)であるサバの味噌煮に異変が起きて、
ミソニさん大ピンチ!? なんて感じでしたけど、
ちょっとした気づかいで、危機回避できていたのは愉快でした。
本作は、様々な神様が出てくることもあって、神社関連の知識や作法について
解説されたりもするので、そうした点も興味深い作品になっています。
とはいえ、肩の凝らない気楽さがありますし、まったり楽しめるのも良いです。
そんな本作は、きららミラクにて連載中ということで、今後も楽しみです!
●ミカヅキぐろーいんぐ! (矢坂しゅう 先生)
月の女王になるため、地球へ降りてきた少女・・・
祈李さんは、月の民。
母から言われて、女王になるための勉強をすべく、地球へやって来ますが、
行き倒れていたところ、天野陽里さんに助けられ一緒に暮らすことに・・・
と始まる本作品。
天野さんは「あまの荘」のオーナーの孫で、そこには祈李さんのほかにも、
様々な住人がいるようで、そうした面々の個性も面白味になっています。
狼谷侑さんは、ちょっとズレた感じが愉快な少女。
遥海涼さんは、しっかり者で、侑さんの幼なじみ。
そこに、天野さんと祈李さんを加えた4人組のやりとりが楽しかったですね。
ウサギっぽいと可愛がられる祈李さん。
まずは友達づくりをしようと、天野さんたちの前で特技を披露しますが、
これが超能力だったため、皆の驚く様子が面白かった!
天野さんが対抗しようと手品を見せると、今度は祈李さんが驚いたりと、
そうした交流が笑いを誘いつつ、楽しい気分にさせてくれました。
祈李さんは月の女王になることができるのか?
少女たちの和気あいあいぶりもよかったですし、つづきに期待ですね!
●mission (待雪巴 先生)
スパイな女子高生のお話・・・?
イブキさんは、米国諜報員!?
と思ったら、記憶がないとか言い始めて、何やら言動があやふや。
じつは、単なるスパイに憧れる少女ということで(^^;
冒頭、起床シーンから始まったものの、
その起床した少女が、まったく無関係なモブだったり、
おかしなスパイ設定語りを始めたり、何とも奇妙な4コマ漫画になってます。
イブキさんのスパイなりきりも愉快ですし、
幼なじみのミツバさんから、きついツッコミが入るのも面白味。
とはいえ、ミツバさんは、泣き出したイブキさんをなぐさめたり、
何かと甘い幼なじみでもあって、そうした2人の関係も良い感じですね。
待雪巴先生は、前作も荒削りでしたけど、発想が斜め上な所から
攻めて来るネタが時々あって、そのあたりで注目したい所。
これは、つづきに期待です!
【最終回!】
●平成生まれ2 (ハトポポコ 先生)
コミックス2巻は、7月発売! ・・・ですが、最終回!?
先月号で「ちょっとした発表がある」とありましたけど、まさかの最終回て・・・
そんなラストも、いつも通りの佐藤さん?
「最後」というシチュエーションに弱いのをやめたいとか言い出してます。
佐藤さん、自分に会えるのも最後だと思うと寂しいでしょうと聞いてますが、
四村さんがバッサリ切り捨てていて笑゜(*゜´∀`゜)゜ 寂しくないか~。
さらに佐藤さん、死刑になる前に食べる物で、カレーに弱いとか意外な一面。
まさか泣くほどとは(´▽`;) ちょっと可愛く見えたのは、気の迷いでしょうか。
まあ、最後は四村さんに一撃加えて、いつもの佐藤さんでしたけど!
そして、藤井さんが「脳だけで容器に浮いてるやつになりたい」とか言ってて笑!
それに志村さんが共鳴していたのも、重ねて可笑しかったり、この2人、変です。
また、中川&原田さんの「抱きしめていい?」からの肩車で、
「!?」となっていた中川さんが可愛くて面白かったり、
そこから輪をかけて妙なことになっていたのも、愉快でありました!
最後は、卒業アルバムの写真撮影ということで、ちょっとしんみり佐藤さん。
けれど、四村さんが励ましの言葉をかけて、笑顔になっていたのはよかった。
などなど、何とも奇妙な最終回でありましたが、
最後の最後に、大事なお知らせが載っていて、「オイオイ」と思わずツッコミ!
なんだよ、『平成生まれ3』って! 実質終わらないということじゃないですかー!
・・・と、心の中で叫びつつ、まだまだ終わらぬ「平成生まれ」に期待しながら、
今後も楽しみです!