クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

11-02 No.26-1

2011年02月24日 18時10分39秒 | Weblog
<LSO Live>
LSO 0692(SACD-Hybrid) \2180
ドビュッシー:
・「海」-3つの交響的スケッチ
 録音:2009年9月20 & 24日ロンドン、バービカンホール(ライヴ)
・バレエ「遊戯」
 録音:2009年12月13 & 18日ロンドン、バービカンホール(ライヴ)
・牧神の午後への前奏曲
 録音:2010年5月12 & 19日ロンドン、バービカンホール(ライヴ)
ロンドン交響楽団
ワレリー・ゲルギエフ(指揮)
プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン
エンジニア:ジョナサン・ストークス&ニール・ハッチンソン
ドビュッシーは、ゲルギエフが2007年のLSO首席指揮者就任当初より定期的に取
り上げてきた作曲家で、人気作『海』ほか全3曲を収めた期待のプログラムとな
っています。
ラヴェルの『ダフニスとクロエ』(LSO0693)とともに、2009/10年のシーズンのオ
ープニングを飾ったドビュッシーの『海』。ゲルギエフは『海』を、1997年以
来自らが指揮者を務めるワールド・オーケストラ・フォー・ピースと、2000年
にBBCプロムスでライヴ録音していたので、9年ぶり2度目のレコーディングとい
うことになります。
『海』といえば、数あるドビュッシー作品の中でもゲルギエフが一際好んで手
掛けている作品としてよく知られ、アルバム併録の『牧神』が演奏された2010
年5月19日、予定されていたラヴェルの協奏曲がグリモーの健康上の理由でキャ
ンセルとなるアクシデントに見舞われた際、ゲルギエフが急遽プログラムをほ
かならぬこの曲に差し替えていることから、やはり自信のプログラムであるこ
とがうかがい知れます。
なお、ここでの演奏の模様は、以前よりLSOによって演奏の一部がYouTubeでも
公開されておおきな反響を呼び、ヴァイオリン両翼型配置を採用したオケの様
子やソロをとる首席奏者たちの表情に加え、とりわけ『風と海との対話』にお
けるゲルギエフのエネルギッシュな指揮ぶりなど、まさに見た目の迫力そのま
まのセンセーショナルな内容を今もじっさいに確かめることができます。




<haennsler>
93 268 \2250
ヴィラ=ロボス:合唱曲集
甘美な合唱、愛らしい合唱
ホセ
縫い物をする女
ブラジル風バッハ第9番
ショーロス第3番 「きつつき」
言葉のない祈り
ニェエンガトゥ語による二つのアメリカインディアンの伝説
アヴェ・マリア
バッズム
平均律クラヴィーア曲集第1巻から前奏曲とフーガ 変ホ短調 BWV.853
(合唱による演奏)
ナ・バイア・テム
知識に祝福あれ
マーカス・クリード(指)
シュトゥットガルトSWRヴォーカルアンサンブル
マーカス・クリードが手兵シュトゥットガルトSWRヴォーカルアンサンブルを
指揮したヴィラ=ロボスの合唱曲集です。精緻なアンサンブルによる掘り込み
の深い表現はいつもながら、加えてヴィラ=ロボスならではの内に秘めた熱さ
も見事。ホセ、言葉のない祈り、合唱による平均律はこれが初録音です。





<ARTACT>
AR 003 \2180
シューマン:
(1)ピアノ・ソナタ 第3番 ヘ短調 op.14
(2)ピアノ五重奏曲 変ホ長調 op.44
ダヴィッド・カドゥシュ(ピアノ)、アルデオ弦楽四重奏団((2))
録音:2009年12月(ライヴ録音)
1985年生まれの新進気鋭のフランスのピアニスト、ダヴィッド・カドゥシュに
よるシューマン。ソナタ第3番は「管弦楽のない協奏曲」と呼ばれる大曲。1836
年に作曲され、モシェレスに献呈されてはいますが、シューマンの心の中では
クララ・シューマンに捧げたとされています。シューマンの生前演奏されるこ
とはなく、シューマン亡き後、1862年にブラームスによって初演されました。
怒濤のように荒れ狂う冒頭から、カドゥシュは抜群のテクニックと、息の長い
フレージングと物凄いスピード感で一気に聴かせます。カップリングのピアノ
五重奏曲で共演しているアルデオ弦楽四重奏団は、2001年にフランス国立高等
音楽院の学生たちによって結成されたグループ。瑞々しい感性のアンサンブル
が光る第1楽章、そして、第3楽章での次々とあらわれる快活なパッセージの処
理の見事さには圧倒されます。終楽章でも、終結部にかけての鮮やかな音楽運
びに魅了されます。
カドゥシュは2011年のラ・フォル・ジュルネ音楽祭にも出演が予定されており、
注目アーティストの一人です。




<CAvi>
4260085532186 3枚組 \5600
ルール・ピアノフェスティヴァル・エディションVol.26
CD1【シューマン】
シューマン:
ダヴィッド同盟舞曲集 Op.6
アダム・ラムール(P)
録音:2010年5月16日
森の情景Op.82
エリック・シュナイダー(P)
録音:2010年5月17日
交響的練習曲Op.13
森の情景Op.82より予言の鳥
バッハの名による6つのフーガOp.60
予感(アンコール)
ソフィー・マユコ・フェッター(P)
録音:2010年6月17日
CD2【ショパン】
ショパン:
ロンド ハ長調(2台ピアノのための)
4手のための変奏曲 ニ長調
滑川真希、デニス=ラッセル・デイヴィス(P)
録音:2010年6月16日
ポロネーズ第7番変イ長調 "幻想ポロネーズ", Op. 61
ジー・チェン(P)
録音:2010年5月26日
スケルツォ 第1番 ロ短調 Op.20
スケルツォ 第2番 変ロ短調 Op.31
スケルツォ 第3番 嬰ハ短調 Op.39
スケルツォ 第4番 ホ長調 Op.54
アベール・テベニヒン(P)
録音:2010年5月14日
CD3【現代ピアノ作品集】
ジョージ・ベンジャミン(1960-):
トゥ・オア・フォー(ピアノ2手のための)
ロレンツォ・スレ(P)
トゥ・オア・フォー(ピアノ4手のための)
ロレンツォ・スレ & タマラ・ステファノヴィッチ(P)
ルーク・ベッドフォード(1978-):
ギブ・ヒズ・ハット(ピアノ2手のための)
ファビアン・ミュラー(P)
ギブ・ヒズ・ハット(ピアノ4手のための)
ファビアン・ミュラー&タマラ・ステファノヴィッチ(P)
マルコ・ストロッパ(1959-):
ル・マントー・ファントム(ピアノ2手のための)
ピエール・ロラン・エマール(P)
ル・マントー・ファントム(ピアノ4手のための)
ピエール・ロラン・エマール&タマラ・ステファノヴィッチ(P)
オーラヴ・リアルヴィック(1982-):
アンバランシズ(ピアノ2手のための)
ファビアン・ミュラー(P)
アンバランシズ(ピアノ4手のための)
ピエール・ロラン・エマール&タマラ・ステファノヴィッチ(P)
ヨーク・ヘラー(1944-):
ソロ・プレイ(ピアノ2手のための)
タマラ・ステファノヴィッチ(P)
ソロ・プレイ(ピアノ4手のための)
タマラ・ステファノヴィッチ&ピエール・ロラン・エマール(P)
ヴァソス・ニコラウ(1971-):
アストロノーツ(ピアノ2手のための)
タマラ・ステファノヴィッチ(P)
シーン(ピアノ4手のための)
ロレンツォ・スレ&ピエール・ロラン・エマール(P)
録音:2010年7月12日
ドイツ,ルール地方にある工業 地域で毎年行われるピアノ・フェスティヴァル
のライヴ・レコーディング・シリーズ第26弾。22年目を迎えた2010年は、生誕2
00年であったシューマンとショパン、そして現代の作曲家に委嘱した意欲的な
プログラムの3枚組。
シューマン&ショパンのプログラムでは、滑川真希とデニス=ラッセル・デイ
ヴィスによるお馴染のコンビはもちろん、2009年のクララ・ハスキル国際ピア
ノ・コンクール優勝者として注目を集めているアダム・ラムール、リート伴奏
者として歌手から絶大な信頼を得るエリック・シュナイダー。そしてドイツ人
の父と日本人の母を持つ、札幌生まれのドイツ育ちの若手ピアニスト、ソフィ
ー・マユコ・フェッターが登場。昨年新発見されたシューマンの「予感」を演
奏しています。現代プログラムでは、現代音楽のスペシャリスト、ピエール・
ロラン・エマールを筆頭に
現代音楽を代表する作曲家のソロと4手によるピアノ作品が収録されています。

4260085532018 \2450
ドヴォルザーク&スーク:ヴァイオリン作品集
ドヴォルザーク:カプリッチョ ハ長調B81
スーク:4つの小品Op.17
ドヴォルザーク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調
スーク:バラーダOp.3/b
ドヴォルザーク:ソナチネ ト長調Op.100
アンティエ・ヴァイトハース(Vn)
ジルケ・アーヴェンハウス(P)
録音:2010年2月、ケルン
今をときめく四重奏団アルカント・カルテットの第1ヴァイオリンを務めるアン
ティエ・ヴァイトハースと室内楽のキャリアが豊富なピアニスト、ジルケ・ア
ーヴェンハウスによるドヴォルザークとスークのヴァイオリン作品集。ボヘミ
アの民族色が鮮やかに彩られている演奏です。
ドヴォルザークのカプリッチョは元々管弦楽版として作曲されましたが、現在
は消失し現存するのはピアノ伴奏版のみ。ボヘミア民族色の豊かな華麗な作品
です。また息子と娘のために作曲したソナチネは、ドヴォルザークらしい親し
みやすい東欧風のメロディーが印象的。ソナタは重厚さ独特の色彩感が漂う秀
作。スークのヴァイオリン作品は気品溢れる豊かな音楽が特徴。
湧き上がる美しい旋律をヴァイトハースが真摯に語りかけ、アーヴェンハウス
が香り豊かなピアノで好サポートしています。

4260085531592 \2450
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第2番ト長調Op.18-2
シューベルト:弦楽四重奏曲第12番ハ短調D.703「四重奏断章」
シマノフスキ:弦楽四重奏曲第1番ハ長調Op.37
ウェーベルン:弦楽四重奏のための緩徐楽章
シマノフスキ四重奏団
録音:2009年7月、2010年1月、シュトゥットガルト
母国の作曲家シマノフスキの名を冠した1995年に結成されたポーランドのカル
テット、シマノフスキ四重奏団。このアルバムは、1900年代初期に音楽の中心
都市であったパリ、ウィーンとモスクワの3つの都市を中心に、シマノフスキ
が影響を受けた作曲家らを取り上げて3枚のCDに収めるプロジェクトです。シマ
ノフスキは1914年からこれらの都市を含めるヨーロッパ旅行に出かけており、
第1弾はパリ(4260085531585)、そして今回第2弾はウィーンです。シマノフスキ
は1911年-1913年の間ウィーンに滞在しR.シュトラウス、フランツ・シュレーカ
ーと会い、ユニバーサル・エディションと出版契約を交わしています。
このアルバムには伝統的なウィーン音楽と20世紀初頭までの流れを感じるベー
トーヴェン、シューベルト、ウェーベルン、そしてシマノフスキの4人の作曲家
の作品を収録。シマノフスキに最初の弦楽四重奏曲を作曲させたウィーン古典
主義から世紀末ウィーンへ時代が動く雰囲気を感じ取ることができます。




<naive>
ND 68569(DVD-PAL) \2500
字幕:仏英
ドビュッシー:「ペレアスとメリザンド」 ドキュメンタリー
ジャン=セバスティアン・ブ(Br ペレアス)
ソフィー・マラン=ドゥゴール(S メリザンド)
フランソワ・ル・ルー(Br ゴロー)
ディミトリ・ステパノヴィチ(Br アルケル)
マルク・ミンコフスキ(指)
スタニフラスキー&ネミロヴィチ=ダンチェンコ音楽劇場管弦楽団,合唱団
演出:オリヴィエ・ピー
収録:2007年6月
+「ペレアスの死」 マニュエル・ロザンタールによる「ペレアスとメリザン
ド」のリハーサル風景など。
オリヴィエ・オルン監督。1988年、カラカス。60分。
「私のペレアス」 フランソワ・ル・ルーの語るペレアスとゴロー。20分。
★ご注意 PAL仕様です。
2007年6月、フランスの名指揮者マルク・ミンコフスキは、モスクワでドビュッ
シーの「ペレアスとメリザンド」を上演、作品の美しさと残酷さを鮮烈に描い
た鬼才オリヴィエ・ピーの演出ともども、大きな話題を攫いました。このDVDに
は、その時のリハーサル風景、インタビューなどを収録。総練習と思われる舞
台収録は、時間として長くないものの、上演の素晴らしさを伝えるものとして
貴重。もちろんミンコフスキの指揮姿はあちこちで見られます。ミンコマニア
ならば見る価値大の映像です。
しかも、あの名匠マニュエル・ロザンタール(1904-2003)による「ペレアスとメ
リザンド」のリハーサル風景がたっぷり収録されています。
なお、このDVDはPAL仕様です。日本の一般的なDVDプレイヤーなどでは再生でき
ません。PAL対応の機器か、コンピュータでの再生となりますことを予めご承知
ください。

V 5240 \2280
シェーンベルク:弦楽四重奏曲第2番 嬰ヘ短調 op.10
ウェーベルン:
6つのバガテル、「Langsam」(声を伴う弦楽四重奏のためのバガテル/未出版)
アルバン・ベルク:抒情組曲(第6楽章「奈落よりわれは叫びぬ」収録)
ディオティマ弦楽四重奏団
シェーンベルク作品:サンドリーヌ・ピオー(ソプラノ)
ウェーベルン、ベルク作品:マリー=ニコル・ルミュウ(アルト)
録音:2010年6月
ピオーの声がたまらない魅力を放つ、新ウィーン楽派の感情の起伏に富んだ作
品集。シェーンベルクの弦楽四重奏第2番は、ソプラノ独唱を含む作品で、調
と無調の狭間を官能的に行き来する器楽パートに、夢見るような透明な声で絡
むピオーによるソプラノパートがなんともいえない高貴さを漂わせます。また、
抒情組曲は、第6楽章の「奈落よりわれは叫びぬ」つき版。こちらはアルトの
マリー=ニコル・ルミュウが魅惑的な声で聴かせます。ボードレールの「悪の
華」に含まれる詩の一部をうたったこの詩は、ボードレールのジャンヌ・デュ
ヴァルへの思いを歌ったもの。無調ながら感情の起伏に富み、聴いている自分
の心の闇がざわざわと波立つのを感じます。

V 5217 \2280
フィリップ・マヌリ(b.1952):作品集
(1)fragments d’heraclite
(2)inharmonies
(3)slova
(4)trakl gedichte
ロランス・エキルベイ(指揮)
アクサントゥス
録音:2009年10月、2010年6月
マヌリは、1952年生まれの現代フランスの最も重要な作曲家の一人。打楽器が
美しく鳴り響く中、遠くから徐々に聴こえてくる声が魅力の第1曲目は、ギリ
シャの吟遊詩人が残した詩をうたうもの。3つのグループにわかれた合唱団が、
詩をささやき、美しく不協和音を響かせます。2曲目は24パートから成る大曲。
五線譜に書き起こせない音もたくさん含まれる迫力ある音が聴く者に襲い掛か
ります。4曲目は、ドイツの表現主義最大とも評される夭折の詩人、ゲオルク
・トラークル(1887-1914)の詩によるもの。「詩自体が非常に音楽的」と語る
マヌリは、合唱団を二つのグループに分け、ひとつのグループは詩をささやく
ように語り、もう一つは歌の旋律ラインを構築しては不協和音へとバラバラ
に解体されていくことを繰り返します。大変不思議な音世界ですが、アクサン
トゥスの抜群の技量で聴くとすべての音が生き生きと伝わってきます。

V 5258 5枚組 \3600
ベートーヴェン:交響曲全集
[CD1]
第1番 ハ長調 op.21 録音:2009年12月
第2番 ニ長調 op.36 録音:2010年5月
[CD2]
第3番「英雄」変ホ長調 op.55 録音:2009年12月
第4番 変ロ長調 op.60 録音:2009年12月
[CD3]
第5番「運命」ハ短調 op.67 録音:2009年12月
第6番「田園」ヘ長調 op.68 録音:2010年5月
[CD4]
第7番 イ長調 op.92 録音:2010年5月
第8番 ヘ長調 op.93 録音:2010年5月
[CD5]
交響曲第9番「合唱つき」ニ短調 op.125 録音:2009年6月
エマニュエル・クリヴィヌ(指)
ラ・シャンブル・フィルハーモニック
シャンブル・レ・エレメンツ合唱団
ジネアド・ミュレーン(S) キャロリン・マズア(A) 
ドミニク・ヴォルティッヒ(T) コンスタンティン・ヴォルフ(B)
クリヴィヌ率いるピリオド楽器オーケストラ、ラ・シャンブル・フィルハーモ
ニックから、ベートーヴェン交響曲全集の登場です。
「何か新しいこと」を表現するためにこの録音に臨んだわけではないけれど、
厳重に検討を重ねた結果いくつもの「新しい真実」を見つけた、と語るクリヴィ
ヌ。様々な校訂版を検討して細かなアーティキュレーションやディナーミクを
丹念に手掛けていて、すべての楽曲が非常に新鮮、刺激的に響きます。このオ
ーケストラは、オリジナル楽器の名手たちによって構成されています。徹底し
てアーティキュレーションなどにこだわったことにより、ガット弦特有の魅力
的な不均衡さを伴う弦楽器パートや、管楽器のまっすぐな響き、直線的なクレ
ッシェンドなど、刺戟的な音色が得られ、素晴しい効果をあげています。曲ご
とに楽器編成を熟考した結果、交響曲的なダイミックさと厚み、時に緻密な室
内楽のアンサンブルの楽しみに満ちた、生き生きとしたベートーヴェンの交響
曲の世界があますところなく収録されています。ライヴの熱気と緊張感に満ち
たとびきりのベートーヴェン交響曲全集です。
オリジナル楽器のコントラファゴットが第7番の交響曲で用いられているのは
録音としては初めてのこと。コントラファゴットは、コントラバスパートとほ
ぼ同じ旋律を担当したことが多いという記録から、ここでもその方法がとられ
ています。このコントラファゴットが加わったことにより、管楽器セクション
により一層の広がりと魅力的なリズム構造がくっきりと表れ、ドライヴの効い
た響きにワクワクします。
交響曲第9番は、V 5202品番で既発のものですが、他はすべて初出。
クリヴィヌは、ロシア系の父とポーランド系の母をもち、ヴァイオリニストと
して音楽界でのキャリアを歩み始めました。2004年にこのラ・シャンブル・
フィルハーモニックを設立、時代ごと・プロジェクトごとに自在に招集される
トップクラスのメンバーと共に、その都度、古典から現代ものまでしなやかに
名演奏を聴かせてくれます。

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