クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

08-10 No.13

2008年10月14日 15時27分14秒 | Weblog
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※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<TESTAMENT>
テスタメントが遂に日本語解説付き日本プレス盤の製作を開始!
興味深いエピソード満載で好評だった解説の日本語訳が掲載されます。
ブックレットには原文(英語)も掲載されます。テスタメントでは、今後こうした
日本語版発売タイトルを増やしていく計画ですが、記念すべき第1弾は、なんと
生誕100周年記念で盛り上がるカラヤンの初出音源2タイトル!これ以上ないビッ
クタイトルでのお披露目となりました。
(日本でプレスしてはおりますが、オーナーはあくまでUKテスタメント社であり、
通常の「国内盤」とは厳密には異なります)

JSBT8430 \1850
ベートーヴェン:交響曲 第4番 変ロ長調 作品60
R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」 作品40
レオン・シュピーラー(Vn)[英雄の生涯]
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1985年4月27日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホールでのライヴ録音

JSBT8431 \1850
シェーンベルク:浄夜 作品4-1917年弦楽オーケストラ編曲版
ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 作品68
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1988年10月5日、ロイヤル・フェスティヴァル・ホールでのライヴ録音
カラヤン生誕100周年イヤーのフィナーレを飾る、唯一無二のライヴ・レコーディ
ング!両年ともに、最高潮の緊迫感の中生み出された奇跡の名演!
始まるまでは「今さらカラヤン?」といった疑心暗鬼の声も無くはなかった2008
カラヤン・イヤーですが、ふたをあけてみれば結局のところ、その人気と実力を
再認識させられることになりました。誕生月4月を過ぎても、各社リリースはと
どまるところを知らず、年内この熱気は冷めそうにありません。そんな中、カラ
ヤン・イヤーのフィナーレを飾るにふさわしい超大型2タイトルのリリースです!
弊社国内盤より「ラスト・コンサート」3タイトル(UCCG-1400,1401,1402)が発売
になりましたが、テスタメントのリリースはこれと全く同じ趣旨の(しかも曲目
がダブっているところも興味深いです!)ロンドン版です。
1枚目は「ラスト・コンサート」といっても1985年の録音で、ご存知、ベルリン
・フィルとの確執とカラヤン自身の健康問題に一応の決着がついた時分です。
決着がついたといっても、なにかひとつの要件でも満たされなければ、即公演
中止といった可能性を孕んでいました。逆にいえば、この公演を逃すと次がある
かは神のみぞ知るという状況でした。当然、この公演のチケットは天文学的金額
で取引されるまでになり、チケットを手にすること自体が奇跡的なコンサートと
なったのです。その超プラチナ・チケットを握り締めホールに詰め掛けた聴衆で
すが、カラヤンが舞台に登場する途中で一瞬よろめくという場面では、割れんば
かりだった大喝采が凍りついたとのエピソードまで残っています。こうしてこの
開演前から歴史的であることが確約されたコンサートははじまりました。ここに
聴く「英雄の生涯」は、カラヤンの数ある録音(もしくは実演まで含んで)の中で
最高の出来と評価されてもおかしくない名演といって過言でありません。
そして、もう1枚は、最後の来日公演よりさらに5ヶ月後、カラヤンの死が9ヶ月
後に迫った頃のコンサートです。前回と同じかそれ以上に、聴衆に「これが最後
かも知れない」との雰囲気が蔓延したのは、誰も口にせずとも明確です。そんな
中、このコンサートは大きなハプニングとともに始まることになります。ウィー
ン、パリそしてロンドンという楽旅上にあったカラヤンとベルリン・フィルです
が、パリからロンドンへの楽器の搬送がフランス国内でのストライキの影響で遅
れに遅れてしまったのです。ドーヴァーからイギリス警察が護衛し搬送するとい
う国家的な特別措置をもってしても、ホール・リハーサルに割く時間は確保され
ませんでした。事情を知らされていなかった聴衆の心中が、いかに穏やかならな
かったかを想像するのは難しくありません。それは、苛立ち、といった感情より、
最悪の事態(=公演の中止)をも想定したそこはかとない不安感だったに違いあり
ません。同様に、楽器の到着を待ちわび続け、リハーサルが出来なかった不安も
あった楽団員たちもまた、今までに無い緊迫感の中にありました。こうした不安
と緊張が渦巻き、リハーサルなしという万全とは言い難い状況下で演奏されたブ
ラームスの1番が、なんと神がかりなことか!負のエネルギーをすべて演奏表現
のエネルギーへと昇華してしまう過程を聴くにつれ、帝王とまで称されたカラヤ
ンの超人間的な力にただただ圧倒されるばかりです。
どちらの盤にも前述国内リリースと同じレパートリーが含まれていますが(ベト4
とブラ1)、是非ともどちらも聴き較べて頂きたい演奏です。近い年代に録音され
たにも関わらず、まったく趣向が異なります。
さらに、今回は、記念すべきテスタメント初の日本プレス盤のお届けとなります。
知っていそうで知らなかった、公演時のエピソードなどを日本語でじっくりお読
みいただけます!

JSBT8428 \1850
R.シュトラウス:
ホルン協奏曲 第1番 変ホ長調 作品11
アルプス交響曲 作品64
アラン・シヴィル(Hrn)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ルドルフ・ケンペ
録音:1967年4月13日(Hrn協奏曲 RCAによるリーダーズ・ダイジェスト用の録音)、
1966年4月27日(RCA Victor音源)、キングズウェイ・ホール、ロンドン
ケンペ自ら手塩にかけて育てあげたロイヤル・フィルとの録音集。楽団員はもと
より、多くの指揮者と反目しあったアラン・シヴィルからも感じ取れる、指揮者
に対する尊敬と敬愛が清々しい至高のR.シュトラウス!
創設者サー・トーマス・ビーチャムに請われロイヤル・フィルの首席指揮者とな
ったルドルフ・ケンペ。すでに大御所であったケンペは、ヨーロッパ中のオーケ
ストラに客演したり、超多忙の中もこの若いオケRPOの育成に労力を惜しみませ
んでした。ビーチャムの頃は良くも悪くも「イギリスの楽団」であったRPOでし
たが、ケンペの献身によりレパートリー(特にケンペの十八番ドイツ物)を拡充し、
「アルプス交響曲」を世界ではじめてステレオ録音するまでになりました。この
大成功により、「アルプス交響曲」は第一級の有名曲ともなったのです。この記
念すべき録音を収録したのが、このリリースです。
さらに、デニス・ブレインと双璧の名ホルン奏者アラン・シヴィルとのホルン協
奏曲をカップリング。これは、RCAが当時のリーダーズ・ダイジェストのために
録音した音源です。アラン・シヴィルといえば、多くの指揮者と反目しあった
ことで有名ですが、誰にでもたてついたというこではなく、勉強不足(もしくは
才能そのものの不足・・・)の指揮者に馴れ合うことなど決してできなかったと
いうだけ。もちろん、最高実力者であり音楽に対する真摯な姿勢も類をみない
ルドルフ・ケンペのことは敬愛しており、ケンペの死を深く哀しんだとのエピソ
ードも残っています。
ブックレットには、当時のRPO団員たちの貴重なエピソードが満載されており、
指揮者に対しては辛口批評と相場が決まっている楽団員たちの絶賛ぶりを知るこ
とができます。楽団員、共演者、そして多くの聴衆にこんなにまで敬愛される
指揮者は、他にいないのではないでしょうか?そんな、畏敬の念に満ち溢れた
至高のR.シュトラウス作品集です!
両曲とも初CD化!こちらも、興味深いエピソードの数々を日本語で読める、日
本プレス盤です!

SBT1427 \1850
ユッシ・ビョルリンク/貴重音源による歌曲集
ゲール:フォー・ユー・アローン※
レオンカヴァッロ:朝の歌※
クルティス:帰れソレントへ
シェーグレン:I drommen du ar mig nara/Korling:Vita rosor
アルトゥール:トゥデイ
カールマン:モンマルトルのすみれ
スウェーデン民謡(ランデル編曲):古き良きストックホルムよ
スウェーデン民謡:Allt under himmelens faste
ビゼー:耳に残る君の歌声(歌劇「真珠取り」)
シューベルト:
ます、全能の神、セレナーデ、さすらい人の夜の歌II、
「美しい水車小屋の娘」-好きな色
ブラームス:五月の夜
リスト:すばらしいにちがいない
ヴォルフ:隠棲
グリーク:白鳥、ある夢
R.シュトラウス:セレナード、朝
シベリウス:黒いバラ
ショーベリ:音楽
ラフマニノフ:リラの花/トスティ:理想
※新発見、初出音源
ユッシ・ビョルリンク(T)
スウェーデンの偉大なるテノール歌手ビョルリンクの貴重音源による歌曲集!
完全初出音源も含みます。
スウェーデン出身のビョルリンクは、その生誕地の風土にも似て、清澄で透明
感ある輝かしい美声で一世を風靡した名テノール。49歳という若さで、しかも、
ステレオ録音化が定着する前に亡くなるという不運はあったものの、未だに多
くの熱狂的なファンを持つ忘れ難い歌手です。
彼の貴重な音源を英ヒストリック・マスターズ社が発掘し、テスタメントから
リリースとなったのがこのアイテム。EMIの倉庫にメタル・マスターが新発見さ
れたことに端を発します。このマスターには3曲が録音されており、そのうちの
一曲は「真珠取り」のアリアで1947年4月に録音されたもの。このビョルリンク
唯一のスタジオ録音での同曲が、1977年というLP時代の後期までリリースさえ
されていなかったのは驚くべきことです。現在EMIの「The Art of Jussi
Bjorling」に収録されています。
他の二曲(フォー・ユー・アローンと朝の歌)は特筆すべき大発見で、なんと
1929年9月4日というビョルリンク最初期の録音で、テスト録音として残された
物であることが確実視されています。もちろん、ビョルリンクはその美声によっ
てこのテストを楽々クリアし、3ヶ月後にはHMVやビクターとの輝かしい録音歴
を開始することとなります。後にリリースとなったのは、二曲ともオーケスト
ラ伴奏版ですが、テスト録音はピアノ伴奏です。そしてこの録音は、1930年に
は「廃棄された」と記録されたまさに幻のテープとなりました。
1952年、RCAはその頃格段に改良された録音技術を持ってして、ビョルリンクの
リサイタルを録音することを決定しました。ドイツ・リートに加え、母国スウェ
ーデン民謡や隣国の偉大な作曲家、シベリウス(自身ビョルリンクの自作の歌唱
に賛辞を贈っています。)作品などがよく取り上げられています。これらの録音
は、アメリカでLPとして発売されましたが、ヨーロッパではほとんど流通しな
かったのは今もって謎です。とにかく、これら貴重な音源が、オリジナル・マ
スターから初CD化されるのは、なんとも喜ばしいことです!




<Brilliant Classics>
BRL 6446 \540
シューベルト:「冬の旅」全曲 (オランダ語歌唱)
マールテン・コニングスベアガー(Br)
ロジャー・ブラウン(pf)
ヤン・ロットの翻訳によるオランダ語で歌った冬の旅。ブックレットはドイツ
語と併記。

BRL 6495 3枚組 \1550
ラフマニノフ:交響曲全集
交響詩「死の島」、スケルツォ二短調、ヴォカリーズ、交響的舞曲
マリス・ヤンソンス指揮、
サンクトペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団

BRL 92156 \540
グリーンスリーブス-ギター名曲集
サンス:スペイン、フォリアス、たいまつの踊り、パヴァーヌ
カルッリ:アンダンテ
カルカッシ:アンダンテ、シチリアーノ、メロディ
ソル:エチュードより、カンタービレ
ガリレイ:サルタレッロ
ベートーヴェン:エリーゼのために
タレルガ:エチュード
バッハ:マグダレーナのメヌエット
ヘンデル:サラバンド
ヴィヴァルディ:冬
パガニーニ:ロマンツァ、ベネチアの謝肉祭、他
アルド・ドルイ(Guitar)

BRL 92262 \540
エリーゼのために-ピアノ名曲集
ベートーヴェン:エリーゼのために、月光ソナタよりアダージョ
シューマン:トロイメライ、夕べに
ショパン:ワルツ第7番、雨だれ前奏曲、ノクターンOp.9-1、2
メンデルスゾーン:無言歌よりOp.19-1、ヴェネツィアの舟歌
ドビュッシー:アラベスク第1番
シューベルト:即興曲Op.142-2
ベートーヴェン:悲愴ソナタよりアダージョ
リスト:愛の夢
ブラームス:間奏曲Op117-1
ドビュッシー:月の光
ミッシャ・ゴールドシュタイン、マーティン・ヴァン・デン・ヘーク(pf)

BRL 92303 \540
子供のためのピアノ曲集
ブラームス:ワルツOp.39-15
モーツァルト:トルコ行進曲
メンデルスゾーン:楽しき農夫、紡ぎ歌狩人の歌
ショパン:子守歌Op.57
グリーグ:抒情小品集より
妖精の踊り、子守歌、蝶々、故郷にて、小人の行進、ゆりかごの歌
ドヴュッシー:小さな黒人、亜麻色の髪の乙女
ショパン:子犬のワルツ
モーツァルト:ピアノソナタK.545、
チャイコフスキー:四季より謝肉祭、クリスマス
サティ:ジムノペディ、グノシェンヌ
カリン・レクナー、クララ・ヴュルツ、アルウィン・ベーア、
ホーカン・アウストボ、アレクサンダー・ヴァレンベルク、他

BRL 92326 \540
シューマン:「詩人の恋」全曲 (オランダ語とドイツ語歌唱)
エルンスト=ダニエル・スミド(Br)
ロジャー・ブラウン(pf)
原語(ドイツ語)歌唱とヤン・ロット訳のオランダ語歌唱の2パターンを収録。

BRL 92620 2枚組 \1080
モーツァルト:歌劇「魔笛」全曲 (オランダ語版) 
アムステルダム・マリオネット劇場管弦楽団
オランダ語による魔笛全曲

BRL 99016 2枚組 \1080
J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオBWV.248
ルート・ツィーザク(Sop)モニカ・グロープ(Alt)
クリストフ・プレガルディエン(Ten)クラウス・メルテンス(Bs)、他
ラルフ・オットー指揮、コンチェルト・ケルン

BRL 99223 \540
「アヴェマリア」
モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス
J.Sバッハ(グノー):アヴェマリア、G線上のアリア
マスネ:瞑想曲
アルビノーニ:アダージョ
シューマン:トロイメライ
ヘンデル:ラルゴ
メンデルスゾーン:「エリア」よりなぜなら彼は天使たちに命じて
パッヘルベル:カノン、他
ボーダン・ワルチャル指揮、スロヴァキア室内管弦楽団
ケンブリッジ・セントジョーンスカレッジ合唱団、他

BRL 99519 3枚組 \1550
J.S.バッハ:マタイ受難曲BWV.244
ヨハネス・ソマリー指揮、イギリス室内管弦楽団
エルンスト・ヘフリガー、エリー・アーメリンク(Sop)

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