クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

12-02 No.7-1

2012年02月07日 17時42分19秒 | Weblog
<Linn>
CKD 396(SACD-Hybrid) 2枚組 ¥3580
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲BWV.1007-1012(全曲)
リチャード・タニクリフェ(チェロ)
リチャード・タニクリフェは、エイヴィソン・アンサンブルの首席奏者、エイ
ジ・オヴ・インライトゥメント管の客演首席奏者を務め、フレットワーク、ガ
ブリエリ・コンソート、エンシェント室内管のメンバーとしても活躍するなど、
イギリス古楽界の"低音パート"に欠かせない名奏者である。
世界最高峰の高音質レーベル『Linn(リン)』のJ.S.バッハの名盤に、盟友パヴ
ロ・ベズノシウクの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ」(CKD 366)
続き、タニクリフェの「無伴奏チェロ組曲」が加わる!




<Onyx>
ONYX 4090 ¥2180
ロシアの主題 ――
ロシア民謡による変奏曲
(スクリャービン、グラズノフ、ヴィトルズ、リムスキー=コルサコフ、
リャードフ、ブルーメンフェルト、他)
チャイコフスキー:《子供のアルバム》より、弦楽四重奏曲第1番Op.11
シュニトケ:カノン - ストラヴィンスキーの追憶に
ストラヴィンスキー:コンチェルティーノ
クス弦楽四重奏団〔ヤーナ・クス(第1ヴァイオリン)、
オリヴァー・ヴィレ(第2ヴァイオリン)、ウィリアム・コールマン(ヴィオラ)、
ミハエル・ハハナジャリャン(チェロ)〕
チャイコフスキーの「子供のアルバム」と「弦楽四重奏曲第1番」、シュニト
ケとストラヴィンスキーの"コントラスト"。さらにはスクリャービンやグラズ
ノフからブルーメンフェルト、ヴィトルズなど有名無名を問わないロシアの作
曲家たちによる「ロシア民謡による変奏曲」。
ドイツ新時代の旗手たち、クス弦楽四重奏団の持ち味である斬新かつユニーク
なロシアン・プログラムの登場です!

ONYX 4067 ¥2180
グラズノフ:弦楽五重奏曲イ長調Op.39
ボロディン:弦楽六重奏曲ニ短調
アレンスキー:弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.35
ナッシュ・アンサンブル〔マリアンネ・トゥーシェン(ヴァイオリン)、
ローラ・サミュエル(ヴァイオリン)、ローレンス・パワー(ヴィオラ)、
フィリップ・デュークス(ヴィオラ)、ポール・ワトキンス(チェロ)、
アリス・ニアリー(チェロ)〕
ナッシュ・アンサンブルは、2本のチェロを要するグラズノフの「弦楽五重奏
曲」とアレンスキーの「弦楽四重奏曲第2番」、未完に終わったボロディンの
「弦楽六重奏曲」など、個性的なスタイルの作品をセレクト。
マリアンネ・トゥーシェンやローレンス・パワー、ポール・ワトキンスなど、
当代随一の若きヴィルトゥオーゾたちがロシア音楽で豪華共演。

ONYX 4099 ¥2180
アフェットゥオーソ - エミリオ・ペルカン ――
ピアーニ:4つのソナタ(世界初録音)
ジェミニアーニ:2つのソナタ
ヘンデル:ソナタHWV.371
エミリオ・ペルカン(バロック・ヴァイオリン)、
オリオル・エイマット=フステ(バロック・チェロ)、
ルカ・クィンタヴィレ(チェンバロ)
ドイツのピリオド・オーケストラ、ラルテ・デル・モンドの中心メンバーとし
て活躍する1982年マケドニア生まれのバロック・ヴァイオリニスト、エミリオ
・ペルカンがオニックス・デビュー!
ペルカンが取り上げたジョヴァンニ・アントニオ・ピアーニ(1678-1760)は、
バロック時代の最も重要なヴァイオリニストの1人。1712年に出版された
「Op.1」からの4つのソナタは、ペルカンの演奏が世界初録音となる。




<Signum Classics>
SIGCD 281 ¥2080
告別の歌 - 哀悼と慰めの音楽 ――
ギボンズ(ディアマー編):涙はゆるやかに流れ
ウォルトン:リタニア《涙はゆるやかに流れ》
ホワイト:光にして日なるキリスト
マクミラン:子供の願い
シェパード:主よ、御身が手に
ダヴ:主よ、御身が手に
モーリー:葬送式文
エルガー:彼ら安息の地に
ハウエルズ:レクイエム
パリー:《告別の歌》より 主よ、我が終わりを知らしめたまえ
ポール・マクリーシュ(指揮)、ガブリエリ・コンソート
ベルリオーズの「レクイエム」(SIGCD 280)で衝撃的なスタートを切ったシグ
ナム・クラシックスとポール・マクリーシュ率いるガブリエリ・コンソート&
プレーヤーズ。
シグナム第2弾では「告別、哀悼と慰め」をテーマとして、16世紀から近現代
までのイギリスの合唱作品集を展開!

SIGCD 306 ¥2080
テュル大聖堂でのリサイタル ――
ダ・ペサロ(アシュトン編):ファッラ・コン・ミズラス
パッヘルベル:トッカータ ホ短調
パーセル(アシュトン編):パーツ・アポン・ア・グラウンド
パッヘルベル:トッカータ ト短調
ヘンデル(アシュトン編):ソナタ ヘ長調Op.1-12
J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調
アシュトン:パーセルのグラウンドによる幻想曲
ヴィエルヌ:ウェストミンスターの鐘
ステップトー:トランペットとオルガンのためのソナタ
グレアム・アシュトン(トランペット)、ミカエル・マテース(オルガン)
伝説の金管アンサンブル、フィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルの
元メンバーで、現在はソリスト、ニューヨーク州立大学パーチェスカレッジ音
楽院で教授を務めているグレアム・アシュトン。
フランス、テュル大聖堂のオルガンをバックに、古典派、バロックのニュー・
アレンジ、世界初録音となるロジャー・ステップトーの「ソナタ」を壮麗に響
かせる。PJBEの系譜を受け継ぐ名手のサウンドが楽しみ。

SIGCD 286 ¥2080
輝く平原 ――
トッド:スパークリング・ヘヴンス/リンチ:ミロンガ・アズール
ガーランド:ウィンディング・ウィンド、ムーン・フォー・ハー
ローソン:輝く平原/ホール:夕べの祈り/バーンズ:悲しみはいらない
ステイプルトン:ヴュー・スルー・アン・オープン・ドアー
ウォーレン:イズ・イット・オーガスト・イット?
ララ・ジェームズ(サクソフォン)、
パヴァオ弦楽四重奏団、ウィル・トッド・トリオ
ウェールズの女流サクソフォン・プレーヤー、ララ・ジェームズのセカンド・
アルバムは現代イギリスのサクソフォン&アレンジメント集。
現役で活躍するイギリス人作曲家たちからの委嘱作品は、クラシックの形式、
ジャズのコンセプト、サウンド、ハーモニーを持つ新しいスタイルのクロスオ
ーヴァー。弦楽四重奏、ジャズ・トリオとの共演など、編成も大胆で新鮮。

SIGCD 284 ¥2080
ナジ・ハキム・プレイズ・ナジ・ハキム ――
ハキム:バッハオラマ/水仙/御霊と喜び/テオトコス/サルヴェ・レジナ
ゲルシュヴィネスカ
ナジ・ハキム(オルガン)
中東レバノンのベイルート出身で、オルガン演奏、即興、作曲の全てに精通
する音楽家ナジ・ハキム(1955-)の自作自演集。
ジャン・ラングレーに学び、メシアンの後任としてサン・トリニテ教会のオル
ガニストに選ばれたフランス・オルガン界のエリート中のエリートである。
ルクセンブルク、デュドランジュ聖マーティン教会のオルガン
(Stahlhuth-Jann)による演奏。




<CORO>
COR 16100(DVD/NTSC+Bonus Features) ¥2850
ビクトリア - 神々の作曲家 ――
聖なるマリアよ、哀れなものを救いたまえ
サルヴェ・レジナ(ようこそ、天の女王)/バビロン川のほとりで
《聖木曜日のためのレスポンソリウム》より 第6番「人々の長老らは」
われは鳩のごとき美しきものを見たり/おお、なんと誉れある王国
《聖土曜日のための哀歌》より 哀歌I/レクイエム(1605)より 聖体拝領唱
すべての者よ、われに祝賀を述べよ/レクイエム(1605)より キリエ
ザ・シックスティーン、
ハリー・クリストファーズ(指揮)、
サイモン・ラッセル・ビール(ナレーター)
『ようこそ、救い主の母よ - ビクトリア:宗教作品集』が第49回レコード・ア
カデミー賞音楽史部門賞に輝いたザ・シックスティーン&ハリー・クリスト
ファーズ。ザ・シックスティーンのコンサート&ドキュメンタリーDVDシリー
ズ「セイクリッド・ミュージック・プログラム」最新作のテーマは、2011年に
没後400周年を迎えたトマス・ルイス・デ・ビクトリア(1548-1611)!
1606年に時のスペイン王フェリペ3世によって建設されたマドリッドのサン・
アントニオ・デ・ロス・アレマネス教会に響くザ・シックスティーンのビクト
リア。マドリッドでの演奏だけでなく、イギリスの名俳優サイモン・ラッセル
・ビールがナビゲーターを務める「ドキュメンタリー・プログラム」、ザ・シ
ックスティーンのCDから選りすぐられた6曲の「ボーナス・オーディオ・トラッ
ク」、ザ・シックスティーンのメンバーへの「インタビュー」など、充実の内
容。

COR 16099 5枚組 ¥6480
イタリアン・コレクション ――
◆その証聖者は ――
スカルラッティ:テ・デウム/その証聖者は、ミサ・ブレーヴェ《ラ・ステラ》、
スターバト・マーテル
◆アレグリ:ミゼレーレ ――
ロッティ:十字架に磔られ/パレストリーナ:スターバト・マーテル
アレグリ:ミゼレーレ/パレストリーナ:教皇マルチェルスのミサ
◆システィーナ礼拝堂の音楽 ――
アネリオ:幸いなるかな天の女王
パレストリーナ:神は昇りたまいぬ、アヴェ・マリア、主の天使が
アネリオ:天の元后, 喜びたまえ、スターバト・マーテル
アレグリ:死より蘇りたまいしキリストは
マレンツィオ:私の太陽は今頃何をしているだろう
アレグリ:ミサ曲《私の太陽は今頃何をしているだろう》
アネリオ:第2旋法のマニフィカト/パレストリーナ:聖母マリアの昇天
◆ヴェネツィアの至宝 ――
カルダーラ:十字架につけられたまいて(16声)/A・ガブリエリ:深き淵より
モンテヴェルディ:主よ、われらを懲らしめたもうなかれ
カヴァッリ:ようこそ天の女王(サルヴェ・レジナ)
G・ガブリエリ:今日、聖霊降臨の日は来たりぬ
ラッスス:ミサ曲《美しいアンフィトリト》、天と地は御身にあり
カルダーラ:スターバト・マーテル/
◆ヘンデル:ディキシット・ドミヌス(主は言われた)
ステッファーニ:スターバト・マーテル
ザ・シックスティーン、ハリー・クリストファーズ(指揮)
ザ・シックスティーンが歌うイタリアの教会音楽5タイトルがボックス・セット
「イタリアン・コレクション」として登場!
システィーナ礼拝堂で歌われたアレグリの不朽の名作「ミゼレーレ」やパレス
トリーナの「教皇マルチェルスのミサ」、アネリオの秘曲12声の「スターバト
・マーテル」、さらには水の都ヴェネツィアの至宝たち。
3世紀にわたる輝かしきイタリアの合唱音楽のコレクションが、至福の時をも
たらしてくれることでしょう!




<WEITBLICK>
SSS 0126-2 ¥1980
(1)シューベルト:交響曲第8番「未完成」
(2)シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレート」
演奏タイミング:
未完成[14:00][10:15]、
ザ・グレート[14:14][16:11][9:03][11:44]
エフゲニ・スヴェトラーノフ指揮
スウェーデン放送交響楽団
(1)1986年9月8日ベルワルドホール・ライヴ(ステレオ)
(2)1990年9月18日ベルワルドホール・ライヴ(ステレオ)
「未完成」は、ロシア国立響とのLPがあるのみ。「ザ・グレート」は完全初出
レパートリー!「未完成」の繊細さは、スウェーデン放送響とのコンビネー
ション故に生まれたしみじみ感たっぷりの秀演。そこはかとなく、寂しく、荒
涼とした風情の漂う美演です。「ザ・グレート」は巨匠と呼ばれる指揮者は漏
れなくレパートリーに持っていますが、スヴェトラーノフの演奏は、じっくり
としたテンポ設定ながら胃もたれすることのない快活さも十分です。ホルンの
朗々たる響きも清清しいばかりです。こういう正統派の演奏を聴くと実はドイ
ツ・オーストリア音楽のスペシャリストと賞賛されてもおかしくなかったので
はないかと、うたた感慨に堪えません。なお、この「ザ・グレート」には演奏
終了後にオーケストラが奏でるファンファーレも収録されております。演奏が
素晴らしかった時、拍手が鳴り終わらなかった時現地ではこうして指揮者を賞
賛すべく、こうした習慣があります。
※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。

SSS 0131-2 ¥1980
(1)ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
(2)ドヴォルザーク:スラヴ舞曲第3番Op.46-3
演奏タイミング:
新世界[8:56][12:50][7:05][10:11]/スラヴ舞曲[4:50]
エフゲニ・スヴェトラーノフ指揮
スウェーデン放送交響楽団
1983年1月14日ベルワルドホール・ライヴ(ステレオ)
皆様お待ちかねのスヴェトラ節全開の「新世界」です。ロシア国立響との名盤
も広く知られているところですが、今回の音質はそれを上回り何よりもオーケ
ストラの音色と録音がいわゆる常識的故に、スヴェトラーノフの解釈が尋常で
ないことが浮き彫りになります。金管には目一杯の咆哮を強要しています。喋
るスピードというか騒ぐ感じの音楽です。終結はメンゲルベルクの「第9」を
甦らせた様な衝撃であり、スウェーデン放送響は全く素直な演奏団体です。
フィルアップのスラヴ舞曲は、直後に英国ツアーを控えていたこのコンビがア
ンコールとして用意していた故に演奏されたもので、本拠地でのアンコールと
いうのは異例です。
※英語、日本語、ドイツ語によるライナーノート付。




<MARQUIS>
MAR 81421 ¥1980
チャイコフスキー:
(1)ピアノ協奏曲第3番変ホ長調Op.post.75(第1楽章)
(2)交響曲第5番ホ短調Op.64
※演奏タイミング
【(1)17:50、(2)13:19/10:53/5:33/10:44】
ウラディーミル・ランデ指揮
サンクト・ペテルブルク交響楽団
(1)マキシム・モギレフスキー(Pf)、
録音:2010年6月サンクト・ペテルブルク、メロディア・スタジオ
オーボエ奏者としても活躍している指揮者のウラディーミル・ランデは現在サ
ンクト・ペテルブルク響の首席客演指揮者を務めるほかボルティモア響、タル
サ響、ワシントン・ナショナル・ギャラリー管弦楽団とも共演、2009-2010年
にはサンクト・ペテルブルク響を率いてアメリカ・ツアーを行っている一部マ
ニアから注目されている実力派。これまでどこかキワモノ扱いをされてきたピ
アノ協奏曲第3番を堂々と骨太に弾ききり、この曲がチャイコフスキーの代表作
(となるはずであった)との思いを新たにするマキシム・モギレフスキー(有名
なエフゲニー・モギレフスキーの息子、ピアノのアレクサンドル・モギレフス
キーは兄弟)のピアノは聴きもの。またメインの交響曲第5番も重厚な演奏でこ
れぞロシアの響き、魂といえる内容です。

MAR 81423 ¥1980
「入り口」-現代のクラリネット協奏曲集
リック・ソウォッシュ(b.1950):クラリネット協奏曲(世界初録音)
パウル・ベン=ハイム(1897-1984):
パストラル・ヴァリエ(クラリネットとハープ、弦楽のための)
ジョン・ウィリアムズ(b.1932):
映画《ターミナル》(原題「ヴィクトールの物語」)からの音楽
デイヴィッド・ドロシノス(Cl)
ウラディーミル・ランデ(指揮)サンクト・ペテルブルク交響楽団
録音:2010年6月
ドロシノスはピーボディ音楽院で学び、現在コンサート・アーティスト・オブ
・ボルティモアという団体の首席奏者を勤めている。2010年に初演されたソ
ウォッシュの作品はエンターテイメントにあふれた楽しい作品、ベン=ハイム
のユダヤ的な瞑想的な音楽、トム・ハンクスが主演したスピルバーグの映画
《ターミナル》からの音楽と肩の力を抜いて楽しめる内容となっている。バッ
クは自ら管楽器奏者でもあるランデが指揮したペテルブルク響がチャイ5に続
いて登場です。

MAR 81413 ¥1980
「アメリカのフルート作品傑作選」
エルディン・バートン(1913-1979):ソナチネ
バーバー(1910-81):カンツォーネ(ピアノ協奏曲第2楽章より)
ローウェル・リーバーマン(b.1961):フルート・ソナタOp.23
ジョン・コリリアーノ(b.1938):旅
コープランド(1900-90):フルートとピアノのためのデュオ
ロバート・ムチンスキ(1929-2010):ソナタOp.14
スーザン・ヘップナー(ホープナー)(Fl)、
リディア・ウォン(Pf)
カナダ出身のフルーティスト、ヘップナーはアジア、北米、ヨーロッパなど世
界各地で活動を行っており、来日したこともある。クラシックのみならず、現
代音楽、ポップスまで幅広く演奏し、フルート関係者から絶大な支持を集めて
いる。CDでは日本のフルート作品集(BIS)が好評を得ている。上記の作品はいず
れも小難しいゲンダイ・オンガクのイメージとは無縁の抒情的で流麗な旋律が
あふれる佳曲ばかり。映画音楽を聴いているような心癒される内容である。

MAR 81429 ¥1980
「抵抗の音」
シュニトケ:ヴァイオリン・ソナタ第1番(1963)
ジョゼフ・アクロン:ヘブライの旋律、ヘブライの子守唄
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタOp.134
アルヴォ・ペルト:鏡の中の鏡
エフゲニー・クティック(Vn)、
ティモシー・ボザース(Pf)
録音:2011年5月
ロシア系アメリカ人エフゲニー・クティクは2003年にボストン響が主宰したヤ
ング・アーティスト・コンペティションで優勝、その後、東京、ケルン、米国
内でソリストとして活動している。東京ヴィヴァルディ合奏団のソリストとし
ても来日したことがある。
このアルバムは、いずれもソヴィエト時代に辛酸を舐め、抵抗と自由への渇望
の中から己の音楽を築いた作曲家たちの作品が収められている。シュニトケ、
ショスタコーヴィチのアグレシヴな演奏は圧巻。またあまり演奏されることの
ないユダヤ系ロシア人アクロンの作品も貴重。

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