クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

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09-02 No.11-1

2009年02月10日 15時59分01秒 | Weblog
<Chandos>
CHAN 10511 \2180
ヴォルフ=フェラーリ:管弦楽作品集 ――
歌劇《マドンナの宝石》からの組曲/歌劇《四人の田舎者》より 前奏曲と
間奏曲/ファゴットと管弦楽のための《協奏的組曲》ヘ長調Op.16/歌劇
《スザンナの秘密》より 序曲と間奏曲/歌劇《恋する医者》より 序曲と
間奏曲/歌劇《イル・カンピエッロ》より 間奏曲とリトルネッロ/歌劇
《愚かな女》序曲
カレン・ジョーヒガン(ファゴット)、
ジャナンドレア・ノセダ(指揮)、BBCフィルハーモニック
1876年ヴェネツィアに生まれたイタリアとドイツのハーフ、エルマンノ・ヴォ
ルフ=フェラーリの作品と言えば、思い浮かぶのはやはり「オペラ」。管弦楽
作品では「マドンナの宝石」の間奏曲が知られているぐらいだが、そこに着目
したのがノセダ&BBCフィル!
BBCフィルハーモニックの首席指揮者、トリノ王立歌劇場(トリノ・テアトロ・
レッジョ)の音楽監督を務め、オーケストラ作品とオペラの両方に精通するノ
セダが、新鮮で斬新なヴォルフ=フェラーリの管弦楽作品を組み立てる。
またシャンドスのプロデューサー、ブライアン・カズンズ大推薦の若きファ
ゴット奏者カレン・ジョーヒガンをソリストに迎えての「ファゴット協奏曲」
も楽しみ。

CHAN 10509 \2180
シューマン:ピアノ協奏曲イ短調Op.54
グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調Op.16
サン=サーンス:ピアノ協奏曲第2番ト短調Op.22
ハワード・シェリー(ピアノ&指揮)、 オペラ・ノース管弦楽団
1971年のウィグモア・ホール・デビューから着実にキャリアを積み重ねてき
たハワード・シェリーが3つのピアノ協奏曲の弾き振りをシャンドスに録音!
ハイペリオンのRPCシリーズなど、非常に珍しいレパートリーを弾き振りで取
り上げてきたハワード・シェリー。もちろんソロの録音も数多く、現在進行
中のクレメンティのピアノ・ソナタ集への評価と期待も非常に高い。
これまで膨大数の作品を弾いてきたハワード・シェリーがシャンドスに録音
を行ったのは、"サン=サーンス"、"シューマン"そして"グリーグ"というい
わゆるメジャー・レパートリー。
リーズを本拠地とするオペラ・ノース管弦楽団を指揮者としてコントロール
しながら、ソリストとして3つのピアノ協奏曲を弾くというハワード・シェリ
ーならではの挑戦に期待。

CHSA 5074(SACD-Hybrid) 2枚組(1枚分価格) \2850
ベルク:管弦楽作品集:
ピアノ・ソナタOp.1(管弦楽版/ファーベイ編)/3つの小品Op.6/演奏会用
アリア《ぶどう酒》(フランス語歌唱)/パッサカリア(管弦楽版/フォン・
ボレ編)/ヴァイオリン協奏曲/歌劇《ヴォツェック》からの3つの断章/
歌劇《ルル》からの交響的小品/演奏会用アリア《ぶどう酒》(ドイツ語歌
唱)/酒、女、歌
ジェラルディン・マクグリーヴィ(ソプラノ)、
ロバート・マレー(テノール)、
イザベル・ファン・クーレン(ヴァイオリン)、
マリオ・ヴェンツァーゴ(指揮)、イェテボリ交響楽団
シェーンベルク、ウェーベルンと"新ウィーン楽派"を形成したアルバン・ベ
ルク(1885-1935)。「ルル」や「ヴォツェック」などのオペラが代表作として
知られるベルクの作品の中から、アレンジ作品も含めて「管弦楽」にスポッ
トライトをあてたシャンドスらしい好企画。
ベルクの管弦楽作品の中でも特に有名な「3つの小品」、オペラからの断章や
小品、無調音楽や十二音技法に傾倒する直前に作曲された「ピアノ・ソナタ」
のオーケストラ・アレンジなど、単純な"管弦楽作品集"にとどまらないとこ
ろもシャンドスらしいのユニークなラインナップ。
また「ヴァイオリン協奏曲」やフランス語とドイツ語という2つのヴァージョ
ンによるアリア「ぶどう酒」などソリストを要する作品もしっかりと収録し
ている。
ワインベルクの協奏曲集(CHSA 5064)以来の登場となる北欧の雄、スウェーデ
ンのイェテボリ交響楽団を指揮するのはマリオ・ヴェンツァーゴ。2004年から
2007年まで首席指揮者として築いてきた信頼関係がこのベルクで披露される。

CHAN 10510 \2180
ダンクラ:小さなメロディ教本Op.123
サンサーンス:ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ短調Op.75
マスネ:タイスの瞑想曲(ヴァイオリン&ピアノ版)
グイド・リモンダ(ヴァイオリン)、クリスティーナ・カンジアーニ(ピアノ)
ダンクラ、サン=サーンス、マスネといったラインナップによるフランスの
ヴァイオリン作品集。サン=サーンスやマスネと比べて馴染みが薄い19世紀
フランスのヴァイオリニスト、シャルル・ダンクラ(1817-1907)。
しかしこのダンクラ、パリ・オペラ座管でコンサート・マスターを務め、パ
リ音楽院の教授にも就任するなど、当時のフランス有数のヴァイオリン奏者
として名を馳せた人物なのである。
グイド・リモンダは、1943年ジュネーヴ国際音楽コンクールを制覇したコッ
ラード・ロマーノから"生まれながらのヴァイオリン奏者"と絶賛されたイタ
リアのヴァイオリニスト。リモンダが1721年製のストラディヴァリ"ジャン・
マリー・ルクレール"を自在に操り、19世紀フランスのヴァイオリン作品に
生命を吹き込む。

CHAN 10512 \2180
ブラジルの精神 ――
C・アサド:ブルージリアン
ヴィラ=ロボス:
《ブラジル風バッハ第5番》より アリア、《弦楽四重奏曲第1番》より
ブリンカデイラ
C・アサド:先住民たちの踊り
ジスモンチ:パリャーソ
S・アサド:ウアレケナ
ディアンス:ブラジル
ベリナーティ:フリオーサ
ジスモンチ:想い出とファド
アクアレル・ギター四重奏団
"アクアレル・ギター四重奏団"とは、マンチェスターのロイヤル・ノーザン
・カレッジ・オヴ・ミュージックで、シャンドスでお馴染みのクレイグ・オ
グデンとゴードン・クロスキーから音楽を学んだ4人の気鋭のギタリストた
ちによるアンサンブル。
イギリスで脚光を浴びるギター四重奏のシャンドス第1弾は、ヴィラ=ロボ
スに始まり、セルジオ・アサド、エグベルト・ジスモンチ、パウロ・ベリア
ンティ、セルジオ・アサドの娘クラリス・アサド、またフランスの名匠ロー
ラン・ディアンスの「ブラジル」などタイトルの文字通り"ブラジル"が盛り
だくさん!ラテンの血が通うブラジルのギター作品を英国発のギター・クヮ
ルテットが熱演する!

CHAN 0758 \2180
スヴェーリンク:鍵盤作品集Vol.2 ――
第9旋法によるトッカータ/エスチェ・マルス/パドゥアナ・ラクリメ/
アルマンド/トッカータ/飛び回る妖精/第1旋法によるトッカータ/わが
青春の日は既に過ぎたり/3声のトッカータ/フィリッピのパヴァン/
第2旋法によるトッカータ/もしも運命の女神に愛されるなら/緑の菩提樹
の下で/半音階的幻想曲
ロバート・ウーリー(チェンバロ&ヴァージナル)
1983年に結成されたイギリスのピリオド・アンサンブル"パーセル・クヮル
テット"の創設者にして主宰者、ロバート・ウーリーのソロ録音はネーデルラ
ンド楽派の巨匠スヴェーリンクの鍵盤作品集。
オルガンのための作品のみを取り上げた第1集(CHAN 0701)の続編となるこの
第2集でウーリーが弾いている楽器は、チェンバロ製作家マルコム・ローズと
アドラム・バーネットが完成させた作曲者存命当時の楽器のレプリカ。パー
セル・クヮルテットの屋台骨を支える達人の実力はさすが。

●Chandos Opera In English
CHAN 3159 \1780
偉大なるオペラ・アリア集-クリスティーネ・ブリューワーVol.2 ――
モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》より
グルック:歌劇《アルチェステ》より
ワーグナー:歌劇《タンホイザー》より
ブリテン:歌劇《ピーター・グライムズ》より
ベートーヴェン:歌劇《フィデリオ》より
ヘンデル:歌劇《ロデリンダ》より
コルンゴルト:歌劇《死の都》より
ロジャース:《サウンド・オヴ・ミュージック》より/他
クリスティーネ・ブリューワー(ソプラノ)、
デイヴィッド・パリー(指揮)、ロンドン・フィルハーモニック管弦楽団
シャンドスとピーター・ムーア財団の共同製作による英語オペラのシリーズ
「Chandos Opera In English」。マルクスの管弦楽伴奏付き歌曲集(CHAN
10505)やハイペリオンのR・シュトラウス歌曲集での美声が記憶に新しいア
メリカのソプラノ歌手、クリスティーネ・ブリューワーのオペラ・アリア集
もこれが2巻目。2004年&2008年の録音。

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