クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

07-01 No.15-1

2007年01月25日 11時48分52秒 | Weblog
<NAXOS> 各1枚 \880 ※ご予約締切日 1月30日
8.555065
ファリャ(1876-1946):<ピアノ曲全集第1集>
夜想曲/セレナータ/セレナータ・アンダルーサ/演奏会用アレグロ/クロー
ド・ドビュッシーを賛えて/ポール・デュカスの墓碑銘のための賛歌/4つの
スペイン小品/組曲「恋は魔術師」
演奏/ダニエル・リゴリオ(ピアノ)
スペインの民族色と印象派音楽のテイストを持ち合わせたファリャのピアノ曲
は、日本でもラローチャ他の名演で知られる存在。ナクソスでもすでにロドリ
ーゴの作品で演奏を聴かせるスペインの俊英が、名刺代わりの名曲集を録音し
ました(自身で解説も執筆)。

8.557430
ブラームス(1883-1897):交響曲第3番/ハイドンの主題による変奏曲
演奏/マリン・オールソップ(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
すでに交響曲第1番と第2番でスコアを誠実に再現したような演奏を聴かせた
オールソップ。LPOのサウンドを生かして“あるがまま”の音楽を創造する姿
勢は、この新盤でも変わりません。ナクソスには多くの録音があるものの、こ
の指揮者の本質を知るには格好の一枚でしょう。

8.557761
ピフル(1741-1805):<シンフォニア集>
シンフォニア ハ長調「カリオペ」(Zakin11)/シンフォニア 変ロ長調「メ
ルポメネ」(Zakin14)/シンフォニア ホ長調「クリオ」(Zakin8)/シン
フォニア 二長調「ダイアナ」(Zakin16)
演奏/ケヴィン・マロン(指揮)
トロント室内管弦楽団
18世紀後半の古典派音楽発展期にあって、力強い音楽を生み出していたピフ
ル。冒頭から衝撃的なサウンドで始まるシンフォニア「カリオペ」を聴けば、
どうしてこの作曲家が今まで知られずにいたのか不思議に感じることでしょ
う。特にハイドン・ファンは必聴です。

8.557823
<期待の新進演奏家リサイタル・シリーズ - ジョン・チェン>
デュティユー(1916- ):<ピアノ独奏曲全集>
ソナタ/3つの前奏曲/波のまにまに/羊小屋/ブラックバード/全ての道は、
ローマに通じる(マルグリット・ロンの小さなピアノ教則本より)/響き/眠
りを誘うそよ風/扇状の小前奏曲
演奏/ジョン・チェン
(ピアノ 2004年シドニー国際ピアノコンクール第1位優勝)
マレーシアに生まれ、2004年に弱冠18歳で由緒ある「シドニー国際ピアノコン
クール」最年少第1位優勝を果たした若手のリサイタル盤。難曲であるデュティ
ユーのピアノ曲を選ぶあたり、すでに実力派であることを証明しているでしょ
う。この作曲家のファンにとっても貴重な一枚です。

8.557847
リスト(1811-1886):<交響詩集第4集>
交響詩「ハンガリー」/交響詩「英雄の嘆き」
交響詩「タッソ、悲哀と勝利」
演奏/ミヒャエル・ハラース(指揮)
ニュージーランド交響楽団
シリーズ第4集は、大作「ファウスト交響曲」を彷彿とさせる「タッソ、悲哀
と勝利」、フランス革命を題材にした「英雄の嘆き」、ピアノ曲「ハンガリ
ー風の英雄行進曲」をオーケストレーションした「ハンガリー」の3曲を収
録。正攻法でスタンダードな演奏も魅力です。

8.557934
クラーク(1886-1979):<ヴィオラ曲集>
ヴィオラ・ソナタ/古いイギリスの旋律によるパッサカリア/子守歌/古い
アイルランドの旋律による子守歌/眠りの神/中国のパズル/心を静めよう
/ヴィオラのための無題の小品(世界初録音)/ドゥムカ/前奏曲、アレグ
ロとパストラール
演奏/フィリップ・デュークス(ヴィオラ)、
ソフィア・ラーマン(ピアノ)、ダニエル・ホープ(ヴァイオリン)、
ロバート・プレイン(クラリネット)
香り立つような印象派風の音楽を生み出したイギリスの女性作曲家ですが、
自身がヴィオラ奏者だったため、この楽器のために多くの作品を残しました。
ヴォーン・ウィリアムズやディーリアスなどの音楽が好きな方なら、絶対に
気に入っていただけるでしょう。

8.557987J
安部幸明(1911-2006):
交響曲第1番(世界初録音)/シンフォニエッタ/アルト・サキソフォーンと
オーケストラのための嬉遊曲(世界初録音) 
※片山杜秀氏による日本語解説書付き
演奏/ドミトリ・ヤブロンスキー(指揮)
ロシア・フィルハーモニー管弦楽団、
アレクセイ・ヴォルコフ(アルト・サックス)
安部幸明(1911-2006 )は、伊福部昭、尾高尚忠、早坂文雄らと同世代の作
曲家。師であるプリングスハイムの下で西欧の和声システムを徹底的に学ん
だ安部幸明は、自身が「あらゆる面で簡潔であり、平易でありたい」と語っ
たように、深刻ぶったポーズをとることをよしとせず、豊かな調性感を保ち
ながら日本人離れした快活で軽みのあるアレグロを書くことが得意でした。
ここに収録された交響曲 第1番の出だしを聴けば、推進力あふれるメロディ
アスなその主題が耳から離れなくなることでしょう。事実上の交響曲 第3番
である重厚な「シンフォニエッタ」、アルトサックスをソロに迎えた愛らし
い「嬉遊曲」も必聴です。作曲家は昨年末、当CD発売を目前に惜しくも亡く
なりましたが、この録音によって作曲家の魅力をぜひ味わってください。
録音・編集:24bit/48kHz。

8.570073
タバコフ(1947- ):<協奏曲集>
二つのフルートための協奏曲/ピアノ協奏曲
演奏/パトリック・ガロワ(フルート)、
フィリップ・ベルノール(フルート)、
ジャン=フィリップ・コラール(ピアノ)、
エミル・タバコフ(指揮)
ビルケント交響楽団
なかなか聴くことがないブルガリアの作曲家ですが、民族色豊かな作風によ
りファンになる方も多いはず。2000年作曲の「二つのフルートための協奏曲」
はガロワに捧げられたエキゾティックな作品。コラール(ナクソス初登場!)
が弾く「ピアノ協奏曲」は、古代トルコ軍をモティーフにした勇壮さが特徴
です。

8.570109
ヴァイス(1686-1750):<リュートのためのソナタ集第8集>
ソナタ第36番/ソナタ第19番/ソナタ第34番 
※ソナタのナンバリングは、「Das Erbe Deutscher Musik」の援助のもとに
出版された全集楽譜によります。
演奏/ロバート・バート(バロック・リュート)
J.S.バッハと同じ年に没したヴァイスのソナタは、J.S.バッハ作品と同等に
重要なものとして注目されていい作品群であり、バロック音楽ファンやバッ
ハ・ファンにとっては知っておくべき存在。なお第36番はシリーズ第1集
(8.553773)に収録されていますが現在は「第11番」とされる曲であり、こ
のディスクに収録されているのが正真正銘の「第36番」です。

8.570144
アルウィン(1905-1985):
エリザベス朝舞曲/無数の舞曲 - イギリス序曲(世界初録音)/オーボエ
協奏曲/アウリスのアフロディーテ - ジョージ・ムーアによる牧歌(世界
初録音)/交響的前奏曲「魔法の島」/祝典行進曲
演奏/デーヴィッド・ロイド=ジョーンズ(指揮)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団、
ジョナサン・スモール(オーボエ)、エレノア・ハドソン(ハープ)
アーノルド、ラフマニノフ、イベール、ヴォーン・ウィリアムズといった作
曲家の作風を思い出すアルウィンの音楽は、20世紀イギリスを代表するもの
のひとつ。メロディアスな「エリザベス朝舞曲」、瞑想田園風な「オーボエ
協奏曲」、英国王室の祝典のために書かれた「祝典行進曲」など、この作曲
家入門にも最適の選曲です。

8.570148
W.H.ハリス(1883-1973):<アンセム集>
オッフェルトリウム「主よ、わたしの言葉に耳を傾け」/主の慈しみは世々
とこしえに/美しき天界/愛の中の愛/栄光の王よ/わたしの魂よ、主をた
たえよ/夕べの讃歌「夜が来りて」(世界初録音)/羊飼いたちは(世界初
録音)/夕べの讃歌「おお、素晴らしき灯り」/心からの願い/わたしは門
番に言った(世界初録音)/おお、主なる神よ、われらを連れ去りたまえ 
※英語歌詞付き
歌・演奏/ティモシー・バイラム=ウィッグフィールド(指揮)
ウィンザー城、聖ジョージ教会合唱団、ロジャー・ジャッド(オルガン)
英国王室の居城であるウィンザー城の聖ジョージ教会でオルガニストを務め、
多くのオルガン曲や教会音楽が親しまれているハリス。その作風は伝統的な
賛美歌そのものであり、エルガーをはじめとするイギリス教会音楽が好きな
方なら必聴でしょう。作曲者に縁があり、観光地としても有名な聖ジョージ
教会の聖歌隊による歌と演奏も見事です。

8.570249
ブゾーニ(1866-1924):<ピアノ作品集第3集>
J.S.バッハ(ブゾーニ編曲):
トッカータ、アダージョとフーガBWV.546/3つの小品/バレエの情景第1番/
バレエの情景第2番/2つの舞曲/バレエの情景第4番「演奏会用ワルツの形式
で」/踊りのワルツ(ミカエル・フォン・ツァドラによるピアノ曲編曲)/
インディアン日誌第1巻
演奏/ヴォルフ・ハーデン(ピアノ)
シリーズ第3集は、ブゾーニが得意としたJ.S.バッハ作品のアレンジに始ま
り、バッハに影響を受けたような小品集や、インディアン(ネイティヴ・ア
メリカン)からインスパイアされた曲など、バラエティに富んだ選曲です。

8.570308
ブライアン(1876-1972):
交響曲第4番「勝利の歌(勝利の賛歌)」/交響曲第12番
演奏・歌/エイドリアン・リーパー(指揮)
スロヴァキア放送交響楽団、スロヴァキア・フィルハーモニー合唱団、
スロヴァキア国立歌劇場合唱団、青年「エコー」合唱団、
混声「カントゥス」合唱団、チェコ・ブルノ・フィルハーモニー合唱団、
ヤナ・ヴァラーシュコヴァ(ソプラノ)
マルコポーロ8.223447の移行発売。イギリス音楽の中でも孤高の存在である
ブライアンの交響曲は、やや誇大妄想的な魅力のある作品。壮大なカンター
タである「第4番」は映画音楽のようでもあり、約11分ほどの「第12番」は音
楽的にも対照的な作品です。


<NAXOS OPERA>
8.660175-78 4枚組 \4320
ワーグナー(1813-1883):
「ジークフリート」-楽劇「ニーベルングの指環」第二夜
歌・演奏/ヨン・フレドリク・ヴェスト(テノール……ジークフリート)、
ハインツ・ゲーリヒ(テノール……ミーメ)、
ヴォルフガング・シェーネ(バス……さすらい人)、
ビョルン・ヴァーグ(バス……アルベリヒ)、
アッティラ・ユン(バス……ファーフナー)、
ガブリエラ・エレラ(ソプラノ……森の鳥)、
へレーネ・ラナーダ(メゾ・ソプラノ……エルダ)、
リサ・ギャスティン(ソプラノ……ブリュンヒルデ)、
ローター・ツァグロセク(指揮)
シュトゥットガルト州立管弦楽団、シュトゥットガルト州立歌劇場合唱団 
※独語リブレットはWebsiteでご覧いただけます。
NHK交響楽団への客演で、日本での人気と知名度が一気に向上したツァグロセ
ク。その鋭い視点による音楽作りは、シュトゥットガルト州立歌劇場で全開
しました。シリーズ第3弾となる「ジークリフート」では叙情性の中にある暗
い影を感じさせ、作品の本質に迫っています。


<NAXOS HISTORICAL>
8.111070 \880
モーツァルト(1756-1791):
ホルン協奏曲第1番/同第2番/同第3番/同第4番
(以上、録音:1953年11月12日、13日、23日、ロンドン)
ピアノ、オーボエ、クラリネット、ホルンとファゴットのための五重奏曲
(録音:1955年4月15日、ロンドン)
演奏/デニス・ブレイン(ホルン) 
[協奏曲]ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団 
[五重奏曲]ワルター・ギーゼキング(ピアノ)、
フィルハーモニア・ウィンド・アンサンブル
マーク・オバート=ソーン復刻。発売以来約半世紀の間、一度もカタログ落
ちがないという伝説を持つ天下の名盤がナクソスから。すでに他レーベルで
も復刻され始め、復刻の聴き比べが可能になりつつありますが、誰もが認め
る最高の名演としてその輝きが色あせることはありません。

8.111119 \880
<J.S.バッハ作品のピアノ編曲集第2集>
バビン編曲:
6つのトリオ・ソナタ-第5番(ヴィトヤ・ヴロンスキー&ヴィクター・バビン)
ペトリ編曲:幻想曲第4番BWV.906(ハリエット・コーエン)
ペトリ編曲:メヌエットBWV.841-BWV.843(エゴン・ペトリ)
ブゾーニ編曲:前奏曲とフーガBWV.552(聖アンのフーガ)
(エトヴィン・フィッシャー)
ルンメル編曲:
クリスマス・オラトリオBWV.248-高き天より、われは来たり(ウォルター・
ルンメル)
ペラッキオ編曲:いと高きにいます神にのみ栄光あれ(エンマ・ボワネ)
グレインジャー編曲:
狩りのカンタータ「わが楽しみは、元気な狩のみ」-「楽しい鐘の音」
(バッハのアリア「羊は安らかに草をはみ」によるフリー・ランブル)
(パーシー・グレインジャー)
メトニコフ編曲:
フーガBWV.578(エセル・バートレット&ラエ・ロバートソン)
レープナー編曲:
主よ、人の望みの喜びよ
(テオドール・ザデンベルク&エトヴァルト・レープナー)
メイヤー編曲:
シチリアーノ(ピエール・ルボシュッツ&ジェニア・ネメノフ)
シロティ編曲(サーント版の改編):
オルガン前奏曲BWV.535(エレン・バロン)
サン=サーンス編曲:
ブレー(無伴奏パルティータ第1番より)(オシップ・ガブリロヴィッチ)
ケンプ編曲:目覚めよ、と呼ぶ声あり(ヴィルヘルム・ケンプ)
ケルベリン編曲:
いざ来たれ、異教徒の救い主よ
(ジャンヌ・ベーレント&アレクサンドル・ケルベリン)
レフ編曲:ヴィヴァルディのOp.3-11による協奏曲BWV.596(レイ・レフ)
(録音:1925-1950年)
演奏/各曲の末尾( )内を参照ください 
ヴィクター&マリナ・レディン復刻プロデューサー、アントニー・カズッチョ
復刻エンジニア。第1集(8.110658)に続く第2弾は、ピアニスト・編曲者と
もに第1集より知名度がやや低いものの、隠れた名演と言えるものばかり。
20世紀前半におけるバッハ解釈を知る上でも、貴重な資料であることは間違
いありません。

8.111132-34 3枚組 \2640
ヴェルディ(1813-1901):歌劇「ドン・カルロ」(1884年4幕改訂版)
※解説にリブレットは付いておりません。歌詞は伊語です。
/ボーナス・トラック:「ドン・カルロ」のヒストリカル録音[わたしは望
みを失った……我らの胸に友情を/美しい園に/彼女は私を愛したことがな
い!……王衣の中でひとり淋しく眠ろう/運命の贈りもの、残酷な贈りもの
/今再び私は幸せ……私の最後の日/おお、カルロ様、お聞きください/世
の空しさを知る神] (録音:[全曲]1954年10月5-9、11-14日、イタリア、
ローマ歌劇場、[ボーナス・トラック]1913-1950年)
歌・演奏/[全曲]ボリス・クリストフ(バス……フェリーペ2世)、
マリオ・フィリッペスキ(テノール……ドン・カルロ)、
ティート・ゴッビ(バリトン……ロドリーゴ)、
ジュリオ・ネリ(バス……宗教裁判長)、
アントニエッタ・ステッラ(ソプラノ……エリザベッタ・ディ・ヴァロア)
エレーナ・ニコライ(メゾ・ソプラノ……エーボリ公女)、
ガブリエーレ・サンティーニ(指揮)
ローマ歌劇場管弦楽団・合唱団(ジュゼッペ・コンカ合唱指揮)、他/
[ボーナス・トラック]ユッシ・ビョルリンク(テノール)、ロバート・メ
リル(バリトン)、エミール・マルコフ(バス)、ブランシュ・シーボム
(メゾ・ソプラノ)、エツィオ・ピンツァ(バス)、マリアン・アンダソン
(コントラルト)、マッティーア・バッティスティーニ(バリトン)、メー
タ・ザイネマイア(ソプラノ)、他
マーク・オバート=ソーン復刻。ここ数年で日本でも再評価の兆しがあるロ
ーマ歌劇場ですが、往年のスター歌手がそろったHMV録音も、復刻CDによって
再注目されるべきでしょう。クリストフやゴッビなど主役歌手のそれぞれ当
たり役であり、往年のマエストロであるサンティーニの職人技も光ります。
ボーナス・トラックの名唱については、あらためて書くまでもありません。

8.111239 \880
<ラウリッツ・メルヒオールのアメリカ録音集>
ヒルダッハ:春 
ユーマンズ:ウィズアウト・ア・ソング 
ギール:ただあなただけに 
レハール:オペレッタ「ほほえみの国」-君はわが心のすべて 
F.アナセン:野外で(デンマークの童謡)(デンマーク&英語歌詞) 
ビゼー:アニュス・デイ(ラテン語歌詞) 
ポーター:イージー・トゥ・ラヴ 
グルーバー:きよしこの夜 
アダン:クリスマスの歌 - 聖らに星すむ今宵 
ネヴィン:ロザリー 
J.S.バッハ(グノー編曲):アヴェ・マリア 
ホイベルガー:オペレッタ「オペラ舞踏会」-別室へ行きましょう 
F.ロッター:春がウィーンに戻ってきた 
J.シュトラウスII世:皇帝円舞曲 
E.デ・クルティス:帰れソレントへ(伊語歌詞) 
カーン:映画「空飛ぶ音楽」-歌はあなた 
ストラヴィンスキー(クレナー編曲):夏の月 
レオンカヴァルロ:
朝の歌(伊&英語歌詞)/歌劇「道化師」(伊語歌詞)-衣装を着けろ/同-
もう、道化師じゃないぞ! 
シューベルト:歌(シルヴィアはだれか告げよう) 
デ・コーヴェン:オペレッタ「ロビン・フッド」-約束してね 
ボンド:心からあなたを愛す 
伝承曲(クラマー編曲):私の思いのすべて(宮廷騎士の歌) 
プッチーニ:歌劇「トスカ」(伊語歌詞)-妙なる調和/同-星は光りぬ 
伝承曲:
全部飲まなきゃだめ(スウェーデンの酒宴の歌)(スウェーデン&英語歌詞)
(録音:1946-1947年)
※解説に歌詞は付いておりません。言語記載のないトラックはすべて英語歌
詞です。
歌・演奏/ラウリッツ・メルヒオール(テノール)、他
マーク・オバート=ソーン復刻。Romophoneレーベルからリリースされていた
復刻の再リリースですが、オペラの録音でその実力が再評価されたメルヒオ
ールのリサイタル盤(アメリカMGMへの録音)は、往年の名歌手を評価する
ファンにとって貴重なものであり、入手しやすくなったことは歓迎されるは
ずです。

8.111240-41 2枚組 \1760
ヴェルディ(1813-1901):歌劇「アイーダ」 
※解説にリブレットは付いておりません。歌詞は伊語です。
(録音:1955年8月10日-12日、16日-20日、23日-24日、ミラノ、スカラ座)
歌・演奏/マリア・カラス(ソプラノ……アイーダ)、
リチャード・タッカー(テノール……ラダメス)、
フェドーラ・バルビエリ(メゾ・ソプラノ……アムネリス)、
ティート・ゴッビ(バリトン……アモナスロ)、
ニコラ・ザッカリーア(バス……エジプト王)、
ジュゼッペ・モデスティ(バス……ランフィス)、
トゥリオ・セラフィン(指揮)
ミラノ・スカラ座管弦楽団・合唱団(ノルベルト・モーラ合唱指揮)、他
マーク・オバート=ソーン復刻。何度も再発売され、あえて書くまでもない
名録音をナクソスが復刻。英Columbiaからリリースされた良質の初期LPをソ
ースに、ノイズを排しつつもカラスら歌手陣の力強い声を損なうことのない、
丁寧な復刻が行われています。

8.111242-43 2枚組 \1760
ヴェルディ(1813-1901):歌劇「リゴレット」 
※解説にリブレットは付いておりません。歌詞は伊語です。
(録音:1955年9月3日、5日、8日-14日、16日、ミラノ、スカラ座)
歌・演奏/ティート・ゴッビ(バリトン……リゴレット)、
マリア・カラス(ソプラノ……ジルダ)、
ジュゼッペ・ディ・ステファノ(テノール……マントヴァ公爵)、
アドリアーナ・ラッツァリーニ(コントラルト……マッダレーナ)、
ニコラ・ザッカリーア(バス……スパラフチーレ)、
トゥリオ・セラフィン(指揮)
ミラノ・スカラ座管弦楽団・合唱団(ノルベルト・モーラ合唱指揮)、他
マーク・オバート=ソーン復刻。こちらも「アイーダ」同様に、伝説的な名
録音を英Columbiaからリリースされた良質の初期LPから復刻。何度も復刻・
再発売されていますが、ぜひお手持ちのアナログ盤またはCDと聴き比べてみ
てください。

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