クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

08-06 No.3

2008年06月02日 14時21分06秒 | Weblog
※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<EINSATZ RECORDS>
EZCD 014 \2300
リスト:ピアノソナタ ロ短調
葬送曲、ペトラルカのソネット第104番、第123番、即興的ワルツ
ジギ・ワイセンベルク(アレクシス・ワイセンベルク)(pf)
ブルガリア生まれの鬼才ワイセンベルクは、1947年に華々しくデビューを飾る
ものの、自らの音楽を鍛えなおすべく1956年より約10年間の隠遁生活に入る。
そして1966年に奇跡的な復活を遂げ、その才能を認めたカラヤンとの度重なる
共演や幾多のレコーディングを行い、目覚しい活躍を展開する。このディスク
に収められた「リスト作品集」は隠遁前の貴重な録音で、復帰後に再録音する
ステレオ盤とは明らかに異なる、若きワイセンベルクの熱きピアニズムを体感
できる。
原盤:LUMEN LD-3-404からの復刻。録音:1950年代
国内盤仕様…日本語帯付、裏面の曲目トラックリストも日本語併記 簡単な
解説も封入しております




<RETROSPECTIVE>
RET 93194 2枚組 \2580
ハイドン:交響曲第94番、第96番、第97番
ブルックナー:交響曲第7番
エドゥアルト・ファン・ベイヌム指揮、
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
1953年伝説のハイドンとブルックナー。初出音源

RET 93651 2枚組 \2580
ミッシャ・エルマン(Vln)、ザラ・ネルソヴァ(Vc)名演奏集
エイドリアン・ボールト指揮、ロンドンフィルハーモニー管弦楽団
【エルマン】
ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第2番
ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番(録音:1956年3月モノラル)
【ネルソヴァ】
ラロ:チェロ協奏曲
サン・サーンス:チェロ協奏曲第1番(録音:1953年11月モノラル)
いずれも初出音源




<EVEREST RECORDS>
アメリカを代表する人気レーベル・エベレスト。しばらく入手できなかった
のですが、国内代理店が復刻シリーズとして輸入販売することになりました。
第1回発売は15タイトル。今後定期的にまとめて発売予定です。
オリジナルジャケットを使用しています。

EVERCD 001 \950
モーツァルト:セレナード第11番 K.375、第12番 K.388
ニューウェル・ジェンキンス指揮、エベレスト管楽四重奏団、他

EVERCD 002 \950
コープランド:ビリー・ザ・キッド、交響曲第3番
アーロン・コープランド指揮、ロンドン交響楽団

EVERCD 003 \950
チャイコフスキー:
フランチェスカ・ダ・リミニ、幻想的序曲「ハムレット」
レオポルト・ストコフスキー指揮、ニューヨーク・スタジアム管弦楽団

EVERCD 004 \950
ラヴェル:
ボレロ、ダフニスとクロエ第2組曲、ラ・ヴァルス、スペイン狂詩曲
ジョン・バルビローリ指揮、ハレ管弦楽団

EVERCD 005 \950
プロコフィエフ:バレエ組曲「道化師」作品21a
ワルター・ズスキント指揮、ロンドン交響楽団

EVERCD 006 \950
ブラームス:交響曲第4番
ウィリアム・スタインバーグ指揮、ピッツパーク交響楽団

EVERCD 007 \950
ストラヴィンスキー:春の祭典、ペトルーシュカ
ユージン・グーセンス指揮、ロンドン交響楽団

EVERCD 008 \950
チャベス:交響曲第1番、第2番、第4番
カルロス・チャベス指揮、ニューヨーク・スタジアム管弦楽団

EVERCD 009 \950
V.ウィリアムス:バレエ音楽「ヨブ」
エイドリアン・ボールト指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

EVERCD 010 \950
シューマン:ピアノ協奏曲
フランク:交響的変奏曲
ピーター・ケイティン(pf)
ユージン・グーセンス指揮、ロンドン交響楽団

EVERCD 011 \950
マーラー:交響曲第5番
ルドルフ・シュヴァルツ指揮、ロンドン交響楽団

EVERCD 012 \950
ヴィラ=ロボス:ウイラプルー、モディーニャ、カイピラの小さな列車
ヒナステラ:バレエ音楽「パンナビ」「エスタンシア」
ユージン・グーセンス指揮、ロンドン交響楽団

EVERCD 013 \950
ヒンデミット:交響曲変ホ調
エイドリアン・ボールト指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

EVERCD 014 \950
サティ:組み合わされた3つの小品、ソクラテス、馬の装具で
マニュエル・ロザンタール指揮、フランス国立放送管弦楽団

EVERCD 015 \950
ショスタコーヴィチ:交響曲第6番
エイドリアン・ボールト指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団




<VENEZIA>
CDVE04320 \1350
ドミトリー・ショスタコーヴィチ:
(1)オラトリオ「森の歌」 op.81 
ヴィタリ・キリチェフスキー(テノール)、イワン・ペトロフ(バス)
ロシア・アカデミー合唱団、モスクワ国立合唱学校少年合唱団
エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮 ソビエト国立交響楽団 1949年
(2)オラトリオ「森の歌」 op.81
ウラジーミル・イワノフスキー(テノール)、イワン・ペトロフ(バス)
ロシア・アカデミー合唱団、モスクワ国立合唱学校少年合唱団
ユーリー・ウラノフ指揮 モスクワ・フィル 1970年
(1)は音楽的に素晴らしいとの定評ある名演ですが音質は悪いです。

CDVE04321 6枚組 \4500
シューベルト:作品集
CD.1 
(1)アルペッジョーネ・ソナタ イ短調 D.821
ダニール・シャフラン(チェロ) 
フェリックス・ゴットリーブ(ピアノ) 1978年
(2)ピアノ五重奏曲「ます」 イ長調 op.114 D.667
マリア・ユーディナ(ピアノ) ベートーヴェン弦楽四重奏団 
CD.2 
(3)交響曲第8番「未完成」 D.759
エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮 レニングラード・フィル 1978年4月
(4)リストによるピアノ編曲小品集
「魔王」「まぼろし」「辻音楽師」「若き尼」「アヴェ・マリア」
「いずこへ」
ラザール・ベルマン(ピアノ) 1965年
CD.3
(5)ピアノ・ソナタ第6番 ホ短調 D.566 1978月5月、
(6)第9番 ロ長調 D.575 1965年10月
CD.4
(7)ピアノ・ソナタ第16番 イ短調 D.845 1957年3月、
(8)第17番 二長調 D.850 1956年8月
CD.5
(9)即興曲集 D.935 op.142から第2番 1952年
(10)ピアノ・ソナタ第18番「幻想」 ト長調 D.894 1978年5月
CD.6
(11)楽興の時 D.780 op.94から第1,3,6番 1952年
(12)ピアノ・ソナタ第21番 変ロ長調 D.960 1961年11月
スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)

CDVE04325 6枚組 \4500
バッハ:
(1)平均律クラヴィア曲集(全曲)
CD.1 平均律ピアノ第1集第1番から15番
CD.2 平均律ピアノ第1集第16番から24番、平均律ピアノ第2集第1番から6番
CD.3 平均律ピアノ第2集第7番から20番
CD.4 平均律ピアノ第2集第21から24番
サムイル・フェインベルグ(Samuil Feinberg:ピアノ) 1958-61年
(2)無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ(全曲)
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV.1001、
パルティータ第1番 ロ短調 BWV.1002
CD.5
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV.1003、
パルティータ第2番 二短調 BWV.1004
CD.6
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV.1005、
パルティータ第3番 ホ長調 BWV.1006
ヴィクトル・ピカイゼン(Victor Pikaizen:ヴァイオリン) 1971年
(1)は既に廃盤のCDVE44002のリニューアルと成ります。




<CLASSICAL RECORDS>
CD 101 \1780
オリガ・コトリャローワ
ラヴェル(1875-1937):夜のガスパール
エマニュエル・デュルレ(1893-1977):菊/高地/嘲りの笑みをたたえた偶像
ラフマニノフ(1873-1943);10の前奏曲 Op.23
オリガ・コトリャローワ(ピアノ)
ベルギー、アントワープに生まれのピアニスト・教育者・作曲家エマニュエル
・デュルレの作品が目を引くアルバム。デュルレは「ピアノの詩人」「絵画的
空想を持つ作曲家」と呼ばれました。収録の表題付きの3曲も描写的な作品で
す。オリガ・コトリャローワはモスクワ生まれ。数々の受賞歴には、2005年
ベルギーで行われた「エマニュエル・デュルレ国際ピアノ・コンクール」
第1位も含まれています。

CD 102 \1780
チャイコフスキー(1840-1893):
ドゥムカ(ロシアの村の情景)
「四季」(12の性格的小品)Op.37bis
ピアノ・ソナタ嬰ハ短調(1865)
ポリーナ・フェドトーワ(ピアノ)
ポリーナ・フェドトーワはエフゲニー・マリーニン、ワレーリー・カステリス
キーらに師事したピアニストで、指揮者ヴィクトル・フェドートフの娘。

CD 103 \1780
シマノフスキ(1882-1937):ピアノ作品集
メトープ(3つの詩)Op.29
仮面 Op.34
12の練習曲 Op.33
ソナタ第3番 Op.36
オリガ・ソバーキナ(ピアノ)
オリガ・ソバーキナはモスクワ音楽院でヴィクトル・メルジャーノフに師事
したロシアのピアニスト。ポーランドとの関係が深く、シマノフスキの専門
家として認められています。

CD 104 \1780
ロシアのピアノ協奏曲集
グラズノフ(1856-1936):ピアノ協奏曲第2番ロ短調 Op.100(*)
スクリャービン(1872-1915):ピアノ協奏曲嬰ヘ短調 Op.20(+)
チャイコフスキー(1840-1893):
ピアノと管弦楽のための協奏的幻想曲ト長調 Op.56(#)
カテリーナ・ザイツェワ(ピアノ(*))
ニキータ・フィテンコ(ピアノ(+))
アレクサンドル・トゥトゥノフ(ピアノ(#))
マーラン・カールソン(指揮)
ロシア・フィルハーモニー管弦楽団




<MELODIYA>
MELCD 1001347 \1780
ベートーヴェン弦楽四重奏団・プレイズ・ベートーヴェン Vol.1
ベートーヴェン(1770-1827):
弦楽四重奏曲第1番イ長調 Op.18 No.1(*)
弦楽四重奏曲第2番ハ短調 Op.18 No.2(+)
弦楽四重奏曲第3番変ロ長調 Op.18 No.3(#)
ベートーヴェン弦楽四重奏団
ドミートリー・ツィガーノフ(第1ヴァイオリン) 
ニコライ・ザバフニコフ(第2ヴァイオリン)
フョードル・ドルジーニン(ヴィオラ) セルゲイ・シリンスキー(チェロ)
録音:1970年12月22日(*)/1970年6月16日(+)/1971年8月3日(#)




<OLYMPIA>
MKM 206 \1780
アレクサンドル・ロクシーン(1920-1987):
交響曲第9番(*)
交響曲第5番(+)
2つのヴァイオリン、2つのヴィオラとチェロのための五重奏曲(#)
前奏曲、主題と変奏曲(**)
Y・グリゴリエフ(バリトン(*))
ルドルフ・バルシャイ(指揮(*))
モスクワ室内管弦楽団(*)
V・ポチャプスキー(バス(+))
V・カターエフ(指揮(+))
「北の冠」ソロイスツ・アンサンブル(+)
「北の冠」ソロイスツ・アンサンブルのソリストたち(#)
E・クシュネロワ(ピアノ(**))
ロクシーンはソヴィエト連邦(現ロシア)の西シベリア地方の町ビースクに生
まれ、ミャスコフスキーに師事した作曲家。社会主義体制への妥協を拒んだ
ため迫害され、当局からの拒絶と検閲に晒され続け、亡くなった時には完全
に忘れ去られた存在となっていました。死後、親友だったルドルフ・バルシャ
イの尽力により彼の音楽は西欧に紹介されるようになり、再評価が進んでい
ます。

MKM 207 \1780
オペレッタの女王、スヴェトラーナ・ワルグゾワ
スッペ、オッフェンバック、ヨハン・シュトラウス II、レハール、
ニコ・ドスタル、フリムル、カールマーン、カバレフスキー、
フレデリック・ロウのオペレッタ、ミュージカルから
スヴェトラーナ・ワルグゾワ(ソプラノ)
モスクワ・オペレッタ劇場の歌手たち
E・アブサリモフ、V・ゴレーリク、アレクサンドル・ミハーロフ、
エフゲニー・スヴェトラーノフ(指揮)
モスクワ・オペレッタ劇場管弦楽団&合唱団

MKM 208 2枚組 \3560
チャイコフスキー(1840-1893):
バレエ「白鳥の湖」Op.20
ウラディーミル・ポンキン(指揮)
モスクワ新フィルハーモニー管弦楽団

MKM 209 \1780
クリスマス ロシアのクリスマス典礼ハイライト
(全27曲)
リュドミラ・アルシャフスカヤ(指揮)
カントゥス教会音楽アンサンブル




<PETERSBURG RECORDING STUDIO>
PRS 0091/12 2枚組 \3560
BC: なしアダン(1803-1856):バレエ「ジゼル」
ヴィクトル・フェドートフ(指揮)
マリインスキー劇場管弦楽団
録音:1985年

PRS 0109 \1780
チャイコフスキー(1840-1893):
オペラ「エフゲニー・オネーギン」から ポロネーズ(*),
グリョーミンのアリア(**/+)
劇付随音楽「雪娘」から レルの第2の歌(++/#)
オペラ「マゼッパ」から マゼッパのアリオーソ(##/#)
オペラ「イオランタ」から ロベルトのアリオーソ(##/#)
カンタータ「モスクワ」から 戦士のアリオーソ(++/#)
バレエ「眠れる森の美女」から パノラマ(+)
バレエ「白鳥の湖」から 白鳥のひなたちの踊り(*)
グラズノフ(1856-1936):
組曲「ショピニアーナ」(レ・シルフィールド)Op.46(+)
ニコライ・オホチニコフ(バス(**))
ニーナ・ロマノワ(メゾソプラノ(++))
ウラディーミル・キニャーエフ(バリトン(##))
ヴィクトル・フェドートフ(指揮)
神奈川フィルハーモニー管弦楽団(*)
マリインスキー劇場管弦楽団(+)
サンクトペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団(#)
録音:1974-1987年、1999年



<VISTA VERA>
VVCD 00156 \1780
ブラームス(1833-1897):
4つのバラード Op.10
2つの狂詩曲 Op.79
7つの幻想曲 Op.116
ワレーリー・アファナシェフ(ピアノ)
録音:1994年

VVCD 00157 \1780
ロシアの偉大な指揮者たち Vol.8 コンスタンチン・イワーノフ
チャイコフスキー(1840-1893):
交響曲第5番ホ短調 Op.64(*)
大序曲「1812年」変ホ長調 Op.49
コンスタンチン・イワーノフ(指揮)
ソヴィエト国立交響楽団
録音:1956年(*)/1960年(+)

VVCD 00158 \1780
ショパン(1810-1849):
ピアノ協奏曲第1番ホ短調 Op.11(ピアノと弦楽四重奏のための編曲版)
ピアノ協奏曲第2番ヘ短調 Op.21(ピアノと弦楽四重奏のための編曲版)
ナウム・シュタルクマン(ピアノ)
グリンカ国立弦楽四重奏団
アレクセイ・シニョフ(コントラバス)
録音:2004年



<TOCCATA>
TOCC0009 \2450
ミルフォード(1903-59):ピアノ曲と歌曲集
1-3.私のレディの喜び/4-5.4 つの厳格な歌 第2、4 番/6.ゆりかごの歌
7.夜明け/8-13.正方形の評判/14-16.歌とピアノのための4つの歌 第1、2、
4 番/17-18.4 の季節的な歌 第2、4番/19-21.前奏曲、エアと終曲/22-30.
白鳥の歌/31.ジェニファーのチリンチリン
32.日、そして瞬間 第4番「墓碑銘」
演奏:フィルリダ・バニスター(コントラルト)
ラファエル・テッローニ(ピアノ)
フィンジやヴォーン=ウィリアムスとも友人であったミルフォードですが、そ
の音楽は全くもってユニークです。牧歌的、温和、控え目な美しさはイギリス
音楽に共通するものですが、彼はそこに更に暗い抒情性を加えました。楽しげ
なダンス音楽ですら、一抹の哀愁を帯びています。これがまた素敵です。

TOCC0018 \2450
バラキレフ(1837-1910):ロシア民謡曲集
1.ロシア民謡による大幻想曲 Op.4/2-61.ロシアの人々の30 の歌(原曲とバラ
キレフ編曲を交互に収録)
演奏:ヨゼフ・バノヴェツ(ピアノ)/ロシア・フィルハーモニー管弦楽団
コンスタンチン・クリメツ(指揮)・・・1
オルガ・カルギナ(ソプラノ)
スヴェトラーナ・ニコラーエワ(メゾ・ソプラノ)
ヨゼフ・バノヴェツ&アルトン・チュン・ミン・チャン(ピアノ4 手連弾)
・・・2-61
ロシア音楽の祖、バラキレフは自国の民謡から多大なる創造力を得た人です。
このアルバムに収録されている「大幻想曲」はまさに彼の最初の作品で、17歳
の時に書かれたものです。そして30の民謡は「30の歌」はロシア民謡を元にし
たもので、バラキレフによる編曲と元ネタを交互に演奏するという、ロシア好
きにはたまらない逸品です。

TOCC0031 \2450
アルカン(1813-88):オルガン作品集 第2集
1.オルガンのための/2-7.足鍵盤のための12 の練習曲より第7-12 番/
8.11 の宗教的な小品とヘンデルのメサイアによるトランスクリプション
演奏:ケヴィン・ボウヤー(オルガン)
最近のヴィルトゥオーゾ・ピアノブームのおかげで、アルカンの作品もずいぶ
ん有名になってきました。しかしまだ彼のオルガン作品を耳にする機会はあま
り多くありません。このシリーズの第1巻(TOCC0030)も話題になりましたが、
この第2巻も驚くべきレパートリーが収録されています。聴き手を感動の渦に
巻き込みます。

TOCC0069 \2450
リース(1924-):ピアノ作品集 1947-2005年
1.トッカータ/2-7.6 つの装飾的な練習曲/8-10.3つの前奏曲/11.ソナタ・
ブレーヴ/12-14.オデッセイ
演奏:ミリアン・コンティ(ピアノ)
1924 年生まれのベンジャミン・リースは現代アメリカ作曲家の重鎮の一人。
このCDに収録された作品は彼の60年間における作曲活動の集大成です。一貫し
た作風、ユーモアと現実、気分を引き立てる音の躍動的な動き、など新古典派
の影響も感じられます。

TOCC0077 \2450
ラミー(1939-):ピアノ作品集 第2集 1966-2007年
1-8.ディヴェルシオン/9-19.墓碑銘 第1巻/20.レニングラード・ラグ
21.冬のノクターン/22.トッカータ 第1番/ 23.F.D.R.のためのオード
24.トッカータ 第2番/25-26.ピアノ・ソナタ 第4番/27.プリミティーヴォ
演奏:ミリアン・コンティ(ピアノ)
アメリカの作曲家、フィリップ・ラミーの音楽にはプロコフィエフ、及びバル
トークの影響が少なからず感じられます。極めて機械的なトッカータ、暗く劇
的なピアノ・ソナタ第4番、そしてホロヴィッツのためにかかれたレニングラ
ード・ラグなど十二音に背を向けた作品も含まれています。最新作「プリミティ
ーヴォ」の騒がしさも面白いところです。

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