クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

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06-02 No.4

2006年02月05日 14時05分38秒 | Weblog
<BRIDGE>
BRIDGE 9185 \1980
「アメリカ議会図書館シリーズ 第22巻」
シューベルト:ピアノ五重奏曲Op.114「鱒」
フランク:ピアノ五重奏曲 ヘ短調
ブダペスト弦楽四重奏団
アルトゥール・バルサム(P)
ジュリアス・レヴァイン(Cbs)
録音:1956年4/26、1593年12/18、
20世紀を代表する弦楽四重奏団ブダペスト弦楽四重奏団が名曲「ます」を演奏
した貴重なライヴ録音です。共演のバルサムはポーランド出身のアメリカのピ
アノ奏者でウッジ音楽院で学んだのち、ベルリン音楽アカデミーに留学し、
1918年頃より独奏者として多くのコンサート活動を続けた。また、メニューイ
ン、エリカ・モリーニ、ナタン・ミルシテイン、フランチェスカッティらの
ヴァイオリン奏者の伴奏者として、また室内楽奏者としても活躍しました。
シューベルトの五重奏曲は第4楽章が歌曲「ます」Op.32(D.550)の主題による
変奏曲であるため、この通称をもち、多くの人に親しまれています。

BRIDGE 9158 \1980
メンディ&キース・オバダイク:インターネット・オペラ
「サワー・サンダー(THE SOUR THUNDER)」
メンディ&キース・オバダイク
2004年9月、
この作品は2002年メディア芸術プロジェクトとして委託されて出来上がったも
のである。 背景にはニューミュージックとヒップホップに基づくという計画
があり、使われる多くのテクスチャーの多くはナイジェリアのギターをデジタ
ル的に扱ったものや、その周囲を取り巻く環境音をレコーディングされている。
この物語は人の民族的、文化的、社会的な起源を傷つけられ、終わりには神経
がすり減ってしまう。語りあり、コンピューター音楽で綴られていくこの作品
は、まるで悲しきドキュメンタリー映画のサントラを思わせる風である。

BRIDGE 9159 \1980
ベートーヴェン :後期三大ピアノ・ソナタ集(第30-32番Op.109-111)
ヴィクター・ローゼンバウム
2004年1月8日
ヴィクター・ローゼンバウムはソリスト、室内楽奏者としてアメリカ、ヨーロ
ッパ、アジア、など世界各国で活躍。また、現在においてもマスタークラスや
講義を世界各地で開催しており、日本でも馴染み深いアーティストの一人。
後期三大ソナタと呼ばれるOp.109-111はこれまでの作品と比べるととりわけ変
奏曲形式を意識し、いずれも幻想的で重みのある作品と言われている。ローゼ
ンバウムの力強く丁寧な解釈はベートーヴェン好きな方には広く受け入れられ
るだろう演奏である。

BRIDGE 9160 \1980
エルネー・ドホナーニ(1877-1960):
ハープと室内管弦楽の為のコンチェルティーノOp.45、
六重奏曲Op.37、
ピアノの為の6つの小品Op.41
レオン・ボトスタイン(指揮)アメリカ交響楽団、
サラ・カトラー(Hrp)
エリカ・キースウェッター(Vn)、カレン・ドレフュス(Va)、
ユージン・モイエ(Vc)、ジェフリー・ラング(Hr)、
ダイアン・ウォルシュ(P)、トッド・クロゥ(P)
録音:2001年5月、2003年5月、2004年2月、
ドホナーニ(1877-1960)はブタペスト音楽院で学んだのち、ダルベールから
ピアノを学び、ピアニストとして名声を博した。ベルリン高等音楽学校、リス
ト音楽院で教鞭をとり、1949年アメリカに移住。作品はブラームスの影響の濃
い後期ロマン派の作風を示し、ハンガリーの民族的要素は少ない。1952年に作
曲されたコンチェルティーノはロマン派的要素の強い作品であるが、若干のフ
ランス風な遊びも感じられる。叙情的な一楽章ではハープの旋律が際立って美
しく、メンデルスゾーンの影響を受けている2楽章、そしてハープとデリケー
トなオーボエが奏でる繊細なテーマが魅力の3楽章。静かに心休まる演奏が楽
しめる1枚。

BRIDGE 9161 \1980
セア・マスグレイヴ(1928-,Thea Musgrav):合唱作品集
(当分の間:降臨、黒いタンバリン、ジョン・クック、「地下にて」セット1
「愛と狂喜への感謝」、セット2「奇妙なものと異国のもの」、セット3
「中世の夏」)
ハロルド・ローゼンバウム(指揮)
ニューヨーク・ヴィルトゥオーゾ・シンガーズ、
マイケル・ヨーク(語り)、
現代女流作曲家マスグレイヴ(1928-)は、スコットランド出身。エジンバラ
大学で学び、後にアメリカに移住。彼女の作品は多くのオーケストラのコンサ
ート・シリーズに取り上げられるなど、エジンバラのみに限らずイギリスを始
め、ヨーロッパ、アメリカなどで広く演奏され、親しまれている。
ここに納められている作品たちも、現代音楽ではあるが、身構えて聞くものは
ひとつもなく、“人間の声”が作り出すハーモニーが美しく、天上への響きを
堪能できる。

BRIDGE 9181 \1980
ベートーヴェン: ピアノ・ソナタ第10番Op.14-2、第17番Op.31-2、
第24番Op.78、第9番Op.14-1、第27番Op.90
アンドリュー・ランゲル(P)
2004年9月、DDD 72:29
シカゴ生まれのアンドリュー・ランゲルはジュリアード音楽院出身。コンサー
トアーティストのマルロー賞受賞者として、ニューヨークデビュー。以後、ア
メリカ、ヨーロッパ、イスラエルを中心に活躍。1977年から1985年まで彼は、
アーティストとして活躍しながらダートマス大学の主要なピアノ専任講師を務
めた。彼のリサイタル・レパートリーは人々の関心や親近感を持てるものを揃
えており、バッハ:ゴールドベルク変奏曲、6つのパルティータ、ショパン:
マズルカなど。ベートーヴェンも例にもれずだが、彼は個性的で自由な解釈の
演奏でまるで晩年のグールドを思わせる。

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