クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

08-11 No.9

2008年11月07日 15時23分52秒 | Weblog
★タワー・レコード・オリジナル商品の新規お取り扱い分を、当店HPにアップ
しました。よろしくお願いいたします。

http://hwm3.gyao.ne.jp/goodies/tower.html

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※コメントはメーカー案内書より抜粋です。

<Glossa>
GCD 920914 3枚組 \3450
モンテヴェルディ:倫理的、宗教的な森 ――
聖ガブリエーレ・アルカンジェロの祈り/聖ジュゼッペの祈り/
ミサ・ソレムニス
クラウディオ・カヴィーナ(指揮)、ラ・ヴェネクシアーナ
「マドリガーレ集第1巻&第9巻」(GCD 920921)のリリースにより、モンテ
ヴェルディのマドリガーレ集全巻の録音完結という大いなる金字塔を打ち立
てた鬼才クラウディオ・カヴィーナ率いるイタリアのヴォーカル・アンサン
ブル"ラ・ヴェネクシアーナ"。
作曲者不詳のルネサンス喜劇の題名をアンサンブルの名前に冠し、イタリア
のマドリガーレの演奏で世界最高と謳われるほどの地位を確立した"ラ・ヴェ
ネクシアーナ"が、"世俗歌曲"であるマドリガーレの完結に続いて発表する最
新作は、モンテヴェルディの監修の下で1640年に出版された"宗教曲"集「倫
理的、宗教的な森」。
カヴィーナ&ラ・ヴェネクシアーナは、2007年の来日時にこの「倫理的、宗
教的な森」を取り上げ大絶賛を博しており、ラ・ヴェネクシアーナのモンテ
ヴェルディに"世俗歌曲"(マドリガーレ集)、"舞台作品"(オルフェオ)に
続く"宗教曲"が遂に加わる。
2005年3月、クエンカ・サン・ミゲル大聖堂(スペイン)でのライヴ録音。
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<LSO Live>
LSO 0666(SACD-Hybrid) 2枚組 \3450
マーラー:
(1)交響曲第2番ハ短調「復活」
(2)交響曲第10番嬰へ短調よりアダージョ
エレーナ・モシュク(S) ズラータ・ブルィチェワ(Ms)
ロンドン交響合唱団
ワレリー・ゲルギエフ(指)ロンドン交響楽団
録音:(1)2008年4月20、21日
(2)2008年6月5日ロンドン、バービカンホール(ライヴ)
プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン
エンジニア:ニール・ハッチンソン&ジョナサン・ストークス
「予測できないことこそが特徴」(フィナンシャルタイムズ紙)と云われるゲル
ギエフ&ロンドン響によるマーラー・シリーズの第5弾は、2008年4月に行われ
た第2番「復活」。
シリーズでこれまで聴かせてきたように、速めのテンポを基調とするストレ
ートで剛直なゲルギエフのアプローチは、長大な作品を一掴みに聴かせよう
とするもので、こうした曲想にふさわしいと思われます。なお、ソリストに
いずれも当シリーズでは初めて、実演や録音でもおなじみの手兵マリインス
キー劇場のチームより迎えているのも注目されるところです。
カップリングは、2008年6月に行われた第10番のアダージョ。当日前半のプロ
グラムとして第9番全曲と同日に演奏されたもので、ここでも速めのテンポが
特徴となっています。LSOの弦楽セクションは「非の打ち所がなかった」(クラ
シカルソース・ドットコム)と伝えられており、こちらも大いに期待が持てる
内容といえそうです。




<世界文化社>
SBKI 6(2DVD+解説BOOK) \4800
DVD決定盤 オペラ名作鑑賞シリーズ6 「セビリャの理髪師」
[Disc 1]
ロッシーニ:セビリャの理髪師 (154分)
1816年作曲、同年2月20日 ローマ アルジェンティーナ劇場 初演 
[Disc 2]
パイジェッロ:セビリャの理髪師 (125分)
1782年作曲、同年9月26日 ペテルブルク エルミタージュ帝国劇場 初演
[解説書]オペラの知識を深めるの鑑賞マニュアル。(64ページ) 
[Disc 1]フィガロ:デヴィッド・マリス、ロジーナ:ジェニファー・ラーモア
アルマヴィーヴァ伯爵:リチャード・クロフト
アルベルト・ゼッダ(指)ネーデルランド歌劇場管弦楽団、合唱団
演出:ダリオ・フォー
収録:1992年 ネーデルランド歌劇場
[Disc 2]フィガロ:セスト・ブルスカンティーニ、
ロジーナ:エーレナ・ジーリオ
アルマヴィーヴァ伯爵:アルヴィニオ・ミシアーノ
レナート・ファザーノ(指)
ヴィルトオージ・ディ・ローマ合奏団
演出:サンドロ・セクイ
収録:1970年 ローマ室内歌劇場
[解説書]永竹由幸 監修・著
モーツァルトの「フィガロの結婚」の前のお話。ボーマルシェの原作は非常
にオペラ向きな戯曲だったため18世紀後半には7,8人の作曲家によりオペラ
化されていたようですが、中でももっとも成功したのがパイジェッロのオペ
ラでした。しかしロッシーニの傑作が生まれて以来、パイジェッロの作品は
永らく忘れられていましたが、最近そのよさが見直され復活上演が増えてき
ました。ロッシーニの作品は過去の自分の曲からよいものを徹底的に利用し
さらに新しい名曲を加えたロッシーニのオペラブッファの集大成的名曲です。
二つの作品を見比べると王侯貴族のオペラと市民社会のオペラの違いがよく
わかります。オペラファン、必見の2枚組みと申せましょう。




<Medici Arts>
20 57218(DVD-Video) \3700
字幕:伊英独
ヴェルディ:「トラヴィアータ」
クリスティアーネ・カイザー(S ヴィオレッタ)
ジャン=フランソワ・ボラス(T アルフレード・ジェルモン)
ゲオルク・ティヒ(Br ジョルジョ・ジェルモン)
マグダレーナ・アンナ・ホフマン(S フローラ)
ステファニー・コピニツ(Ms アンニーナ)
ミヒャエル・クルツ(T ガストン)ほか
エルンスト・メルツェンドルファー(指)
スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団,
スロヴァキア・フィルハーモニー合唱団
演出:ロベルト・ヘルツル
収録:2008年7月11日,ザンクト・マルガレーテン,ローマ時代の石切り場
オーストリアの東端、ブルゲンラント州のザンクト・マルガレーテンでは、
ローマ時代の石切り場の跡を利用して、切り立った岩場の崖をバックに舞台を
設営、毎年夏に野外オペラ祭が催されています。この音楽祭は評判を呼び、
現在では大変に人気のあるものとなっています。2008年の夏の出し物から、
「トラヴィアータ」がDVDになりました。写真をご覧になればお分かりの通り、
通常の劇場では不可能な巨大なセットを背景にした舞台は見応え満点。まさ
に映像向けのプロダクションです。ヴィオレッタを歌うクリスティアーネ・
カイザーは、ウィーン生まれの若いソプラノ。現在ウィーン・フォルクスオ
パーで活躍している期待の星です。ジャン=フランソワ・ボラスはここ数年
で著しく注目されているモナコのテノール。柔らかくリリカルな声はアルフ
レードにピッタリ。そしてウィーンの重鎮バリトン、ゲオルク・ティヒがジェ
ルモンで存在感を示しています。夏の夜のオペラをご家庭でお楽しみくだ
さい!




<ALIA VOX>
AVSA 9862(SACD-Hybrid) \2750
タルクィーニオ・メールラ(ca.1595-1665):Arie e capricci a voce sola
1 信じる愚か者(そんなふうに思うなんて)
2 Chi vuol ch'io m'inamori -(conzonetta spirituale)
3 チャコーナのアリア「恋のリラにのせて」
4 第2旋法によるトッカータ(harpe)
5 Un bambin che va alla scola
6小鳥たちが木靴を履いたとき
7 カンツォネッタを聴いてごらん
8 カプリッチョ(clavecin)
9 Menti lingua bugiarda
10 さあ眠りなさい(子守歌による宗教的カンツォネッタ)
モンセラート・フィゲーラス
トン・コープマン(Cem)、ロルフ・リスレヴァン(lute)、
アンドルー・ローレンス=キング(リュート)、
ジョルディ・サヴァール(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
録音:1993年3月
リマスタリング:2008年6月
アストレ音源で廃盤になっていたものを高音質・高品質のSACDハイブリッドに
リマスタリングして再リリースするこのシリーズの最新盤。バロック初期を代
表するイタリアの作曲家メールラの名曲の数々、フィゲーラスの声と高音質で
聴くと実に新鮮味が増し、心ゆくまで楽しめる内容となっています。




<naive>
E 8921 \2280
フランチェスコ・ダ・ミラノ(1497-1543):作品集
ファンタジア(51)
ファンタジア(30)
サルタレッロ・イル・ペスカトーレ
ファンタジア(39)
ファンタジア(41)
バッロ・ドマ・ラ・ドンナ
クアンド・イオ・ペンソ・アル・マルティール
ファンタジア(64)
ファンタジア(40)
パヴァーヌ
ファンタジア(33)ミ-ファ-ミ
ホプキンソン・スミス(リュート)
リュート界孤高の巨匠、ホプキンソン・スミス最新盤はフランチェスコ・ダ
・ミラノの作品集。フランチェスコは「神の」と称されることもあるくらい
に生前名手として活躍した人物で、あたたかな雰囲気を持ちつつ随所に効果
的に響く音型もちりばめられている魅力的な作品を残しています。ニューヨ
ーク生まれ、ハーヴァード大学卒業の、知性と情のバランスが絶妙なスミス
による演奏は、丹念に築き上げられた、あたたかみのあるニュアンスが魅力
となっています。親密な雰囲気を心ゆくまで味わうことのできる1枚です。




<WAON RECORDS>
WAONCD 110 \2080
バロックな対話
(1)作者不詳:ああ 別れが苦しみの理由となり
(2)ダニエル・パーセル(c.1664-1717):最愛の人よ 最も美しい人よ
(3)ヘンリー・パーセル(1659-1695):トランペットを吹き鳴らせ
(4)同:薔薇よりも甘く
(5)同:つかの間の音楽
(6)マシュー・ロック(c.1621/3-1677):アルマンド ト短調
(7)パーセル:恋の病から飛び立とうとしても
(8)トーマス・オーガスティン・アーン(1710-1778):
チェンバロソナタ第3番 ト長調
(9)ヘンリー・ロウズ(1596-1662):キスの対話
(10)ヘンデル:いくつもの矢が私の心を射す
(11)ジェミニアーニ:チェロソナタ 変ロ長調
(12)パーセル:ニューグラウンド-ここに神々が示される
(13)ジョン・ブロウ:ああ天よ! 私は何を聴いているのでしょう?
(14)パーセル:運命の時が
(15)パーセル:私の平穏は永遠に失われ
ラ・スフェラ・ムジカーレ
広瀬奈緒(ソプラノ)、マジッド・エル・ブシュラ(カウンターテナー)、
マリア・ザッカリアドゥ(バロックチェロ)、林美枝(チェンバロ)
ラ・スフェラ・ムジカーレは、2003年Royal College of Music古楽コンクール
第1位をはじめ、2005年古楽コンクール<山梨>アンサンブル部門トップ、
2006年ブルージュ国際古楽コンクールHonorable Mention受賞など、その音楽
性は折り紙付きのアンサンブル。全員でのアンサンブルはもちろん、メンバ
ーそれぞれのソロ、アカペラデュオなど、このアンサンブルの魅力を余さず
納めたアルバムです。




<ALIA VOX>
AV 9858 \2280
Mireu el nostre mar-フェラン・サヴァール
伝統的カタルーニャ音楽をうたう
フェラン・サヴァール(声、ギター、ピアノ)
マリオ・マス(ギター)ほか
ジョルディ・サヴァールの子息フェラン・サヴァールによるソロ・アルバム。
南アフリカの詩人達による作品や、カタルーニャの伝統的なメロディーを、
聴きやすいサウンドに仕立てたもの。父親のジョルディが歴史的な視点から
アプローチしている対象を、若者ならではのセンスでアレンジ、カタルーニャ
の伝統音楽に新しい風を吹き込む一枚です。




<BIS>
BIS 1513/4 2枚組 \4760
J.S.バッハ:平均律クラヴィア曲集第2巻BWV870-893
鈴木雅明(チェンバロ)
鈴木雅明は1996年に平均律クラヴィア曲集第1巻をリリースし、非常に高い評
価を受けましたが、なかなか第2巻に取り組まず、ファンをやきもきさせてい
ました。しかしこの度、10年以上の時を経て録音を実現させました。バッハ
のカンタータ連続演奏・録音をはじめ、主な大作の大半を手掛けた経験が反
映され、作品の理解の深さと円熟味が他の追随を許さぬ出来となっています。
とは言え、演奏はいたって過激で、驚くほど刺激的な時間を与えてくれます。

BIS 1520 \2380
ヴィラ=ロボス:ショーロス全集 Vol.3
(1)ショーロへの序章(1929)-ギターとorch
(2)ショーロ追補2曲(1928)-VnとVc
(3)ショーロ第2番(1924)-FlとCl
(4)同第3番「きつつき」(1925)-男声Choと管楽
(5)同第10番「愛情の破れ」(1925)-混声Choとorch
(6)同第12番(1929)-orch
ジョン・ネシリング(指)
サンパウロSO、同合唱団、ファビオ・ザノン(Guit)、
クラウディオ・クルス(Vn)、ヨハネス・グラムシュ(Vc)、
エリザベート・プルンク(Fl)
ヴィラ=ロボスの「ショーロ」は番号付のもので14曲ありますが、楽器編成が
バラバラなため、すぐれた演奏でまとめて聴く機会がなかなかありませんでし
た。ゆえにこのBISのシリーズはファンにとって、またとない朗報と申せま
しょう。いずれも地元ブラジルの若手名手の快演というのも魅力ですが、
ショーロのための追補と序章までも含めている徹底ぶりが嬉しい限り。ヴィ
ラ=ロボス・ファン必携の一枚です。

BIS 1642 \2380
ファッテイン・ヴァーレン:管弦楽曲全集 Vol.3
(1)海辺の墓地 Op.20
(2)静寂の島 Op.21
(3)孤独に寄す Op.35
(4)交響曲第4番 Op.43
(5)ピアノ協奏曲 Op.44
クリスチャン・エッゲン(指)
スタヴァンゲルSO、アイナル・ヘンニング・スメビ(Pf)
ノルウェー近代の重要作曲家ファッテイン・ヴァーレン(1887-1952)の管弦楽
曲全集の最終巻。あまり録音に恵まれなかった巨匠の全貌が明らかになりまし
た。聴きものは彼最後の作品でもある交響曲第4番。ブラームスの同番交響曲
を思わすシャコンヌで曲を閉じているのも謎めいています。またモーツァルト
の協奏曲学習のために書かれた非ヴィルトゥオーゾ風ピアノ協奏曲も独特です。

BIS SA 1652(SACD-Hybrid) \2500
超絶のヴァイオリン曲集
(1)カステルヌオーヴォ=テデスコ:フィガロ
(2)メトネル(ハイフェッツ編):おとぎ話
(3)フランチェスカッティ:ポルカ
(4)シューマン:トロイメライ
(5)クラスラー:ジプシー女
(6)リース:気まぐれ女
(7)ハルフテル(シェリング編):ハバネラ
(8)ヴィエニャフスキ:ファウスト幻想曲
(9)ガードナー:前奏曲
(10)ニーノ・ロータ:即興曲ニ短調
(11)ジョン・ウィリアムズ:屋根の上のヴァイオリン弾きより
(12)ブロッホ:ニーグン
(13)ラヴェル:ツィガーヌ
ワジム・グルズマン(Vn)、アンジェラ・ヨッフェ(Pf)
SACDハイブリッド盤。レーラ・アウエルバッハ作品の演奏で注目されたグルズ
マンの小品集。いずれもヴィルトゥーゾ的なものを集めていますが、冴えた
技巧と蜂蜜のように甘い音色が魅力です。映画「屋根の上のヴァイオリン弾
き」のテーマでは、彼の父ミハイル・グルズマンの凝った編曲が聴きものです。

BIS SA 1723(SACD-Hybrid) \2500
クルーセル:
(1)クラリネット協奏曲第1番変ホ長調 Op.1
(2)同第2番ヘ短調 Op.5
(3)同第3番変ロ長調 Op.11
マルティン・フレスト(Cl)、
オッコ・カム(指)エーテボリSO
フィンランド出身で、自身クラリネットの名手として名を馳せたベルンハルト
・ヘンリク・クルーセル(1775-1838)の協奏曲3篇に、スウェーデンの名手フレ
ストが挑みました。クルーセルの協奏曲は技巧的にはたいへん難しく、北欧的
色彩のほとんど感じられない端正な古典派風作風。フレストもごまかしや曖昧
さの全くない正攻法の演奏を繰り広げています。

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