クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

05-12 No.8-3

2005年12月12日 18時53分54秒 | Weblog
<SUPRAPHON>
SU 3860 1650
ドヴォルザーク:ヴァイオリン作品集
ロマンティックな小品Op.75
カプリッチョ(1892)
ロマンス ヘ短調Op.11
ソナチネ ト長調Op.100
マズレック ホ短調Op.49
バラード ニ短調Op.15-1
パヴェル・シュポルツル(Vn)ぺトル・イジーコフスキー(P)
録音:2005年8月31日、9月1、16-17、22-23日プラハ、ルドルフィヌム
デリケートで伸びやかな音色。チェコの若い世代の旗手シュポルツルのはじ
けるような感性が光るドヴォルザーク。同じ顔ぶれによるデビュー盤(2002年
/ SU.3621)以来の再録Op.75のほか、ひとつひとつがたまらなくいとおしい
表情にあふれていて胸をしめつけます。

SU 3853 1050
「ガブリエラ・ベニャチコヴァー / オペラ・アリア集」
ヴェルディ:「運命の力」「オテロ」、
プッチーニ:「トスカ」「蝶々夫人」「マノン・レスコー」、
チャイコフスキー:「スペードの女王」、
スメタナ:「リブシェ」「売られた花嫁」、
ドヴォルザーク:「ルサルカ」、
ヤナーチェク:「カーチャ・カバノヴァー」「イェヌーファ」より
ガブリエラ・べニャチコヴァー(S)
さまざまな演奏家
録音:1978-1997年
グルベローヴァと同じブラチスラヴァ生まれの名花べニャチコヴァーの魅力
いっぱいの一枚。





<Coviello>
COV 30513 2枚組 4180
マーラー:交響曲第3番ニ短調
ブリギッテ・ピンテル(A)
ヒルデスハイム少年Cho.
マルティン・ヴェラー(ポストホルン)
ヨナス・アルバー(指)ブラウンシュヴァイク州立O.&同州立歌劇場Cho.
録音:2004年9月26&27日ブラウンシュヴァイク・シュタットハレ(ライヴ)
フランクの交響曲ほか(COV.30406)でも燻し銀の響きを聴かせた当楽団は、
起源を1587年ブラウンシュヴァイク=ヴォルフェンビュッテル公爵ユリウス
の創設した宮廷オケにまで遡る世界最古のオケのひとつ。実力の高さはお聴
きいただければお分かりになられるはず。ピンテルはヴェルザーメスト&
チューリヒ・オペラのDVD(「マイスタージンガー」マグダレーナ、「ばら
の騎士」アンニーナ)にも出ていた新進のアルト。





<claves>
50-2509/10 2枚組 4180
ベートーヴェン:中期弦楽四重奏曲集
第7番ヘ長調Op.59-1「ラズモフスキー第1番」 / 第8番ホ短調Op.59-2「同
第2番」/第9番ハ長調Op.59-3「同 第3番」/ 第10番変ホ長調Op.74「ハープ」
/ 第11番へ短調Op.95「セリオーソ」
シネ・ノミネ四重奏団
録音:2004年12月19-22日、2005年6月27-30日スイス、ヴェヴェイ
今年結成30周年を迎えたスイスの名門シネ・ノミネ・カルテット。ついに不
滅の金字塔ベートーヴェンに着手致しました。1806年から1810年にかけて書
かれたいわゆる「傑作の森」に位置する中期の5曲を、みずみずしく歌い上げ
ています。録音も優秀。






<ZIG-ZAG Territoires>
ZZT 050903 2180
コレッリ:ソナタOp.5.7-12「ラ・フォリア」含む
フィッツウィリアム・アンサンブル
ジャン・ピエール・ニコラス(アルト・リコーダー)
ミッシェル・デュヴェリテ(ハープシコード&オルガン)
ブリュノ・コクセ(チェロ)
今村泰典(テオルボ&ギター)
アルカンジェロ・コレッリ(1653-1713)は、イタリアが生んだ最初のヴァイオ
リン音楽の巨匠であったと言われます。《ヴァイオリンと通奏低音のための
ソナタ作品5》全12曲中の最後を飾る単一楽章の『ラ・フォリア』は特に有
名です。『ラ・フォリア』はイベリア半島が起源とされる古い舞曲。このア
ルバムでは、ヴァイオリンではなくリコーダーで演奏されています。ジャン
・ピエール・ニコラスの素朴なリコーダーの響きが、華やかな作品と相まっ
て独特の雰囲気を演出しています。フィッツウィリアム・アンサンブルは、
ムラなく心地よい情熱を醸し出しています。また、テオルボ&ギタの今村泰
典は、ソリストとしてまた、通奏低音奏者としてヨーロッパ各地の音楽祭に
招かれ、活発な演奏活動を行っています。

ZZT 2020801 1650
ジュゼッペ・ヴァレンティーニ(1681-1753):合奏協奏曲 Op.6
アンサンブル415、キアラ・バンキーニ(Vn)
ジュゼッペ・ヴァレンティーニは、優れたヴァイオリニストとして活躍し、
室内楽作品を多く残したフィレンツェの作曲家。コレルリの弟子というだけ
あってその作品はしっかりした構成を持っています。また自身の弟子として
は、ロカテッリの名があげられます。キアラ・バンキーニは、スイスのルガ
ーノ生まれのヴァイオリニスト&指揮者。1981年、アンサンブル415を結成
し、同楽団を率いて演奏旅行に、録音にと活躍しています。ZZT020801の再
発売。カタログ付特別価格にてご提供致します。






<K617>
K617 176 1880
ジャン・バティスト・リュリ:
[歌劇]:イシス、アマディス、アルセスト、ペルセウス、アルミード
レ・パージュ・エ・レ・シャントル(ヴェルサイユ・バロック音楽センター
合唱団)
オリヴィエ・シュネーベリ(指)
このアルバムは、色彩豊かなリュリの歌劇:イシス、アマディス、アルセスト、
ペルセウス、アルミードからの抜粋で、バロック音楽劇の魅力を発見するこ
との出来る内容となっています。リュリのオペラは当時のフランス宮廷の趣
味を反映した、明確さと叙情性、優雅で官能的な美しさに満ちています。演
奏は、フランス古楽合唱界を代表するレ・パージュ・エ・レ・シャントル
(ヴェルサイユ・バロック音楽センター合唱団)。

K617 175 2枚組 2850
《オ・アモール・ブラジレイロ》
モディーニャ&ルンドゥ・ド・ブラジル
リカルド・カンジ(Fl) ロサーナ・ランゼロッテ(Pf) 
ヴォワ・ブラジリエンスO&aCho
19世紀前半にポルトガル王室がブラジルに移転、国王ジョアン6世は音楽を愛
し、ヨーロッパから作曲家マルコス・ポルトガルと、オーストリア人のピア
ニストでハイドンの弟子であるジーギスムント・ノイコム(1778-1858)を呼び
寄せました。また国王はブラジル国内の音楽家にも関心を持ち、鍵盤楽器奏
者のジェセ・マウリシオ・ヌネス・ガルシア(1767-1830)は王室聖歌隊の監督
に任命させました。このアルバムは、このような背景を持つ19世紀ブラジル
音楽を取り上げたもの。「ルンドゥ」は典型的な大衆音楽の一つで、コミカ
ルな歌と踊りがあります。19世紀前半に流行した「モディーニャ」は哀愁に
満ちたラブソング。ブラジルのサロンやポルトガル王室でも歌われていました。





<AEON>
AE 0540 2180
ショーソン:ピアノ四重奏 イ長調Op.30
フォーレ:ピアノ四重奏 ハ短調Op.15
シューマン四重奏団
テディ・パパヴラミ(Vn) クリストフ・シラー(Va)
フランソワ・ギュイエ(Vc) クリスチャン・ファーヴ(P)
ショーソン晩年の曲であるピアノ四重奏曲は、フランス的美的感覚と東洋的
な異国趣味とが混じり合った秘曲。クリスチャン・ファーヴの伸びやかなピ
アノが何よりも美しい演奏です。
またフォーレは叙情的な旋律が特徴で、特にピアノ四重奏曲の第4楽章ではピ
アノの清冽さの際立つ作品です。またヴァイオリンのパパヴラミの深みのあ
る音色が印象的です。





<PRAGA>
PRD 350013(SACD-Hybrid) 7枚組 9450
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集
DISC1:第4,5&1番 DISC2:第3,2&6番 DISC3:第7&8番 DISC4:第9&10番 
DISC5:第11,13番(大フーガ付き)&新たなフィナーレ DISC6:第12&14番 
DISC7:第15&16番
プラジャーク四重奏団
プラジャーク四重奏団によるベートーヴェン:弦楽四重奏全集シリーズが遂
にBOXセットにて発売されます。しかも、すべてSACDハイブリッド!!以前
通常盤で発売されていたものも、SACDハイブリッドに生まれ変わり全集に収
められています。弦の繊細な高音域を味わうにはSACDはうってつけ。また彼
らの音楽は、味わい深く豊かに音楽を描き出しています。昔懐かしのカル
テットを聴いているような温かみのある演奏です。

PRD 350014 3枚組 4050
[CD1]
スメタナ:
弦楽四重奏 第1番 ホ短調「わが生涯より」,
「わが故郷より」-ヴァイオリンと*ピアノのための2つの二重奏曲,
弦楽四重奏曲 第2番 ニ短調
[CD2]
ドヴォルザーク:
弦楽四重奏 第14番 変イ長調Op.105(B193),
弦楽四重奏 第12番 ヘ長調 「アメリカ人」Op.96(B179)
[CD3]
ヤナーチェク:
弦楽四重奏 第1番 「クロイツェル・ソナタ」,
ヴァイオリン・ソナタ(1912/21),弦楽四重奏 第2番「内緒の手紙」
プラジャーク四重奏団、*萱原裕子(P)
美しい音を持ち味とするプラジャーク四重奏団。伝統の音色と新鮮な表現で
スメタナのベスト・カップリングを聴かせてくれるディスク1。ドヴォルザー
クの弦楽四重奏「アメリカ」は、躍動感溢れる演奏を披露しているディスク2。
深みのある伝統の音色、チェコの醍醐味を味わうことの出来るディスク3。
独特の個性を今なお持ち続けているプラジャーク四重奏団を堪能出来ます。

PRDDSD 250220(SACD-Hybrid) 2280
ブラームス:
弦楽四重奏 第3番 変ロ長調 Op.67,*ピアノ五重奏 ヘ短調 Op.34
プラジャーク四重奏団、 *イヴァン・クランスキ(P)
いずれ劣らぬ名技の持ち主プラジャーク四重奏団の団員に加えて、イヴァン・
クランスキの清新なピアノ演奏を聴くことが出来ます。弦楽四重奏 第3番は、
ブラームスの傑作における見事な音楽性、作品の本質を見事に浮かびあがら
せています。深い広がりを感じさせる渋い演奏です。ピアノ五重奏は、緻密
に作曲されたスケールの大きい作品。ピアノは非常に難易度が高く、イヴァ
ン・クランスキのピアノ演奏が音楽に深い内容と充実感を与えています。

PRDDSD 250205(SACD-Hybrid) 2280
ボフスラフ・マルティヌー:弦楽四重奏曲 第2.4&5番
コチアン四重奏団
マルティヌーは、大変多作な作曲家で6曲の交響曲始め、様々な楽器のため
の30曲近くもの協奏曲、11作のオペラをはじめ、あらゆる分野で作曲を行い、
7曲の弦楽四重奏曲を残しました。マルティヌーは、独特の素朴なリズム、
土俗的な響きが特徴。コチアン四重奏団はプラハを拠点に活動し、スメタナ
四重奏団の指導のもと設立されました。鮮やかで生気に満ちた演奏は、作品
に新たな息を吹きかけるものとなっています。






<HARMONIA MUNDI>
HMC 901870 2080
シューベルト:ヴァイオリン作品集
幻想曲ハ長調Op.159D.934、
ヴァイオリンとピアノのための二重奏曲イ長調D.574、
ロンド(華麗なロンド)ロ短調Op.70D.895
イザベル・ファウスト(Vn) アレクサンドル・メルニコフ(P)
欧米各国で目覚しい活躍ぶりを見せ、最も注目される若手ヴァイオリニスト、
イザベル・ファウスト。同時代音楽の重要性を認識し積極的な姿勢を見せ、
アバンギャルドなレパートリーの演奏や世界初演も数多い。またピアノは20
世紀の巨匠・リヒテル秘蔵っ子,アレクサンドル・メルニコフ。ここでは非常
に質の高いシューベルト演奏を聴くことが出来ます。きりりと冴えた持ち味
を活かしつつ流麗に演奏するファウスト。「ヴァイオリンとピアノのための
二重奏曲」では彼女のシューベルトの音楽への深い理解を感じさせる演奏で
す。聡明でチャーミングなファウストのヴァイオリンをアレクサンドル・メ
ルニコフのピアノがしっかりと支えています。

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