クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

09-05 No.24-1

2009年05月22日 19時59分15秒 | Weblog
<Linn>
CKD 331(SACD-Hybrid) \2580
ビブラシオネス・デル・アルマ ――
ミゲル・ユステ(1870-1947):ビブラシオネス・デル・アルマ(心のときめき)
アンリ・ラボー(1873-1949):演奏会用独奏曲Op.10
アントニオ・ロメロ(1815-1885):演奏会用独奏曲第1番
ジョン・マッケイブ(1939-):3つの小品Op.26
シャルル=マリー・ウィドール(1844-1937):序奏とロンドOp.72
カール・マリア・フォン・ウェーバー(1786-1826):
グランド・デュオ・コンチェルタンテOp.48
マキシミリアーノ・マルティン(クラリネット)、
スコット・ミッチェル(ピアノ)
巨匠マッケラスからの信頼も厚いスコットランド室内管弦楽団の首席クラリネッ
ト奏者、マキシミリアーノ・マルティンのソロ・アルバム第2弾も熱い!
クラリネットを語るに欠かせぬウェーバーの重要作「グランド・デュオ・コン
チェルタンテ」から、現代イギリスの人気作曲家マッケイブ、自身と同郷のスペ
イン人作曲家ユステ、ロメロなどによる異なる文化を起源とした国も時代も違う
クラリネット作品を、マルティンのクラリネットが情熱的に、時には感傷的に歌
い上げている。
また録音はリン・レコーズの名エンジニア、フィリップ・ホッブスが担当してお
り、ハイクォリティのサウンドも魅力です。

CKD 335(Normal-CD/HDCD) \2180
ハーバート:歌曲集 ――
この世で一番いとおしい花/深紅のバラ/死者たちの日/ラフーンを想い涙する
/オン・ア・タイム/ホースメン/水仙に/あきらめ/聖ベネディクト/秋/
子供たちの歌/11月のある日に/聖なる夜に/ゆりかごの歌/スミレ/他
アイリッシュ・タイナン(ソプラノ)、ジェイムズ・ギルクリスト(テノール)、
デイヴィッド・オーウェン・ノリス(ピアノ)
ミュリエル・エミリー・ハーバート(1897-1984)は、英国王立音楽大学でスタン
フォードクィルターから作曲を学んだ20世紀イギリスの女流作曲家。大英図書館
のアーカイヴに保管されているハーバートの歌曲は、ドビュッシーやラヴェル、
R・シュトラウスなど多くの大作曲家たちからの影響を受けている。
知られざる女流作曲家の歌曲を歌うのは、アイルランドの名花タイナンと異色の
キャリアを持つイギリスのテノール歌手ギルクリスト。聴き手の心を掴む作品と
歌声が、ハーバートの音楽を世に送り出す。




<Hyperion>
CDA 67720 \2180
ロマンティック・ピアノ・コンチェルト・シリーズ第48集 ――
ジュリアス・ベネディクト(1804-1885):
ピアノ協奏曲ハ短調Op.45、ピアノ協奏曲変ホ長調Op.89
ウォルター・マクファーレン(1826-1905):演奏会用小品ホ短調(全曲世界初録音)
ハワード・シェリー(ピアノ&指揮)、
タスマニア交響楽団
15歳という若さでフンメルの門下生となり、ドレスデンではウェーバーにも師事
するなどロマン派の巨匠たちから直接教えを受けたベネディクトは、1804年ドイ
ツのシュトゥットガルト生まれ。
ベネディクトは生まれの故郷のドイツから、ウィーン、ナポリ、パリを経て1835
年に終生の地となるロンドンに到着し、その後イギリスへ帰化。1871年にはナイ
トに叙せられたベネディクトの2つの"ピアノ協奏曲"は、欧州各地で吸収した作
風を織り交ぜながらも、最初の師であるフンメルからの影響を色濃く感じさせる
輝かしく叙情的な作品である。
英国王立音楽院のプリンシパルやケンブリッジ大学音楽学部の教授など、英国楽
壇の要職を歴任したジョージ・マクファーレンが兄であるが故に歴史に表舞台に
出る機会に恵まれてこなかったウォルター・マクファーレン。
マクファーレンは王立音楽院のピアノ科教授としてマテイ、マクファーソン、
H・ウッドを育成。教育者としてだけでなくピアニストとしても高い名声を得て
いたマクファーレンは、メンデルスゾーンやスタンデイル・ベネットを思わせ
る"ピアノ協奏曲(演奏会用小品)"という重要な遺産を後世に遺している。
RPCシリーズ第48集のアーティスト陣は、既にシリーズの看板アーティストとし
て定着したハワード・シェリー&タスマニア響のゴールデン・コンビ。
ドイツ生まれの"サー"ベネディクトと、英国楽壇の中枢を担ったマクファーレ
ン。知られざるイギリス・ロマン派の"ピアノ協奏曲"に乞うご期待!

CDA 67735 \2180
ヴェイネル:ヴァイオリン・ソナタ集 ――
ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調Op.9/同第2番嬰へ短調Op.11/ペレグの徴兵
の踊りp.40/結婚の踊りOp.21b/3つのハンガリー民族舞曲(ネイ編)/12のやさ
しい小品(フェレプ編)
ハガイ・シャハム(ヴァイオリン)、アーノン・エレツ(ピアノ)
イスラエルの名手ハガイ・ シャハムのレパートリーに新しく加わるのは、バル
トークやコダーイ、ドホナーニなど当時のハンガリーを代表する大作曲家と同じ
くハンス・ケスラーに作曲を師事したレオ・ヴェイネル(1885-1960)。
ヴェイネルは、バルトークやコダーイと同じく母国ハンガリーの民族音楽を大切
すると同時に、ベートーヴェンやブラームス、メンデルスゾーンなどからの影響
を感じさせるなど、ハンガリーにおける当時の主流とは一線を画した独自の路線
を貫いたことでも知られている。
当時のメディアからはハンガリー最大のシンフォニスト候補と絶賛されながら
も、敢えて"室内楽"に活躍の場を求めたヴェイネル。時には民族的に、また時
にはロマンティックに。東欧音楽の達人ハガイ・シャハムのヴァイオリンによ
る濃厚で濃密なヴェイネルの登場です!

CDA 67748 \2180
ビクトリア:ミサ曲《いざ喜ばん》、われは鳩のごとき美しものを見たり
フレスコバルディ:
前奏のトッカータ、書簡の朗読の後のカンツォーナ、
クレドの後のリチェルカーレ、リチェルカーレ-聖なるマリア
マシュー・マーティン(指揮)、
ウェストミンスター大聖堂レイ・クラークス、
トーマス・ウィルソン(オルガン)
長年にわたってハイペリオンの合唱を支え続けてきたウェストミンスター大聖
堂聖歌隊の新録音は、教区書記たちの男声合唱によるビクトリアのミサ曲。
録音場所となったウェストミンスター大聖堂に響く男声のハーモニーが、名盤
の誉れ高いビクトリアの「レクイエム」(CDA 66250)や 「テネブレ」
(CDA 66304)などとはまた違う荘厳な響きと崇高な祈りを生み出している。
ビクトリアのミサ曲の楽章間にフレスコバルディのオルガン作品を組み合わせ
るなど、演奏効果を劇的に高めるプログラミングも秀逸。



<Helios>
CDH 55341 \1280
18世紀イギリスの鍵盤協奏曲集 ――
ヘンデル:シャコンヌ ト長調、オルガン協奏曲断章ニ短調
ロージングレイヴ:オルガン協奏曲ニ長調
チルコット:協奏曲イ長調Op.2-2
ナレス:協奏曲/ソナタ ト長調Op.2
ヘイズ:ピアノ協奏曲第4番イ長調
フック:協奏曲ニ長調Op.1-5
ポール・ニコルソン(オルガン&チェンバロ&フォルテピアノ&指揮)、
パーリー・オヴ・インストゥルメンツ
18世紀イギリスで活躍した6人の作曲家たちによる鍵盤楽器のための協奏曲集!
ポール・ニコルソンが、オルガン、チェンバロ、フォルテピアノ、指揮者の1人
4役で大活躍!1993年10月28日-30日の録音。
CDA 66700からの移行再発売。

CDH 55336 \1280
スコットランドの伝承曲集 ――
ロッホ・ローモンド/笛吹かば現れん/ジョック・オ・ヘイゼルディーン/ラ
イ麦畑で出逢ったら/ボニー・ドゥーンの堤よ土手よ/おどってみせて父さん
に/フラワーズ・オブ・ザ・フォレスト/スカイ・ボート・ソング/クックル
・ギャザラー/妖精たちの愛の歌/ギャラント・ウィーヴァー/他
マリー・マクローリン(ソプラノ)、マルコム・マルティヌー(ピアノ)、
イソベル・フレイリング=コーク(クラールザッハ)
スコットランド生まれのディーヴァ、マリー・マクローリンが歌う"スコットラ
ンドの歌"。
名盤奏者マルコム・マルティヌーとフレイリング=コークが弾くケルティック
・ハープ(クラールザッハ)とのトリオが、"歌"を通じてスコットランドの風景
を連想させる――。1999年4月の録音。
CDA 67106からの移行再発売。

CDH 55282 \1280
イギリスとフランスの精神Vol.2 - トルヴェールの歌 ――
リシャール・ド・セミイ(fl.1200):わたしは馬に乗り
ガス・ブリュレ(c.1160-a.1213):やるせない悲しみと不安でいっぱいだ
作曲者不詳:エスタンピーI&II&III
ゴンティエ・ド・ソワニエ(fl.cl.1230-1255):Dolerousement comence
ギベール・コクゼル(fl.cl.1230-1255):新しい歌は、Fins cuers enamoures
ゴティエ・ド・ダルジ(c.1165-a.1236):ラ・ドーチェ・パンセ
アダン・ド・ラ・アル(1245/50-1285/8):Assenes chi, Grievilier
エルヌル・ル・ヴィエル・ド・ガスティノワ(fl.c.1280):
Por conforter mon corage/
オドフロワ・ル・バスタール(fl.1190-1230):Au novel tens pascor/他
クリストファー・ペイジ(ディレクター)、ゴシック・ヴォイセズ
エマ・カークビーやマーガレット・フィルポット、パヴロ・ベズノシウク・・・
世界有数の古楽演奏家たちによるアンサンブル、ゴシック・ヴォイセズ。
中世の吟遊詩人たちによって歌い奏でられた音楽を再現した名盤です。
1994年12月15日-17日の録音。
CDA 66773からの移行再発売。




<Halle>
CDHLL 7518 \1780
ドビュッシー:遊戯/ドビュッシー(C・マシューズ編):
《前奏曲集》より デルフィの舞姫、とだえたセレナード、雪の上の足跡、
妖精たちはあでやかな舞姫、帆、ピクウィック卿をたたえて、
月の光がふりそそぐテラス、ヒースの茂る荒れ地、オンディーヌ、
アナカプリの丘、花火、沈める寺
C・マシューズ:ポストリュード《ムッシュ・クロッシュ》
マーク・エルダー(指揮)、ハレ管弦楽団
2007年にリリースされハレ管自主制作レーベル"Halle"最大のヒット作となった、
「冥王星」の作曲者コリン・マシューズ(1946-)のオーケストレーションによる
ドビュッシーの「前奏曲集」(CDHLL 7513)。
この第1集には収録されなかった残りの12曲が、もちろんマシューズのアレンジ
によるオーケストラ版、そしてハレ管の演奏で待望の登場!
ドビュッシーの作品が持つ本来の響きや色彩感を損なうことなく、名作中の名
作「前奏曲」の24曲全てをオーケストラ版へと生まれ変わらせたマシューズの
見事な手腕に感服。
またマシューズは、ドビュッシーが生んだ架空の人物"ムッシュ・クロッシュ"
を題材とした「ポストリュード」を作曲&収録しており、こちらも聴き逃せな
い。
2007年6月20日-21日&2008年5月4日、
ブリッジウォーター・ホール(マンチェスター)での録音。

CDHLL 7514 \1780
シベリウス:交響曲第1番ホ短調Op.39/同第3番ハ長調Op.52
マーク・エルダー(指揮)、ハレ管弦楽団
ニールセンの「交響曲第5番」(CDHLL 7502)以来となる"Halle"レーベル2枚目の
北欧作品集は、シベリウスの「交響曲第1番&第3番」。
ハレ管はバルビローリ時代の1960年代後半から70年にかけてシベリウスの交響曲
全曲録音を完成させており、今回のシベリウスも現音楽監督マーク・エルダーと
の蜜月時代の象徴となる可能性は高い。
2006年8月1日-2日(第1番)&2007年4月26日(第3番/ライヴ)の録音。




<APR>
APR 5614 \1880
ルイス・ケントナー-リスト録音集Vol.2 ――
シューベルト(リスト編):ウィーンの夜会第6番S.427(録音:1939年7月17日)
リスト:
パガニーニによる大練習曲S.141より 第2番《オクターヴ》(録音:1942年1月27日)
第3番《ラ・カンパネッラ》、第5番《狩り》(録音:1946年9月9日&13日)、
軽やかさS.144-2(録音:1939年7月10日)
小人の踊りS.145-2(録音:1941年9月3日)、愛の夢S.541(録音:1941年9月3日)、
鬼火S.139-5(録音:1937年3月23日)、
ゴンドラを漕ぐ女S.162-1、タランテラS.162-3(録音:1938年3月30日)、
R.W.-ヴェネツィアS.201(録音:1951年11月10日)、
夢の中に(夜想曲)S.207(録音:1951年11月10日)、
死のチャルダッシュS.224(録音:1951年11月10日)、
マイアベーアの《予言者》による挿絵より 第2曲《スケートをする人々》
S.414-2(録音:1939年3月7日)
ルイス・ケントナー(ピアノ)
丁寧な復刻で高い支持を集める"APR"からのニュー・リリースは20世紀有数のリ
スト弾き、ルイス・ケントナーのリスト録音集第2弾。
センセーショナルなロンドン・デビューを飾った1936年10月のエオリアン・ホ
ール公演後となる1937年から1951年にかけてのリスト録音を収録。

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