クラシック輸入盤・新譜情報/グッディーズ

コメントはメーカー案内書より抜粋です。お問い合わせ:goodies2@pc.highway.ne.jp

17-03 No.1

2017年03月01日 21時39分27秒 | Weblog
★☆ダイレクト・トランスファー・シリーズ DSDファイルの販売開始のお知らせ☆★
当シリーズの3000番台のタイトルはすべてDSDファイルでの販売も行っております。

販売メディア:USBフラッシュメモリー
(4GBを使用予定。1メモリーに1タイトルを収録。メモリーのメーカーの指定は
ご容赦下さい)
ファイル形式:DSDIFFまたはDSF(タイトルによってどちらかの形式になります)
付属品:DSDディスクに付属と同じフロント&バック・インレイ 各1枚
価格:1タイトル ¥1905(税別)

DSDファイルの再生はパソコンとDSD対応のUSB DACとの組み合わせで行えます。

DSDディスク・DSDファイルは受注製造販売となりますので、ご注文をいただいて
から発送までにお時間をいただきますこと、ご了承下さい。

★ダイレクト・トランスファー・シリーズのDSDファイル配信サービス★
信州.COMのご協力をいただき、DSDファイルの配信サービスを行っています。
DSD録音のものは全タイトル取り扱っております。
http://shinshuu.com/dsda/

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https://www.facebook.com/goodies1983

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★ダイレクト・トランスファー CD-R 2017年3月新譜 5点発売★
発売予定:2017年3月下旬 価格:各1枚 ¥1429(税別)
※セット販売ではありません。1枚づつお申し込みいただけます。

33CDR-3664
プロコフィエフ:
ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調作品8
ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調作品94a
ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)
アルトゥール・バルサム(ピアノ)
米 MERCURY MG50319(Mono)
録音: 1959年12月7日(第1番)、12月8&10日(第2番)
ヨーゼフ・シゲティ(1892-1973)はハンガリー生まれのヴァイオリン奏者。名教
師イエノ・フバイ(1858-1937)に師事し13歳でデビューした。20世紀に活躍した
最も偉大な音楽家の一人。この録音はシゲティが67歳の時のもの。同世代の作
曲家プロコフィエフに強い共感を抱いた鬼気迫る演奏が聴ける。ピアノのアル
トゥール・バルサム(1906-1994)はポーランド生まれ。ベルリン高等音楽院で
アルトゥール・シュナーベル(1882-1951)に師事した。ナチスの台頭でアメリ
カに移住し、名伴奏者であると共にソリストとして活躍した。このシリーズで
ジョセフ・フックスのヴァイオリンによるベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナ
タ全曲(33CDR-3489/3490/3491 単売)が出ている。

33CDR-3665
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219「トルコ風」
エリカ・モリーニ(ヴァイオリン)
パブロ・カザルス指揮
ペルピニャン祝祭管弦楽団
米 COLUMBIA ML4565(Mono)
録音: 1951年7月13日ペルピニャン市民劇場
エリカ・モリーニ(1904-95)はオーストリア生まれの女流ヴァイオリニスト。
8歳でウィーン音楽院に入学を許され、オタカル・シェフチーク(1852-1934)に
師事した。1916年にアルトゥール・ニキシュ(1855-1922)指揮ゲヴァントハウ
ス管弦楽団と共演してデビューした。1938年にアメリカに移住し1976年に引退
するまで第一線で活躍した。彼女はハイフェッツも一目置く技巧家だったこと
はあまり知られていない。パブロ・カザルス(1876-1973)はスペインのカタル
ーニャ地方の町エル・ペドレル生まれ。バルセロナ音楽院でチェロ、ピアノ、
楽理、作曲を学んだ。第2次世界大戦後、南仏プラドに隠遁していたカザルス
に、友人でヴァイオリン奏者のアレクサンダー・シュナイダーが室内音楽祭を
開くことを提案してカザルスは受け入れた。この録音は音楽祭2年目にプラド
の近くの町ペルピニャンでのライヴ録音。モリーニの音楽祭登場はこの年だけ
だった。

78CDR-3666
バルトーク:コントラスト(ヴァイオリン、クラリネット&ピアノのための)
ベラ・バルトーク(ピアノ)
ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)
ベニー・グッドマン(クラリネット)
米 COLUMBIA 70362/3D(Set X-178)
録音:1940年5月13-14日ニューヨーク、World Broadcasting Studios
作曲者バルトークとヴァイオリニトのヨーゼフ・シゲティ(1892-1973)はハン
ガリー生まれの同胞。ジャズ・クラリネットのベニー・グッドマン(1909-1986)
がシゲティに会った時(1938年)二人にバルトークのピアノを加えた三人で共演
できる曲が書けないだろうかと、シゲティを通してバルトークに作曲の打診し
て出来上がったのがこの曲。作品にはハンガリーとルーマニアのさまざまな民
俗舞曲の要素が組み込まれ、さらにジャズの香りも盛り込まれている。3人の
巨匠が繰り広げるスリリングが演奏が聞きどころ。グッドマンはこのシリーズ
でモーツァルト:クラリネット五重奏曲(78CDR-3661)、ベニー・グッドマンと
ペギー・リー(78CDR-35389),ベニー・グッドマン・ウィズ・チャーリー・クリ
スチャン(78CDR-3579)が出ている。

78CDR-3667
フォーレ:ピアノ四重奏曲第1番ハ短調 作品15
ロベール・カザドシュ(ピアノ)
ジョゼフ・カルヴェ(ヴァイオリン)
レオン・パスカル(ヴィオラ)
ポール・マ(チェロ)
米 COLUMBIA 68524/7-D (仏 COLUMBIA LFX 637/40と同一録音)
録音: 1941年10月23日&1942年4月24日パリ、アルベール・スタジオ
ピアノのロベール・カザドシュ(1889-1972)はパリの音楽一族の生まれ。パリ
音楽院でルイ・ディエメール(1843-1919)に師事し、1913年に一等賞を1920年
にディエメール賞を得た。1921年にピアニストのガブリエル・ロートと結婚、
二人は四手、2台ピアノでしばしば共演した。1935年からフォンテーヌ・ブロ
ーのアメリカ音楽院で教鞭をとった。その後アメリカに移住したが戦後フラン
スに戻った。ヴァイオリンのジョゼフ・カルヴェ(1897-1984)は1919年に弦楽
四重奏団を組織し、ヴィオラのレオン・パスカルとチェロのポール・マはカル
ヴェ四重奏団のメンバー。フォーレのピアノ四重奏曲第1番はこのシリーズで
シャイエ=リシェ四重奏団(78CDR-3167)とアンリ・メルケル夫妻にタンロック
のピアノによる(78CDR-3441)が出ている。

78CDR-3668
ショパン:
ワルツ第3番イ短調作品34-2
ワルツ第6番変ニ長調作品64-1「小犬のワルツ」
ワルツ第12番ヘ短調作品70-2
ワルツ第2番変イ長調作品34-1「華麗なるワルツ」
ワルツ第7番嬰ハ短調作品64-2
ワルツ第5番変イ長調作品42
ワルツ第1番変ホ長調作品18「華麗なる大ワルツ」
エチュードホ短調作品25-5
エチュードヘ短調作品25-2
エチュードヘ長調作品25-3
フォーレ:
ヴァルス・カプリス第3番変ト長調作品59(1)
ヴァルス・カプリス第3番変ト長調作品59(2)
野邊地瓜丸(勝久)(ピアノ)
日本コロムビア G38/40, B325, B322
発売: 1950年(G38/40)、1953年(B325 & B322)
野邊地瓜丸(1910-1966)(後に勝久に改名)は1926年16歳でフランスに留学、エ
コル・ノルマルでラザール・レヴィ(1882-1964)に師事し、アルフレッド・コ
ルトー(1877-1963)にも多大な影響を受けた。1930年に帰国後ソリストとして
活躍、ショパンやフランスの作品を得意とした。1946年26歳で東京藝術大学音
楽学部の教授に就任した。ここに収録したショパンのワルツ集は1950年に発売
されたもの。ショパンのエチュード3曲とフォーレのヴァルス・カプリスは野
邊地勝久とレーベルに記されている。戦後の物資が不足していた時代のSPレ
コードのため音が良くないが、フランス仕込みの演奏は堂に入って素晴らしい。
野邊地はこのシリーズでヴァイオリンの巌本真理との二重奏でルクー:ヴァイ
オリン・ソナタ(78CDR-3486)が出ている。

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