野へ山へ

2004年~

帰省(二日目)①

2013年08月28日 | 日々

・都心の水辺でエコツアー 乗船

NPO法人 あそんで学ぶ環境と科学倶楽部 の エコツアーボーに
乗船し、東京の運河を巡りました。
コース:[小名木川(おなぎがわ)1日特別コース]

参加した動機は、ある本に同ツアーのことが紹介されていて
興味が沸いたことにあり、帰省の機会に申し込んでみようと
思っていました。
特にこのコースは今月限定で一般公開されている「扇橋閘門」
見学出来て、さらにボートで通過するという内容の濃さにも
惹かれました。

参加者はてっきり夏休みの子供達がいっぱいかな、と予想して
いましたが、意外にも大人4人だけでした。
この日は午後から悪天候との予報でしたが、乗船中は曇り空。
最後だけ、東京名物!?のゲリラ雨と雷の攻撃に遭いました。

*勝どきマリーナ出発*
(数々の水門が見られました。)

  

(大小、数々の橋の下も通りました。)

かすか向こうに見えるのが中央大橋


? 橋


 
清洲橋


新高橋


新扇橋 雨で水位が上がるとこのボートが通れなくなるそうです。


松代橋 江東橋四丁目と江東区亀戸一丁目を結ぶ橋。




隅田大橋


朝潮橋


(扇橋閘門)
  

   


  
赤い堰の中と外では水位が数メートル違うため、
閘門の中に入ると、水位がグーッと上昇したり、
反対にどんどん水位が下がりました。
水を入れたり抜いたりすることで、川と同じ高さにして
船舶を通してくれる仕組みです。
水のエレベーターに乗っているみたいでした。
ミニパナマ運河、と呼ばれているそうです。
今は1日のうちにここを通過する船舶はほんの数隻、
ということでした。

(スカイツリー付近は川沿いもきれいに整備され、墨田区の思いが伝わってきました。)
 
京成電車からしか眺めたことの無いスカイツリーは水路から望むとまた
違った印象で圧巻でした。


おしなり公園に上陸し、ソラマチで軽食を買ってボートでいただきました。


昔、晴海展示会場があったエリアは再開発の工事中とのこと。
築地市場が移転する(!)というお話も初めて知りました。
河から眺める築地市場や倉庫街には船を着けられる岸壁が
ありましたが、今は海運より陸送が主だということです。

                
                                            
各川で出会う船は水上バスのほか数隻だけでした。
水運業が盛んだったのははるか過去のことで、
東京の街に縦横無尽に掘られた水路は忘れ去られ
残されたままになりました。
が、もう一度川の役目と環境を見直そうと発足されたのが
同法人の始まりだそうです。

私自身、川の環境保全とか、河川のエコロジーについては
知識が浅く、今まで関心を持ったこともありませんでしたが、
このツアーボートに乗り川から都心の街を見たことで、
大げさですが・・・世界観が変わりました。

水上バスや屋形船などの観光船とは趣旨が異なりますが、
このツアーボートでないと知り得ない事柄は確実に多いので、
またぜひ、次は違うエリアのエコツアーに参加したいと思って
います。


☆ガイドさんの説明を聞きながらメモを取りましたが、
橋の名前など間違っているかもしれません。
写真もぼやけていてお粗末です。
どうぞ、駄文のレポートをお許し下さい。☆

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