マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

大直球!小籠包

2010-09-02 23:11:27 | 

台北市の信号。信号が赤になるまでの秒数が出る。
下に青人が出るのだが、残り時間少なくなると、この青人が大急ぎで駆けだす。
それが可笑しい。



九扮へ出かけるという友人と別れ、こちらはせいぜい市内の街歩きにつとめる。

朝食は「鼎泰豊(ティン・ダイ・フォン)」へ。他にも小籠包の美味い店は調べたが、
まぁ、ここはまず間違いがない。しかも、食ったのは5,6年前になり味の記憶は
今やあいまい。いざアンコール。



質素なエントランス。細長いビルが本店。

さすがに入り口に立つ小姐はスラリと美形だった。




キッチンではすごい人海戦術で作っていた。

清潔で客に安心感を与える。


小籠包 10個 $190 (570円)

とにかく、ゆっくり撮っている場合ではない。

蒸気でぷっと膨らんでる皮を食べることに意義がある。
日本人は具とか餡に興味を持っていかれがちだが、皮こそわが命。



アップしてる場合ではない。急げ!

少々火傷して、口中の皮がめくれようが、かまやしない。
口いっぱい頬張り、用心して、噛めーーッ!
熱いスープがプチュッ、と飛び出す!




黒酢と生姜を一緒に添えて。
皮はシルクのごとき舌触り。そして癖のないスープ、豚肉のうま味。
かなり官能の味。

やっぱり、ここのは品がある。ダテに高くない。

北川景子がデジカメのCMで上海行って、小籠包食べてるシーンがあるが。
バカなことに箸で、皮を破いて中を見せる。あれはいけません。
愚かにも、わざわざ閉じ込めてあるスープも香りも逃がしている。

サントリーウーロン茶のCMの中国美女は丸ごと食べて、口の中で爆発。
アジジジジ・・・という、そう、あれが正しい。




蟹粉小籠包も食べた。こっちは値が張り、$330 (¥990)と高い。

う~ん、以前食べた時の感動がなかった。

よって蟹はやめて、普通の小籠包を二人前食べて、
味を叩きこんできた方が正しい行いだろう。




日本人の観光客がいて(こっちもそうだが)、朝からビールなどやっていたが、
こっちは現地人並みにノンアルコール、お茶で行く。
ハッキリいうと、小籠包にビールは合わない。

炒めものとか他にもメニューはあるが、ここは心を鬼にして包子だけにすべき。



これは良かった、元○鶏湯 (地鶏のスープ) $190 (¥570)

丁寧に油をひいてある、コクのあるスープ。
地鶏肉もゴロンと入っている。
これは内臓が温まり、一日のスタートに良く、なんかいい感じ。




芝麻大包 $35 (¥105)

この値段だけはコンビニなみ。




コクのある濃い黒ゴマ餡がたっぷり。 美味!




季節限定メニューに、 冷やし竹の子サラダというのがあった。

竹の子をサラダで? 悪いけど、こいつはひとつもそそらなかった。