おんや…?歯科診療所かいな?
スリッパに履き替えて、6席のみ。
じゃがいもととうがらしの煮物 青柚子を散らして。
もり蕎麦を頼むとついてくる。
鴨焼き タスマニア産マスタードで。
そばがき すごくソフトでクリーミー。茨城県水府の蕎麦を使用。
香りがすごい。熱湯ではなく水で練るとこうなるという。
鹿のしぐれ煮 原了郭の黒七味が味を引き締める。
小さなじゃがいも「インカの目覚め」 味が濃い。
酒がまだあるので、豆腐ようをつつきながらまた一杯。
香川の「悦凱陣」、島根の「王禄」をいただく。
やっぱ蕎麦にゃ日本酒でやんす。
いよいよ蕎麦 香りもよし、箸ばなれもいい、だしの効いた濃い目のつゆにキレがある。おろしたての山葵。あっという間に喉を滑り落ちてゆく。また一軒、旨い蕎麦の店ができたのは大歓迎だなぁ…。
女将松田鮎美さんは、篠山の名店「ろあん松田」の娘さん。旨いものを食べさせてくれる気が感じられる女性。右手前の打ち台を組み立てて、朝から蕎麦を打つ。奥のキッチンはピカピカに磨き込まれている。
外へ一歩出れば、ドカンと大阪ドームが飛び込んでくる。
「ろあん鮎美」 大阪市西区千代崎2 月~木
こう暑いとちべたいお酒と粋な肴、
蕎麦をさらりと手繰る昼酒
楽しみたいもんです。
鮎美という名前がまた宜しいなぁ・・・。
若鮎…あの水をはじいて飛び跳ねるような
肌合いを想像します。
イキのいい蕎麦を打ち続けて欲しいですな。
そばがきやってみたく、北海道は北龍の地粉を
買って来ましたが、もうこの時点で時間がたっているので、美味いそばがきは望むべくもないのかしらん。