こういうウインドー、ノスタルジーですね~
よく見て下さい、洋食メニューのあるお好み焼き屋、普通ではありません。
創業大正15年。場所は岸和田の目抜き通り。
元は女給もいたようなカフェーです。
各所に名残りが偲ばれます。
狭い個室になっていて、いい人と来て、暖簾下ろして、女性は
甲斐々々しくお好み焼いたり、世話を焼いたりしたのでしょう。
たしかにお好み焼きにはそんな艶っぽい側面があります。
浜のかしみん焼きのおばちゃんいわく、ここには特別な日に
べべ着替えて、お出かけ気分で来たといいます。
さしづめ我々が百貨店へ行くような気分だったのかな。
それくらい、ワンランク上の店でした。
玉子3個使い、小麦粉は使わない、デラックス双月焼き。
玉子が今よりずっと羨望の目で見られていた時代、
さぞかし夢見るようなメニューだったでしょう。
ロケだったので、奥さん緊張して、咳き込んで止まらなくなった。
気の毒しました。
こちらにはまだ玉子メニューが。この焼きそばもさることながら、
オムライスが名物。ケチャップライスの中に生卵の黄身が入り、
スプーンでつぶすとドロ~リ・・・ 玉子フェチ垂涎の逸品です。
泉州銘菓村雨が欲しかったのですが、
もう仕舞ってました。あれもなんとなくノスタルジーなんです。
お好み焼き「双月」 大阪府岸和田市五軒家町3
懐かしい響き 岸和田 母の出身が貝塚で、岸和田も行動範囲でしたが、この店は、初耳です。
貝塚では、水間のジンギスカンしかししりません。
岸和田、次回ここに出没です。
雰囲気が有りますね。ノスタルジーまさにその通り。
なぜか、風呂屋帰りを想像しました。
神戸には神戸のべた焼きというお好み焼きが存在するのですが、長田区というところはお好み焼きがやたら多くて、その多くは風呂屋の近くにあり、風呂上りにお好み焼き屋へ寄るという独身者が多かったようです。