マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

日本のカレーが好きなのだ

2012-10-19 14:27:52 | Weblog

インドとかカシミール地方のとか、パキスタンとかバングラデシュとか
スリランカとか俗にカレーといわれる料理は多いが、
そういうのは一切関係なく、アタシの好きなのは先人達が洋食だと思って
一所懸命工夫して日本人の口に合うように工夫を重ねてきた、カレーライスが好きなのだ。

特にクロス&ブラックウェル(C&B)などの舶来のカレー粉を焦がした、あの匂いはたまらない。
本場の人たちにゃ悪いが、スパイスをあれこれ懲りまくると、ご飯料理から離れて行くような気がしている。
わしは美味しくメシが食いたいだけなのだ。





ってぇことで、大阪大国町の「カツヤ」へ。

ここは元祖カツカレーの店として知られる。

看板にとんかつ・カレーと書いてたら、客に「とんかつカレーくれ」と言われ始めて、

とんかつカレーとしたと聞く。

よくここで買って、新歌舞伎座の楽屋見舞いに提げて行った。







しかし、恐ろしく変わらない店の佇まい。

ボクはロースの一番安いのが自分には合っている。

カレーソースとかつの塩梅がいいような気がして。

だけど980円は安くない。 が、味の芸術といわれた日にゃあね。







これこれ、この感じ。

薄いカツがへにゃっとなった感じも捨てがたい。

つまり、他店の美味なカツカレーもいろいろあるが、

どれもカツはカツとして存在していて、カレーとの一体感ということに於いて

このAに一票投じたいところである。

大盛りにしたので、100円アップほど。

隣り合った人が食ってたのは上ロース¥1400

ちょいと分厚めのカツが乗っている。

これにミンチカツ¥100をサイドオーダーしていたが、¥1500になる。

カツに合わせてカレーソースも変えているというのは見上げたもんだ。







特にソースがこのベーシックな味の方が好み。

昼のカレー1杯に¥1500はとても私の財布の間尺に合わない。

それでも真っ昼間。次々にお客さんが絶えないというんだから、

大国町界隈のサラリーマンは金持ちなのか?







真っ赤な福神漬けも変わらない。







皿を見ると、とんかつとカレーの間に、中グロあり。






もちろんそのまま食べるが、遅れてカツの数枚にウスターを落としたい。

その行為がカレーソースそのものに及ぼす影響はほとんどない。

辛すぎず甘すぎず、まろやかでカレー粉の粉くささは全く感じない。

パンやナンには合わない、これは白メシに合うように調整されている。

クラシックな、でも欧風すぎないカレーとでも言おうか。

でもAのカツはこんなに小兵だったかな…もうちょいしっかりしてる方がいいな。







建物の古さには目を見張った。テントも古い。

それだけの料金とってるんだから、もう少しきれいでもいいんだろうけど。

だって女性客の姿はほとんど見ない。

この辺の女性たちは何処でカレーを食ってるんだろう…。


コメント (2)
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