勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

毎月21日は弘法大師の報恩日

2015-05-21 22:06:55 | Weblog
毎月21日は弘法大師の報恩日。高野山では4月2日から5月21日までの50日間に及ぶ「高野山開創1200年記念大法会」が本日幕を閉じた。Gikoohは檀信徒の方々と共に去る4月7日~8日に参拝をし、貴重な体験をさせて頂いた。本当に有難かった。

弘法大師の性霊集巻八の一文に
 「心暗きときは即ち遇う所悉く禍なり
  眼明かなるときは即ち途に觸れて皆宝なり」

と書かれている。心が汚れていると、何かと物事の表面だけを捉えがちだが、心静かに、心眼で見てみると、見るもの觸れるものすべてが、かげがえのない宝だと感じることが出来る。限られた人生を歩んでいるわけだから、いつも心清らかになる生活を心掛けたい。

さて、午前中は総社市井山の寶福寺様がご来山なされた。近日中にこの日替わりでも内容の詳細をupしたいと思っているのだが、先般、東日本大震災復興支援企画の一環として「わらべ地蔵を被災地へ」というプロジェクトのお話を先日頂き、勝福寺も賛同させて頂くことになった。総社市では寶福寺様と勝福寺の2ヶ寺のみの開催となり、今日はその打ち合わせを行った。参加者全員が京仏師のご指導の下で「わらべ地蔵」を彫り、それを被災地へ届けるという意味深い内容になっている。

今週のGikoohは相変わらずバタバタしているのだが、なるべく早めにこのプロジェクトをご紹介したい。
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