お大師さまの著作『金勝王経秘密伽陀』という仏教経典のなかに、
「人を敬い、法を敬えば四天護り、法を遺れ、人を遺るれば身国亡ぶ」
という一文がある。空海名言辞典の解釈には、
【大意】 人を敬い、信仰の道を尊ぶ程のことであれば、自然に生活は安穏になるが、宗教を忘れ、人を無視するようであれば、身を亡ぼし、やがて国も亡ぶのである。
とある。新型コロナの拡散がいよいよ深刻になってきた。政府や自治体の新型コロナの対応と、お大師さまのこのお言葉と照らし合わせてみると、暗澹たる気持ちになってしまう。やがて国全体が学級崩壊しないように人知を超えた御仏を頼って国難を乗り越えなければならない。
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