勝福寺 Gikoohの日替わり法話

山寺の住職、Gikoohが日々感じたことを綴っております。
(プロフィール用の落款は天野こうゆう僧正さま彫刻)

日記

2010-05-18 22:12:49 | Weblog
茶道の稽古があった他は如常の1日。寳燈展が終わって平素の日常に戻り、稽古にもようやく集中出来るようになってきた。7月のお盆参りまでは落ち着いて身を入れられると思う。

昨日は実家の助法で、檀家さんの葬儀に伺った。お亡くなりになられたのはGikoohもよく知る会社の設立者で、建築材のフローリングなどを作られていた。他に類を見ない高度な技術(特許)を生かした独特のフローリング製作は、時代と共に繁栄を遂げた。実家の安楽院、同じく実家の運営する保育園をはじめ、勝福寺にまで多くのフローリングをご寄進頂いているが、その風合いは変わることなく現在も大切に使わせて頂いている。住宅建設などに拘る人であれば、その品質の高さにきっと惹かれると思う。

長年、お世話になった会長の棺の前でお勤めをすることは、寂しくて、複雑で、感謝の気持ちで一杯だったけれど、如常、不動明王や諸尊仏を念じながら社長のことをお願いさせて頂いた。とても寛大な人柄で、親方的な存在で、素晴らしいお方だった。

今、総社は雨模様になっている。
コメント
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