今、瀬戸市では「陶のまち瀬戸のお雛めぐり」と銘打ってイベントを開催しています。
一番のメインは瀬戸蔵のお雛様ですが、見学の後、街を歩いて来ました。
瀬戸蔵は瀬戸市蔵所町で、街の中心部に有ります。
瀬戸蔵の正面にはこんなオブジェが迎えてくれました。
1階に瀬戸蔵セラミックプラザが有り、雛人形が並んでいて販売していました。
心が休まる作品。
黄瀬戸や織部など高級な食器も並んでいます。
瀬戸蔵の中心に設けられたピラミッドのお雛様。
ひなミッドと呼ぶのだそうです。
緋の毛氈の雛段に雛人形が飾られ、雪洞がハート型に並べて有ります。
型から造られた雛人形がずら~と並んでいます。
一体一体に個性が有ります。
上手く絵付けされた物。それなりの物。色々並んでいました。
絵付けの仕方が個性かも知れません。
可愛く絵付けされていて目に留まりました作品です。
瀬戸窯業高校の学生が製作した雛人形。
色々と個性が有りました。
時代の流れでしょうか。
女子高校生の名に「子」の付く人が少なくなっています。
館内で「おこしもの」売っていました。
米の粉を練って、木型で形を整え、食紅で色を着け蒸したものです。
砂糖が入っていてほんのりと甘く、素朴な味です。
この後、末広商店街を歩いた時、仏具店の店先に「おこしもん」の木型が有りました。
「おこしもの」と「おこしもん」と言う言い方。
方言か、言葉でしゃべるときは「おこしもん」となるのでしょう。
館内にオズの魔法使いのポスターが下がっていました。
それにちなんだ作品です。
瀬戸蔵の2階と3階が瀬戸蔵ミュージアムになっています。
昭和30年頃の瀬戸物工場の再現です。
瀬戸物を乾燥させる場所が再現されていました。
型に粘土を流し込み土瓶を製作します。
ボランティアの女性が丁寧に説明してくれました。
やきもの作りと道具が説明して有ります。
粘土の採掘から焼成までの行程を解説しています。
瀬戸のノベルティ。
ボランティアの男性が解説していました。
こちらは窯場の説明です。
こちらもボランティアが説明していました。
皿を並べたお雛様。
高い場所から見下ろすと全体がわかります。
懐かしい子供茶碗。
昭和30年頃の物でしょう。
赤胴鈴の助やトッポ・ジージョの茶碗が並んでいました。
もう一つは瀬戸電のコーナーです。
尾張瀬戸駅を再現したものです。
壁には瀬戸電の歴史が解説して有りました。
本物の電車を運び込んで再現したのでしょう。
電車の車内です。
シートは新しく張り直されていました。
瀬戸蔵から出て末広町商店街を歩きました。
「お雛めぐり」と言うことで、店先に雛人形が飾って有りました。
コスプレのイベントが開かれていました。
と言っても本部は留守。
衣装をつけた若者たちがひっそりと写真を撮り合っていました。
流石に瀬戸物の町。
お地蔵さんも瀬戸物でした。
たこ焼きの七福です。
店に入りたこ焼きを食べました。
店先の雛飾り。
ミッキーの雛人形も並んでいました。
ピンボケで残念です。
店先の雛人形。
店の中にも並んでいました。
末広町のアーケード街
昭和30年頃は賑わったのでしよう。
今はひっそりとしています。
帰りに見かけた車です。
おもだか屋と言う店の車です。
福ふくニャンコ号というのだそうですが、ナンバーも「ふくふく」になっています。
最後に
瀬戸蔵を訪ね、その後に商店街をブラつきました。
出かけた時間が遅く、少し時間が足りないといった感じです。
寄席が開催されたり、体験コーナーなどの催しが有ります。
足を運んでみると面白いでしょう。