遅いことは猫でもやる

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穏やかな普通の国

2013-11-23 22:50:58 | 行ってきました
マラッカ海峡

20日にマレーシアから帰ってきました。
この国を一言で言えば「穏やかな普通の国だ」、ということでしょう。資源はそこそこある、気候も安定している、人々も南洋の人とはやや違って勤勉である。
鉄道の運行時間は正確、チップ制度がない、など日本とよく似ている。しかも案外おおらかである。実はKL(クアラルンプール)の中華街をひやかして歩いた折、価格をふっかけてくるかと思ったが、勿論それに近い人もいたが、それほどでもない人もいた。ちなみに同じものを、一番初めの店はまず140RM(リンギット)からの価格交渉だが、次の店で交渉してまけさせた40RMを言うとそこから価格交渉が始まったり、知人がそれを25RMで交渉成立だと聞きその旨言ったら、信用してその値段で売るという。
華僑のお寺
オランダの教会

オランダやイギリスに植民地化された国だが、過去のことにそんなに拘泥せず(と見えたが)、ひたすら自立への道を歩んでいる。
RM(リンギット)はこの国以外では使えないので、空港で手持ちのRMを使いきってしまおうと、駄菓子を買ったが、あいにく端数のコインが足りなかった。すると女店員が「あるだけでOK」とにっこり笑っていってくれた。わずか1,2セントの事だったけど救われた気持ちになった。
王宮
独立記念碑


この国はゆるやかに成長をしている。何処やらの国と違い、成長をしないと国の基板が危うくなる、という状況ではない。適度に石油資源、農産資源、鉱業資源もある。近年製造業が発展してきて、労働者が不足しているそうだ。その分はバングラディッシュ、フィリピンなどから法達している。又王制が残っている。ここらも日本と近い気がする所以だろう。
独立記念広場


赤道直下、南洋の国の国民にしては、時間に正確だし、のんべんだらりんとしていない。貧富の差もあるにはあるのだがあんまり感じさせない。「穏やかな日本」と言ってもいいのだろうか。しかしいろいろな面で確実に日本よりは豊かだと思う。物価も易く、政治的にも経済的にも安定している。(個々のレポートは次回から掲載いたします。)リタイア-後に移住したい国NO1と言われている国です。そこら辺りは十分にはわかりませんが、なんとなく日本人には住みやすそうだと感じました。
キャメロンハイランドのお茶畑

この国は中国系、インド系、マレー系、混合民族系からなる多民族国家である。従って宗教も種種雑多だ。仏教、キリスト教、イスラム教、ヒンズー教などが混在する。この点は日本と大きく違う。

モスク
ミャンマーのお寺