遅いことは猫でもやる

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秋色深まる古都(2)

2013-11-03 00:19:24 | 行ってきました
国分寺

翌朝ゆっくり朝飯を食べ宿を出発。

今日は下二之町の古い町並みと城山公園で高山城址などを見にゆこうとのんびり宿を出る。
荷物は預けてきたので身軽だ。とりあえず濃く無事に参拝。外国人一人旅が写真を撮っていたので,シャッターを押そうかと言ってみたが、結構ですと断わられた。宿の相客でカナダからの女性二人客と云い、この街は旅慣れた外国人が多い。

まずは定番宮川の朝市をひやかして歩く。宮川には赤い鯉と、鴨がたくさん遊ぶ。朝市はどことなく元気が無いように思えたが、それでも店番のおばさんは人がよさそうだ。赤かぶ漬けの店でで味見をし、2袋ほど購入。お値打ちだと思って買ったのだが、その3軒先でさらに安いところを発見しガックリ。こうしてひやかして歩くのも楽しい。

桜山八幡宮の参道
 境内は紅葉が鮮やかだ
本殿

桜山八幡宮の大鳥居のところから参道を登る。一位彫りや、春慶塗の店が並ぶ門前町を本殿に向かう。ここも外国人が沢山見受けられた。石段を上り参拝。ロシア語を話す白人女性が居る。下二之町を通り川沿いに東山の方へ上がる。散歩道には絶好の風情だ。

東山へ向かう途中の縄手橋

程なく東山寺院群へと出る。ここでも外国人カップルに出会う。高山は日本情緒を味わう穴場としてどこかに紹介されているのだろうか。天照寺、法華寺、宗猷寺など紅葉に彩られた寺院を巡る。境内の紅葉がことさら美しい。参道に散っている銀杏の黄色が眩しい。花の季節もいいが、こうした静かに紅葉に燃える秋も美しい。



宗猷寺から西へ下り、護国神社を経て高山城址本丸跡へ。かなりの山道で昔の人の苦労が偲ばれる。ここはまだ紅葉には少し間があるようだ。戦いを想定した山城の構えがはっきりしているのは、ここが地政学上要衝だったからか。
本丸跡
初代金森長近の像

本丸跡は山頂近く。黄色く色づいたもみじが一本、ひっそりと生えていた。細い山道を下り、売店のある広場へ出ると金森長近の像があり、子ども連れのお母さんが、子供を遊ばせていた。帰りの時間を見て、市内に戻り、鍛冶橋の近くで昼ごはんを食べ、駅前からバスに乗った。秋色濃い高山を堪能した旅であった。