遅いことは猫でもやる

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駆け足台湾旅行

2015-04-09 03:35:28 | 行ってきました
 赤崁楼入り口

台湾は40年ぶりであったが、台中、台南は初めてである。二日目は駆け足で台中から台南、高雄までバスで走った。
台南は台北以前の都、200年強近く続いた。17世紀アジアのほとんどの国は日本同様、鎖国状態であったが、オランダ、ポルトガルは韓国、日本への中継基地としてこの地を統治した。

 赤崁楼
 目を引く亀の石碑
 鄭成功談判の像

時の提督鄭成功はオランダ政府を打ち負かし、この地から追放した英雄として有名である。赤崁楼は1652年オランダにより建てられた海岸沿いの建物で、、当時、プロ デンシャ城(紅毛楼)と呼ばれ、植民地行政の中心になっていたところである。

しかしオランダの名残はレンガ作りという以外殆ど無く、中には鄭成功の肖像画があるばかりである。小じんまりした建物で、蘭もそれほど力を入れていなかったのではなかろうか。

 湖畔に聳える七重の塔
 龍口と虎口
 最上階からの眺め
 この塔への通路

次は高雄の蓮池潭。龍と虎が口を開けており、龍から入って虎から出れば幸運が舞い込むとの言い伝えだそうだ。逆はくれぐれもダメですよ、とガイドに言われ同じような手順で潜るが、中の壁は沢山のフィギュアが貼り付けてある、いかにも中華風な廊下である。七重の塔へも急いで登ったが、10分しかないと息を切らせて7階まで登ったがなんてこともなかった。
卍橋のたもとには蓮の花が少し咲き、そこだけが落ち着いた色合いの一角であった。

ついでながら、極彩色のお寺は、何となく馴染めないが、その一方で台湾では拝観料はナシ、おみくじも無料、高速道路もタダ、消費税もないようだ。この点では日本より住みやすそうだ。 この後寿山公園に回ったが、夕暮れ迫る港に面した公園は、忠烈堂も併設され、指圧効果のある砂利道と[LOVE」文字の記念撮影モニュメントがあり、サービス精神に富んでいた。感心するほど大げさではないが、なにか微笑ましい善意が感じられる。