遅いことは猫でもやる

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読了。面白かった。

2010-11-24 13:25:41 | 
「神々の指紋」上下二巻、読み終えてしまいました。

この連休で読み終えましたが実に面白い。司馬遼太郎の考古学版みたいである。

終わるのが惜しいと思いつつ、つい読み進んでしまいました。

我々が通常認識している時代を歴史時代というのならば、そのはるか前、紀元前
8000年から10000年以上前に高度な文明があった。天文学、航海術、土木建築学、暦学
数学、などなど。

その文明は南極大陸で栄え、気候変動で滅びた。一部の先進的な人々が、文明を伝えるべく
数々のメーセージを残した。

まるで文明の輪廻転生ともいうべき推理を、数々の証拠を検証しながら展開する。

温暖な気候や,氷河期が激しく地球の気候を変化させただけでなく、地殻が激し
く移動し、南極大陸は今よりはるかに赤道寄りにあり、氷に覆われてはいなかっ
た。(ピリ・レイスの南極大陸地図。アインシュタインの大陸移動説)

スフィンクスは地質調査の結果10000年~15000年前に建造されたことが明らかに
なった。隣にある巨石で作られた河岸神殿も同じ。

例えばナイル河から12キロ離れた地から12隻の巨大船がアメリカとエジプトの考
古学者により発見された。5000年前に建造されたものである。(洪水期)

南極大陸から落葉樹やリーフ(礁)の化石が発見されている。(温暖な気候)

などなど、を傍証として挙げている。
そんなに文明が進んでいたのなら、どうして文字や記録が残っていないのだろうか?
そんな疑問が沸いてくる。南極大陸の厚い氷を取り除いたらなにか出てくるのかもしれない。

十分に意を尽くしませんが、興味は増します。お陰でメキシコ・ティ
オティワカンは読んでから行けば良いと思ったし、エジプトへも行きたくなりました。

時間の許す方は一読下さい。面白いですよ。