遅いことは猫でもやる

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旅日記 フレンドリーなラテンの国 メキシコ

2010-11-02 08:01:18 | 行ってきました
 フレンドリーなラテンの国 メキシコは意外に涼しい

7/16(金) 晴れ 爽やか

朝は涼しい。18度~20度くらいか。空気も乾燥しているので爽やかな朝だ。
味噌汁,ご飯の朝食。やはりホッとする。おいの知成は既に学校に出勤。本日は
終業式だ。朝食後30m位の距離の近所の肉屋へ。


近所のお肉屋さん

5坪くらいの小さな店なのに5人ほどの店員がはたらいている。一人はレジ専用
店員だ。人件費が安いのか、失業対策のワークシェアリングかのどちらかだろう。
甥の嫁さんが姿を見せると「ハルミ(嫁さんの名)××××(スペイン語)」と口々に笑顔で、親しげに話しかけてくる。まさにラテン民族の応対だ。子供の離乳食用なのでほんの少しのひき肉を求めるだけなので,金額にしてわずか50~100円なのだが、親密な笑顔は絶えない。
おまけに試食に食べろと提示されたサンプルは、皿一杯に盛られたハムで、とて
も食べきれない程大量にだされる。そういえば私も子供の頃、近所の商店のおじさんやおばさんとのやりとりはこんな風だったと懐かしい。

とても可愛い優衣ちゃん よくなついてくれた。

2歳になる子供の優衣(ゆい)ちゃんが機嫌よく私になついてくれる。ピーピー
言ったり、わがままを言わず、おとなしくて可愛い。街を歩いていると、すれ違
う人があいさつを交わすだけでなく、優衣ちゃんを親しげに触ってくる。「知り
合いか」と聞いたら、お母さんは「初めて会った人」と屈託がない。温かい社会だ。

ひと休みして、タクシーで街の中心部へ。メキシコシテイから北へ200km位に
位置するアグアスカリエンテスには日産の工場があり、関連企業に勤める日本人
は500人ほどがこの都市にいるそうだ。

ランドマークの大聖堂

大聖堂前の広場

大聖堂と内装

ランドマークの大聖堂は外側がいかにもメキシコ風に赤土で出来ている。内装は
白に金のスマートな装飾。懺悔をする人が行列を作っていた。広場を挟んで斜め
前の市庁舎へ。コロニアル風の歴史的な建物で独立革命を指導したイダルコ神父
を描いた壁画で飾られている。

市庁舎とカトリーヌ


入り口の観光案内所にはカトリーヌという名のガイコツ人形がおいてあり(ゲゲ
ゲの鬼太郎みたいなものか)写真を撮っていたら,係の人が「もう一つあるよ」
と衣装なしの物を持ってきてくれた。フレンドリーである。近くのレース屋さん
でお土産を買う。ここの店員もフレンドリーだ。

レース屋さん ここの店員もフレンドリー

再びタクシーでスーパーへ。モールの片隅の屋台で、イカマーという赤いキャン
デー状のものを一口づつ味わう。クワイみたいな芋に赤い酸っぱい粉をまぶした
ものだ。この辺の名物だそうだ。歯ざわりが良い。一口目は大いに酸っぱかった
が、これはまぶしてある赤い粉のせい。二口目は美味しく感じた。

スーパーとイカマー

スーパーは食料品が激安。大きなパンが1ペソ(7円)、レーズンやごまなどで
加工してあるもので4ペソ。30cm経のスポンジケーキ40ペソ、水2L 5
ペソなどなど、とにかく安い。

お昼ごはん サボテンが見える

昼飯は再びタクシーで、サボテンを食べさせる、トルティージャ(タコス)店へ。
ビールをラッパ飲みしながらのサボテン料理。タコスは美味しく4回もお代わり
をした。

帰宅して昼寝。おきて優衣ちゃんと遊び、終業式を終えて帰るはずの甥っ子を待
つが8時半迄帰宅せず。本日は教え子達が演ずるオペラ「夕鶴」を見にゆく予定。
最後まで指導をしていた人のこと。帰宅後直ちに上演会場へ。学芸会の延長かと
思っていたが、会場は市民会館の大ホール。1000席ほどの客席に大勢の人た
ちが鑑賞に来ている。
舞台の半分をオーケストラが占め、きっちりとした装置がセットされている。プ
ロのオペラ歌手が出演し、一部子どもが10人ほど合唱する場面に教え子が出演
する。堂々たるオペラだ。

ちょっと日本で見たのと違ったのは、鶴の恩返しに重点があるのではなく、金儲
けのために、何度も反物を織らせるというストーリーだ。知成は出演者の世話で、
最後まで楽屋に詰めていた。9時開演、11時終了。盛大な拍手でカーテンコー
ルがあり、少し冷えてきた街を帰る。車で5分ほど。

帰宅後、知成があたたかいスープを近くで買ってきてくれた。とてもおいしい。
少しお腹に入ったので、よく眠ることができた。午前1時ころ就