藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

「その前」に、注目していこう。

2014年08月06日 | テニス
「その前」を、考えてみることです。

「カッコよくきめたい」という人がいました。
実際には、なかなかうまくいかないんだそうです。

僕は、カッコよさを追求するタイプです。
だから、やたらカッコつけたがります。
わざわざ、リスクの高いスーパーショットを狙うこともあります。
ただ、カッコつけてミスったら、すごくカッコ悪いです。
そこで、あることを重要視しています。
それは、「その前」です。

いいショットをきめるには、「いいショットをきめるための条件」を整えることです。
結果を出すには、プロセスが大事だからです。
サッカーで例えると、いいシュートの前には、いいアシストがあったりします。
いいアシストの前には、デイフェンスの裏をつくプレーなどのプロセスがあります。
いいシュートの背景には、いいシュートが打てるための流れがあるものです。

「その前」が大事です。
カッコよくきめるには、その2手3手前にどうしていたかで違ってきます。
僕の場合は、時間を逆戻しで考えることが多いです。
「アングルボレーで、カッコよくきめたい」と思ったなら、「それには、どういう段取りを立てればいけるかな?」と考えます。
「角度をつけるには、なるべく前に行った方がいいな」「前につめる時間をかせぐには、こういうアプローチが有利だな」「このアプローチを打つには、その前にアプローチチャンスを作る必要があるな」「それには、こうやって相手を動かしていった方がいいな」と、バシッとボレーできめるまでの流れをシュミレーションするのが好きです。

流れを、考えてみることです。
「こうするには、こうこうこうやっていこう」と、それが可能になるための仕組みを作っていくことです。
この作業って、すごく面白いです。
うまくいけば、「よっしゃー!狙いどおりだ」と嬉しくなります。
もし、想定通りに行かなくても「そう来たか~、そっか、こうやった方がよかったかもな」と、次に進むためのチャンスが見つかったりするものです。
「その前」に、注目していきましょう。



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