藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

体が覚えてるはずだ・・・と信じよう。

2005年09月05日 | テニス
『スラムダンク』に学ぶ、テニス上達法 パート33

自分の体の感覚を、信じられるようになるために、練習をします。

豊玉戦で、流川は左目を負傷してしまいます。
南「遠近感がとれへんのやろ、ベンチでおとなしくしとればよかったものを・・・」
流川「日本一の選手ってどんな選手だと思う・・・・きっとチームを日本一に導く選手だと思うんだよな・・・オレはそれになる、一歩も引く気はねーぜ」
流川はジャンプシュートをします。
流川(体が覚えてらっ)「何百万本もうってきたシュートだ」
桜木「なぬ!?」(何百万本だと!?)
流川がフリースローを打つ場面があります。
宮城(どーすんだ キョリ感なくて・・・)
流川(いつものフリースローを体が覚えているはずだ・・・・体の感覚を・・・信じろ)
宮城「おお!」(入れやがった!!)


テニスが上手な人は、自分の身体感覚を信じています。
だから、良いプレーができます。
一方、上手くない人は、自分の身体感覚を信じていません。
不信感を抱いたままでは、体が反応してくれないのです。
プレッシャーのかかる場面で、崩れていく人は、自分を信じられなくなった人です。
(ここを狙っても、ちゃんと入るかな?)と思った瞬間に、体の動きがバラバラになります。
体は正直です。
思った通りに反応してしまいます。
テニスは、自分を信じていくスポーツです。
最強のパートナーは自分自身です。
自分自身を、敵にまわしたら負けます。
最後まで、自分自身を味方にするには、信じることです。
信じる者は救われるのです。
今まで練習してきたこと、自分にはできるということを信じましょう。
自分自身を裏切ってはいけません。
試合中に自信を失うと、あれこれ考えてしまって自滅していきます。
不安になると、迷いが出ます。
迷うと、あれこれ考えてしまいます。
しかし、考えるときは(なんでだろ?)と左脳を働かせてしまうので、イメージが曖昧になります。
体はイメージに反応して動きます。
梅干を想像すると、唾液が出ます。
イメージに引っ張られて体が反応するのです。
自信とは、自分を信じることです。
自信があると、リラックスします。
リラックスすると、イメージが明確になります。
イメージが明確だと、それに引っ張られて体が反応します。
それを信じることが大事です。
すると、迷いがなくなります。
迷いがなくなると、余裕が生まれます。
余裕があると、相手の行動の予測もできます。
すると、相手の意表をつくプレーができるのです。
クロスに打ってくると信じさせて、ダウンザラインを狙うのはリスクの高いショットです。
自分の感覚を信じていなければ入りません。
「信じる者は騙されるんだよ!」とガッツポーズをとりながら言える人は、自分を信じて救われた人なのです。



テニスの人気blogランキングはこちらからどうぞ

《藤原コーチのレッスン等のご質問・お問い合わせがございましたら、下記のメールアドレスよりお気軽にご連絡下さい。》
《藤原コーチのメールアドレス:fujiwara-coach@mail.goo.ne.jp》

コメントを投稿