藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

「頭のいい人」になろう。

2005年12月27日 | テニス
テニスが上達するには、頭が良くなることです。

テニスは頭を使うスポーツなので、頭がいい人が勝ちます。
「私、偏差値低かったし・・・・バカなんだよね」と言う人がいますが、学校の成績と、テニスの頭の良さとは違います。
学校のテストで赤点を取るような人でも、テニスが上手い人はたくさんいます。
ちなみに僕も、成績は良くありませんでした。

学校では、「こうやったら答えが出るんだよ」という、答えの導き方を教えてくれます。
「これは、この方程式を使うことによって答えを出す」と教わります。
しかし、テニスの試合で勝つには、「試合で勝つ」という答えはわかっています。
答えはわかっているので、「その答えにするにはどういうプロセスにすればいいか」というのがわかるのが大事です。

これは、学校では教えてくれません。
と、いうよりも、教えられないのです。
なぜなら、答えはたくさんあるからです。
一人一人正解が違うし、状況によって正解も変わってくるので、テストに出すこともできません。
この刻一刻と正解が変化する中で、「今の正解はこれだ!」と判断しながらプロセスを進めることが、テニスにおける頭の良さです。

試合中は、シングルスであれば、誰もアドバイスしてくれません。
ダブルスでもパートナーだけです。
先生もコーチも、答えを教えてあげることはルール上できません。
その状況の中で、自分で答えを見つけ出していける人が、テニス的に頭がいい人です。
「教えてくれないから、どうしていいかわかんないもん」と、スネていては勝てません。
これは、テニス的にはバカな人です。
「わかんないからできない」ではなく、「わかんないから自分なりにやってみる」ことで、答えに通じるプロセスが見えてきます。

自分で考え、感じ、行動していくことで、変化していきます。
ただ、受身的に教わるだけでは、なかなか上達しません。
教わるにしても、自分からコーチに「このショットはこうした方がいいと思うんですが、ここの部分がよくわからないんで教えてください」と、自発的に教わった方が深く学べます。
自分よりも上手い人に会ったら「私と練習してください」と、自分からアプローチしていく。
あの人は上手いらしいという話を聞いたら、積極的にどういうプレーをするのか見に行く。
このように、試行錯誤しながら行動し、自分なりのプロセスを発見していきましょう。
失敗したり、間違ってもいいのです。
その間違いから学ぶことで、答えの方向に進んでいきます。
「テニス上達」のテストでは、ミスは減点ではなく加点です。
自分から前に進んでいける、行動力のある人が、頭のいい人なのです。



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