藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

油断しないでプレーしよう。

2005年09月06日 | テニス
『スラムダンク』に学ぶ、テニス上達法 パート34

うまくいっている時ほど危険です。
油断したときから、流れが変わります。

安西先生「・・・豊玉はこの試合、かなり異常な状況で戦ってきた・・・選手たちもどこか集中力のない顔つきをしていた・・・その彼らの顔つきが変わった・・100%ゲームに集中し始めた・・・こんな時、奇跡というものは起きるものです・・ウチの選手達が勝ったと思っているとしたら・・・」
桜木(勝った・・・!!)
桜木はゴリ(赤木キャプテン)に殴られます。
赤木「バカモノォ!!」「スクリーンアウトはどおしたあ!!バカタレが、もう勝ったとでも思ってるのか!!相手は大阪の代表になるほどのチームなんだぞ!!ナメてんじゃねえ!!これは全国大会なんだ!!絶対に油断するな!!いいか!!一瞬たりとも油断するな!!」
安西先生はニッコリ笑います。


よく「勝てるかなって思ったんだけど、マクられちゃったよ・・・」と聞きます。
勝てるかなというとこまでいって、逆転されてしまうパターンは多いです。
業績が上がってきた会社が、パタッと倒産してしまったりします。
油断して、問題点に気づかなかったりするからです。
勝てそうな時ほど、油断しないようにしましょう。
勝ったと思うと、①安心して油断してしまう人 ②勝ちを意識して守りに入ってしまう人
が負けてしまうパターンです。
試合には、流れがあります。
流れが変わってしまうと、状況がガラッと変化します。
一度流れが変わってしまうと、再び戻すのは難しいです。
人は、ピンチの状態になると、火事場のバカ力を発揮する場合があります。
開き直って、集中した好プレーをしてきます。
ここで、①のように油断していると、緊張の糸がプチッと切れているので、相手側に良い流れが移っていき、逆転されます。
②の場合も、相手が良いプレーをはじめて、守りが苦しくなると焦ります。
焦ると思い通りにプレーできなくなり、ますます焦ります。
そこで自滅していくのです。

リラックスすることと、油断することは違います。
油断は集中力を欠くことです。
リラックスは集中力を高める・キープすることです。
ここを間違えないようにしましょう。
緊張とリラックスは、対極にあるようですが、実は違います。
リラックスは緊張しすぎて、力まないことです。
決して緊張感がないことではありません。
緊張しすぎと、緊張感ゼロの中間点がリラックスです。
適度な緊張感があり、力んでないポイントが一番集中できます。
最後まで油断しないで、良い流れをキープしましょう。



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