藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

柔軟に、修正しよう。

2016年08月24日 | テニス
修正って、大事です。

「勝つには、自分を信じるしかないでしょ?」ときかれました。
これは、その通りです。
ただ、柔軟性があった方がいいかもしれません。

僕は、やたら自信があります。
なぜかというと、自分を信じているからです。
でも、自分が完璧でないこともよく知っています。
わりとおっちょこちょいなので、間違うこともたくさんあります。
そういったことを認めたうえで、自分を信じるようにしています。

勝つには、「修正」を大事にしたほうがいいと思います。
たとえば、「自分のプレーをしっかりできれば、必ず勝てるはず」と信じているとします。
これは、すごく大事です。
しかし、そう信じてがんばっても、うまくいかない場合もあります。
このとき、「いや、でも自分は間違ってない」「これば自分のベストだから、これでいくしかない」とやると、負のスパイラルにハマってしまうこともあります。

僕の場合は、うまくいかないことが起きると、「あれ?なんか間違ってるかな?」と分析してみます。
なんだか「自信がない」「自分を信じてない」という感じもしますが、これはちょっと違います。
ミスに気づき、すぐに誤りを認めて修正する方が、これからのプラスになるからです。

状況は、つねに動いています。
さっきまで正解でも、今は不正解ということもあります。
どんなに自信があっても、ミスすることもあります。
大事なのは、よくない状況を繰り返さないことです。
柔軟性を持って、パッと修正できるようにしましょう。



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「これって、重要かも?」と思ってみよう。

2016年08月10日 | テニス
「これ、大事かも?」って、大事です。

「どうやったら、気づけるんだろ?」と、悩んでいる人がいました。
これは、意外とカンタンです。
ポイントは、注意することです。

僕は、いいことに気づいちゃうのが得意です。
なぜかというと、コツを知っているからです。
それは、「あれ?これって大事なんじゃない?」と思うことです。
ちょっとしたことであっても、「もしかしたら、これは重要かもしれない」と考えるわけです。
これをやると、なんだか気になります。
すると、あるとき「あっ!」と、いろんなことに気づいたりします。

昔、教わっていたコーチから、しょっちゅう「ボールをよく見ろ!」と言われていました。
「はい!」と言いながらも、心の中では「そんなことは、わかってるよ」と思っていました。
このことを友達に話すと、「まあ、でも、ボールをよく見るって、めちゃめちゃ大事だからね」と言われました。
このとき、「んっ?」となりました。
「ボールをよく見ているつもりだけど、オレ、本当によく見てるかな?」と思いました。
そして、「ボールをよく見るって、すごく重要」と意識するようになりました。
すると、面白いことが起きました。
「どれだけ、ボールが見えているか?」「ボールの縫い目が、どういう回転をしているか?」「ガットのどこの位置で、ボールのどの部分をヒットしたか?」などやっていくうちに、「ボールを見ているつもりだったけど、全然見てなかった」と気づいてきました。

テニスって、大事なことだらけです。
小さなことに思えることが、大きな結果につながったりします。
ヒントは、意外と近くにあったりします。
しかし、「そんなことは知ってるし」「十分わかってる」と思っていると、せっかくのヒントをスルーしやすくなってしまいます。
「重要かもしれない」と考えると、気づきやすくなるはずです。
「これ、大事かも?」と思ってみましょう。



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いいことを、発信しよう。

2016年08月02日 | テニス
発信するのって、大切です。

「いい情報って、どうやったら入りやすいですか?」ときかれました。
これは、カンタンです。
逆に、発信していくことです。

入れるには、出すことです。
僕は、いい情報をすぐ教えちゃいます。
なぜかというと、優しくて親切だからです。
これをやると、いいことが起きやすいです。

たとえば、「もし、フォアハンドで悩んでいる人がいたら、力になってあげよう」と思っているとします。
すると、不思議なことが起こってきます。
人が打ったフォアを見て、「あっ!こうやって準備するのもいいな」と気づいたりします。
練習していて、「やっぱり、ここ大事だよな」と、いろんなことがわかったりもします。
「困った人がいたら、助けてあげるぞ」と情報をアウトプットするつもりでいると、逆に「あっ!そうだよね」「これ重要だよね」と、それまであまり認識されていなかった情報が、どんどんインプットされたりします。

面白いことに、人に親切にすると、さらにいい情報が入りやすいです。
「こうやってみるといいかもしれないよ」と教えてあげると、「やってみたら、いい感じになってきたよ!ありがとう!・・・あと、ここをこうやってみたら、コントロールしやすくなってきたよ」などと、「なるほど!そうなんだ」と思うことが入ってきたりします。

「いい情報知った!もったいないから、みんなには黙っておこう」とセコイのは、ソンです。
人が知りたいこと、人が喜ぶことは、どんどん発信していくことです。
いいことをすると、いい情報も入ってきやすいです。
優しく、親切に、発信していきましょう。



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緊張を、楽しんでみよう。

2016年07月24日 | テニス
慣れてくると、違います。

「なんで、緊張しないで平気でいられるんだよ?」と言われました。
これは、ちょっとだけ誤解しています。
なぜなら、意外と緊張しているからです。
ただ、それでも平気なだけです。

僕は、すぐに緊張してしまうタイプです。
これがイヤで、このクセを直そうとしました。
「緊張するな!」「ビビっちゃダメだ!」と、自分なりに頑張りました。
でも、なかなか思うようにいきません。
あるとき、頑張ってもうまくいかない自分にムカついて、「緊張しちゃうもんは、仕方ねーだろ!」と逆ギレみたいになっちゃいました。
そして、「緊張して悪いかよ?なんか文句あんの?」みたいな感じで、堂々と開き直っちゃいました。
すると、不思議なことが起こりました。
なんか、ちょっといい感じになってきたわけです。
これがあってから、「不器用でもいい、たくましくいこう作戦」に切り替えました。

なくそうとするよりも、慣れていくことです。
昔、友達に「行きつけのラーメン屋に、連れてってあげるよ」と言われました。
「マジでうまいから」とやたら推すので、ちょっと楽しみでした。
お店に着くと、すごく臭いです。
トンコツの臭いが、プンプンしています。
ちょっと、イヤな予感がしてきました。
注文しようとすると、「ちょっと待って!オレのオススメは、かため、こいめ、多め」と言われたので、とりあえず常連の意見に従うことにしました。
ラーメンが来ると、また横から「これまでの経験からすると、ニンニク三杯がベスト」と言ってくるので、「ホントかな?」と思いながらも、その通りに入れてみました。
すると、さらに凄い臭いです。
食べてみると、衝撃的でした。
なんだかよくわからないけど、おいしかったからです。
そこから、ちょくちょくこの友達と、このお店に行くようになりました。
すると、あの臭くて刺激的な香りがすると、「う~ん・・・いい匂い、腹減ってきた」となるようになってきました。
この感じに、ちょっと似ています。

要は、慣れの問題です。
僕の場合、緊張してくると、「いいね、この感じ」とテンションが上がってきます。
不安やプレッシャーなどの刺激が、「よーし!盛りあがってきた」と面白い予感につながってきます。
「さて、この緊張感の中で、何ができるかな?」と考えて、挑戦するのが面白くなってきます。
すると、だんだん平気になってきます。
緊張を、楽しんでみましょう。



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変わった意見も、出してみよう。

2016年07月16日 | テニス
変わった意見も、大事です。

「みんなの意見を参考にして、決めた方がいいですよね?」ときかれました。
もちろん、人の意見は大切です。
参考になることも、たくさんあると思います。
ただ、自分の意見も大事です。

僕は、素直なタイプです。
そのため、人の意見をよく聞くようにしています。
「こうした方がいいよ」とアドバイスしてもたったら、素直にやってみるわけです。
すると、「おっ!なるほど!!」と発見があったりします。
そうやって、たくさんのヒントをもらってきました。
ただ、これにプラスして、自分の意見も大事にしています。

たとえば、僕は「打点をよく見ろ!」「重心を低くキープして、体重移動で打て!」「軸を真っすぐにして、ブラさずに打て!」など、たくさん大事なことを教えてもらいました。
基本的なことと思うかもしれませんが、これはやればやるほど深いです。
「当たり前だけど、これって重要なんだな」と、すごく思います。
これを理解した上で、僕の場合は「自分なりの、これとは違う意見」も入れてみます。
「打点をよく見ないで打つのは、間違いなのだろうか?」とか、「ジャンプして、回転運動で打つのはどうだろう?」「軸が流れながらも、いいショットが打てたらスゴイかも?」など、思いついた仮説も検証してみます。
そうすることによって、さらに発見があったりします。

みんなの意見は、大変参考になります。
でも、みんなと違う意見も面白いです。
トッププロを見ていると、「フツー、ありえねえだろ」ということを、当たり前のようにやっています。
常識的に考えると「非常識」となるかもしれませんが、だからといって間違いではありません。
トップのレベルからすると、「当然のこと」だったりします。
正しいことは、いくつもあります。
状況によっても、変わってきます。
だから、「いつも、これが絶対正しい」と選択肢が1つしかないより、「これはどうだろう?」「こういうのもあり」と、柔軟性があったほうがトクだと思います。
人の意見もしっかり聞いて、その上で、自分の意見もいろいろ出してみることです。
いろんな方向から、いろんな発見をしていきましょう。



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わかる方向で、行ってみよう。

2016年07月06日 | テニス
「わかる」が、大事です。

「意味が、さっぱりわからん」と言っている人がいました。
コースを予測されたのが、不思議だったそうです。

僕は、見破るのが得意です。
よく、「なんで、バレたんだろ?」と言われますが、理由を聞かれても、ちょっと困ってしまいます。
なぜなら、「わかるもんは、わかる」という感じだからです。

わかるようになるには、わかろうとすることです。
僕の場合は、わからないことが嫌いです。
なんだかモヤモヤして、気持ち悪いからです。
たとえば、すごいサーブを打つ人を見たとします。
このとき、「なんだあのサーブは?意味わかんねーな」と思うと、なんかちょっとモヤモヤしてきます。
あのサーブを打てる理由がわからないと、スッキリしません。
そこで、自分なりに分析します。
「打点がかなり前なんだな」とか「膝の使い方がうまいんだな」などと、原因を追及していくわけです。
このように、見つけてわかろうとすると、だんだん見えてくるものです。

「わからない」と思っているのは、もったいないです。
「どこに飛んで来るかなんて、わかるはずがない」と思っていると、なかなかわかるようにはなりません。
「超能力者じゃないんだから、そんなもんわからん」みたいな感じでは、本気で挑戦しようという気にならないはずです。
僕の場合は、「お前のことは、すべてお見通しだ!」と思っています。
「どこに打ってくるかなんて、わかるのが当たり前」という感じです。
もちろん、まだまだ完璧ではありません。
間違ったり、わからなかったりすることもあります。
それでも、「見抜いてやる!」と挑戦します。
すると、だんだんわかってきたりします。
「わからない」よりも、「わかる」方向で行ってみましょう。



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素直な気持ちを、大事にしよう。

2016年06月26日 | テニス
どこに、素直になるかです。

「お前、素直じゃないよなー・・・自分の気持ちに、ウソをつくのはよくないぞ!」と言われました。
「はあ?何言ってんの?」と思いました。
どうやら、ちょっと誤解しているようです。

僕は、とっても素直です。
だから、自分の気持ちにウソはつけません。
ただ、そのわりには「素直じゃない」と言われます。
たしかに、素直じゃないのかもしれません。
でも、やっぱり素直です。
なぜかというと、「もっと強くなりたい」というのが、素直な気持ちだからです。

テニスは、いろんなことが起きます。
正直なところ、ムカつくこともあれば、弱気になることもあります。
でも、そういう感情に流されていては、うまくいきません。
だから、「大丈夫!強気でいこう」とか、「リラックスして、冷静にいこう!」とやったりします。
自分の気持ちをうまくコントロールできないようでは、いいプレーは難しいからです。

どこに、素直になるかです。
僕の場合は、「自分が本当にしたいのは、これだ」という気持ちに、素直になるようにしています。
だから、「なんか、ビビってきた」と不安な感情が出てきても、シカトです。
目の前の感情に流されるよりも、「カッコよく、強気でいくんだ!」という意思の方を優先させているからです。
だから、「カッコつけずに、自分の気持ちに素直になれよ」と言われても、「いやいや、素直なところ、カッコイイを目指したいって気持ちが一番なんですけど」と困ってしまいます。

やっぱり、素直が一番です。
「本当の気持ち」に素直になって、流されないようにしていきましょう。



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「なんだかんだで、よかった」にしていこう。

2016年06月15日 | テニス
「いやぁ~、よかったなぁ」が大事です。

「頭ではわかってるんだけど、なかなか一歩が出ない」という人がいました。
これはカンタンです。
余計な心配をしないことです。

僕は、「勇気あるよな」と言われることがあります。
「リスクがあるのに、よく行動できるね」と思われているようですが、実は、そんなに勇気は関係ありません。
どちらかというと、ちょっとテキトーな感じです。
「うまくいかなかったらどうしよう?とか、不安になったところで仕方なくね?」「オレって、やたら運がいいから、まあ、なんとかなるでしょ」といったノリで動いています。
気軽な方が、フットワークも軽くなるはずです。

気軽に動けるコツは、不安を減らすことです。
それには、過去のイメージを良くすることです。
「あのときは、失敗した」「超恥ずかしかった」と後悔していると、悪いイメージになってしまいます。
すると、「よし!挑戦しよう」と思っても、「また、恥かくかも?」「また、失敗するかも?」と怖くなってきてしまいます。
僕は、「いや~、よかった、よかった」とやるようにしています。
恥をかいても、「いや~、めっちゃ恥ずかしかったけど、これでちょっとメンタル強化されたよね・・・まあ、よかったじゃん」とやります。
失敗しても、「悔しいけど、おかげでいろんなヒントをもらえた・・・今後のことを考えたら、なんだかんだでよかった」にしちゃいます。
結局「よかったこと」になるので、リスクがあっても行動しやすいわけです。

安心を自分で作っていくと、行動しやすくなります。
「なんだかんだで、よかったよね」と、やってみましょう。



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分けて、認めてみよう。

2016年06月07日 | テニス
分けてみることです。

「平常心を保つには?」という質問がありました。
試合中に、イラッときて、冷静さを失ってしまったそうです。

僕は、わりと短気です。
だから、すぐにイラッとします。
そのわりには、「いつも安定してる」と言われたりします。
これは、あることをやっているからです。
それは、「分けて、認める」ということです。

イラッとくるのは、たいてい認められないことです。
「そういうのは、常識的に考えて間違っているだろ」「そんなの、フツーありえないだろ」と納得できないと、頭にきちゃいます。
しかし、そういうときでも平常心でいられると、すごくラクです。

たとえば、すごくムカつくことを、相手からされたとします。
そういうとき、僕の場合は「コノヤロー!ふざけんじゃねーぞ!」とカチンときます。
でも、すぐに「いや、待てよ」とやります。
自分の価値観とは、分けて考えるわけです。
自分の常識や、自分の考えるスポーツマンシップなどからすると、相手のやっていることは間違っています。
だから、自分が正しいに決まってます。
でも、相手は相手です。
自分とは違います。
もしかしたら、相手は相手なりの正義で、ムカつくことをしているのかもしれません。
「相手を怒らせて、冷静さを失わせることは、戦略的に正しい」と思って、意図的にやっているのかもしれないし、たんにイヤな奴なだけかもしれません。
しかし、「相手も相手なりの考えでやってるんだろうから、理由は知らないけど、この人にとってはありなんだろうな・・・まあいいか、この人の個性も認めてあげよう」と分けちゃうと、冷静に見れるようになってきます。

冷静になれると、強いです。
相手から、よくない影響を受けてしまうのはソンです。
分けて、認めてみましょう。



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モト取って、トクもしちゃおう。

2016年05月26日 | テニス
モトとっていくことです。

「エントリー費が、ムダになっただけでした」と話している人がいました。
初戦で、あっという間に負けたんだそうです。

僕は、ソンするのが嫌いです。
だから、十分に元を取るようにしています。
とっとと負けちゃった場合でも、元を取るどころか、トクして帰るくらいにしています。

ムダになっちゃうのは、もったいないです。
試合に出ると、参加費に交通費、移動にかかる時間など、いろいろなコストがかかります。
にもかかわらず、これらをパーにしてしまうのはソンです。
僕の場合は、「お金に変えられない価値」を大事にしています。
「まさにプライスレス」を見つけて、あえて値段をつけてみたりしています。
そうすることで、お得感が出てくるからです。

たとえば、こんな感じです。
「うわー、こういうパターンで攻められると、こんなにプレッシャーなんだな・・・なるほど、いい経験をしたな・・・これは使えるかもしれない・・・これが今後の強くなるための授業料だとしたら、1000円だな」
「こういうとき、焦っちゃうとよくないな・・・この教訓は500円」
「あの人のハイボレーうまいよな・・・そっか、こうやってるのがいいのかも?・・・これはマネさせてもらうから1500円」
みたいなことを、勝手にやりまくっています。
そうすると、何万円もトクしたように気になってきます。
なんだかアホっぽく思うかもしれませんが、個人的には大事にしています。
なぜかというと、そうした方が強くなりやすいからです。
意識が「今後のため」という方向に行くので、「ムダだった」という後悔ではなく、「このことから、何かプラスになることを見つけられないかな?」と、いい意味で反省しやすくなるからです。

ムダにしないことです。
せっかく経験したなら、そこから今後に生かすことを探してみることです。
しっかりモト取って、さらにトクしちゃいましょう。



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怖いことなんか、忘れちゃおう。

2016年05月19日 | テニス
恐怖に、打ち勝つことです。

「負けるのが怖いよ~」と言っている人がいました。
だったら、勝てばいいだけです。
こう言うと、「そりゃそうだけど、そうも簡単にいかないんですよ」となっていました。

僕は、負けを恐れません。
というのは、ウソです。
でも、そんなに怖がりません。
なぜかというと、ソンだからです。

勝つためには、まず恐怖に勝つことです。
こう言うと、「そうは言っても、かなりポジティブじゃないと難しい」「自信がないと、なかなかできない」みたいに思われることもあります。
でも、よく考えてみて下さい。
テニスは、楽しむものです。
もちろん、負けたら悔しいです。
恥をかいたり、ヘコんだりすることもあるかもしれません。
でも、命の危機になるとか、大金を取られるとか、そういうことに比べたらマシです。
それに、恐怖のあまり楽しめないのって、すごくもったいないです。

恐怖に勝つのは、わりとカンタンです。
そもそも、恐怖と思わなければいいだけです。
コツは、合理的に考えてみることです。
「怖がっているのは、はたしてプラスになるのか?」と考えてみると、「負けることを意識して怯えているより、勝つことを考えて行動した方がトクだよな」となるはずです。
「勝つためには、ベストを尽くすしかないよね」「いいプレーをするには、リラックスした方がいいよね」「リラックスして集中するには、楽しんだ方がいいよね」「楽しむためには、いろいろ準備しておいた方がいいよね」とやっていくうちに、だんだん「何をするのがトクか」に意識がいきます。
そして、行動に移していくと、「こうやったら勝てるかも?」「こうした方がいいかも?」と、勝てるイメージが鮮明になってきます。
そうすると、「怖い」よりも「面白い」が強くなってくるはずです。

恐怖って、たいてい幻想です。
なぜなら、自分で勝手に作り出しているからです。
「負けちゃいそう」「怖いな」となれば、そういうイメージが強くなります。
でも、「これは、挑戦し甲斐があって面白そうだぞ!」「楽しみだな」となれば、全然違うイメージになります。
勝ちをつかみにいくことを楽しんで、邪魔な恐怖は忘れちゃいましょう。



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いい感じになる、工夫をしてみよう。

2016年05月11日 | テニス
「がんばってるんだけど、うまくいかない」という人がいました。
頑張っているのは、素晴らしいと思います。
だけど、ただ頑張ればいいってわけでもありません。
大事なのは、工夫していくことです。

僕は、「がんばってるよね」と言われることがあります。
ほめられると、嬉しいです。
ただ、実はそんなにがんばっていません。
面倒臭がりなので、努力とかあまりしたくありません。
イヤなことは、極力やらないようにしています。
いい結果が出やすいのは、このおかげかもしれません。

がんばっているのにうまくいかないのは、やり方に問題があるのかもしれません。
僕の場合は、「いかに頑張らないで、結果を出すか」にこだわっています。
「がんばる」っていうと、なんとなく「辛そう」「苦しそう」「根性」「忍耐」みたいな、暗いイメージがあります。
僕のウリは爽やかさなので、明るく楽しくクールにやって、結果を出していくことを目指しています。
がんばって、がんばって、がんばり抜いて結果を出していくのは、フツーです。
「がんばってうまくいかないなら、もっとがんばれ」ではなく、「がんばってないけど、ドンドンうまくいく」という方が、個人的に好みなわけです。

工夫してみることです。
「がんばってるのに、うまくいかない」と言ってる人って、たいてい「困った顔」「悲しそうな顔」「怖い顔」をしています。
これって、爽やかじゃありません。
重苦しい感じよりも、明るく元気な方が爽やかです。
「挑戦できるのが、嬉しいな」「うまくなるのが、楽しみだな」と、イキイキと行動していく方がトクだと思います。
リラックスして楽しんでいると、いいアイデアも浮かびやすいです。
「あっ!こうしてみたらどうだろう?」というのが、うまくいくチャンスになったりするものです。
いい循環になる、工夫をしてみましょう。



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超集中しよう。

2016年05月04日 | テニス
超集中です。

「集中力がないんですけど、なんとかならないですかね?」ときかれました。
この人は、「集中しなくてはいけない」と頑張っているけど、あまりうまくいかないそうです。
自分にプレッシャーをかけすぎて、力むと逆に集中できなかったりします。

僕は、集中力のないタイプでした。
それが、「集中力がスゴイ」と言われるようになってきました。
これは、あることに気づいたからです。
先生から「授業に集中しろ!」と叱られると、「ヤバイ!」となって、真面目な顔をして集中します。
しかし、すぐにその集中は切れます。
5分もすれば、もう違うことを考えています。
だから、「オレって集中力がないな」と思っていました。
だけど、あるときテレビゲームをやっていると、友達に「お前、集中力ハンパねーな」と言われました。
そのとき、「あれ?」と思いました。

集中しやすいように、してみることです。
僕が集中しているときは、たいていアホな顔をしています。
リラックスしてたり、ニヤニヤしたりしているからです。
「集中しろ!」と険しい顔をすると、力みやすくなります。
「こうしなきゃダメだ!」「もっと、こうしなければいけない!」とプレッシャーをかけすぎると、さらに力が入ります。
そうすると、逆に集中しにくかったりします。

夢中になってみることです。
僕が集中しているときは、夢見ごこちでいるような感じです。
楽しくて、いい気分で、リラックスしていて、「こういうボールを打つ」「こういう音がする」「ヒットしたときの感覚は、こういう感じ」と、イメージがパァ~と広がっていく感じです。
集中していくコツは、楽しむようにすることです。
夢中になって、超集中してみましょう。



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緊張していこう。

2016年04月27日 | テニス
「緊張しないようにするには、どうすればいいですか?」という質問がありました。
これは、ちょっと難しいです。

僕は、「メンタル強いよね」と言われることがあります。
「あの状況で、緊張しないなんて」と思われているみたいです。
でも、これは誤解です。
実は、緊張していたりします。

小学生の頃、みんなの前で話をしなくてはならないことがありました。
朝礼台に上り、マイクの前に立った瞬間、緊張のあまり足がガクガク震えました。
伝える内容を覚えていたのに、パッと飛んでしまいました。
全然うまく話せずに、すごく恥ずかしい体験をしました。
大勢の前に立つと、まともに顔を見ることもできなかった僕ですが、今では堂々と話せます。
全く緊張してないわけではありませんが、それでも「よそ見してねーで、ちゃんとこっち見ろよ!」「オレがしゃべってんだから、黙って聞けよ!」「ちょっとボケて、笑いを取れないかな?」くらいの余裕はあります。
何度もみんなの前で話すうちに、だんだんこう変わってきました。
テニスも、これと似ています。
緊張の場面をたくさん経験していくうちに、そういう状況でもできることが増えていきました。
要は、慣れの問題です。

緊張していくことです。
僕が、ラッキーだったことがあります。
それは、「超ビビり」だったことです。
これをなんとかしたくて、「緊張するな!」「ビビっちゃダメだ!」と頑張ってきました。
しかし、なかなか思うようにいきません。
あるとき、「緊張するもんは、仕方ないだろ!」「緊張して悪いかよ!」と逆ギレみたいになって、開き直ってしまいました。
そして、「緊張するのは、チャレンジしている証拠だろ」「緊張するのは、成長している証しだ」と、勝手に「いいこと」と解釈するようになりました。
すると、だんだん変わってきました。
緊張してくると「イイ感じじゃん!」となり、緊張しつつもリラックスできるようになってきました。
「いい緊張感」として、プラスにできるようになってきたわけです。

緊張するのは、悪いことではありません。
当たり前のことだし、「いいこと」と思って慣れていくことです。
「成長のチャンス」と考えて、緊張を楽しんでみましょう。



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集中を、広げていこう。

2016年04月21日 | テニス
「ダメとは限らない」と、考えてみることです。

「集中力がないから、ダメなんですよね」と、話している人がいました。
でも、「ホントにそうかな?」と思いました。

僕は、「すごい集中力だよね」と言われることがあります。
しかし、先生から「君は、集中力がない」と、ずっと言われてきました。
すぐ飽きちゃって、集中力が続かないからです。
授業中も、勉強に集中したかと思ったら、もう「腹へった」「眠い」「早く終わらないかな」となります。
こんな感じだったのが、なぜか「集中力がハンパない」と言われるようになってきました。

集中力がないからって、ダメとは限りません。
むしろ、「それも才能の1つ」と考えてみた方がいいかもしれません。
僕は、じっとしているのが苦手で、すぐに気が散ってしまうタイプです。
「集中しなくちゃ」と思ってやりますが、他のことも気になってしまいます。
でも、「だから、オレはダメなんだ」とは思っていません。
むしろ「それが、オレの個性だ」と、開き直っています。
この個性を生かすことを考えて、自分なりにいろいろやってきました。
そしたら、集中力がついてきたわけです。

集中力が、大事です。
プレーに集中することが、いいパフォーマンスにつながります。
ただ、テニスって、いろいろやることがあります。
「ボールに集中する」ということも大事ですが、「ボールをよく見る」という1つのことだけで、周りが見えなくなるのもちょっとマズイです。
「相手の動きを見る」のも大事だし、「どういうボールが飛んで来るか?」を予測するのも大事だし、「飛んで来たボールを、どう打ち返すか?」と、次を考えることも大事です。
他にも、大事なことはたくさんあります。
車の運転だって、目の前だけに集中していたら危ないです。
もちろん、運転するときは集中しないといけません。
それには、スピードを気にしたり、バックミラーを気にしたり、信号を気にしたり、子供が飛び出してこないかを気にしたりと、いろんな方向に注意を向けることです。

集中力がないなら、その才能を生かすことです。
「ボールに集中!」「でも、相手はどう出るかな?」「どういう作戦でいこう?」「今の流れは?」「強気で、攻めてみようかな?」と、いろんな方向に注意を分散させていくことです。
これを鍛えていくと、いろんなことに気づけるようになってくるはずです。
「あっ!これはヤバイ」「おそらく、こう来るな」「この作戦でいこう」といった判断も、一瞬でできるようになってきます。
すると、「すごい集中力だね」と言われちゃうかもしれません。
集中を、広げていきましょう。



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