藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

緊張していこう。

2016年04月27日 | テニス
「緊張しないようにするには、どうすればいいですか?」という質問がありました。
これは、ちょっと難しいです。

僕は、「メンタル強いよね」と言われることがあります。
「あの状況で、緊張しないなんて」と思われているみたいです。
でも、これは誤解です。
実は、緊張していたりします。

小学生の頃、みんなの前で話をしなくてはならないことがありました。
朝礼台に上り、マイクの前に立った瞬間、緊張のあまり足がガクガク震えました。
伝える内容を覚えていたのに、パッと飛んでしまいました。
全然うまく話せずに、すごく恥ずかしい体験をしました。
大勢の前に立つと、まともに顔を見ることもできなかった僕ですが、今では堂々と話せます。
全く緊張してないわけではありませんが、それでも「よそ見してねーで、ちゃんとこっち見ろよ!」「オレがしゃべってんだから、黙って聞けよ!」「ちょっとボケて、笑いを取れないかな?」くらいの余裕はあります。
何度もみんなの前で話すうちに、だんだんこう変わってきました。
テニスも、これと似ています。
緊張の場面をたくさん経験していくうちに、そういう状況でもできることが増えていきました。
要は、慣れの問題です。

緊張していくことです。
僕が、ラッキーだったことがあります。
それは、「超ビビり」だったことです。
これをなんとかしたくて、「緊張するな!」「ビビっちゃダメだ!」と頑張ってきました。
しかし、なかなか思うようにいきません。
あるとき、「緊張するもんは、仕方ないだろ!」「緊張して悪いかよ!」と逆ギレみたいになって、開き直ってしまいました。
そして、「緊張するのは、チャレンジしている証拠だろ」「緊張するのは、成長している証しだ」と、勝手に「いいこと」と解釈するようになりました。
すると、だんだん変わってきました。
緊張してくると「イイ感じじゃん!」となり、緊張しつつもリラックスできるようになってきました。
「いい緊張感」として、プラスにできるようになってきたわけです。

緊張するのは、悪いことではありません。
当たり前のことだし、「いいこと」と思って慣れていくことです。
「成長のチャンス」と考えて、緊張を楽しんでみましょう。



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