ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

山口県知事選 反被曝・放射性物質(廃棄物・がれき等)の視点で候補者を見極めたい

2014-02-19 | ニュース

選挙:山口県知事選 3人届け出 上関原発、基地が争点

2014年02月06日 00時00分http://sp.senkyo.mainichi.jp/news/20140206ddg001010004000c.html

山本繁太郎前知事辞職に伴う山口県知事選が6日告示され、無所属で元総務省企画官の村岡嗣政氏(41)=自民、公明推薦▽無所属で元衆院議員の高邑勉氏(39)=生活推薦▽共産公認で党県委員の藤井直子氏(61)−−の新人3人が立候補を届け出た。投開票は23日。

 地域活性化策のほか、同県上関町に中国電力が計画する上関原発、空母艦載機など米軍航空機部隊の移転が相次ぎ予定されている米軍岩国基地(岩国市)を巡る問題も争点となりそうだ。

村岡氏は、地域活性化と雇用確保のため産業再生を訴える。上関原発計画には明確な姿勢を示していない。

高邑氏は、官民挙げた民間投資の促進による県民所得増大を掲げる。上関原発計画では撤回を求めている。

藤井氏は「原発ゼロ」や基地強化反対を掲げる。暮らし優先の施策を訴え、上関原発計画は撤回を求める。【尾村洋介】

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 立候補者次の通り。(届け出順)

村岡嗣政(むらおか・つぐまさ) 41 無新

 [元]総務省自治財政局企画官[歴]広島市財政課長▽高知県財政課長▽東大=[自][公]

高邑勉(たかむら・つとむ) 39 無新

 [元]衆院議員[歴]証券会社員▽参院議員秘書▽慶大院研究員▽北京大院=[生]

藤井直子(ふじい・なおこ) 61 共新

 党県委員[歴]学童保育所職員▽団体職員▽徳山市議▽周南市議▽立命館大


 

  


 

(管理人より) 報道がほとんどなされていないところにも保守王国の絶望感を感じます。

高邑氏は、前回知事選では上関原発反対ではなかったので、今回の上のような発言は、上関原発反対の票獲得を目的とした完全に二枚舌だと私は思います。

前回高邑氏は飯田事務所のすぐ前で選挙演説するなどの対立パフォーマンスをしていました。にも関わらず、今度は影響を受けたなどと言う高邑氏の白々しさ。市民は、よく見極めなければなりません。

次に被曝に関係する放射性廃棄物についての高邑氏の認識を、ブログで調べました。

高邑氏は震災がれき広域処理賛成しました。↓

高邑氏は防府市への震災がれき受け入れにも賛成しました。↓

http://blog.livedoor.jp/dpj_yamaguchi/archives/1555843.html

焼却灰のセメント原料への再生利用にまで言及しています。

さらに高邑氏は福島の汚染された牛を「食べれる」という認識です。

 http://blog.livedoor.jp/dpj_yamaguchi/archives/1570049.html  より

>研究チームの成果によって、警戒区域内の牛たちの汚染状況は、他の地域の牛たちに比べても低く、個体差はあるものの、ほとんどが現在の基準でも十分に出荷が可能であることがわかりました。そう、食べれるんです。食べることが出来る、というのは、世界に向けたメッセージにもなりえます。福島の風評を打破することになります。世の中にはなかなか伝わっていないけども、事実を語ることが大切だと思います。最終的には、浜通りの畜産の復活を目指さなくてはなりません。今生きている「被ばく牛」を、無意味に犠牲にするのではなく、いかに活用し、生を全うするか。農家さんや、心優しい日本人の心の在り方に沿った施策として、実現するまで、現場の闘いは続きます。私も、ある覚悟をもって、自分のふるさとで協力できるよう、最善を尽くしたいと思います。

以上のように、ブログを見る限り、

高邑氏は放射性物質や、被曝についての正しい知見はありません。

震災がれき広域処理については、震災がれきの総量が多く見積もられていたことや、被災地以外の多くの自治体で復興予算が流用されたことなどが明らかになり、問題化しました。がれき広域処理に反対した市民の指摘が正しかったことが証明されました。

さらに、がれき焼却により周辺住民に健康被害が出ている状況を自治体が無視するなど様々な問題を、がれき広域処理に反対した市民は指摘し続けています。このブログでもずっと追求してきました。

がれきの広域処理により、福島県の高濃度放射性廃棄物を、焼却施設やバイオマス発電施設などを作って、周辺住民が住んでいるにも関わらず、堂々と燃やそうという事業がまかり通っています。 

放射性廃棄物は、どんなに微量であっても無人エリアを作り集中管理するべきものです。にもかかわらず、科学的妥当性を一切問うことなく、汚染の少ない山口県に放射性廃棄物を持ち込もうとする姿勢に、高邑氏の次世代への無責任さを感じます。

「放射性物質を拡散させる」という科学的な誤りを、政治の力でゴリ押しする候補者はもうたくさんです。”被災地のため”という欺瞞はやめてもらいたい。

 

2011年8月のこの動画には、高邑氏の講演を手伝う元電通のマエキタミヤコ氏が映っています。再生可能エネルギー関連の繋がりが見て取れます。前回の知事選挙でも高邑氏は「自然エネルギーのファンドを作りたい」と公開討論で言ってました。

がれき広域処理賛成で、自然エネルギー推進ということですね。

放射性廃棄物を拡散する人物の、「上関原発反対」を信じていいのでしょうか?

県内の原発新設だけ反対って・・・・・

 
 
追記
 
再生可能エネルギーの推進は3人とも同じ。もはや絶望です。 ついに白紙か~!! まあ、棄権はしませんけどね・・・
 
 
 
 
 


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