ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

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ハワイのオスプレイ墜落事故。国の対応に日本がアメリカの植民地だと思い知らされる。

2015-05-18 | 平和・基地問題

 

 

防衛省幹部「タイミング悪い」 横田配備決定を念頭

5月18日(月)12時16分配信 朝日新聞

訓練中の米海兵隊のオスプレイ(MV22)が米ハワイで着陸に失敗したことについて、菅義偉官房長官は18日午前の記者会見で、「米側に関連情報を速やかに提供するよう申し入れをしている」と述べ、情報収集を急ぐ考えを明らかにした。また、日本でのオスプレイ配備への影響については「米側に対して、安全な運用に最大限配慮するよう求めてきているので、そうしたことをしっかりと主張していきたい」と話した。

 外務省幹部は「事故原因が分からないので何ともいえない」と述べたうえで、オスプレイの安全性への懸念が高まる可能性について「配備に反対する人は、この事故を理由に挙げて主張を強めるだろう」と語った。また、防衛省幹部は米空軍仕様のオスプレイ(CV22)の横田基地配備が決まった直後であることを念頭に「タイミングが悪い」と語った。

朝日新聞社



毎日新聞 2015年05月18日 11時19分(最終更新 05月18日 14時57分)

ハワイ・オアフ島での米海兵隊垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの着陸事故に、配備計画がある米空軍横田基地(東京都福生市など)周辺自治体や、24機が運用されている沖縄県で安全性への懸念が広がった。

 横田基地にはCV22オスプレイ10機の配備計画を政府が12日に発表したばかり。自治体は情報収集に追われた。

 周辺5市1町でつくる基地対策連絡会の幹事市、武蔵村山市の担当者は「けが人が出たという情報を聞き驚いている。皆さんが不安を抱かないよう、安全対応をしっかりしてほしい」と話した。福生市基地渉外担当は「国に問い合わせ中。どんな事故だったのか早急に把握したい」。瑞穂町秘書広報課は「事故の態様によって安全対策の要望の内容も変わってくる」と語った。

 一方、住民でつくる「横田基地の撤去を求める西多摩の会」の高橋美枝子代表は「オスプレイはヘリコプターに比べて機体が大きい割にプロペラが小さいという構造的欠陥が指摘されており、起きるべくして起きた事故ではないか。CV22も構造は同じで、横田基地周辺の住宅密集地で起きたら大惨事になる。配備は撤回してもらいたい」と話した。【柴田朗、山田麻未】

 

沖縄知事「原因究明まで飛行停止求めたい」

5月18日(月)15時24分配信 日本テレビ系

アメリカ・ハワイのオアフ島で日本時間18日朝、海兵隊の新型輸送機「オスプレイ」が訓練中に着陸に失敗し、隊員1人が死亡した。同型のオスプレイは、沖縄県のアメリカ軍普天間基地にも24機が配備されている。沖縄県の翁長知事は、原因が究明されるまで飛行停止を求めたいとの考えを明らかにした。

 翁長知事「オスプレイの配備は、県民からすると到底容認できない」「1機墜落したことの意味合いは大変大きなことでありますので、原因究明含め、しかるべき説明をしてもらう中で、もちろん、オスプレイの配備撤回を要求する

 翁長知事は、オスプレイの機体の安全性にあらためて疑問を呈した上で、少なくとも事故原因が究明されるまで、普天間基地に配備されているオスプレイの飛行停止をアメリカ軍に求めたいとの考えを示した。



米輸送機事故「都内で起きたら…」 横田の反対派憤る

新型輸送機オスプレイは沖縄の米軍普天間飛行場に配備され、本土でも訓練や配備の計画が進みつつある。そのさなかにハワイで17日に起きた訓練中の事故。配備に反対する人たちは憤りの声を上げた。

 東京都福生市などに広がる横田基地は、本土初配備が決まったばかり。「横田基地の撤去を求める西多摩の会」の代表、高橋美枝子さん(73)は「都内の人口密集地で起きたら、と思うとゾッとする」と話した。17日に基地前で開いた配備反対の集会には、周辺住民ら約260人が集まった。「みんな不安なんだと思います。オスプレイが日本の空を飛ぶ資格があるのか、たいへん疑問です」

 2012年に沖縄・普天間飛行場にオスプレイが配備された直後から、米軍は沖縄やその周辺で訓練を繰り返してきた。米軍の訓練施設・キャンプ富士(静岡県)や厚木基地(神奈川県)など、訓練先を東日本にも広げてきた。

 18日朝、「ヘリ基地反対協議会」の安次富(あしとみ)浩共同代表は辺野古の米軍基地のゲート前で反対集会をしている最中に、オスプレイ墜落の一報を聞いた。「沖縄が危険にさらされていることが、あらためて明らかになった。政府は国内でのオスプレイの飛行を即刻とめるべきだ」と話した。

 防衛省は、普天間飛行場でのオスプレイの運用は「米軍が判断すること」としており、飛行停止などを日本政府から求める考えはないという。担当者は「事故原因の究明には年単位の時間がかかるだろう。事故はない方がいいが、どんな機体でも事故率がゼロということはない」と話した。



オスプレイがハワイで着陸失敗 1人死亡

5月18日 11時45分 NHK
 
アメリカ海兵隊の新型輸送機MV22オスプレイが、ハワイで演習中に着陸に失敗し、海兵隊員1人が死亡したほか、20人余りが病院に運ばれて手当てを受けています。
アメリカ海兵隊によりますと、ハワイのオアフ島にある空軍基地で17日昼前、アメリカ海兵隊のMV22オスプレイが演習中に着陸に失敗したということです。
オスプレイには当時22人の海兵隊員が搭乗しており、病院に運ばれましたが、1人が死亡し21人が手当てを受けています。
このオスプレイは、西部カリフォルニア州のペンデルトン基地に拠点を置く第15海兵遠征部隊に所属しており、海兵隊は事故の原因を調査しています。
オスプレイを巡っては、沖縄県の普天間基地に海兵隊のMV22オスプレイ24機が配備されているほか、アメリカ国防総省は先週、東京の横田基地に再来年以降、空軍の特殊作戦などに使うCV22オスプレイを10機配備する方針を明らかにしたばかりでした。
また、陸上自衛隊も、2018年度までにオスプレイ17機を導入する計画ですが、今回、死亡事故が起きたことで、国内から不安の声や安全対策の徹底を求める声が高まることが予想されます。

過去にもトラブル相次ぐ

アメリカ軍の新型輸送機、オスプレイを巡っては、開発段階に墜落事故が相次ぎ、安全性を疑問視する見方が出ました。
その後、アメリカ軍は機体の設計の変更や改良を繰り返した結果、安全性が高まったとして2007年からオスプレイの配備を開始しました。
しかし、その後もオスプレイの事故は続いており、2010年にはアフガニスタンで墜落し兵士4人が死亡したほか、2012年にもモロッコで墜落し兵士2人が死亡しました。また、同じ2012年にはアメリカ南部フロリダ州の基地で、墜落事故が起き5人がけがをしたほか、翌年2013年の8月にはアメリカ西部ネバダ州で着陸に失敗し、オスプレイの機体が大きく破損する事故が起きています。

日本国内でも飛行範囲を拡大

3年前、沖縄に配備されたオスプレイは、去年から飛行範囲を関東や北海道などにも広げていて、再来年以降には東京のアメリカ軍基地にも配備されることになっています。
海兵隊のオスプレイは、3年前の平成24年、アメリカ本土から、いったん山口県のアメリカ軍岩国基地に運ばれたあと、沖縄のアメリカ軍普天間基地に配備されました。おととしからは配備先の沖縄だけでなく、岩国基地を拠点に、四国上空や、滋賀県にある陸上自衛隊の演習場などで訓練を開始しました。
そして去年から本土での飛行範囲を広げていて、7月、神奈川県のアメリカ軍厚木基地や東京のアメリカ軍横田基地にも初めて飛来しました。その後、北海道や東北にも飛来していて、今月も横田基地に飛来しているのが確認されています。
さらに再来年以降、空軍のオスプレイが、横田基地に配備されることが明らかになっています。また、陸上自衛隊も、オスプレイを導入する計画です。

官房長官 情報提供を申し入れ

菅官房長官は午前の記者会見で、「政府としては、アメリカ側に対し、今回の事案の関連情報を速やかに提供するように申し入れているところだ」と述べました。
また、菅官房長官は、記者団が「アメリカ国防総省がオスプレイを東京の横田基地に新たに配備する方針を示したなかでの事故だが、影響をどう考えるか」と質問したのに対し、「いずれにしろ、政府はアメリカ側に対して、安全な運用に最大限配慮するよう求めているので、そうしたことをしっかりと主張していきたい」と述べました。

翁長知事 沖縄県内での飛行停止要請を検討

オスプレイがハワイで演習中に着陸に失敗した事故について、沖縄県の翁長知事は記者会見で「憤りを感じている。県民の安心安全を守る見地からしっかり対応したい」と述べ、事故原因が究明されるまでの間、アメリカ軍に対し沖縄県内での飛行停止を求めることを検討する考えを示しました。
そのうえで翁長知事は「県としてはオスプレイの配備に反対で、日米両政府に対し、配備撤回を求めているところだ」と述べ、日米両政府に対し、引き続き配備撤回を求めていく考えを示しました。
 

 


(管理人より)

ハワイでオスプレイが墜落しました。米軍関連、ヘリの墜落関連はブログでも記事にしてきました☟

やっぱり米軍ヘリ墜落!懸念が現実になっても「仕方がない」と思わせようとする報道に注意!

7/30 米軍岩国基地にオスプレイが到着。日本の上空を事故率高いCV22が飛びまわることに!!

【選挙前に】「オスプレイ」という争点~大分で米軍戦闘機訓練?飛ぶなと言えない防衛省

米海兵隊岩国航空基地内から黒煙!PM出しまくり!越境した煙は治外法権?

 

 今回、ハワイで墜落したオスプレイは海兵隊仕様のMV22。米軍普天間飛行場に24機配備されています。横田基地には、空軍仕様のCV2210機が配備されます。

事故後、パソコンに張り付きながら、日本の報道の様子を見ていましたが、NHKはヤフーニュースよりも配信が遅かったです。しかも画像や動画は後から更新してきました。

さらに日本のメディアの報道も夜になると出揃ってきたものの、初めは爆発、炎上、黒煙といったものがはっきり見える動画や画像は出ていなくて、小出しに更新されていきました。

墜落の様子が最もよく分かるハワイのメディアの動画をこの記事の一番上に載せました。0:44に爆発するところが映っています。爆発音もあります。

 

NHKは、「国内から不安の声や安全対策の徹底を求める声が高まる」と伝えていますが、呆れました。

そもそもオスプレイ自体の欠陥や「戦闘ヘリが不要だ」という市民の意見を無視しています。

防衛省は、普天間飛行場でのオスプレイの運用は「米軍が判断すること」としており、飛行停止などを日本政府から求める考えはないという腰抜けっぷり。

横田基地配備の前に「タイミングが悪い」と本音を語っているのをみると、つくづく日本はアメリカの植民地なのだということを思い知らされます。

「着陸に失敗」というメディアの伝え方にも違和感を感じます。

ヤフーのコメント欄を見ると、人的ミスだの機械を改良すればいいだの、身勝手な意見ばかり。

オスプレイそのものには問題がないように思わせるために必死に誘導しているとしか思えません。

さらに防衛省は「どんな機体でも事故率がゼロということはない」と開き直る始末。

市民の命を守るためには、オスプレイは不要、配備は撤回すること。税金の無駄遣いをするなということです。

「安全対策」「安全対応」とかいう言葉はごまかしです。

市民は「不安を訴えてる」わけじゃなくて「本質的に危険な事実」を指摘しているのです。事故を予防するために配備の白紙撤回を要求しているのです。

「市民の不安」という表現は、実に市民を馬鹿にした言葉です。震災がれきの焼却問題の時にも使われた欺瞞の言葉。

危険は事実です。

オスプレイがいかに危険かこの下の動画を見ればすぐにわかります。

未亡人製造機と言われる・・・

オスプレイが着陸地点周辺の木々を、プロペラの風圧でなぎ倒し、見物人が巻き込まれレスキューされている様子。

 

 

 

オスプレイに放射性物質 ストロンチウム90が使われていなかったのでしょうか?よくわかりません。

参考☟

小出裕章氏が説明「沖縄米軍ヘリ墜落時、放射性ストロンチウム撒き散らし事件」(書き起こし) 

 

 

 

 

追記 ブログ記事にしました☟

 

ハワイのオスプレイ墜落死亡事故現場で、白い薬剤を散布する防護服らしきものを着ている人間が写っている





オスプレイがいらないという理由はこれだけで足りると思います。

https://twitter.com/oldblue2012/status/599883140174229505


追記 毎日新聞が記事を書き換えて更新しました。その際、なぜか佐賀市民の声を削除しましたので、こちらに掲載しておきます。☟

佐賀でオスプレイ配備の反対運動が困るのでしょうかね?毎日新聞は。


削除された文章☟

 

陸上自衛隊が導入を予定しているオスプレイの配備計画が持ち上がっている佐賀空港(佐賀市)の地元でも懸念が広がった。 
ノリ漁への影響を心配し、配備に難色を示す

佐賀県有明海漁協広江支所副運営委員長でノリ漁師の古川茂樹さん(47)=佐賀市=は 
事故があると改めて配備反対の思いが強くなる。オスプレイは故障や事故の懸念があり絶対安全ではない。
事故原因の究明と対策をしてほしい」と訴えた。 

 佐賀市の主婦、石丸初美さん(63)は

オスプレイはずっと危ないと指摘されており、犠牲になるのは市民だ。
戦争の兵器でもあり配備には絶対反対」と語気を強めた。

 


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