ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

5/23ガレキ阻止!北九州1万人アクションに参加、風下県民の声を上げる!

2012-05-21 | 震災瓦礫問題

さっき小倉から戻りました。安藤代表は、最後の話し合い10人の中に加わり、文字通り、命がけで交渉しています。私たちに最終のバスで帰るようにいい、市との交渉に・・・結果は、市役所を埋め尽くした、市民の思い、ベビーカーで集まったお母さんたちの気持ちを踏みにじった形で、明後日5/23.24.25 試験焼却が強行されます。

本当に無念です。無念でなりません。宇部からは仲間たち+講演会に来ていただいた方など含めて、20人+現地で集合を合わせて30人近くが思いのたけを書いたプラカード持参で参加。作るのに3時までかかったスタッフも。

市民検討委員会では、木下黄太さん・山本太郎さんにすばらしいアシストをいただき安藤さんが、風下の山口県民を代表して、廊下まであふれた満員の会場で渾身の訴えをしました。

「北九州を止めれば防府も止まる!」大きな拍手に包まれました!安藤さんの姿がうまくうつりませんでした。↓(私が撮った写真)

追記 田中龍作さんの報告より 画像を転載します↓ こちらも見てください(バスをチャーターとありますが、その点は違います高速バスです。一人自腹往復1800円、手弁当を会場で食べました。誰からも経費など出ていません)

http://tanakaryusaku.jp/2012/05/0004337

私が昨日夜、寝ずに作った、「電気いらずの紙パワポ」を安藤さんが使って全身全霊で解説!↑

私は、会場満席で座る席がなかったので、真ん中の通路一番前で正座して聞いていました。木下さんが宇部でも言われたように、マスコミの罪深さを感じる会見でした。東電の記者会見でもマスコミの腐敗ぶりがわかりますが、今日は実感しました。

検討委員会後、小倉の町を山本太郎さんと一緒にパレード。市役所に到着後、市長室まで階段を埋め尽くす人の群れができ、大混雑。市長は出てきませんでした。

一階ロビーにて、 全員で待ちました。ベビーカーのお母さん、生後間もない赤ちゃんを抱いた当会のママさん、他にも赤ちゃん抱っこのお母さんを山本太郎さんがやさしくまとめてくださり、最前列に整列。当局の人間を待ちました。

 しかし、出てきたのは、2.3日前、「避難者のアホどもがまたさわいどる」と暴言を吐いた 環境局の梶原課長。(今日は人が多くて写せず)

「市長を出せ」という声が飛び交う中、お母さんたちが見つめる中、「安全です」と・・・・・狂っている。国も地方も。公務員とはいったい何なのか・・・・

赤ちゃんの鼻から800万ベクレルの毒を吸わせることを平気でしようとする人間がいることを忘れてはいけない。その行為を許してはいけない。

私が5/10に北九州市の市役所に行き環境課職員をうつしてきた写真を、ブログに、あげることにします。じっくりご覧ください。

写真はピントがずれてうまくうつせていませんが、私がうつしたものです。ご了承ください。疲れ切って推敲も、チェックもできません。どうかお許しを・・・

↓梶原課長

 

ガードマンがすぐやってきてこの3人の公務員のまわりにつきます。ガードマンを雇うお金は税金でしょうか?恐らくそうでしょう。

この人たちとくらべ、山本太郎さんはほんとに優しかった。木下黄太さんは、体調が悪く声ががらがらでした。話口調は厳しいけど、避難者の人たちの話を全身全霊で聴き、風下の県のことを思ってくれている、優しさ。

本当に優しいというのは「子どもの上に見えない毒を降らせないこと」 それをただただ無心に追求することだと思います。

見えない毒をふらせる自治体に、だんまりを決め込む自治体もある意味同罪です。 

 

 

帰りの高速バス。関門橋から、日明方面を見る。見えないけど、下関と門司がすごく近いということがわかる。

きょうは、結果としては、悪かったかもしれないが、行ったことで、よくリツートするツイッターさんにあえたり、いろんな方からすばらしい話を聴けたり、それはとてもよかった。これからもあきらめずに追及しよう。



4 コメント

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ありがとうございました。 (Unknown)
2012-05-22 00:44:29
本当に本当にありがとうございました。最後まで諦めません。諦めてなるものか。
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ありがとうございます (よーこりん)
2012-05-22 13:31:30
 遠くの汚染された空の下から、涙を流しながらブログを読ませて頂きました。
 
 私の住む東京も焼却されています。元々汚染されているので、なんとも言えませんが・・。
 綺麗な故郷が汚染されるのを見ているのは、正直辛いです。父母は、気にしていないようで、私の話も他人事と捉えているようです。

 下関市役所にも何度も電話しました。具体的に行動する様子は感じられません。少しでも「他人事ではない」という事を分かって欲しくて、何度も危険性を伝えました。

 正直、今回の北九州の焼却問題で、地元に避難するという選択肢は難しくなりました。悲しいです。

 直接行けないのがもどかしいですが、今出来る事をやっていきたいと思います。
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ありがとうございます。 (やの)
2012-05-22 22:07:26

はじめまして矢野と申します。
山口県光市生まれ。山口県、福岡県で子ども時代を過ごしました。親戚は、皆、北九州市と博多です。妻と子供たちは、北九州市八幡西区におります。原発事故以来、住んでいた浦安のホットスポットがいやで避難させていました。しかし北九州市は、流山市の高濃度汚染焼却灰を117トンも、燃やしてしまいかなりの高い線量になってしまったとおもいます。これに関して環境局に何度も調査を依頼してきました。残念ながら相手にされず、さらに今回このようなことになってしまいました。市役所に出向いたり、市長にメールや、手紙を渡しに行ったりしました。
市役所の職員も自民党議員も石巻市の惨状を話し、こんな状態をほっとけないといいます。それなら実際この目で見てみようと、今回土曜日、日曜日と石巻市に行ってまいりましたので、ご報告いたします。
石巻市内の様子です。何本もいろいろ撮っています。ダラダラとっていますのでわかりにくいかもしれませんがご容赦ください。関連で、
石巻 U+A0がれき U+A0平成24年5月 U+A0と書いてあるのが私が今回、タクシーとバス、自転車で撮影したものです。


http://www.youtube.com/watch?v=MvtwJFw7i3g&feature=youtube_gdata_player


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確かに津波の傷あとは大きくつらいものがあります。瓦礫もたくさんあります。しかし瓦礫は人がすむ近くにあるものは一部で町は落ち着いています。瓦礫が大量発生した津波の被害があった沿岸沿いの瓦礫は片付けされています。そしてその付近に住民は住んでいないのです。そして瓦礫の山はそういう場所の沿岸にあります
瓦礫の山がなくなったらそこに住めるのか?というと、答えはノー。
地震も頻繁な堤防もないところに恐くて住めないようです。内陸部の瓦礫の山は確かに問題で仮設住宅1000戸がそばにあり、夏は、においも大変だったとのことです。でも、ここは、閉鎖予定です。北九州が持っていった瓦礫はこの瓦礫でなく、海沿いの埠頭においてあるものです。なぜかというと、北九州市は、川沿いに発生したがれき限定で処理する予定です。そのがれきは、川沿いにありましたが、破砕処理するため処理工場のある埠頭に、持っていかれました。その埠頭から北九州市に移動のようです。
新しい焼却場が五基稼働を始めていて、国から26年3月まで、と期限を決めて稼働中で二年で70万トン処理するようです。
また市外の処理場で10万トン処理(二年)の予定です。ともかく、津波の害が少ないところは全く問題ないくらいに見えました。知れないご苦労がたくさんあるとは思いますが。

石巻市の全体のがれきは、616万3000トンそのうち19トンが海に流れて二年以内に引き上げる予定のものを含みますから、597万3000トンとなり、さらにこの中には、解体予定の7000軒の建物110万トンを含みますから、487万3000トンが実質のがれき、今、仮置き場に山となっているのは、300トン。要するに仮置き場におけないがれきは、187万トンとなっています。実際187万トンってどこにあるのか見えませんでしたが。本当に急ぐべきはなんなのか?と思います。北九州市が各家庭に配ったビラには、がれきの半分しか仮置き場に移動もできてないと書いてありますが、明らかにウソですね…数字のからくりもあり、目で見てもおかしいです。そのビラには、石巻市のがれきの線量は、002-007マイクロシーベルトで北九州市と同じと書いてありますが、残念ながらうちの赤ちゃんが寝ている部屋は、018もあります。
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よーこりんさんコメントありがとうございます (oldblue管理人)
2012-05-22 22:36:34
北九州の人たちと心を合わせてやってきました。山本太郎さんにもお願いしました。木下さんにもお願いしました。最後の10人に安藤さんに入ってもらって私は祈りました。よーこりんさんにとってふるさと。私にとってもふるさと。山口県って、こんなに素敵なところだったんだと今あらめて思います。こうなってしまったけど、本焼却を許さない声を上げ続けます。
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