ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

2/11東京新聞こちら特報部「広域処理 結局は税金の無駄使い ゼネコン利権に群がる」

2013-02-11 | 震災瓦礫問題

東京新聞 2013年 2/11 こちら特報部 より 

 宮城、岩手両県の震災がれきを被災地以外で処理する「広域処理」の大半が、来月末で打ち切られる。必要量が当初の推計の6分の1にまで激減したためだ。受け入れ先では放射能汚染への不安にとどまらず、税金の無駄遣いが指摘され、北九州市などでは訴訟にも発展した。大阪では警察の介入が問題視された。東北の地元にも反対意見が強く、旗振り役の環境省は早期撤退に追い込まれた形だ。 (佐藤圭

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2013021102000132.html

 

 

2月12日 全国交流集会での記者会見のお知らせ

日時  :2月12日(火)14時30分~15時30分
場所  :参議院会館B107会議室 (有楽町線永田町、丸の内線国会議事堂前)
主催   :326政府交渉ネット  
連絡先 :gishin@abelia.ocn.ne.jp

http://gareki326.jimdo.com/お問合せ/

(当日は、全国交流集会を同じ場所で13時から17時半まで行います。記者会見は、途中の時間を切って行います。)

☆環境省主導で行われてきたがれきの全国広域化が、北九州市、東京都など宮城県発の広域化が終息することになり、岩手県発も埼玉県、静岡県が終息することになりました。これら終息情報は、当該地元ではメディアで報じられているものの、全国的な情報としては、報じられていません。環境省が情報発信していないことが原因です。

また一方がれきの広域処理に基づき、特定地域や高濃度の汚染を示した指定廃棄物の処理について、法律上は国が責任を持って処理するということになっていましたが、実態は廃棄物処理法上の許認可の枠から外れている小型焼却炉(199kg/h以下)で焼却して処理しようとしていたことが、福島県、鮫川村青生野十日塚(さめがわむらあおのとおかつか)問題で、明らかになりました。放射性廃棄物を小型焼却炉で焼却するという世界で類例を見ない環境省、福島県の措置です。

☆がれきの広域化については、当初広域化は400万トンもあると誇大広告ともいえる「絆キャンペーン」までして、全国民を騒がせてきました。しかし、現実は目標値の数%で終息と言うことです。終息の最大の理由は、3・26政府交渉ネットをはじめとする全国の市民団体が反対の声挙げ、環境省や宮城県に指摘してきした「総量の問題」「契約内容」です。

環境省が、市民の指摘により再調査、再再調査した結果処理しなければならないがれき量が、大幅に減ったというものです。当初受入計画した市町村のがれき持込み契約が、実際は半分になったり10分の1になったり、受入契約そのものが無くなったりと、あまりにも杜撰な環境省の広域がれき化政策の破綻が今や誰の目にも明らかなりつつあります。

これらの件について当日は、13時より全国交流集会を行い、14時半から記者会見に入り、その後およそ17時半まで、環境省への質問や要望内容についての議論を行って行きます。

☆記者会見では、上述した2本のテーマについて、環境省との事前折衝の内容も報告しながら行いたいと思います。

★報告者 藤原寿和、青木泰、下地真樹(阪南大准教授)、北村孝至(東白川郡鮫川村)他

                                                                                                             326政府交渉ネット事務局 杉山義信

福島県、鮫川村青生野十日塚(さめがわむらあおのとおかつか)問題 

2012年11月25日 東京新聞[こちら特報部]

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2012112502000130.html

環境省が、原発事故で生じた高濃度放射性廃棄物を焼却する実験的施設の建設を福島県鮫川村で始めた。各地で処分が滞っている汚染稲わらや牧草の処理モデルを目指すという。ところが村は建設予定地の住所さえ公開せず、近隣住民からは「恒久的な施設になるのでは」と不安の声が上がっている。 (出田阿生、佐藤圭)

http://www.asyura2.com/12/genpatu28/msg/848.html

http://www.vill.samegawa.fukushima.jp/news.php?code=109   鮫川村HP

 

 

 


福島県鮫川村焼却炉問題

国策でがれきの広域処理と除染が進められる裏で、もっと恐ろしいことが進行していました。 

最も汚染度の高いものは3万ベクレル/kgといった1キロ当たり8000ベクレルを超える放射性物質を含んだ「指定廃棄物」の落ち葉や稲わら、堆肥などを焼却するための小型の焼却炉の建設が福島県県南の鮫川村において11月15日着工しています。 2年弱をかけて600トン燃やす計画となっています。

北九州のがれき焼却灰をはるかに超える汚染度の高い焼却灰も出ますし、煙突からも放射性物質の微粒子が漏れ出ます。焼却炉で働く労働者は、原発作業員以上の危険があると思われます。

やっぱり福島原発の周りに無人区を作って、燃やさず、遮断型の処分場を作って集中管理するしかないと思います。

そしてどうか福島の方は避難してください。

焼却炉予定地から町村境を隔て1.5㎞の隣町に住む女性のブログです是非ご覧下さい。

ふくしまの里山を次世代に

http://blog.goo.ne.jp/no-nuclear  鮫川村には天然記念物のヤマネもいっぱい住んでるそうです。 

                        

 



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