定期整備中、溶融炉内の壁に付いた焼却灰をはがす作業をしていて焼却灰の中に転落、死亡したとあります。
焼却灰は危険だと、何度も環境局に電話して注意を促してきましたが、やっぱり犠牲者が出てしまいました。
ゴミがどういったところで燃やされているか知らない大人も多いと思います。見学できるところと作業員が入るところは違うと思います。
焼却工場で働くということは、そもそもたくさんのほこりを吸い、高いところに登ることもあるし、実は大変危険な仕事なのです。
焼却炉の作業は命懸けです 画像あり
http://blog.goo.ne.jp/wa8823/e/7c9fceb99b2a34bc86573d2799fa58e6
http://blogs.yahoo.co.jp/ishikawaryou1/6335652.html
作業のことを作業者から直接聞きました。とても暑くて苦しくて埃だらけになってしまう、マスクなんてとても付けていられないような時もあると。
3kの職場どころではない10kだ!とも。「クリーンセンター」はクリーンじゃないのです。
今回焼却灰をはがす作業でマスクなどしていたかは不明です。
その上、あらゆる化学物質・重金属・ダイオキシン・放射性物質が凝縮した焼却灰の中に上半身が埋まったのです。
そして1時間後に死亡。もしも汚染されてない草木灰だったらと私は思いました。
ブログ記事に下記のような批判がありましたが、私はうまく伝えられませんが、とにかく働く人の立場から焼却工場は危険だということを伝えたかったのです。
私はリンク先にある『汚染があったから死んだんだ』と読者に受け取らせるような書き方はいかがなものかと思います。サイロの中に落ちれば汚染など無くても圧迫や窒息で死にますからね、雪崩みたいなものです。
「汚染など」?「など」?・・・窒息だけが原因だと受け取らせるような書き方もこの際すべきではないのではないでしょうか?
追記
汚染などの「など」といった部分を強調する意味がわからない。こういったところに話をある特定の方向に誘導しようという意図が感じられるから批判されるんじゃないの?
たまたま見たブログ記事でこんなことを書くのも失礼かもだけどブログ主さんのほうが揚げ足どりしてる印象をうけた
このような匿名のコメントが来ました。私の方が揚げ足取りしている印象だそうです。私自身は他人のブログにこのようなネガティブコメントは書いたことはありません。
このコメントを書いた人の意図は何かわかりませんが、この方がどんな方か知りませんが、私が自分のブログに自分の意見を書くことを否定される筋合いはありません。
読む人の判断に任せます。
ツイッターでこの記事は拡散していますが、どんな人がどのように拡散してくださっているかご自身でお確かめください。
http://topsy.com/blog.goo.ne.jp/flyhigh_2012/e/120cf1ed587d8439cabd3bb6e8b98302?allow_lang=ja
それと自分の利益のために書いているのではありませんのでどうかご理解ください。
新門司工場は灰も溶かす「ガス化溶融炉」です。放射性物質なども濃縮されます。
下請け業者の作業員の人は命懸けで危険な仕事をしています。
原発の仕組みと同じなんです。一般の人は、何も知らず電気を使って、ゴミをポイポイ出す。
それで犠牲になる労働者がいるのです。もう二度と焼却工場で犠牲者が出ないことを祈ります。
追記 環境局災害廃棄物担当 森氏 と電話で話しました
「作業員の方は頭から埋もれて窒息状態、物理的に呼吸ができないことが原因で亡くなったと考えている。化学的な中毒ではないと考えている 。死亡原因はまだわからない。知らされていない。市の委託業務で重大な事故が起きたということは市民に対して申し訳なく思う。いろいろな観点から具体的な安全対策を徹底する」
焼却灰や、焼却炉・焼却工場自体の汚染・危険性についてはまったく理解を示すことはありませんでした。特に原因については急性中毒を完全否定。実際は原因はわからないのに、非常にムキになって否定。挙句なぜかこちらに質問を投げかけてくる始末。今までの話ぶりとは違う横柄さ。そこに、犠牲となった作業員の方の死を悼む気持ちはまったく感じられませんでした。
灰を吸い込む危険性すら理解しない、病気になる可能性を指摘するも、被災地の話に論点をすり替える。
森氏は「危険を指摘する人はゼロを目指している、こちらは安全に問題のないの範囲を検査してすすめる、ここに落としどころはない」と言って対話にならず、イライラした様子で、市民が質問をする窓口の対応とは到底思えないような話し方をされました。
言葉尻の揚げ足もとりながら「基準値以内は問題がないのにあなたがたはすぐそう言う」と逆ギレ。
読売・西日本・朝日など新聞社に今回の事故の情報を「投げ込んだ」ので市民に知らせる義務を果たしたと思っているそうです。
私は市のHPでもきちんと説明をすべきであると伝えました。
すべての核種の検査をするように、焼却工場では原発並みのマスク類の装備をするように言いました。あの様子では聞いてはもらえないと思いますが
言わなければそのままですので言いました。
大阪でも本焼却に向けて進められていますが、このように焼却工場で働く人が犠牲になる可能性がありますのでどうかこのことを知らせてください。
いつも犠牲になるのは、弱者です。
私もずっと電話してきましたが今回はさすがに驚きました。「環境都市」のゴミ行政って人が死んでもこういう態度なんだなと悲しく思いました。
どうかみなさんも聞いてみてください。
093-582-2411 北九州 がれき専用ダイアル
毎日新聞↓
釜の中の固まった灰が作業の足場になるから、灰に上がってという表現になります。二人で作業、一人は無事です(森係長)
関連記事
作業員死亡事故が起きた東京都の新江東清掃工場の放射能汚染を考える。
ブログ記事
http://merx.me/archives/30860
にて、
「作業員の方は頭から埋もれて窒息状態、物理的に呼吸ができないことが原因で亡くなったと考えている。化学的な中毒ではないと考えている 。」
の部分を引用させて頂きました。
たまたま見たブログ記事でこんなことを書くのも失礼かもだけどブログ主さんのほうが揚げ足どりしてる印象をうけた
(数百ベクレル/㎏のほこりを吸っただけで猛烈な激頭痛になり、クモ膜下出血になりそうな恐怖に襲われた者)
そもそも、放射能汚染されたものを一般の焼却私設で燃やしたらダメでしょう!!専門家が反対しても政府はやってしまう腐った国です。
清掃員はものすごい被曝してるでしょう。