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オーストラリア 500万羽もの鳥が死んだ可能性 渡り鳥ハシボソミズナギドリに何が?

2013-12-04 | ニュース

  

Concerns raised over number of dead birds on Coast beaches

http://www.sunshinecoastdaily.com.au/news/mutton-bird-death-fears/2098430/

 28th Nov 2013 6:00 AM(原文はブログ記事下↓までスクロール)


海岸の浜辺で死んだ 鳥の数に持ち上がる不安

リンゼイ・ダインズは死んだハシボソミズナギドリがテワ・ビーチに打ち上げられているのを一ヶ月以上観察しています。

彼は、死が渡り鳥の運命の一部であるということを知っています。

タスマニアで始まる太平洋の長い8の字は、帰りの長旅の前に、北半球アリューシャン諸島とそれからカリフォルニアに達します。

しかし、リンゼイがもっと恐れているのは行動です。

熱心な漁師と環境保護主義者は、死体の数について深い懸念を持っています。

「私は、1ヵ月前、Noosa北海岸とCaloundraの間で25000という数字が誰かによってカウントされたと聞いています」と、彼は言いました。

「そして、Bundabergからビクトリアの南海岸、さらに、タスマニアとニュージーランドの西には、すべてのビーチ沿いに異常に多くの鳥の死体が広がっているという報告があります。そして海岸沿いのすべてのコミュニティに大きな心配をもたらしています。

獣医によって検査されたすべての鳥が、やせ衰えていて空腹であったことがわかりました。

報告されている死亡数とその範囲から、ダインズ氏は500万羽もの鳥が死んだ可能性があると考えています。

健康状態がよければ、鳥たちは、マグロや他の捕食魚によって海面に群がっている餌魚を探します。

渡りの際に給餌は欠くことのできないものであり、移動性の経路に沿ったところの捕食魚と餌魚の両方に完全に左右されているのです」とダインズ氏は言いました。

「今年は、過去の大規模な死と異なりました。

大部分は生きて海面に着地したり近くに打ちよせられたりして、かなりの数のミズナギドリが死にもの狂いで沿岸で餌を取ろうとしています。

ミズナギドリが餌魚を食べるために海岸に群がると捕食魚は不十分となります。

「私は、最後の数ヵ月間、絶えず食物を捜しているミズナギドリを含むすべての海鳥を観察してきました。しかし彼らは何かを見つけることは希です。」

キャンベラ大学のニック・クロンプ教授(現在教育のための副大学副総長)は、短い尾のミズナギドリ(ハシボソミズナギドリ)を研究し、20年を過ごしました。

彼は、Dines 氏の理論は確かに真実かもしれないが、さらなる研究が必要であると述べました。

クロンプ教授はミズナギドリの年間レポートを完成させたと言いました。移動は現在南ニューサウス ウェールズ州、ビクトリアおよびタスマニアの沖の島の繁殖地で卵を産んでいました。

環境要因の影響は通常よりもより多くの死につながる可能性があるということは疑う余地がなかったと、彼は言いました。


 (管理人より)素人の翻訳ですので、誤訳があったらお許し下さい。いくつか資料を補足しておきます。

 

 

ハシボソミズナギドリ (嘴細水薙鳥)

最も長距離の渡りをする鳥の一つとして知られる。その渡りのルートをたどると約32,000kmとなり、太平洋の北西半分に頭の大きな「8」の字が描ける。

オーストラリアでは巣穴に置き去りにされた時期のヒナを Mutton Bird (マトンバード)と呼び、食用のほか脂肪を製油して製剤(ビタミンA剤)にも使用していた。ただし捕獲数は制限され、繁殖地はどこも厳重に保護されている。

http://www.fullerlab.org/meeting-with-the-ambassador-designate-to-japan/  より


渡りの際に、空腹で力尽きて日本の海岸線にもミズナギドリが打ち上げられているニュースがいくつかありました。しかし、500万羽という数字は異常な気がします。

太平洋にも大量のゴミ、瓦礫が浮いています。プラスチック製の釣り糸が海鳥の足に絡まったり、プラスチック製の小さい蓋や、発泡スチロールの小さい破片や、ビニール袋の切れ端など飲み込んでしまってる可能性もあるかと思います。前のブログ記事では、ガソリンなどの油膜が海に浮かんでいるという報告がありました。鳥の羽に付くと悪影響があるのではないでしょうか。フクイチから海へ漏出した放射能汚染水の問題も気になります。海鳥が餌にするイカや小魚などにも影響があれば鳥にも影響があると思われます。

さらに私は思いました。海鳥だけでなくマグロなど大きな魚、イルカやクジラなどの胃にも、発泡スチロールやプラスチック製のものが飲み込まれてるのではないかと。内蔵を解体する人が黙っていればわからないのです。そういうモニタリングをきちんとして対策を考えないければ海の生き物は死んでしまう。海に還せないものは作ってはいけないと心から思います。

小さいプラスチック製の蓋が付いたものや釣具を見るといつもどんよりとした気分になります。海水浴場にも驚く程ゴミがあります。人間が汚してるんだなと。そういうものを作るからゴミになる。燃やしても毒が出るし、そのままでも動物に害がある。

鳥が生きていけない環境は、人間も生きられない環境だということが、企業の論理でかき消されていく虚しさ・・・

ハシボソミズナギドリは私たちに教えてくれています。

 http://nrdaa1.jimdo.com/  NRDAアジア

http://nrda.cocolog-nifty.com/nrdaa/cat22778233/index.html  ハシボソミズナギドリの記事

http://www.yamashina.or.jp/hp/yomimono/hashibosomizunagi/hasibosomizunagi.html  ハシボソミズナギドリのストランディング(漂着)現象について

 

関連記事

海鳥は、無言で私たちに教えてくれています。

下関・安岡沖の洋上風力発電に対する周辺住民の反対意見を読む (2)バードストライク問題

 

原文

Concerns raised over number of dead birds on Coast beaches

http://www.sunshinecoastdaily.com.au/news/mutton-bird-death-fears/2098430/

 28th Nov 2013 6:00 AM

LINDSAY Dines has been watching dead mutton birds wash in at Teewah for more than a month.

He knows death is part of their migratory fate.

Their long, figure eight of the Pacific that starts in Tasmania, touches the northern hemisphere Aleutian Islands and then California before the long journey home.

But Lindsay fears something more is at play.

The avid fisherman and environmentalist has deep concerns about the numbers dying.

"I'm told that a month ago a count was done by someone - 25,000 between Noosa North Shore and Caloundra,'' he said.

"And there are media reports of dead birds extending from Bundaberg to southern coast of Victoria, plus Tasmania and the New Zealand's west coast - in abnormally large numbers and along all beaches creating great concern in communities all along the coast.

"All birds tested by vets were found to be emaciated and starving.''

Given the range of the death and numbers being reported, Mr Dines fears as many as five million birds may have died.

When conditions are calmer, they seek out baitfish herded to the surface by tuna and other predatory fish.

"Feeding on migration is essential and is totally dependent on there being both predatory fish and baitfish along the migratory path,'' Mr Dines said.

"This year has been different to past mass deaths.

"The shearwaters are frantically trying to feed inshore in large numbers before they land on the water in the surf or not far beyond and wash in mostly alive.

"There are insufficient predatory fish present inshore to herd the baitfish for the shearwaters to feed.

"I've been watching all seabirds, including shear waters over the last few months constantly searching for food, but they are rarely finding any."

University of Canberra's Professor Nick Klomp, now deputy vice-chancellor for education, spent 20 years

researching short-tail shearwaters (mutton birds).

He said Mr Dines' theory might well be true but it needed further research.

Prof Klomp said shearwaters that had successfully completed their annual

migration were now laying eggs at their breeding grounds in southern NSW, Victoria and the islands off Tasmania.

He said there was no doubt impact of environmental factors could lead to more deaths than normal.

 


【日本語訳】The ocean is broken海が壊れています オーストラリアのヨットマンの証言~津波瓦礫

2013-12-03 | ニュース

The ocean is broken http://www.theherald.com.au/story/1848433/the-ocean-is-broken/

By GREG RAY Oct. 18, 2013, 10 p.m. 


海が壊れています 

今回の航海がそれまでのどの航海とも違っていたのは、沈黙でした。音がなかったというわけではないのです。 

風はまだ帆に激しく当たって、ロープもうなりましたし、波はグラスファイバー製の船体に対して水音を立てていました。 

そしてたくさんの他の音がありました:ボートは瓦礫の破片にぶつかり、鈍い音、衝突音、軋む音に包まれたのです。 

失われていたのは海鳥の鳴き声でした。以前の同じような航海では、いつもボートを囲んでいたのです。海鳥は魚がいなくなったのでいませんでした。 

ちょうど10年前に、ニューカッスルのヨットマン・マクファーディンがメルボルンから大阪までまったく同じコースを航海したとき、ブリズベーンと日本の間では、餌をつけた釣り糸を投げ込めば魚が捕れるという状態でした。 

「28日間の旅のうち、私たちはライスと一緒に料理して食べるのにちょうどいいサイズの魚を釣れないということは1日もなかった」とマクファーデンは思い出しました。 

しかし、今回は長い航海の全行程で、釣れたのは2回でした。魚も鳥もいない。生き物の気配がないのです。 

「何年かすると、私は海鳥と鳴き声に慣れていきました」と彼は言いました。 

「海鳥はボートについてきましたし、再び飛び立つ前に、時々マストの上で羽を休めていました。遠くで海鳥の群れが海面を旋回してイワシを餌にしているのを見るでしょう」 

しかし、今年の3月と4月には、ぞっとするような海の表面をスピードを上げて移動したために彼のボートは沈黙と荒廃だけに囲まれました。 

赤道の北、ニューギニアの上あたりで、外洋ヨットのレーサー達は、大きい漁船が遠くの礁で仕事をしているのを見ました。 

「一日中、前に行ったり後ろに行ったりして底引き網で魚を捕っていました。母船のような大きな船でした」と、彼は言いました。 

そして漁船は一晩中投光器のもとで働いていました。その朝、マクファーデンは、漁船が船が高速ボートを進水させたというクルーの緊急の呼び出しによって起こされました。 

「明らかに私は心配しました。我々は武装していませんでしたし、海賊というのは海域においては実に悩みの種なのです。もし彼らが武器を持っていたら、我々は困ったことになるだろう」と、私は思いました。 

しかし、彼らは海賊でありませんでした。少なくとも従来の感覚ではありませんでした。
高速ボートはそばまで来て、乗員のメラネシアの男性は果物のギフトとジャムと保存食品の瓶を提供してくれました。 

「そして、彼らは我々に魚でいっぱいになった5つの大きい袋をくれました」と、彼は言いました。 

「それらは、素晴らしく大きい魚(すべての種類)でした。新鮮なものもありましたが、明らかにしばらく太陽の下に置かれてあったようなものもありました」 

私たちは、これらすべての魚を使う方法はおそらくないし、ここには二人しかいないため蓄えて保存する場所もない、と彼らに言いました。すると彼らは肩をすくめて、私たちに魚を船外に捨てるようにいいました。いずれにしてもそれは自分たちもやっていることだと、彼らは言いました。 

彼らは私たちに、これは一日の収獲のほんのわずかなものですと言いました。彼らはマグロにしか関心はなく、彼らにとって他は全てゴミでした。それは全て殺されて投げ捨てられたのです。彼らは昼夜、礁を底引き網で操業し、あらゆる生物をはぎとったのです。 

マクファーディンは心の痛みを感じました。それは見えない地平線の向こうで無数に操業する漁船の中のひとつのなのだけれど、漁船の多くはまさに同じことをしているのです。 

海が死んでいたのも不思議ではありません。餌をつけた釣り糸を垂れても何も釣れないのは不思議ではありません。捕まえるものがなかったのです。 

気のめいるような状況は、より悪くなるだけでした。 

長い航海の次の区間は大阪からサンフランシスコまでありました。そしてその旅の期間中、荒廃は不快な恐怖とある程度の不安を帯びていました。 

私たちが日本を出発したあと、まるで海自体が死んでいるように感じました」と、マクファーディンは言いました。 

私たちは少しの生物もほとんど見ませんでした。私たちは、頭の上に大きな腫瘍のように見えるものができた一頭のクジラが、為すすべもなくよろよろと海面を漂っているのを見ました。それはかなり不快感を覚えました。  

「私は人生において長い距離を航海してきました。そしてカメ、イルカ、サメ、海鳥に餌を与える時の混乱などをみることに、私は慣れています。しかし、今回は3000海里の間、生き物は何も見当たりませんでした」  

その一部は、2年前に日本を襲った津波の余波でした。津波は陸地に上がり、信じられないほどの量のものを拾い上げ、海へ運んだのです。そしてそれはまだ、どこでも見ることができます。 

イワン兄弟グレン(米国への航程のためハワイに住んでいる)は数千数千」もある黄色のプラスチック製ブイ驚嘆しました合成繊維のロープ、釣り糸および魚網の巨大なもつれ。100万もの発泡スチロールの破片。そして至る所に油とガソリンの油膜。

数え切れないほど何百もの木製の電柱が、津波によってへし折られ、まだ海の真ん中で電線を引きずっています。

「何年か後、風不足で船が止まった時、あなたはエンジンとモーターを始動するでしょう。この時ではありません」とイワンは言いました。

多くの場所プロペラがロープケーブルの大量の破片に絡まることを恐れて我々モーター始動することができませんでした。外洋において、それは前代未聞の事態です。

もし私たちが昼間の間だけ船首の方向にゴミを警戒してモーターを動かすとすれば、夜間にはできなかったでしょう。

ハワイより上の海流の中で船首の方向に進むと、まっすぐ海底を見ることができます。私は、瓦礫が海面に浮いているだけでなく、海底のいたるところにあることがわかりました。そしてその大きさはジュースの瓶から大きな車やトラックの破片まで、すべてであります。 

私たちは、海面から突き出ている工場の煙突を見ました。海面の下にまだ何かボイラーのようなものがくっつついていました。私たちは巨大なコンテナ型のものが波の上で何度も転がりながら流れているのを見ました。

私たちはこれらの瓦礫の破片の間を縫って進んでいました。それは、ゴミ捨て場を通ってヨットを走らせているようでした。

デッキの下で、船体を打ち付ける音が絶えず聞こえていて、何か本当に大きなものがぶつかっているのではないかと恐れていました。

そのとおり、船体は私たちが見たこともないような破片によって、いたるところで傷ついたり凹んだりしていました。

プラスチック製品がいたるところにありました。ボトル、バッグ、想像しうるありとあらゆる使い捨ての家庭用品、椅子からちりとり、おもちゃや台所用品。

他の何か。ボートには鮮やかな黄色のペンキが塗ってあり、長年、日光や海水によって色褪せることはなかったが、そのペンキが日本から出てくる水に含まれる何かに反応し、奇妙な前例のない方法でその光沢を失いました。

ニューカッスルに戻っても、イワン・マクファーディンは、まだ航海の衝撃と恐怖の中にいます。

「海が破壊されています」と、彼は言いました。そして唖然、信じられないと首を振りました。

マクファーディンは問題が甚大であると認識しましたが、組織や政府はそれについて特別な関心を持っていないように思われるのでマクファーディンはアイデアを探しています。

彼は政府閣僚に働きかける予定です。そして彼らが力になってくれることを望んでいます。

それよりもすぐ、彼はオーストラリアの主要な外洋ヨットレース主催者接近し、瓦礫と海洋生物をモニターするためボランティア・ヨットマンをつかう国際的なスキームを立ち上げるよう持ちかける予定です。

マクファーディンはアメリカにいる間、このスキームに登録しました。日本の津波に続く原子力発電所失敗の重要な関係の放射線テストの為にサンプルを集め、毎日の調査書式記入するようヨットマンに頼んだ米国の研究者たちによるアプローチに応じました。

「私は彼らに何故、瓦礫を片付けるために軍の船を使わないのですかと尋ねた」と彼は言いました。「しかし、彼らは計算上、瓦礫を回収するために燃やす燃料が環境に与えるダメージの方が海に瓦礫を放っておくより大きいと言った」


(管理人より) 2013年10/18付、オーストラリアHERALD紙に掲載されたオーストラリア人ヨットマンのイワン・マクファーディン氏の証言です。

一応全部翻訳してみましたが素人につき誤訳があったらすみません。アメリカのNOAAは瓦礫の量を過小評価していましたが、オーストラリアのヨットマンは海の汚染状況をリアルに報告してくださっています。海を愛する者なら辛くないはずはない。もう、瓦礫を回収できないという事実にも打ちのめされます。

今でも福島第一原発からは猛烈な放射能汚染水が海に出続けていることも、世界では認識されています。「海は広いから」「薄まるから大丈夫」という言い訳は世界に通用しないことを、加害企業、政府関係者は認識すべきだと思います。一刻も早く、海洋生物などの実態調査と、責任あるモニタリングをして欲しいと思います。

 

IT was the silence that made this voyage different from all of those before it.Not the absence of sound, exactly. 

The wind still whipped the sails and whistled in the rigging. The waves still sloshed against the fibreglass hull. 

And there were plenty of other noises: muffled thuds and bumps and scrapes as the boat knocked against pieces of debris. 

What was missing was the cries of the seabirds which, on all previous similar voyages, had surrounded the boat. The birds were missing because the fish were missing. 

Exactly 10 years before, when Newcastle yachtsman Ivan Macfadyen had sailed exactly the same course from Melbourne to Osaka, all he'd had to do to catch a fish from the ocean between Brisbane and Japan was throw out a baited line. 

"There was not one of the 28 days on that portion of the trip when we didn't catch a good-sized fish to cook up and eat with some rice," Macfadyen recalled. 

But this time, on that whole long leg of sea journey, the total catch was two. 

No fish. No birds. Hardly a sign of life at all."In years gone by I'd gotten used to all the birds and their noises," he said. 

"They'd be following the boat, sometimes resting on the mast before taking off again. You'd see flocks of them wheeling over the surface of the sea in the distance, feeding on pilchards." 

But in March and April this year, only silence and desolation surrounded his boat, Funnel Web, as it sped across the surface of a haunted ocean. 

North of the equator, up above New Guinea, the ocean-racers saw a big fishing boat working a reef in the distance. 

"All day it was there, trawling back and forth. It was a big ship, like a mother-ship," he said. 

And all night it worked too, under bright floodlights. And in the morning Macfadyen was awoken by his crewman calling out, urgently, that the ship had launched a speedboat. 

"Obviously I was worried. We were unarmed and pirates are a real worry in those waters. I thought, if these guys had weapons then we were in deep trouble." 

But they weren't pirates, not in the conventional sense, at least. The speedboat came alongside and the Melanesian men aboard offered gifts of fruit and jars of jam and preserves. 

"And they gave us five big sugar-bags full of fish," he said. 

"They were good, big fish, of all kinds. Some were fresh, but others had obviously been in the sun for a while. 

"We told them there was no way we could possibly use all those fish. There were just two of us, with no real place to store or keep them. They just shrugged and told us to tip them overboard. That's what they would have done with them anyway, they said. 

"They told us that his was just a small fraction of one day's by-catch. That they were only interested in tuna and to them, everything else was rubbish. It was all killed, all dumped. They just trawled that reef day and night and stripped it of every living thing." 

Macfadyen felt sick to his heart. That was one fishing boat among countless more working unseen beyond the horizon, many of them doing exactly the same thing. 

No wonder the sea was dead. No wonder his baited lines caught nothing. There was nothing to catch.If that sounds depressing, it only got worse. 

The next leg of the long voyage was from Osaka to San Francisco and for most of that trip the desolation was tinged with nauseous horror and a degree of fear. 

"After we left Japan, it felt as if the ocean itself was dead," Macfadyen said. 

"We hardly saw any living things. We saw one whale, sort of rolling helplessly on the surface with what looked like a big tumour on its head. It was pretty sickening. 

"I've done a lot of miles on the ocean in my life and I'm used to seeing turtles, dolphins, sharks and big flurries of feeding birds. But this time, for 3000 nautical miles there was nothing alive to be seen." 

In place of the missing life was garbage in astounding volumes. 

"Part of it was the aftermath of the tsunami that hit Japan a couple of years ago. The wave came in over the land, picked up an unbelievable load of stuff and carried it out to sea. And it's still out there, everywhere you look." 

Ivan's brother, Glenn, who boarded at Hawaii for the run into the United States, marvelled at the "thousands on thousands" of yellow plastic buoys. The huge tangles of synthetic rope, fishing lines and nets. Pieces of polystyrene foam by the million. And slicks of oil and petrol, everywhere. 

Countless hundreds of wooden power poles are out there, snapped off by the killer wave and still trailing their wires in the middle of the sea. 

"In years gone by, when you were becalmed by lack of wind, you'd just start your engine and motor on," Ivan said. 

Not this time. 

"In a lot of places we couldn't start our motor for fear of entangling the propeller in the mass of pieces of rope and cable. That's an unheard of situation, out in the ocean. 

"If we did decide to motor we couldn't do it at night, only in the daytime with a lookout on the bow, watching for rubbish. 

"On the bow, in the waters above Hawaii, you could see right down into the depths. I could see that the debris isn't just on the surface, it's all the way down. And it's all sizes, from a soft-drink bottle to pieces the size of a big car or truck. 

"We saw a factory chimney sticking out of the water, with some kind of boiler thing still attached below the surface. We saw a big container-type thing, just rolling over and over on the waves. 

"We were weaving around these pieces of debris. It was like sailing through a garbage tip. 

"Below decks you were constantly hearing things hitting against the hull, and you were constantly afraid of hitting something really big. As it was, the hull was scratched and dented all over the place from bits and pieces we never saw." 

Plastic was ubiquitous. Bottles, bags and every kind of throwaway domestic item you can imagine, from broken chairs to dustpans, toys and utensils. 

And something else. The boat's vivid yellow paint job, never faded by sun or sea in years gone past, reacted with something in the water off Japan, losing its sheen in a strange and unprecedented way. 

BACK in Newcastle, Ivan Macfadyen is still coming to terms with the shock and horror of the voyage. 

"The ocean is broken," he said, shaking his head in stunned disbelief. 

Recognising the problem is vast, and that no organisations or governments appear to have a particular interest in doing anything about it, Macfadyen is looking for ideas. 

He plans to lobby government ministers, hoping they might help. 

More immediately, he will approach the organisers of Australia's major ocean races, trying to enlist yachties into an international scheme that uses volunteer yachtsmen to monitor debris and marine life. 

Macfadyen signed up to this scheme while he was in the US, responding to an approach by US academics who asked yachties to fill in daily survey forms and collect samples for radiation testing - a significant concern in the wake of the tsunami and consequent nuclear power station failure in Japan. 

"I asked them why don't we push for a fleet to go and clean up the mess," he said. 

"But they said they'd calculated that the environmental damage from burning the fuel to do that job would be worse than just leaving the debris there."


【驚愕】tunami debrisで検索したら「海がゴミ箱」になったことがわかった。

2013-12-02 | ニュース

2011年3月14日に米海軍が撮したこの写真では、ガレキが日本の東海岸から離れた太平洋に浮いています。
(ロイター/米海軍/マスコミュニケーション・スペシャリスト・シーマン・スティーヴ・ホワイト)

http://rt.com/usa/fukushima-debris-island-texas-266/  より

1 million tons of Fukushima debris floating near US West Coast?

Published time: November 05, 2013 17:53  

Over a million tons of Fukushima debris could be just 1,700 miles off the American coast, floating between Hawaii and California, according to research by a US government agency.

The National Oceanic and Atmospheric Administration (NOAA) recently updated its report on the movement of the Japanese debris, generated by the March 2011 tsunami, which killed 16,000 people and led to the Fukushima nuclear power plant meltdown.

Seventy percent of an estimated 5 million tons of debris sank near the coast of Japan, according to the Ministry of Environment. The rest presumably floated out into the Pacific.

While there are no accurate estimates as to where the post-tsunami junk has traveled so far, the NOAA has come up with a computer model of the debris movement, which gives an idea of where its highest concentration could be found.

That area is crosshatched at the NOAA model below and resembles an island quite near the US shore.

The NOAA graphics have led to numerous media reporting about an island of rubbish moving towards the US.

The agency was forced to alleviate the concerns in an article saying there was “no solid mass of debris from Japan heading to the United States.”

At this point, nearly three years after the earthquake and tsunami struck Japan, whatever debris remains floating is very spread out. It is spread out so much that you could fly a plane over the Pacific Ocean and not see any debris since it is spread over a huge area, and most of the debris is small, hard-to-see objects,” NOAA explains on its official webpage.

The agency has stressed its research is just computer simulation, adding that “observations of the area with satellites have not shown any debris.”

Despite the fact the tsunami debris is scattered and does not form a solid mass, the researchers still believe it’s a serious matter to keep an eye on.

Scientists are particularly interested in the organisms that could be living on objects from Japan reaching the west coast.

"At first we were only thinking about objects like the floating docks, but now we’re finding that all kinds of Japanese organisms are growing on the debris," John Chapman of the Marine Science Center at Oregon State University told Fox News.

"We've found over 165 non-native species so far," he continued. "One type of insect, and almost all the others are marine organisms … we found the European blue mussel, which was introduced to Asia long ago, and then it grew on a lot of these things that are coming across the Pacific ... we’d never seen it here, and we don’t particularly want it here."

The worst-case scenario would be that the trash is housing invasive organisms that could disrupt the local environment's current balance of life. Such was the case in Guam, where earlier this year it was announced that the US government intended to parachute dead mice laced with sedatives on to the island in order to deal with an invasive species of brown tree snake that was believed to have been brought to the American territory on a military ship over 60 years ago. In a little over half a century, a few snakes spawned what became an estimated 2 million animals, the likes of which ravaged the island's native bird population and warranted government intervention.

Other concerns such as radiation, meanwhile, have been downplayed. On its website, the NOAA says, “Radiation experts agree that it is highly unlikely that any tsunami-generated marine debris will hold harmful levels of radiation from the Fukushima nuclear emergency.” 

Independent groups like the 5 Gyres Institute, which tracks pollution at sea, have echoed the NOAA’s findings, saying that radiation readings have been “inconsequential.” Even the release of radioactive water from the Fukushima nuclear reactor shouldn't be a grave concern, since scientists say it will be diluted to the point of being harmless by the time it reaches American shores in 2014.  

アメリカ西海岸の近くで浮いている福島の瓦礫は100万トンか?

米国の政府機関の調査によると、100万トン以上の福島の瓦礫が、アメリカの海岸沖の1700マイル沖ののちょうどハワイとカリフォルニアの間に浮いている可能性があります。 

国立海洋大気局(NOAA)は、2011年3月に発生した16000の人が死亡し、福島原子力発電所をメルトダウンに至らしめた日本の津波によって発生した日本の瓦礫の動きに関する報告書を最近更新しました。 
 
環境省によると、推定約500万トンの瓦礫の70パーセントは、日本の海岸の近くで沈みました。残りはおそらく外へ太平洋に流出しました。
 
津波の後の瓦礫がどこまで遠くに移動するかに関して正確な予想がない間、NOAAは瓦礫の動きをコンピューター・モデルから取出しました。それは瓦礫が最も集中しているところを示しています。

下のNOAAモデルではその地域は陰影線をつけられて、米国岸に近い島のように見えます。
 
 
 
 
NOAAのグラフィックスは、米国の方へ移動している「瓦礫の島」について報告している多数のメディアにつながりました。
 
政府機関は「米国に向かっている日本からの瓦礫の固体の塊はなかった」という記事で、懸念を払拭しました。
 
「地震と津波が日本を襲ったほぼ3年後の時点で、浮いているままのどんな瓦礫も、非常に拡散しています。
余りにも広がっているため太平洋上空を飛行機に乗っても、どんな瓦礫も見えません。それは膨大な面積に拡散されているからであり、瓦礫のほとんどは小さくて見えにくい物体です」とNOAAは公式ウェブ・ページ上で説明します。 

研究はコンピューターシミュレーションに過ぎないと機関は強調しました。そして「衛星による地域の観察は、少しの瓦礫も示しませんでした」と付け加えました。

津波瓦礫が散らばって、固体の塊にはならないという事実にもかかわらず、研究者はそれが見続けなければならない深刻な問題であるとまだ考えています。

 

米海軍ビジュアル通信社によって2011年の3月14日に発表されたこの画像では、2011年3月13日北日本を襲ったマグニチュード8.9の地震とその後の津波で発生した瓦礫の俯瞰図を示している。
(AFP写真/海軍ビジュアル通信社/マスコミュニケーション・スペシャリスト第三階級アレキサンダー・ティッド)

科学者は西海岸に漂着している日本からの物体に住むことができる生物に、特に関心を持っています。

「最初我々は浮きドックのような物について考えているだけでした。しかし、現在、ありとあらゆる日本の生物が瓦礫の上で成長していることを我々は発見しています。」とオレゴン州立大学海洋科学センターのジョン・チャップマン氏はFOXニュースに語りました。

「我々は、ここまで165以上の外来種を見つけました」と、彼は続けました。
「1種類の昆虫とその他のほとんどは海洋生物です … 我々はヨーロッパの青いカラスガイ(それはずいぶん昔にアジアに伝えられました)を見つけました。そして、太平洋を渡る多くの瓦礫の上でカラスガイは成長しました ... 我々はこれまでここでカラスガイを見たことがありませんし、特に欲してはいませんが」

最悪の場合のシナリオは、瓦礫が地域の生態系を崩壊させる侵入生物を住まわせているということでしょう。
グアムのようなケースです。(今年始め、60年以上前に軍の船に乗ってアメリカの領域に持ってこられたと思われていた茶色の木のヘビの外来種に対処するため、島に鎮静剤を使って死んだマウスをパラシュートで降下させる予定であると、アメリカ政府が発表しました。
半世紀を少し越えた頃、少数のヘビが推定で約200万匹になり、島に住む鳥の個体数を損なうといったことを引き起こしました。そして政府介入を正当化しました)

一方、放射線などの他の懸念は軽視されました。
そのウェブサイトでは、「放射線の専門家は、どんな津波でできた海の瓦礫であっても、福島の核の非常事態から放射線の有害な濃度を保つことはほとんどありえないと意見が一致している。」とNOAAは言っています。

海上の汚染を追跡する5つの還流研究所のような独立したグループは、NOAAの調査結果を繰り返しました。そして、放射線の度合いは「重要ではなかった」と言っています。福島原子炉からの放射能汚染水の拡散ですら重大な懸念ではない、なぜなら2014年にアメリカの海岸に到着する頃には無害一歩手前まで薄められるだろうと科学者が言っているからです。


(管理人より)

津波で出た瓦礫は太平洋に流出しました。その後どうなったのか気になって「 tunami debris」でグーグル検索すると、海の汚染を示す驚くような画像がたくさん出てきます。以下のリンクをクリックしてみてください。↓

https://www.google.co.jp/search?q=tsunami+debris&hl=ja&rlz=1T4FTJB_jaJP451JP451&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=uA-cUouRE8vCkQWAvIH4DQ&ved=0CAkQ_AUoAQ&biw=1680&bih=838

http://www.youtube.com/results?search_query=tunami+debris&sm=12   ←動画が山のように出てくる

その中の記事などをざっと訳しました。(参考程度に。誤訳があったらすみません)アメリカの海洋大気局(NOAA)が流出瓦礫について調べていることがわかりました。

http://marinedebris.noaa.gov/ 海のゴミ トップページ

http://marinedebris.noaa.gov/sites/default/files/JTMDOnePager_July2013_0.pdf  日本の津波災害瓦礫について PDF 

http://www.kval.com/news/local/Find-tsunami-debris-on-the-Oregon-coast-Call-211-160746635.html 

オレゴン州に漂着したがれきに、翻訳した上記事に記載のあるカラスガイのようなものが付着しています。

 


Boat found on beach confirmed from Japan; plan set to remove dock

By KATU.com Staff Published: Jun 19, 2012 at 4:05 PM PST Last Updated: Oct 31, 2013 at 6:07 PM PST

 

LONG BEACH, Wash. – The 20-foot fiberglass boat that recently washed up on a Washington beach was indeed from Japan, state officials confirmed on Tuesday.

The boat washed ashore at Cape Disappointment on June 15, just more than 15 months after it was swept out to sea by the tsunami in Japan on March 11, 2011.

The Japanese Consulate in Seattle confirms the boat was originally from the Tohoku region of Japan, according to the National Oceanic and Atmospheric Administration.

Officials at the consulate told NOAA the owner does not want to get the boat and is okay with officials in Washington disposing of it.

The boat broke into several pieces as it rolled through the surf before ending up on the beach. However Washington Department of Ecology officials said it did not spill any fuel on the beach.

Health officials also scanned it for radiation and other contaminants but found nothing.

So far, NOAA has tracked 404 reports of Japanese debris washing up on the West Coast between California and Alaska. | Track tsunami debris

One of the largest was the large dock that washed ashore at Agate Beach in Oregon.

On Tuesday, Oregon Parks and Recreation Department officials said they hired a Vancouver, Wash. company to dismantle the dock on the beach and remove it in pieces by land.

The process is expected to cost the state around $84,155.

Parks officials considered bids that involved towing the dock elsewhere by sea before dismantling it but couldn’t guarantee invasive species wouldn’t make it into nearby Yaquina Bay.

Marine biologists removed two tons of plants and animals from the dock but there are concerns some invasive organisms are still living on the bottom or interior of the dock.

Species on the dock included the northern Pacific sea star and wakame, which are both of the global list of the 100 worst invasive species.

Portions of the dock will be saved and used in a local memorial.

Also on Tuesday, researchers in Washington said they found parts of a house that appeared to be from Japan. It washed ashore on a remote beach west of Seattle.


長い海岸線に漂着 –最近 ワシントン州のビーチに打ち上げられた20フィートのグラスファイバー製のボートは、確かに日本からだったと、州の当局は火曜日に確認しました。

そのボートは、2011年3月11日、日本で津波によって流出したあと15ヶ月以上後の6月15日にDisappointment岬で陸に打ち上げられました。 

国立海洋大気局によると、シアトル日本国総領事館は、ボートがもともと日本の東北地方のものであったことを確認しました。

領事館当局は、NOAAに対し、ボートの所有者はボートを戻すことを望んでおらず、ワシントン州当局がボートを処分することを了承していると伝えました。

ボートは海岸で処分される前に波の中を転がったのでいくつかに分かれていました。しかしワシントン州環境局は、海岸では少しの燃料も漏れていないと言いました。

保健当局はまた、放射性物質と他の汚染物質を調べましたが、何も見つかりませんでした。

これまでのところ、NOAA はカリフォルニアとアラスカの間の西海岸に打ち寄せられた日本の瓦礫の404 の報告を追跡しています。 Track tsunami debris

最も大きなものの1つは、オレゴンのAgateビーチで打ち上げられた大きなドックでした。

オレゴン公園およびレクリエーション部当局は、火曜日、バンクーバーの清掃会社(海岸でドックを分解して、陸路で移動させる会社)を雇ったと言いました。

その処理には、国におよそ84,155ドルを要することになっています。

公園当局は、分解する前に船便でどこかにドックを引っ張っていくという見積もりを考えましたが、外来種がYaquina湾の近くに広がらない保証をすることができませんでした。

海洋生物学者はドックから2トンの動植物を取り除きました。しかし、若干の外来種の生物が、まだドックの底または内部に住んでいるという懸念があります。

ドックの上の種には北太平洋のヒトデとワカメがあります。両方とも100の最悪外来種の世界的なリストの中に含まれています。

ドックの部分は、地域に記念に保存され使用されます。

また火曜日に、ワシントンの研究者は、彼らが日本からと思われる家の部分を見つけたと言いました。
それは、シアトルの西に陸から離れたビーチに打ちよせられました。


(管理人より) 訳は管理人。

 津波の瓦礫がシアトルにも漂着しています。なんとなく、アメリカの御用機関が火消ししているように見えます。市民レベルでは結構大騒ぎで、404件もNOAAに報告が寄せられていたようですが 、なぜか今は見れなくなっています。

外来種がくっついて海岸線にくることの方が困るといった論調のようですが、海が完全にゴミ箱になっていることは明白です。

海をゴミ箱にして、汚染物質は薄まってるから大丈夫だと、政府当局が言うのは、どの国も同じなのかとがっくりしました。

日本は海を掃除して回らなければならないと思いました。ああ、もし掃除して持ち帰った瓦礫をまた燃やすというなら、もうどうしたらいいのかわかりません。やっぱり人間は罪深すぎる。

地球上の海流は循環しているので、どの国においても各種汚染物質のモニタリングと、生態系の観察の両方をやらなければならないと感じました。

人間は自然に還せないものを作り過ぎた。土に還せないもの、海に還せないものについて考えています。

http://oceanservice.noaa.gov/news/features/dec11/japan-tsunami-debris.html  より

 


【戦慄】秘密保護法案 情報公開請求に「黒塗り」 パブコメ数も誤魔化し意図的に操作の可能性

2013-10-04 | ニュース

 

特定秘密保護法案:検討過程「まっ黒塗り」 情報公開請求に「混乱の恐れ」

毎日新聞 2013年10月03日 大阪朝刊

http://mainichi.jp/area/news/20131003ddn012010041000c.html

政府が立案を進めている特定秘密保護法案の検討過程について、毎日新聞が関係省庁に情報公開請求をしたところ、法案の内容に触れる部分は「不当に国民の間に混乱を生じさせる恐れがある」として、ほとんどが黒塗りだった。官僚がどう法案を練り上げたかのプロセスが秘密にされており、主権者である国民が法案について十分に知り、深く議論することが難しい状況になっている。

 情報公開請求は、法案を担当する内閣情報調査室(内調)のほか、防衛、外務両省や警察庁、内閣法制局など関係する13の政府組織に対して行った。

 その結果、文書はそれぞれ開示されたものの、見出しなど一部を除き、法案の素案や法案の内容を解説した部分は全て黒塗りにされ、1ページ全部が真っ黒に塗りつぶされた文書も数多くあった。

 不開示について内調は「公にすることにより、国民の間に未成熟な情報に基づく混乱を不当に生じさせる恐れがある」ことを第一の理由とし、他省庁も同様だった。これは情報公開法に定められた不開示理由の一つで、特定秘密保護法案以外でも国会提出前の法案については同様の扱いがなされている。

 しかし、民主党政権が2011年4月に提出した情報公開法改正案では、この不開示理由は削除された。有識者会議で「(封建的な)『よらしむべし、知らしむべからず』を連想させる」などの意見が出たためだ。だが、改正案は昨年末の衆院解散で廃案となったため、当面は今の運用が続くとみられる。

 秘密保護法案関連の公文書を数多く収集するNPO「情報公開クリアリングハウス」の三木由希子理事長は「法案の作成過程を国民が議論するのは当然であり、正当なこと。何が『不当』かを行政が主観的に決められる現行の規定は不適切だ」と指摘している。【日下部聡】


 

税金の無駄遣いを追及する市民団体『全国市民オンブズマン連絡会議』と『名古屋市民オンブズマン』の事務局(内田隆氏)によるまとめ。

秘密保全法(特定秘密保護法案)概要に対するパブリックコメント募集期間は2週間しかなかったが、
政府は約9万件集まったと発表。しかしメールフォームで送った控えには、19万とある。
どうなっているのか、Aプロジェクトさん @A_project__ が政府のパブコメ担当者に13/10/1-2に電話で問い合わせたまとめ。https://twitter.com/A_project_

http://togetter.com/li/572120  より

 


 

転載ここから

 【 パブコメの数について問合せた結果】 

《内閣官房内閣情報調査室 03-5253-2111》担当:K氏

(*問合せするのが怖い人は、電話番号非通知設定で。最初に184を付けてかけると、相手に自分の電話番号は表示されません)

Q:パブコメの正確な件数と、その内訳(電子メール・郵送・FAX)を教えて欲しい。

A:9万件は概算であり、今、正確な数は判らない。確認中。
  電子メール(正規フォーム以外に送られたメールには、スパムや嫌がらせも多いが、数にカウントしている)郵送、FAX、その内訳は言えない。

Q:法案への賛否を、8割反対としているなら、内容を読んで確認した、ということではないのか?概算でもいいので、内訳を知らせて欲しい。
  正規フォームの電子メールが、おおよそ何件。正規でないメールが、何件。郵送は何件。FAXは何件。
  概算で9万件としたなら、その内訳も、おおよそで出ている筈。

A:出ていない。今、一件一件、確認作業を進めている段階。
  いつ作業が終るのかは不明。出たとしても、内訳を、個人的に伝えることは出来ない。
  政府からの発表を見て欲しい。

Q:【個人的に】、の意味が分からない。そちらは、内閣府の窓口であって、私はパブコメを出した国民の一人。
  パブコメを募集したのは政府であり、その結果について、国民からの問合せがあれば、答える義務はあると思う。
  賛否の対比割合を公表していながら、内訳の概算を把握していないとは考えにくい。

A:総数は、あくまでも概算であり、現在、確認作業中。いつ確認が終るのかは不明だが、しかるべき時期に、すみやかに公表したい。

Q:電子メールなどは、受付された段階で、カウントされてるのだから、電子メールだけでも、数はすぐに把握出来るのでは?
  受付番号は、受付の日付と、通し番号になっていると思われるが?

A:電子メールも一つ一つ、担当がカウントしながら、手作業で数を数えている。
人間のやることなので、間違いがあるといけないので、集計上ダブっている可能性がないか、最終的にチェックを重ねている。
受付番号がどのような仕組みになっているのかは、e-gov.の方で決めているので、そちらに聞いて欲しい

Q:その確認作業が、いつまでかかるか不明、とのことだが、まさか国会が始まる前までに、法案についてのパブコメの確認作業が終らないこともある   のか?

A:何とも言えない。9万件もあるので、時間がかかっている。

Q:国会で審議する法案の、パブコメの内容把握が、その国会までに終らないとなれば、法案に対する国民の意見を、国が無視したことになるのではないか?

A:なので、今、急ぎ確認中である。ただ、いつ公表出来るかの日付は、分からない。

Q:日付と通し番号からなると思われる、受付番号を見る限り、自分の提出した確認画面で、19万件を越えていた。
  受付番号は、パブコメの着順の、通し番号では?

A:19万という数字は考えにくい。 どこから出てきた数字か?
  パブコメは幾つもあるので、その合算ではないか?受付番号の設定は、こちらでは分からない。
  e-gov.がやっているので、そちらに問合せて頂きたい。


【e-gov.に問合せ】0570-041-041 担当O氏

Q:パブコメの受付番号について。この受付番号は、提出された日付と通し番号になっていると思われる。正しいか?

A:…少々お待ち下さい。(この間約2分)
  同様の問合せが他にも来ていて、今、対策を……(と言いかけて)調査中です。
  こちらでは、どのように受付番号が設定されるかの情報が無いので、お答え出来ない。

Q:このパブコメのシステムを、管理しているのはそちらなので、そちらで尋ねるようにと、内閣府で言われたが?
  受付番号がどのように設定されているのかは、調査などしなくても、簡単に分かることでは?

A:…少々お待ち下さい。(この間約3分)
 只今、調査中で、この電話を受けている部署では、その情報がありません。
 調査をした結果を、後日ご連絡します。
 お電話番号を教えて頂けますか?

Q:こちらの番号をお知らせしたくありませんので、こちらから再度おかけしますが、
  この件、そんなに調査が必要なほど、難しいことでしょうか?
  担当の部署に、電話で問い合わせれば、すぐに答えが出るのでは?
  今日なら、何時頃かけ直せばいいのか?

A:今日中には、調査の結果は出ないかも知れない。
  再度おかけ頂いた時のために、この件の案件番号を、お知らせしておきます。

Q:民間なら、こんな単純な問合せへの返答には、5分もかからない。
  システムを作って運営している会社が、受付番号の設定について判らない、などと言うことは通らない。
  そう思われませんか?

A:仰るとおりです。
  こちらの部署では分かり兼ねるのですが、もちろん、システムを作っている部署では、分かっていると思います。

Q:では、そちらの部署に電話を回して下さい。

A:そちらの部署には、直接電話を回せないことになっています。

Q:…あなたは、そんな仕事をしていて、悲しくならないですか?

A:申し訳ございません。
 
 

【続報:パブコメの数について問合せた結果】

昨日の報告に引続き、今日の問合せの報告を、これから連続Tweetします。

【e-gov.(イーガブ)0570-041-041 担当M氏】

Q:本題の前に、別の質問から。
  e-gov.さんの、この電話番号に掛けると、ナビダイアルで課金されてしまうが、他に課金されない電話番号はあるのか?
  国民からのパブコメについての質問に、課金するのは何故か?

A:他には、問合せに応対する電話番号は無い。
  こちらの電話窓口は、パブコメの応募の仕方などの問合せに応対するもので、課金するシステムになっている。

Q:本題。昨日の問合せ(受付番号はどのように設定されているか)について、調査の結果をお知らせ下さい。

A:調査したところ、受付番号の頭8桁は、仰る通り、パブコメを受付した日付。
  その後の数字の羅列については、規則性はない。

Q:規則性が無い…ということは、あの6桁の数字は、どうやって割り当てているのか?

A:数字をランダムに作成して、割り当てている。

Q:信じ難い。パブコメを受付けたことを確認する番号に、通し番号などの規則性を持たさずに、
  わざわざランダムな数字を作って割り当て、分かりにくくする意味が、全く理解出来ない。
  一体、どんな意図で、そのような作為的なことを行っているのか?
  何件応募があるかも分からないパブコメに、6桁のランダムな数字を、どうやって重複しないように作成し、割り当てているのか?

A:そういったことについては、こちらでは情報が無いので、更なる調査をご希望、ということであれば、調査して折返しご連絡する。

Q:こちらから再度かける。案件番号を教えて下さい。

A:はい。但し、調査には数日かかることも予想されるので、ご連絡を頂いた時に、まだ回答出来ない、という場合もあるので、ご了承願います。


(e-gov.への電話を切った後、しばし呆然としてしまった…。気を取り直して、昨日質問し忘れたことの確認をするために、再び以下に電話。)


内閣官房内閣情報調査室 03-5253-2111》担当:K氏

Q:昨日言われていた、パブコメの【重複】とは、どういったものを指すのか、教えて下さい。

A:コメントを精査する作業のため、プリントアウトした場合に、同じものがプリントアウトされていた場合を、【重複】として排除する。

Q:1人につき1コメントに限る、という記載は無かったし、今回のパブコメは、住所や氏名の記載は、任意事項だった。
なので、同一人物の特定は出来ないと思われるが、同じ送信元から送られたものは、【重複】になるのか?

A:ならない。同じ送信元から何件送られても、全てカウントしている。

Q:同じ送信元で、同じ文章の場合は、【重複】になるのか?

A:ならない。何度同じものを送られても、カウントしている。
  例え、送信時刻まで全く同じであったとしても、二つメールボックスに届いていれば、それを二つとカウントする。
  重複として削除するのは、あくまでも、作業過程に起こりうる、プリントアウトのダブリのみ。

Q:???
  殆どの国民は、その仕組みを知らないと思うが、そんなことであれば、
  例えば、強硬に、賛成なり反対なりを思う人物が、何十何百とコメントを送り続けた場合でも、正規のカウントになってしまうのでは?

A:そうなります。

Q:えええ??では、パブリックコメントなのに、ごく少数の人物の、意図的な操作で、世論を作ってしまうことも可能
  ということになってしまうのでは?

A:それはどうか分からないが、今のカウントの仕方は、そうなっているということです。

Q: (しばし絶句…)
   そんなカウントの仕方で、【パブリックコメント】とすることに、どんな意味があるのか?
   寄せられたパブコメは、全て公表してくれるのですね?

A:9万件もあり、全ての公表はしないと思われる。
  一部を出すか、要約したものを出すか、それは、しかるべき最善の方法をこちらで考えて、公表することになる。

Q:日本語は難しいので、法案の一部には賛成で、一部には反対、というような意見もあるはず。
  要約で間違えることもあるのでは?
  この法案は、本当に重大であるので、寄せられたコメントを全て公表、という形を取って欲しい。

A:そういうものは、賛成でも反対でもなく、【どちらでもない】のカテゴリーに入る。
  全てを公表、は物理的に不可能と思われる。
  (問合せのやり取り、以上)


今回、2日間に亘る問合せで、パブコメというものを、政府がどう扱っているのかを感じ取った気がして、戦慄した。

殆どの国民(応募者)は、律儀に、真摯に、コメントを寄せている。
なのに一方、そのカウントの仕方を知っている、極少数の人物によって、パブコメの数は意図的に操作出来る
ということだったのだ。深く考えなければならないと思う。

『反対の意見が多かったのは、何か組織的な…』という旨の、町村氏の発言に見られるように、
そのカウントの仕方を採用していることによって、
政府側からすれば、如何ようにでも言い逃れが出来ることになる。
民意を伝える正規の有効な方法、と捉えていたのだが……パブコメとは一体何ぞや……?
 
転載終わり
 

 

(管理人) 

今までいろんなパブコメ書いてきたけど、やっぱりこうやって数を誤魔化し、市民の意見を「どちらでもない」と切り捨ててたんだなと思いました。

こんなことになったのは腐った役人を、「見て見ぬふり」してきたツケでしょうね。

黒塗の文書が出るたびに、最低の国だなと思います。市民の意見をひねり潰し続けられると思っているのでしょうか。

 

 


金属スクラップ火災を考える(1)有毒な煙がモウモウ、PM出まくり、火はなかなか消えず!

2013-09-26 | ニュース

これは、2011年9月に起きた、宮城県名取市の東日本大震災のガレキ積上げ現場での、自然発火による火災の映像です。名取市閖上区の上­空は白煙で視界が悪く、仙台市内までに達したそうです。

これは震災のがれきの中でも金属がれきです。木屑などの可燃性の廃棄物は分別され、全国で反対運動が沸き起こり、結局広域処理されましたが、金属がれきはどうなったのでしょうか?

2011年9月の朝日新聞のネット記事を2つ読んでみます。

震災がれき、火災相次ぐ 金属と水反応、熱たまり発火  から抜粋転載

(ここから)

各地の消防によると、火災は17日現在、宮城県で13件発生。16日には名取市閖上(ゆりあげ)の置き場で火が出た。さらに、白煙が岩手県で2件、蒸気の噴出も宮城県で13件、岩手県で11件確認された。「消防を呼ばずに自分たちで消し止めたことは何度もあった」と、置き場の管理業者は話す。

 産業技術総合研究所の若倉正英研究顧問によると、微生物の動きが活発になったり、金属と水が反応したりして熱がたまるのが、そもそもの原因という。

(ここまで)

もう一つ、宮城・名取のがれき集積場で火災、放水作業続く  から抜粋転載

 

白煙を上げながら燃える、がれき火災現場(16日午前10時54分、宮城県名取市で、読売ヘリから)=鷹見安浩撮影

(ここから)

消防や名取市などによると、現場は仙台空港から北東に約4キロ離れた海岸で、震災発生時は津波で浸水した地域。金属片などを集めた金属がれきと、木材などの一般がれきとに分けて山積みしており、金属がれきから火が出て、その後一般がれきにも燃え移ったとみられる。

(ここまで)

  煙が遠くまで流れて運ばれている様子がわかります。

東北、宮城県内での放射能による汚染と土壌調査結果について によると、名取地区は 44,000Bq/㎡の放射能汚染があります。放射性PM2.5の可能性は否定できません。 

40000 Bq/㎡以上は放射線管理区域です。「放射性物質のガス、蒸気若しくは粉じんの発散源を密閉する設備を設けろ」と書いてあります。もう、この事故でどれだけの放射性微粒子が撒き散らされ、周辺住民が吸わされたのかわかりません。

さて、このように危険な金属がれきの火災ですが、北九州市でもつい先日、金属スクラップ火災が起きています。西日本新聞9月21日朝刊より

北九州市で2013年4月16日に起きた金属スクラップ火災の映像と思われる動画。

 

バックに皿倉山や三菱の高い煙突が2本写っていることから若松区東部の山の斜面から火災現場の南二島方向を撮影したようです。南二島工業団地は、ほとんどが金属スクラップ業。 

 

 

 

追跡“金属スクラップ火災” 知られざる危険性・背景を探る   より転載 

阿部
「先月(4月)、福岡県北九州市のスクラップ置き場で発生した火災の映像です。
大量の黒煙が立ち上り、半日にわたって燃えつづけました。『金属スクラップ火災』と呼ばれています。」

鈴木
「今、全国でこうした火災が急増しています。国立環境研究所の調査によると去年(2012年)、少なくとも20件発生。前の年の3倍にあたる数です。」

阿部
「本来、金属スクラップとは、工場から出る鉄くずなどを集めたものです。
しかし、ここ数年、金属の中に家電製品など燃えやすいものが混ざるようになり、それが火災の原因になっているとみられています。
なぜ金属スクラップに家電が混ざり込み、そしてどのようにして火災が起きているのでしょうか。」 

先月16日、北九州市。金属スクラップ火災の発生から、1時間後の映像です。黒い煙が50メートル以上、立ちのぼっていました。
火災は11時間におよび、黒煙は住宅街にまで流れ込みました。

住民「すごい臭いでした。今まで嗅いだことないような。」

住民「のどが痛くなるぐらい。目も痛くなる。」

以下略 

 (管理人より) 金属スクラップに、バッテリーなどが混入してることが原因という内容でした。さらに家電の中にはリチウム電池が内蔵されており出火の原因になっているという指摘がありました。

リチウム電池に80センチの高さから5キロの重りを落とすと、爆発します。金属スクラップ置き場では、重機による積み上げや移動で、頻繁に衝撃が加わります。リチウム電池が爆発し、家電に火がつく可能性。

やっぱり、電池って危険ゴミなんですよね・・・(ಠ_ಠ)⇒(2)に続きます

動画やニュースを見ると、金属とプラスチックとごっちゃになって燃えたら、ただ水をぶっかけてもなかなか火が消えないようです。ずっと消防車で水をかけて、ヘリコプターでも水をかけても消えてません。化学物質の泡の消火薬剤を使わないと難しいようですね。これも土や水、海を汚しそうです。

消せない間は、延々と有毒物質が煙として出続けることになります。

火災なので当然、電気集塵機やバグフィルターすらありません!(ಠ_ಠ)

PMが出まくり!周辺住民は吸わされまくり!(ಠ_ಠ)

  


港の廃金属“炎上中” 混入家電めぐり国と業者対立 2013年01月30日 http://qbiz.jp/article/11739/1/  より転載

(ここから)

港や貨物船に積まれた輸出用の金属スクラップが燃え上がる火災が相次いでいる。その多くは金属類の中に無分別に混入された使用済みの家電や車のバッテリーが原因という。環境省は「廃棄物処理法に違反する」と廃家電を交ぜて輸出しないよう指導しているが、業者からは「家電は売り物であり廃棄物ではない」との反論もある。同省は「廃棄物」の定義をより明確にするガイドラインを作るなど規制強化を検討している。 

(ここまで) 


家電がごっちゃの金属スクラップって、見てもそれがどこから来たか誰にもわかりません。

津波被災地域では各家庭の家電が全部ゴミになりました。それらは一体どこに行ったのでしょうか?屋外で発火して燃えても、分別して溶かしても、危険ではないのでしょうか?

 http://sankei.jp.msn.com/world/news/130922/chn13092222460004-n1.htm  より

 

 


苫前グリーンヒルウィンドパークで 27トンの風車の羽根が丸ごと落下!【恐怖】

2013-09-07 | ニュース

http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/video/?c=&v=592382198002

苫前町の風車の羽根落下で本格調査を開始 (2013/09/06) 


苫前町で風車の羽根が落下  9月06日 18時58分 NHK 

日本海側の苫前町の風力発電施設で、風車の羽根が丸ごと落下しているのが見つかり、運営会社では施設内のすべての風車の運転を停止して原因を調べています。
風車の羽根が落下したのは、苫前町の風力発電施設「苫前グリーンヒルウィンドパーク」です。
運営会社によりますと、5日午前7時前、施設の近くを通りかかった人から連絡があり、現場に駆けつけた社員が、風車1基の羽根が丸ごと外れて高さ45メートルの支柱の取り付け部分から落下しているのを確認しました。
羽根は3枚ついていて、1枚の長さが26メートル、重さは全体でおよそ27トンありますが、けがをした人はいませんでした。
風車はデンマーク製で、施設では同じ型の20基を使って平成11年から発電していますが、羽根が落下する事故は全国で360基余りを運営するグループ全体でも初めてだということです。
運営会社では、施設内のすべての風車と、道北の遠別町と浜頓別町にある同じ型の6基の運転を停止し、原因を調べています。
施設の保守点検を行っている「ユーラスエナジージャパン」苫前事業所の丹羽浩所長は「原因は現時点では見当がつかず、対策本部で究明していきたい。安全が確保されるまでは運転を停止する方針だ」と話しています。 


  (管理人より) 

また落下しましたね。NHKは悪質ですね。なんとなく「こんな事故は初めて」みたいな報道の仕方をしていますね。実際は今年に入って2度は起きてます。以下ご覧ください。↓

http://blog.goo.ne.jp/flyhigh_2012/e/e8bb73428072fbef5b95fa26c272a9bb

27トンもある羽。家庭用の扇風機でさえ羽が飛んだりしたら恐怖です。それなのに、あんな巨大な羽が落下って!けが人がいないからといっていいという問題ではありません。不可抗力で済ませては絶対いけないと思います。

http://www.nef.or.jp/award/kako/h12/00syo03.htm 

'99年11月に操業開始してますので、14年です。風車の耐用年数は17年とありますので、あと3年でどれだけ壊れるのか、恐怖です。

【おさらい

風力発電は「自然エネルギー」という言葉が使われているが、それらを電気に変える道具は工業製品。風車は小さなものでもポールが70m、羽が30m、合わせて100mの高さ。 羽の中はベニヤ、強化プラスティックでコーティング。石油の塊のようなもの。  

30mの羽が30tの重さ。3枚の羽をとめるナセル部分に50tの発電機。ポールが数百t。巨大な金槌を逆さに立てるようなものそれを支えるには、倒れないように40m四方深さ10mの穴を掘る。

風車一本は1億円~5.5億円。 ( ゜д゜ )

 

  

 

 

 

 

人がいないところでも鳥が飛んでいくので立ててはいけないと思う!

日本は台風の通り道、竜巻も起こる。本当にもうやめてください。

なんでも品質管理できるという傲慢な考えはやめてください。 

 

 


【人工降雨装置】飲み水のために公務員が水源地に重金属を撒き散らすことは「環境犯罪」ではないのか?

2013-08-29 | ニュース

http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130821/k10013931111000.html

NHKニュース(2013/8/21)より

東京都は、雨が少ない影響でダムの貯水率が平年を大きく下回っていることから、多摩川の上流にあるダムの周辺で人工的に雨を降らせる装置を21日、試験的に動かしました。  

 

 

 

 専門家「信頼性に乏しい方法」

東京都の人工降雨装置について、人工降雨の研究を行っている防衛大学校の遠峰菊郎教授は、「ヨウ化銀は、マイナス5度からマイナス10度くらいになると水蒸気を凍らせ、雨を降らせるが、そのためには今の時期なら高度5000メートルほどの高さまで到達させなくてはならない。東京都の装置で発生させたヨウ化銀が自然の上昇気流に乗ってその高さまで確実に上がっていくかどうかに疑問があり、信頼性に乏しい方法だ」と指摘しました。
そのうえで、「現在、人工降雨の主流は、航空機を雲の中に飛ばしドライアイスなどを直接まく方法なので、東京都もより信頼できる方法に見直したほうがいいと思う」と話していました。
また、化学物質の影響については、「安全性が確認された範囲の分量でヨウ化銀を使っているとは思うが、人体に影響を及ぼす重金属だから使わないに越したことはない。人工降雨に使える薬剤はヨウ化銀だけでないので、検討し直したほうがいいように思う」と話していました。


対 外 報 告  渇水対策・沙漠化防止に向けた人工降雨法の推進 

http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-20-t50-1.pdf 

平成20年(2008年)1月24日
日 本 学 術 会 議
農学基礎委員会農業生産環境工学分科会

3p~4p引用

 (一部引用書き起こし)

次に、ヨウ化銀はそれ自体が弱い毒性を持ち、またヨウ素と銀の化合物であり、化学的環境汚染物質として多くの場合、動植物に好適な効果よりも害的影響の方が大きい問題がある。特に、ヨウ素は人間の甲状腺ホルモンの構成物質であり、人間には必須要素であり、また医薬品(消毒剤のヨードチンキ)として有用な作用を及ぼすが、「毒物及び劇物取扱法」では医薬用外劇物に指定されており、「過ぎたるは及ばざるが如し」のたとえどおり、害の方が懸念される。一方、銀については重金属ではあるが、比較的酸化し難いこともあって、環境への悪影響は比較的少ないと考えられる。いずれにしてもヨウ化銀は自然に分解するが、無毒化するには長期間を要する問題がある。

(中略)

さらには、水棲生物や小魚に影響するとされており、環境ホルモンや重金属の食物連鎖による生物濃縮の問題もあり、ヨウ化銀使用に当たっては注意が必要である。基本的には、ヨウ化銀の毒性に指摘がある限り、微少なりといえども大気中への放出は避けるべきである。
従って、ヨウ化銀法は、中国等の一部の国々で依然として実験されているが、上述した低効率と環境問題(環境立国)から考えて、人工降雨事業への応用は不適であると判断される。


(管理人より)

311後、福島第一原発事故は収束せず、今でも放射性物質が空気中、地下水、海へとダダ漏れの状態が続いています。今日本は人類史上、最悪に重金属に汚染された状態にあるのです。

そんな中であえて、人工降雨として追加で重金属を空に撒き散らす意味があるでしょうか?

福島原発由来の人工放射性物質との複合汚染という視点が、果たして担当職員にあるでしょうか?

担当の公務員は上の文書を読んで反省して欲しいと心から思います。人の命に関わる重要な決定を、不勉強な担当部署の職員に任せてはいけないと思います。彼らは危険かどうかの判断材料も判断力も持ち合わせていません。公害に公務員が加担していることになります。

水源地に重金属を含む水が流れ込めばどうなるのでしょうか?地下水に入って行くでしょう。

地下水脈は血管のように張り巡らされています。どこに重金属の雨が降ってもつながるのです。もちろん福島の地下水が汚染されたら関東まで到達するでしょう。首都圏の水源地がこれ以上汚染されたら・・・

環境中に重金属を追加拡散してはいけないと心から思います。 

 

 

『あとからくる者のために』  坂村真民

あとからくる者のために
苦労をするのだ
我慢をするのだ
田を耕し
種を用意しておくのだ

あとからくる者のために
しんみんよお前は
詩を書いておくのだ

あとからくる者のために
山を川を海を
きれいにしておくのだ

あああとからくる者のために
みなそれぞれの力を傾けるのだ

あとからあとから続いてくる
あの可愛い者たちのために
未来を受け継ぐ者たちのために
みな夫々自分で出来る何かをしてゆくのだ

 


【劇薬って】子宮頸がんワクチン、受ける前に親子で調べよう!【知ってた?】

2013-05-12 | ニュース
 
 
 
 

管理人より
 
ブログ読者の皆様は既にご存知かもしれませんが、子宮頸がんワクチンは問題が多いです。資料として、最近の報道などをアップしておきますので参考にされてください。原子力村ムラだけでなく、「ワクチン」ムラの気配を感じます。お母さん一人ひとりが子どもと考える問題だと思います。
 

 
 
 
 
 
 

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2013051202000122.html

効果薄い? 子宮頸がんの予防ワクチン 2013年5月12日 東京新聞                 

先月から定期接種化された子宮頸(けい)がんの予防ワクチンについて「効果が薄いのでは」との声が上がっている。子宮頸がんは「唯一、予防できるがん」といわれ急速にワクチンの導入が進んだ一方、重篤な副作用とみられる報告も相次いでいる。メリット(予防効果)とデメリット(副作用)のバランスを検証し直す必要はないのか。 (上田千秋)


http://digital.asahi.com/area/tokyo/articles/MTW1305021300001.html?ref=comkiji_txt_end_s_kjid_MTW1305021300001

 
子宮頸がんワクチン「副反応」  朝日新聞  2013年5月2日

◆市民ら対象、勉強会 あす杉並で

 子宮頸(けい)がん予防をうたったワクチン接種がきっかけで、各地の女子中高生に痛みやまひなどの深刻な症状が起きている問題で、「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」は28日、市民や議員を対象にした「子宮頸がんワクチン緊急勉強会」を杉並区で開く。

 問題のワクチンは「サーバリックス」「ガーダシル」の2種。今月から小6~高1の女子に接種が「努力義務」となった。

 だが3月、同区内の女子中学生に接種後重い症例が出たことが判明すると、各地で問題が顕在化。父母らで作られた「被害者連絡会」には、300人余の被害相談が寄せられた。

 厚労省はこうした症状を、因果関係はわからないものの接種を引き金に生じた「副反応」と位置づけ、病院や製薬メーカーに報告を求めている。

 昨年12月末現在で両ワクチンは829万本販売され、副反応報告は1926人。うち「重篤」とされる報告は計861人だ。厚労省が「実質は軽度」とみている約半数の「失神や失神寸前」を除いても、100万本当たり52人に「脱力」「歩けない」「まひ」などの重い副反応が出た計算だ。これはインフルエンザワクチンの重い副反応の20倍以上。1人3本接種のため、リスクはさらに高い。

 厚労省は、サーバリックスの「重篤」報告に筋力低下や感覚まひなどが出る神経疾患「ギランバレー症候群」や「急性散在性脳脊髄(せきずい)炎」が12件あった点を重視。3月の副反応検討会では、医師や接種者に注意を促すワクチンの添付書類に、新たにこの二つを「副反応」として加筆するようメーカー側に指示した。

 だが、この問題に詳しい宮城県の佐藤荘太郎・内科医は「重い副反応を訴える1人1人の症例を詳細にみると、神経疾患や自己免疫の異常を思わせる症状はもっと多く、もっと絡み合って出ている」と警告する。

 28日の勉強会では、症例の共通点などを紹介。民間の薬害監視団体「薬害オンブズパースン会議」の隈本邦彦・江戸川大学教授が、このワクチンの費用対効果や諸外国の研究などを解説する。接種の実務を担う地方自治体の議員に向けても「自治体のチェックポイント」「議会質疑に使えるデータ」などを紹介する。

 「あんさんぶる荻窪」(荻窪5丁目)4階で、午前10時~午後5時。市民は無料。議員は23区内が3千円、区外・都外が2千円。問い合わせは連絡会(042・594・1337)へ。(斎藤智子)


http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013051102000117.html

子宮頸がんワクチン 副作用、実態調べて 被害者連絡会 2013年5月11日 東京新聞

子宮頸(けい)がん予防ワクチンの接種をきっかけに、深刻な「副作用」を訴える女子中高生が各地で相次いでいる問題。被害者の親らでつくる民間団体のメンバーが十日、全国の小中高や大学などの被害実態を調査するよう、下村博文文部科学相に要望書を提出した。保護者らを動かすのは「学校現場に被害の実態を知ってもらい、被害に苦しむ人たちの役に立ちたい」という切実な願いだ。 (加藤文)

 要望したのは、被害者の親や議員らでつくる「全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会」。要望書では、小中学校や高校、専門学校、大学などを長期欠席している女子生徒らが、直前にワクチンを接種していなかったかの確認のほか、被害に苦しむ実態を学校に周知してほしいと訴えた。連絡会によると、下村文科相からは調査に前向きな回答があったという。

 厚生労働省によると、国内では二〇一一年に子宮頸がんで二千七百三十七人が死亡した。〇九年に承認された予防ワクチンは、昨年十二月末までに推計で三百四十二万人が接種。病院などから痛みやけいれんが起きた事例の報告は因果関係が明らかでないものを含め千九百二十六人で、うち「重篤」とみられる報告は死亡した一人を含め、計八百六十一人に上った。連絡会は三月二十五日に発足。これまでに被害を訴える相談は三百件を超えた。今後も相談を受け付ける。問い合わせは連絡会=電042(594)1337=へ。

◆苦しむ娘 無念の両親

 「娘のためとはいえ、取り返しのつかないことをしてしまった。ワクチン接種以外、原因は考えられない」。今も深刻な副作用に苦しむ福島県の高校二年の長女(16)の両親は下村文科相と面会後、東京・霞が関の文科省記者クラブで記者会見し、無念の気持ちを率直に語った。

 両親によると、スポーツ万能だった長女が子宮頸がんワクチンを初めて接種したのは、中学三年だった二〇一一年八月。翌月の二回目の接種後、手首やふくらはぎなどの痛みを訴え始めた。一二年四月の三回目の接種後には、症状がさらに悪化。四〇度を超す高熱が続き、約二カ月入院した。

 血液検査で、全身に痛みを伴う免疫疾患の難病「全身性エリテマトーデス」と診断された。医師には入院治療を続けるよう言われたが、苦労して入った希望の高校だったため、長女は退院し復学。今もステロイド剤などを毎日飲んで症状を抑え、何とか高校に通っているという。

 父親(42)は「何回も娘の体調を説明して理解を求めたが、高校からは、このままでは出席日数が足りず留年になるとしか言われず、特に配慮してもらえなかった」と振り返る。

 ワクチン接種と長女の病気との因果関係についても、医師からは何の説明も受けていないという。

 母親(41)は、四月からワクチンが定期接種になったことに触れ「娘と同じような被害が拡大するのでは」と心配する。「これ以上、娘のような被害者を出したくない」と気丈に語った。

 <子宮頸がんワクチン> 子宮の入り口にできるがんで、性交渉で感染するヒトパピローマウイルス(HPV)によって発症するとされる。国内で使用されている子宮頸がんワクチンは、2009年に承認された「サーバリックス」と「ガーダシル」の2種類。予防接種法の一部改正で今年4月、小学6年~高校1年の女子に対する予防接種が原則無料で受けられる定期接種になった。



海鳥は、無言で私たちに教えてくれています。

2013-04-19 | ニュース

海鳥がプラスチック製の小さい蓋などを飲み込んで死んでしまった様子を写したこの動画に大きなショックを受けました。私たちの暮らしを根本から見つめ直すことに役立つのではないかと思い記事にしました。

この海鳥は、図鑑で調べたところ、コアホウドリ(アホウドリ科)、夜、海面近く上がってきたイカを捉えて食べるそうです。夜なのでプカプカ浮いてたプラスチックの蓋を飲み込んでしまったのだろうと思います。親が飲み込んだ餌を貰うときヒナの口にも入ってしまうのか、親が死んで餌をもらえなくなってそうなってしまったのかわかりませんが、ヒナも死んでいます。

私は、息子が小さい頃、貝殻の収集をしていたので一緒に山口県の海岸線を歩き回っていたことがありますが、ペットボトルの蓋はよく落ちていました。微小貝と呼ばれる数ミリの小さい貝は、綺麗な海にしか生息できず、日本海側の方がみつかりやすいです。角島、見島で希少な貝殻を採集したことがあります。海水浴に行っても漂着ゴミが気になって仕方ないので到着するとすぐ道具を借りて掃除をしたこともあります。とにかくどの海岸線にもペットボトルが落ちていないところはありません。

しかし、この鳥たちの様子を見ると、もうそんな清掃程度では間に合わないと感じました。既に世界中の海に流れてしまっています。そして漂着ゴミは増える一方です。せめてペットボトルや、小さい蓋のある製品をメーカーが作るのを世界中でやめない限りは、人間以外の生き物は、このアホウドリのように犠牲になり続けるでしょう。

プラスチック製品が私たちの暮らしの中に大量にあります。私は昔から外で使うプラスチック製の洗濯バサミが劣化するのが気になって仕方なく、10年間ぐらいかけてすべての物干しや洗濯バサミ類をステンレス製に切り替えました。環境的には、ステンレス製の洗濯バサミも石油を使って作るので、やっぱり負荷はあると思いますが・・・息子に残そうと思います。本当は、洗濯物は青竹に洗濯バサミなしで袖を通して干す方式が実は一番いいのかもしれません。

 

プラスチックは石油を原料に各種の添加剤を加えて作る化学物質。

こちらを是非読んでください。⇒http://codenameo5.blog.fc2.com/blog-entry-702.html?sp

コンビニのお弁当もプラスチックに入っていてしかもレンジで温めてもらう人もいますが、発ガン物質が溶け出すそうです。プラスチックの食器や容器からは、これらの危険な物質が使うたびに溶け出ているのです。子どものお弁当箱もプラスチック製が多いですね。お味噌も陶器に移し替えずそのままカップごと使ったりしてました。 もうすぐにでも台所を整理したくなります。

 

http://codenameo5.blog.fc2.com/blog-entry-702.html?sp  より転載

プラスチックの毒性の弱さが逆に恐ろしいラットの実験結果 

プラスチックに対する不安に明確にこたえてくれたのは、かつて、その実験をしたことのある坂下栄さん。

「危険な物質でつくられたプラスチックに現代の人間は、赤ちゃんのときから接しています。にもかかわらず、あまり危機意識を持っていないのは、毒性が弱い(摂取量が少ない)からなんです。でもそれは、危険が見えないということで、逆に恐ろしいことなんですね。ジワジワと身体が侵されているのに気づかない。人体実験にさらされているとしか思えないのです」と語ってくれた坂下さんは、プラスチックの慢性毒性を調べるために、発泡スチロールのカップ、ポリスチロールのカップ(よく使い捨てにされる半透明のもの)、ゴミ袋として使われるポリエチレンの袋にそれぞれお湯を入れ、それを冷やしたものと水道水の4種類でラットを2年間飼育しました。

その結果の一部が左の写真です。なんとスチロール製のコップの水で2年間飼育したラット7匹のうち4匹に腫瘍が発見されたのです。またそれぞれの水によって、ラットの体重にも変化が生じたといいます。

これらのラットは、私たちに明らかな警告を与えています。

 


右の写真は、おなかの部分の腫瘍が異常に増殖したものです。体重700gのうち、腫瘍部分の重さは、なんと350gも占めていたといいます。ちょうど自分の体重と同じ重さの腫瘍をつくってしまったのです。こんな大きな腫瘍でも、1年半頃までは、外から見て分からなかったそうです。ということは、わずか半年でこれほどに増殖してしまったということになります。
 

こちらは、首のところに腫瘍のできてしまったラット。腫瘍の大きさは、約3cmX4cmだそうです。このラットも、上の写真のラット同様に1年半頃までは腫瘍が観察されなかったそうです。プラスチックから溶け出た物質を飲み続けていると、ある日突然こうした腫瘍ができはじめ、急激に増殖を開始するわけです。慢性毒性の怖さがここにあります。

 

 
上のラットの解剖写真。顕微鏡で観察した結果、この腫瘍は、線維肉腫と呼ばれるもので、腫瘍が内臓にではなく皮下にできたために、2年間も生存することが可能だったようです。またこのラットの腫瘍は良性のものでしたが、ほかのラットでは、悪性のものも見つかっているといいます。ちなみにラットの2年というのは、人間の60歳くらいに当たるそうです。
 
プラスチック抽出水飲料による平均体重の変化 「三重大学環境科学研究紀要 第l号」より


右のグラフは、4種類の水をそれぞれ飲料水として育ったラットの1匹あたりの平均体重の変化です。実験開始時には、生後1カ月(離乳直後)のラットを意図的に選んだそうです。それは、成長期である子どものときから、プラスチックを微量であれ取り続ける可能性のある現在の生活を配慮したからです。結果はみごとに雄、雌ともスチロールコップ、発泡スチロール、ポリエチレン袋、水道水の順で重くなっています。やはり、発育にも影響を及ぼしています。
線維肉腫:細胞などをつなぐ組織の線維が増殖したもの。
 

  

 アホウドリのようにプラスチックを異物として飲み込まなくても、私たちは日常的に、プラスチックから溶出する微量毒物を体に取り込んでしまっているんだなと思いました。
 
上のグラフを見ると、子どもにペットボトルの飲み物を飲ませないようにしなければと思います。ジュースなどペットボトル飲料の中身も遺伝子組み換えのブドウ糖果糖、容器からも発ガン物質。これは一回でも飲まないようにするしかありません。
 
学校のバザーや文化祭などで、必ずスチロール製のどんぶりに、高温のうどんや豚汁、おでんなど入れます。あれもやめてほしいです。
微量に毒が溶け出し、しかも、それ自体が投棄され、環境中に放り出された場合も誤飲で生き物を殺す可能性のあるペットボトルなどのプラスチック製品。
 
「え~ペットボトルは軽くて便利なのに~」という声が聞こえてきそうです。
しかし、水筒にかえても飲み口の部分がなんとプラスチック!!! 詰んだ! (ಠ_ಠ)  でも諦めずに、そうでない水筒を探します。
 
今、私はマヨネーズはグリーンコープのガラス瓶入りを使っています。しかし、一般のスーパーは小さい赤い蓋のついたプラスチック製のチューブも多いです。瓶のリサイクルが進めばメーカーもチューブをやめるかもしれないのに・・・
 
遺伝子組み換え食品だけでなく、私たちの暮らしの中にたくさんあるプラスチック製品。とくに食べ物の保存など、ほとんどの母親は使っていると思います。せめて陶器にかえることが可能なものは変えていこうと思いました。
 
問題は歯磨き。 歯ブラシと練り歯磨きチューブをやめて、指と塩にするとか・・・・きついです。
 
追記 ねずみなどを使った動物の実験についてはどうなのかという話ですが考え中です。ハムスターを飼って最後まで看取った人から教えてもらいましたが、ガンができていたそうです。ハムスターを飼うゲージに付属のプラスチック製の水飲み器を通して水を飲んでいたそうです。餌ももうすでに汚れていると思いました。  
 
みなさんはどうしますか?  「使い終わったら燃やせばいい」はこのブログではNGということで。

4/13早朝の淡路島震度6弱の地震時の山口県対応まとめ~そんな対応で上関作っていいのでしょうか?

2013-04-13 | ニュース
 
 
今回の地震淡路島震度6弱(4/13朝)のとき、私は起きてパソコンの前に座っていました。震度1でしたがかなり揺れました。そして津波や伊方原発が気になりツイッターで情報収集しながら、山口県HPの対応を見ていて、これはダメだと感じました。
 
まず、全国の放射線情報 ⇒ 
 
 
 
 
 
 
 
 
 となってるにもかかわらず、朝5時半に地震が起きて二時間経っても山口県の災害緊急災害トップページにも、山本繁太郎知事のツイッターも何も更新されませんでした。証拠のキャプチャー画像。↓
 
山口県の災害緊急災害トップページ http://www.bosai-yamaguchi.jp/disaster/CUDISASTER/top/disaster.shtml
最終更新はなんと 2012年9月18日
 
 
 
山本繁太郎知事のツイッター https://twitter.com/y_shigetaro  
 
最終更新がなんと 2012年7月11日!  公人がツイッターする場合はその役割は大きいはずです。選挙に当選すればほったらかしていいのかと思います。
 
 
 
これでは、もし大地震や津波で伊方原発が爆発し、放射能が漏れて流れてきても山口県民が知るすべがないと確信しました。
福島原発事故より、海の向こうということで情報の提供が悪いかもしれません。ファックスを送ることになってるようですが本当に届くのでしょうか?
山口県民としては伊方原発が心配です。
 
原発事故が起きた時のシミュレーションを瀬尾先生の本から転載します。『原発事故・・・そのとき、あなたは!』より
 
伊方発電所  四国電力  加圧水型 3基 202.2万kw 想定ガル570  原発から半径30km圏内の自治体総人口26万人
 
 
 
 
  
 
 
伊方原発のすぐ近くに、中央構造線断層帯があります。↓ 
『上関原発建設予定地周辺の巨大な海域活断層群  原子炉建屋直下の脆弱な地盤』  冊子より
 
地震調査研究推進本部より転載
 
 
 
 
 
 
南海トラフ地震で津波が来て伊方原発が爆発したら、山口県も大被害を受けます。
山本知事が白紙撤回しない上関原発の予定地は伊方原発の目の前。
風向きによっては、死の灰が障害物なしで海を越えて山口県に降り注ぎます。
 
この程度の地震でも何も対応が見えませんでした。
せめて「山口は震度1、伊方は異常なし」ぐらいは出るかなと思って昼過ぎまでHPを見てましたが
何も出ませんでした。よって、上関原発を作る資格はないと思います。
この公約は嘘だと思います。↓
知事のツイッターにメンションしましたが無視されています。
 
 
 
 

急性白血病について チェルノブイリと福島の証言を目を背けずに見る

2013-01-12 | ニュース

チェルノブイリ小児病棟 〜5年目の報告〜
1991年8月4日放送

急性白血病で死亡した11歳の少年。不調を訴えてから僅か20日。住んでいた地域の線量を測定してみると毎時0,33μシーベルト

2013年1月11日福島集団疎開裁判の柳原弁護士(21:47~)

「福島県相馬市とその周辺によっては急性白血病が発症する子供・大人の数が急増しているという報告がなされています。

2009年までには急性白血病による死亡者は
福島県200万の内、たったの2名でした。ところが40分の1にもみたない
人口5万の相馬市内で去年1年間ですでに5人の人が急性白血病で
なくなっています。

今福島県では見えないところでたくさんの健康被害が進行しています。」

 

 

 


【税金】がれき受け入れないのに14団体に復興予算340億円交付【お手盛り】

2012-12-23 | ニュース

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2012/12/22/kiji/K20121222004826390.html  より転

 

こんなお手盛りを許していいのでしょうか? 「復興」という美名で環境省が地方に大盤振る舞い。手を挙げただけで実際には検討してもないところにまで160億円もわたすなど、もはや、税金泥棒

こんなニュースを見ても、怒らない市民ってなんなのでしょうか?ありえません!

160億円を今すぐ福島の子供たちの移住費用に回してください!

追記 :下は古い記事ではありません。12/28までにとあります。過ぎた場合もトライと書いてあります。いちいち、ツイッターで文句言ってくる女性がいます。本当に鬱陶しいです。見に来ないでください。

 

池田こみちさん 「瓦礫受入除外自治体に 340億円の交付金の笑止千万」↓

http://eritokyo.jp/independent/ikeda-col1255...html

 

追記  あざらしサラダさんのブログより 

【緊急投稿】各自治体が震災瓦礫の受入を強行する本当の目的↓

 http://azarashi.exblog.jp/17035065/

う~ん、あざらしサラダさんのブログを読みました。「循環型社会形成推進交付金」と「震災復興特別交付税」という砂糖にたかるアリ=震災瓦礫に手を挙げた自治体、だったというわけですね。やっぱり。「絆」でもなければ「燃やして応援」でもなかったということです。一般市民の純粋な気持ちを利用した悪質さが何とも言えない後味の悪さを残します。(管理人)